Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

イルフ童画館

2014-10-17 | テディベア

今年は、童画の王様と言われている武井武雄さんの生誕120周年です。
かねてから行きたいと思っていた彼の作品が展示されている「イルフ童画館」に出かけました。

 

10月3日、岡谷駅で、滞在中の名古屋から来たDonnさんと待ち合わせ、岡谷郵便局で風景印を押してもらってから、やってきました。

 

童画通りでも見かけた街燈が建物にぴったりの風情です。

 

Donnさん家のパンダくんとキャンディちゃんとメイが久しぶりに出会ったご挨拶がてら、ラムラム王の記念碑の前で記念撮影をしました。

         

「ラムラム王」は彼が文章も挿絵も手掛けた児童文学の代表作で、はじめて買って読みましたが、とても面白い本でした。

 

入口を入ると、

 

すぐに、大きなレリーフ「星曜日」が迎えてくれます。

 

遠い星を見ている者は幸である。
星に着陸してその無慈悲な肌にさわるものは不幸だ。
もしも愛するものがあったら
遠くにおいて手を伸さないようにしよう。
征服は又の名を惨敗という。
仰ぎみよ、星はいつも君たちの上に居て、
春夏秋冬はこの星空と、
君たちのベッドとの間を静かに流れていく。
星曜日こそ星空の最も美しい日なのだ。
(図録より)

 

ミュージアムショップに飾られた手作りの120歳のバースデーケーキ、参加者それぞれのお祝いメッセージが書かれていました。

 

ミュージアムショップの一部、たくさんの絵本や書籍、絵はがき、グッズなどが並んでいました。
展示室は写真撮影が禁止でしたが、一部だけ、OKの場所がありましたので、明日、紹介します。
1階から3階に渡る吹き抜け空間に、すばらしいタペストリーと吊りオブジェが飾られていました。