中泊町にある大沢内溜池は、芦野池沼群県立自然公園の一部である。
湖岸線が複雑に入り組んだ溜池で、湖岸の一角に名水の湧つぼがある。
駐車場の傍に立派な休憩所。 180mと150mの木製の橋が湖岸を繋ぐ。
溜池の周辺部は標高50mほどの丘陵で、ミズナラを主体にした雑木林。
その中にブナがかなりの密度で混じっている。 この標高でのブナは学術的に
貴重らしい。
湧きつぼ由来の表示板。平成20年に、「平成の名水100選」に選定された。
湧きつぼへの道。 鳥井をくぐり、階段を下る。
溜池は、秋から翌春まで貯水するので、その間湧きつぼは水没する。
5月下旬、湧きつぼはまだ水没していた。 林下にコケイランが見られた。
初めてのリアルなコシカケ、とても立派で感心したとともに、逝去しなければコシカケが付かない現実を知り複雑な気持ちになりました。
この際「夫婦橅」の看板は止めて、魂と肉体とか輪廻転生とかにテーマを変えたらいいのにと思いました。