Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

江戸日本橋絵巻5-2

2007-07-03 | テディベア

あんけらこんけら糖売り、この絵とあんけらこんけら糖ってこんぺいとうのこと?などと思って、立ち止まってしまいました。
飛脚は大事な文を届けるために、走っています。

 

元気のよい棒手振り魚屋、魚屋さんは元気がなくちゃ、青物売りの姿も見えます。

 

たが屋、たがは、おひつや桶やたらいなどを締めている金属製の輪のこと、直し専門の職人さんがいたんですね。

 

もも売り、もものおいしそうなこと、きせる売り、首から下げているところがおもしろい、鳶のおにいさんはいなせです。
辻駕籠も走っています。

 

しゃぼん玉売り、いいですね、こんな風景、一日中、おじさんの前に座って見ていそう....。

 

刃物研ぎ、子どもの頃、刃物研ぎのおじさんが家々を廻ってきてくれていたのを思い出しました。

 

桜草売り、風流ですね、紙製の鯉幟売り、子どもの健やかな成長を願って親が買い求めたことでしょう。
本堂建立の勧進の婆さん達、おばあさんたち、生き生きして楽しそうです。


あんけらこんけらとは、手持ち無沙汰でぼーとしていること。
「人の女房と枯れ木の枝は、あんけらこんけら、登りゃ登るほど、あんけらこんけら」と歌いながら飴を売り歩いたので、あんけらこんけら糖売りというんだそうです。
飴売りは江戸の物売りの代表選手、その奇抜さは、町民文化の華かもしれません。
千年飴、お駒が飴、安南こんなん唐人飴、飴売り土平、狐飴売、鎌倉節の飴売、おたんさん飴売、取替平、あんけらこんけら、飴細工などがあったそうです。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プチくま家の管理人)
2007-07-03 07:27:44
当時の身近な生活がよくわかるねぇ。
露店がおもしろいのは今も昔もかわらないねっ。

もも売っているのがおいしそうなのっ。かぷっ。
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Unknown ()
2007-07-03 11:29:18
そー、そー、今の、お祭りの露店みたいな感じですね。
一番下の絵は何があるのかなぁーって、覗き込んじゃいましたね(笑)
たがやさんとかシャボン玉売りなんて思いも寄らない職業がありますね。
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Unknown (なほ)
2007-07-03 13:19:06
和のものって何でも好きです。
こういう絵、ホントかわいらしいし楽しいし
いいですよね。

こいのぼりを売ってるおじさん~
お顔が見えてないよう~(笑)
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生活! (Donn)
2007-07-03 13:48:00
現在の原点ですね。
楽しんで生活しているようで
心豊かな気持ちですね。
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物売り (jun)
2007-07-03 18:08:39
>プチくま家の管理人さん
ほんとに、もも売りのおじさん、ひとつちょうだ~いといって、すぐにぱくっしたいですね。
おいしそう、でも、飴もほしいし、シャボン玉もほしい....。

>和さん
たが屋さんは、たらいや桶が必需品でしたから、緩んだら締めてもらっていたんでしょうね。
シャボン玉も、石鹸が日本に伝来したのが天文12年ごろから慶長元年(1543~96)にかけてポルトガル船やスペイン船によるそうで、はじめは、一部の武家とキリシタン社会の人々に使われ、用途は洗剤としてより子どもの玩具<シャボン玉>として親しまれたそうです。

>なほさん
和のものって落ち着きますよね、私もすきです。
あはは、鯉幟売りのおじさん、お顔隠して(というより隠れて?)ますね。
ひょっとして、おにいさんかもしれません。(笑)

>Donnさん
いまより、心ゆたかな気がしますね。
生活を楽しむゆとりが感じられます。
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江戸の風景 (ガリ)
2007-07-03 20:11:19
楽しくて、心豊かな江戸の風景ですね。
走っている魚屋さん、威勢ののいい声が
聞こえてくるようです。
しゃぼん玉売り、いいな~。

テレビもなく、情報の少ない時代
地方の田舎で生活していた人達は
こんな江戸の風景は知らなかったのでしょうかね...。

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情緒がありますね (みぞやん)
2007-07-03 22:20:33
あんけらこんけら、面白いですね
こんな物売り屋さんが沢山出てると活気づいてて、街行く人も楽しみですよね。魚売り屋さんはいつも元気、雨売り屋さんはなんとなく楽しげ、鳶のお兄さんはほんと、いなせですよ。今は車社会になって、こんな触れ合いはありませんからね。私が子供の頃田舎には行商のおばちゃんが魚売りに来てましたが、最近はこんなの見る事もなくなって寂してです。
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江戸 (jun)
2007-07-04 06:33:33
>ガリさん
そうですね、いまでも、テレビなどでの情報と現地で、直に触れるのとは違いますが、地方との格差はたしかにあったでしょうね。
だからこそ、花のお江戸の....言葉もあるのでしょう。

>みぞやんさん
あんけらこんけら、はじめて聞いた言葉なので、まさかと思って、ネットで検索したら、出てこないと思っていたので、でてきてびっくり、いろんなことがわかりました。
群馬県地方の方言だそうです。
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