白山の花
白山では早くから植物の研究がすすめられ、ハクサンを冠する植物が20種余
あるとのことだが、固有種はほとんどないらしい。
砂防新道を登ると、キヌガサソウの数株の群落が次々と現れる。
右は日陰にあって、白い花の表情をかろうじて捉えた。
カラマツソウ、イブキトラノオ、タカネスイバ はいたる所で見られる。
ミヤマキンポウゲは一番の大群生。
おなじみの ハクサンフウロ。
斜面の肩にあり、バックの山を
入れたいが、生憎の濃霧。
岩場には ハクサンオミナエシ。 白山以外では コキンレイカ で知られる。
ヨツバシオガマ は八甲田のものより色が薄い。 白い花で、エゾシオガマ があるが、
これは葉の形から ヨツバシオガマの白花。
セリ科は、ハクサンボウフウ、
ミヤマセンキュウ、
シラネニンジン、
イブキゼリ などがあり判別が
難しい。
これは花序が盛り上がって、
茎が太いので ミヤマゼンコ 。
室堂の近くに クロユリ が大群生。
ハクサンコザクラ は霧で下向き。 ゴゼンタチバナ は白山の主峰 御前峰からの命名。
室堂のビジターセンターでは、咲いている花情報をコース上に表示。
帰りのコースで現れた ハクサンタイゲキ 。 里のノウルシと同じ。
クロトウヒレン テガタチドリ
帰りの観光新道コースは花畑の連続だが、全景は霧に包まれる。
下山路後半に、ササユリ が次々と
優雅な姿を見せた。
花は1輪が多いが、2輪、3輪もあった。
ハクサンシャジンはまだ蕾。
おなじみの、ハクサンチドリ、
ハクサンイチゲ、 ハクサンシャクナゲ
は目につかなかった。
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