ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

白山の花

2014年07月21日 | 

  白山では早くから植物の研究がすすめられ、ハクサンを冠する植物が20種余

  あるとのことだが、固有種はほとんどないらしい。

Photo Photo_4

砂防新道を登ると、キヌガサソウの数株の群落が次々と現れる。

右は日陰にあって、白い花の表情をかろうじて捉えた。

Photo_5 Photo_6

  カラマツソウ、イブキトラノオ、タカネスイバ はいたる所で見られる。

           Photo_7

               ミヤマキンポウゲは一番の大群生。

Photo_8



ハクサン がつく最初のものは

おなじみの ハクサンフウロ。

斜面の肩にあり、バックの山を

入れたいが、生憎の濃霧。

                   Photo_11

  岩場には ハクサンオミナエシ。 白山以外では コキンレイカ で知られる。

Photo_9 Photo_10

  ヨツバシオガマ は八甲田のものより色が薄い。 白い花で、エゾシオガマ があるが、

                        これは葉の形から ヨツバシオガマの白花。

Photo_12

 

  


  セリ科は、ハクサンボウフウ、

  ミヤマセンキュウ、

  シラネニンジン、

  イブキゼリ などがあり判別が

  難しい。

  これは花序が盛り上がって、

  茎が太いので ミヤマゼンコ 。

           Photo_13

                室堂の近くに クロユリ が大群生。

Photo_14 Photo_15

ハクサンコザクラ は霧で下向き。   ゴゼンタチバナ は白山の主峰 御前峰からの命名。

             P7161217

         室堂のビジターセンターでは、咲いている花情報をコース上に表示。

           Photo_19

     帰りのコースで現れた ハクサンタイゲキ 。 里のノウルシと同じ。

Photo_16 Photo_17

   クロトウヒレン                 テガタチドリ

 帰りの観光新道コースは花畑の連続だが、全景は霧に包まれる。

Photo_18

下山路後半に、ササユリ が次々と

優雅な姿を見せた。

花は1輪が多いが、2輪、3輪もあった。



ハクサンシャジンはまだ蕾。

おなじみの、ハクサンチドリ、

ハクサンイチゲ、 ハクサンシャクナゲ

は目につかなかった。