2016年11月7日(Mon.) 心を和(なご)ましてくれるようなニュースは少ないようですね。 また、USの大統領選も、どうなることでしょうか。 さて、政治・宗教問題は、当ブログでのメインテーマではありません。 しかし、その国の文化尺度などの意味として、ピックアップすることもあります。 デンマークからのニュースですが、宗教離れの傾向が出ているのでしょうか。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 11月7日発 )
<原文の一部>
Religion doesn’t play much of a role to most Danes : デンマーク人にとって宗教は、大きな役割にはなっていません
Just 17 percent deemed it an important part of their lives
ちょうど17%の人が彼らの人生において重要なこととしているようです。
The flock is thinning out in Denmark (photo: Pixabay) (デンマークでのキリスト教徒は、まばらになりつつあります。)
November 7th, 2016 9:11 am| by Christian W
A new Epinion survey on behalf of national broadcaster Danmarks Radio (DR) reveals that religion means little to most Danes.
Just 17 percent of the respondents said religion was important to their lives. Fully 49 percent disagreed with the statement that “religion is very important to my life”, and a further 30 percent were ambivalent.
“Religion isn’t very important to the Danes, and we know that from other surveys too,” Brian Arly Jacobsen, an associate professor of religious sociology at the University of Copenhagen, told DR Nyheder.”
“The vast majority of the doubters are not religious or atheist at all, but simply don’t care. It’s a growing group – in Denmark and in the rest of the world.”
(抜粋)調査によると、多くのデンマーク人にとって宗教の意味合いは小さくなっています。 回答者の17%は宗教は人生にとって重要であると考えています。 49%は、重要であるとは考えていないと答えており、そして、30%以上がどちらとも言えないとしています。 CPH大学の宗教社会学の准教授は、他の調査でも同様の結果が出ていると述べ、懐疑的に考えている人達の大半は、信心深いわけでもなく、無神論者でもなく、ただ、単純に気にしていないだけだと。 これは、増大傾向にあって、デンマークやその他の国においても言えることです。
National identity
A survey from 2008 showed that 30 percent of Danes found religion to be an important aspect of their lives – nearly twice as many as DR’s new survey.
But despite only 17 percent finding religion to be of importance, 76 percent of Danes are still members of the Church of Denmark. But according to Jacobsen, that’s down to culture, not religion.
“For many Danes, their relationship with the church has more to do with a national identity rather than a religious one,” he said.
Earlier this year, figures from the Church Ministry revealed that the number of baptisms in Denmark has dwindled by about 20 percent since 1990.
(抜粋)国民性: 2008年の調査では、30%のデンマーク人が宗教を人生における重要な側面と考えていましたが、最新の調査の倍近いものがあります。 しかし、たった17%が重要と考えているにも拘らず、76%は引き続きデンマーク教会のメンバーに留まっています。 但し、宗教と言うよりは、慣習に向っていると思われます。 多くのデンマーク人にとって、教会との関係は、宗教上の観点であることより国民性に基づくものだろうとも言われています。 今年の始め、教会省の発表数値によると、デンマークにおける洗礼の数は、1990年から約20%少なくなってきていることが明らかにされています。
***
報道された事実のみを転載することにします。 様々な分野で、先進的なと思われる北欧各国の一面が出ているのかも知れません。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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<原文の一部>
Religion doesn’t play much of a role to most Danes : デンマーク人にとって宗教は、大きな役割にはなっていません
Just 17 percent deemed it an important part of their lives
ちょうど17%の人が彼らの人生において重要なこととしているようです。
The flock is thinning out in Denmark (photo: Pixabay) (デンマークでのキリスト教徒は、まばらになりつつあります。)
November 7th, 2016 9:11 am| by Christian W
A new Epinion survey on behalf of national broadcaster Danmarks Radio (DR) reveals that religion means little to most Danes.
Just 17 percent of the respondents said religion was important to their lives. Fully 49 percent disagreed with the statement that “religion is very important to my life”, and a further 30 percent were ambivalent.
“Religion isn’t very important to the Danes, and we know that from other surveys too,” Brian Arly Jacobsen, an associate professor of religious sociology at the University of Copenhagen, told DR Nyheder.”
“The vast majority of the doubters are not religious or atheist at all, but simply don’t care. It’s a growing group – in Denmark and in the rest of the world.”
(抜粋)調査によると、多くのデンマーク人にとって宗教の意味合いは小さくなっています。 回答者の17%は宗教は人生にとって重要であると考えています。 49%は、重要であるとは考えていないと答えており、そして、30%以上がどちらとも言えないとしています。 CPH大学の宗教社会学の准教授は、他の調査でも同様の結果が出ていると述べ、懐疑的に考えている人達の大半は、信心深いわけでもなく、無神論者でもなく、ただ、単純に気にしていないだけだと。 これは、増大傾向にあって、デンマークやその他の国においても言えることです。
National identity
A survey from 2008 showed that 30 percent of Danes found religion to be an important aspect of their lives – nearly twice as many as DR’s new survey.
But despite only 17 percent finding religion to be of importance, 76 percent of Danes are still members of the Church of Denmark. But according to Jacobsen, that’s down to culture, not religion.
“For many Danes, their relationship with the church has more to do with a national identity rather than a religious one,” he said.
Earlier this year, figures from the Church Ministry revealed that the number of baptisms in Denmark has dwindled by about 20 percent since 1990.
(抜粋)国民性: 2008年の調査では、30%のデンマーク人が宗教を人生における重要な側面と考えていましたが、最新の調査の倍近いものがあります。 しかし、たった17%が重要と考えているにも拘らず、76%は引き続きデンマーク教会のメンバーに留まっています。 但し、宗教と言うよりは、慣習に向っていると思われます。 多くのデンマーク人にとって、教会との関係は、宗教上の観点であることより国民性に基づくものだろうとも言われています。 今年の始め、教会省の発表数値によると、デンマークにおける洗礼の数は、1990年から約20%少なくなってきていることが明らかにされています。
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報道された事実のみを転載することにします。 様々な分野で、先進的なと思われる北欧各国の一面が出ているのかも知れません。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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