ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): huge protests in London

2019-08-30 15:07:23 | 日記
2019年8月30日(Fri.) UKで信じられないようなことが起きています。新PM(首相)が、議会を長期に渡って停会すると宣言しています。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 8月29日発 )

<原文の一部>
Boris Johnson’s decision to suspend Parliament sparks huge protests in London
この決定によって、ロンドンで大規模な抗議活動に発展しています。(意訳)



British Prime Minister Boris Johnson’s decision to suspend Parliament ahead of Brexit has sparked a huge political and public backlash.

Thousands of people gathered outside the gates of the Parliament on Wednesday evening to protest against the move, which many have deemed undemocratic and unconstitutional.

An online petition to revoke the suspension of Parliament has surpassed 1m signatures.

(抜粋) この決定に基づき、大衆の大きな反発を招くことになっています。 水曜日の夜、議会の前に多くの抗議者が集まりました。彼らは、PMの決定に関し、非民主的( undemocratic )で、憲法違反( unconstitutional )であると抗議しているのです。
ネットでの請願は、この議会停会の決定の無効を求める内容であり、百万人を超える署名が集まっています。

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詳細については報じられていませんが、UKの政治動向には目が離せない状況になっています。 ただ、日本国内の主要メディアでも、大きくは取り上げていないようです、今のところは。



翻って日本、消費税率の10%へのUPや、年金制度の根幹を揺るがすような発表が成されたり、しかも、参院選への影響を避ける為か、作為的に発表を遅らせたとしか考えられない等と、多くのメディアでも取り上げられているにも拘らず、日本人は、直接的な抗議活動がニブイようです。 暴力は断固反対ですが、政治への異論がある場合、時には、自ら声を上げるべきでしょう、街頭に出て。

今の選挙制度は、国民の総意が反映されているとは思えません。考えて欲しい。 得票率が30%前後の政党が、議席数で過半数を確保するところに、そもそもの問題が存在しています。仮に得票率が30%ならば、その政党の議員数も30%になるようにすべきです。

その上で、独裁に陥らないようにし、必要ならば、大連立でも、連立でも組めば良いのです。 決められる政治と言っても、決める内容が劣悪であるならば、決められない方がマシです。 兎に角、右も左も独裁はダメです。

また、政治の “安定” は目的ではありません。要は中身です、政策です。こんなことは当たり前のことですが、安倍は、いつも人民を欺こうとしているのです。また、それに騙される人の何と多いことか。実に嘆かわしいことです。



話を切り替えます。 今日、3時間ほど車で買い物に出かけました。 そこで、呆れるほどの多くの交通マナー違反等を見かけました。 最初に見かけたのは交通事故、2台の車が横並びで同じ方向を向いて、中央分離帯に接触する形で衝突・停止。 パトカーが実況見分している最中でした。一体、どんな運転をしていたのでしょうか。 2番目、三車線部分の左端を走っていた車が、いきなり右端車線まで移動して、そのまま交差点を右折して行く暴挙。3番目は、片道2車線道路の追越し車線(右側)を走っていた車が、低速とは言え、いきなり左にハンドルを切ってコンビニに入って行きました。この時、走行車線(左側)にも何台か車はいたのです。 そして4番目、交差点は青でしたが、前方が渋滞していたので、交差点点前で一時停止していました(私)。そこに対向車線から右折車がやって来たのですが、右折して行かないのです。私が、わざわざスペースを空けているのも拘らずです。何か、運転感覚が無いのでしょうか、呆れました。 さらに5番目、信号待ちしていて、青に変わったので、徐々に前進、しかし、直前の車はブレーキランプが点灯したままです。1〜2秒待ちましたが動く気配が感じられなかったので、クラクションを止む無く鳴らしました。やっと気がついたようで発進して行きました。一応、礼儀だけは心得ていたようで、その車はハザードランプを点滅させて “ゴメン”(?)の合図をして走り去りました。最後に6番目、対向車線にパトライトの明滅が見えましたので、また事故か? と思いましたが、実際には、女性ドライバーが何かの違反をしたようで、停止を命じられて反則切符を切られているところでした。

たった30kmぐらいのドライブだったのですが、こんなに “異常” を見かけることも珍しい印象でした。 ただ、昨今、首を傾げたくなるような運転をする人は、減るどころか増えているのではないかと思えるぐらいです。
まア、お互いに気をつけましょう。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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