八甲田の北麓に「八甲田ブナ施業指標林」がある。 昭和48年指定とあり、
40年ほど経過しており、実験目的も終えたと思われるが、案内板が藪の
中に残っていた。
一帯はブナの純林。 道路脇の林縁にはブナの幼木が密生。
雪の下になった部分はまだ芽吹かない。 笹はブナ林更新の阻害要因。
笹の脇にブナの稚樹が密生。
そこを通る林道は、雪や水溜りがあり、車が通っていない。 道路幅いっぱいの
水溜りには夥しい数のオタマジャクシや卵が見られる。
路面にフキタンポポ。 竹藪の中にミヤマスミレが群生。
道路沿いにタムシバが頻出。
鉄塔のある山に到達。 標高849mだが山の名前はない。
林道をさらに進むと、崩落で通行禁止。 嘉瀬子内への分岐。こちらが崩落。
堀子岳を目指したが、霧が出て展望きかず。 林道も藪になって引き返す。
オオバキスミレ、 コミヤマカタバミが慰めの頬笑み。
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