暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

腎臓科

2012-03-29 18:47:16 | 日記
退院時、夫は、「慢性腎臓病」と診断され、たんぱく質と塩分を抑えた食事療法を
摂ることになり、料理係の私は、薄塩の味付けと、動物性たんぱく質の抑えた食事を
用意する毎日です。

退院後に、栄養士の方による栄養指導を受けました。

たんぱく質は60gまで、塩分は6gまで。

牛乳は100mlまで。豚肉60g、鰺60gです。

緑の濃い野菜はたんぱく質が多いので、一日一回まで。

そのような指導をされ、料理の本のご紹介をお願いすると、「腎臓病食品交換表」という
参考書を教えていただいて、病院の売店で購入し、帰ってきました。

食品は計量しましょう、ということなので、朝、昼、夕、間食と、食品の分量をそれぞれ、
ノートにつけています。

制限が過ぎると、栄養失調になってしまうから、ご飯180gはしっかりと
摂ってください、ということでした。


退院後10日以上たちます。

工夫してきたつもりでしたが、きのう水曜日の腎臓科の検査結果では、クレアチニンも
改善されておらず、腹部エコーでは、腎臓がいびつになっているので、長いこと、
腎臓が悪かったのでしょう、と診断されました。

3食気を付けて作っていても、こういう状態で、検査の結果が出る前までは、
食事療法の効果を楽しみにしていましたが、そう、うまくはいかないのだと
知りました。

クレアチニンは「1」前後の数値を上下していても、それは、誤差範囲の程度で、
よくなっていたりはしないのでした。


これから、長ければ20年以上も、食事に注意して作り続けるわけで、大変そうですが、
しかし、それも薄味は慣れていくらしく、私もその薄味料理を食べています。


腎臓は薬で治せないので、食事療法は絶対必要なものだそうです。

これ以上、腎臓に負担をかけない食事を続けて、今の状態を維持していければと
思っています。
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