全国で「駒ヶ岳」の名前がつく山が18あり、一番高いのが甲斐駒ヶ岳。
南アルプス林道はこのバス以外は輸送車両は通れない。 車窓から鋸岳。
鋸岳のアップ。 中央の三角峰2つが重なった谷の部分に白い点が見える。
バスから肉眼で針の穴ほどに見えるが、高さ2,7mの「鹿の窓」と称される穴。
標高2036mの北沢峠、 後ろの建物は山小屋だが水洗トイレで、 飲食物の
メニューも豊富。 生ビール700円。
標高2264mの仙水峠まで登ると、白い岩峰が現れる。 左が甲斐駒ヶ岳の
山頂部。右は麻利支天。山岳信仰の対象の山の一峰につけられるらしい。
登るにつれて展望が開け、鳳凰三山が全容を見せる。 尖峰は地蔵岳。
鳳凰三山の上に富士山。 山頂に雲があるが、裾野の線でそれと分かる。
富士山に次ぐ高峰北岳は近くにあるが、山頂が雲に覆われて、姿を見せない。
山頂下の斜面、花崗岩とそれが砕けたザレ場を喘ぎながら登る。
山頂 2967m 石造りの社は駒ヶ岳神社奥社
下山コースに広大なハイマツ帯があった。 ホシガラスが飛び回り、ハイマツの
マツボックリを、食べた跡が登山道のいたる所で見られた。