青森県にゆかりの大町桂月の文学碑が、県内に43基あるとのこと。
桂月が愛した蔦温泉は、終焉の地で、胸像、墓とともに多数の碑がある。
蔦温泉を詠んだ和歌の碑。
桂月と青森県との関わりの説明。 墓には辞世の句。
奥入瀬観光センターの前にはお馴染みのフレーズ
”住まば日の本 遊ばば十和田 歩けや奥入瀬 三里半”
蔦川砂防公園には2基の案内図碑の一画に刻されている。 絵も桂月の作。
立田の滝では立田姫を詠んだ。 城ヶ倉大橋の手前の碑には、「嫦娥くら」の字。
今は閉鎖されている城ヶ倉渓谷を踏破した説明では、鹿内仙人も同行している。
暗門アクアビレッジには、暗門の滝を訪れた紀行文と俳句。
青い海公園の碑。
新しい碑が多く、デザインもしゃれていると思ったら、県内にある43基のうち、平成10年前後の5年間に20数基が集中的に建てられた。
平成7年に小笠原耕四郎の「酒仙・鉄脚の旅人 大町桂月」が出版されて、県内各地に桂月の足跡が知られたことと、「文化観光立県」で補助金が出たことによるらしい。