2016年11月10日(Thu.) 今日も寒い一日になりましたが、メディア各社は、トランプ一色で熱くなっていたように思います。こちらは、当分冷え込むことはなさそうですね。 さて、早いもので、パリでのテロ事件から1年が経とうとしています。 デンマークの首相(PM)は、記念式典等への出席を含めてパリに向ったと報道されています。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 11月10日発 )
<原文の一部>
Danish PM taking part in Paris terror attack commemoration : デンマークの首相は、パリのテロ攻撃の記念式典に出席
Lars Løkke Rasmussen will also discuss a number of other issues with Francois Hollande
PMは、他のいくつかの事柄についてもオランド(大統領)と協議する予定です。
Paris: one year on (photo: Divulgação Prefeitura de Paris)
November 10th, 2016 11:49 am| by Christian W
Lars Løkke Rasmussen travelled to Paris today to meet French President Francois Hollande and take part in the one-year anniversary commemorations for the victims of the gruesome terror attack in Paris last year.
The Danish prime minister will take part in the memorial at the Place de la Republique in Paris, which will pay tribute to the 130 people who lost their lives during the attack on 13 November 2015.
“In recent years, France has suffered several ruthless attacks on the free and open form of society,” said Rasmussen.
“And I will utilise my visit to underline that Denmark will stand shoulder to shoulder with the French in the battle against the dark power challenging our way of life.”
(抜粋)PMは本日、パリに向けて出発しました。オランド大統領に会うことと、昨年のパリでの悲惨なテロの犠牲者を記念する式典に参加するためです。 PMはパリの共和国広場での式典に参加する予定で、2015年11月13日のテロで亡くなった130人に弔意を示すものです。 「近年のフランスは、自由と開かれた社会に対する残酷な攻撃にさらされている」と語り、「デンマークは、フランス人と肩と肩を並べて、我々の行く手を遮る邪悪な脅威に立ち向かうことを示す機会にしたいと考えている」と述べています。
EU in the balance
Aside from the memorial event, Rasmussen will also discuss a number of issues with Hollande, including the fight against the Islamic State (IS), the Russia/Ukraine conflict, the refugee situation and the future of the EU in the wake of Brexit.
Rasmussen also stated that Denmark’s ability to remain strong allies with nations such as France hinges on a closest-possible connection with the European police co-operation Europol.
(抜粋)調和の中のEU: 記念式典の一方で、PMはオランドと様々なことを協議する予定です。 ISとの戦いや、ロシア・ウクライナ紛争のこと、難民問題、Brexit をキッカケにしたEUの将来についてなどです。 また、デンマークとしては、フランスなどとの強い強調を維持するためには、EU警察の緊密な連携が要になるだろうとも表明しています。
***
早いものです。あれから1年が経とうとしています。 同時多発的に起こされたあの攻撃は衝撃的なものがありました。また、その後も、いくつかの類似事件が起こされましたし、今尚、沈静化に至ったとは言えないのでしょう。
それにしても、突然、強制的に命を奪われることになった方々の無念さは、いかばかりでしょうか。
何事に限らず、人の意志に反して、ものごとを強制するようなことは許されることではないでしょう。
*
ところで、トランプが勝ったわけですが、得票数そのものはクリントンが勝(まさ)っていたそうですね。しかし、選挙制度そのものによって、この結果になったわけです。 これも、普通の人なら疑問に思うことでしょう。
同じように、日本でも、小選挙区制などの結果、得票率が30%台の政党が過半数の議席を獲得して、且つ、ウェストミンスター型の行政府のあり方のように、全閣僚ポストを政権与党が占める。 これによって、大多数とは言えない支持にも関わらず、多数者(議員)による暴政に陥っていると思われます。 このような政治体制は問題があるのではないでしょうか。
もっとも、以前にも綴っていますが、より妥当な判断ができる方々が政治を司っているのであれば、ウェストミンスター型であっても、または、コンセンサス型であっても、大きく道を踏み外すようなことはないのでしょうが・・・。 現状はヒドイ状態だと言わざるを得ません。
さらに、大統領制などと言う一部に強権を与えてしまうような政治体制そのものも、個人的には全く賛同しかねますし、「私がこの国の最高責任者だ」と発言するようなリーダーも、危険な兆候にあると感じます。 一体、歴史に学ぶと言うことはないのでしょうか、こうした方々は・・・。
ホント、疲れますね。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
***
<原文の一部>
Danish PM taking part in Paris terror attack commemoration : デンマークの首相は、パリのテロ攻撃の記念式典に出席
Lars Løkke Rasmussen will also discuss a number of other issues with Francois Hollande
PMは、他のいくつかの事柄についてもオランド(大統領)と協議する予定です。
Paris: one year on (photo: Divulgação Prefeitura de Paris)
November 10th, 2016 11:49 am| by Christian W
Lars Løkke Rasmussen travelled to Paris today to meet French President Francois Hollande and take part in the one-year anniversary commemorations for the victims of the gruesome terror attack in Paris last year.
The Danish prime minister will take part in the memorial at the Place de la Republique in Paris, which will pay tribute to the 130 people who lost their lives during the attack on 13 November 2015.
“In recent years, France has suffered several ruthless attacks on the free and open form of society,” said Rasmussen.
“And I will utilise my visit to underline that Denmark will stand shoulder to shoulder with the French in the battle against the dark power challenging our way of life.”
(抜粋)PMは本日、パリに向けて出発しました。オランド大統領に会うことと、昨年のパリでの悲惨なテロの犠牲者を記念する式典に参加するためです。 PMはパリの共和国広場での式典に参加する予定で、2015年11月13日のテロで亡くなった130人に弔意を示すものです。 「近年のフランスは、自由と開かれた社会に対する残酷な攻撃にさらされている」と語り、「デンマークは、フランス人と肩と肩を並べて、我々の行く手を遮る邪悪な脅威に立ち向かうことを示す機会にしたいと考えている」と述べています。
EU in the balance
Aside from the memorial event, Rasmussen will also discuss a number of issues with Hollande, including the fight against the Islamic State (IS), the Russia/Ukraine conflict, the refugee situation and the future of the EU in the wake of Brexit.
Rasmussen also stated that Denmark’s ability to remain strong allies with nations such as France hinges on a closest-possible connection with the European police co-operation Europol.
(抜粋)調和の中のEU: 記念式典の一方で、PMはオランドと様々なことを協議する予定です。 ISとの戦いや、ロシア・ウクライナ紛争のこと、難民問題、Brexit をキッカケにしたEUの将来についてなどです。 また、デンマークとしては、フランスなどとの強い強調を維持するためには、EU警察の緊密な連携が要になるだろうとも表明しています。
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早いものです。あれから1年が経とうとしています。 同時多発的に起こされたあの攻撃は衝撃的なものがありました。また、その後も、いくつかの類似事件が起こされましたし、今尚、沈静化に至ったとは言えないのでしょう。
それにしても、突然、強制的に命を奪われることになった方々の無念さは、いかばかりでしょうか。
何事に限らず、人の意志に反して、ものごとを強制するようなことは許されることではないでしょう。
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ところで、トランプが勝ったわけですが、得票数そのものはクリントンが勝(まさ)っていたそうですね。しかし、選挙制度そのものによって、この結果になったわけです。 これも、普通の人なら疑問に思うことでしょう。
同じように、日本でも、小選挙区制などの結果、得票率が30%台の政党が過半数の議席を獲得して、且つ、ウェストミンスター型の行政府のあり方のように、全閣僚ポストを政権与党が占める。 これによって、大多数とは言えない支持にも関わらず、多数者(議員)による暴政に陥っていると思われます。 このような政治体制は問題があるのではないでしょうか。
もっとも、以前にも綴っていますが、より妥当な判断ができる方々が政治を司っているのであれば、ウェストミンスター型であっても、または、コンセンサス型であっても、大きく道を踏み外すようなことはないのでしょうが・・・。 現状はヒドイ状態だと言わざるを得ません。
さらに、大統領制などと言う一部に強権を与えてしまうような政治体制そのものも、個人的には全く賛同しかねますし、「私がこの国の最高責任者だ」と発言するようなリーダーも、危険な兆候にあると感じます。 一体、歴史に学ぶと言うことはないのでしょうか、こうした方々は・・・。
ホント、疲れますね。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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