ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ: 南部では40℃以上になるかも!

2015-08-07 21:54:22 | 日記
2015年8月7日(金)9:57午前、ドイツ・ローカルタイムです。この日、ドイツ南部では40℃を超える地域がありそうだと伝えています。(出典: THE LOCAL DE)




<原文の一部>

While it's unlikely that the all-time highest temperature recorded in Germany – Bavarian Kitzingen's 40.3-degree July 5th this year – it's still a day to make sure you protect yourself against the heat, the German Weather Service (DWD) said.

今年の7月5日にドイツ・バイエルン地方のキッチンゲン(Bavarian Kitzingen)で記録した40.3℃とは異なるかもしれないが、この熱(熱波)から貴方自身を守る必要があることは間違いない・・・と伝えています。


この日の天気予報に基づくニュースなので、その結果がどうなったかは別として、ドイツの各地でも温暖化現象が現実として現れているのでしょうか。





ベルリンでも37℃、フランクフルトは38℃・・・・と予報されています。

ドイツは、南部に向うほど山岳地帯に近づきますので標高が上がって行きます。それでも南方に近づく分、気温は高くなる傾向なのでしょう。ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州にあるケルンでは32℃で、やや低め(?)と言った印象ですね。

それにしても、異常気象と言ってもいいのではないでしょうか。


ところで、日本においても記録的な猛暑日(連続)が続いていて、連日のように熱中症に注意喚起するなどのニュースが流されていますが、気になっていることがあります。

それは、その根本原因等に関する報道が、全くと言っていいほどに成されていないことです。台風が発生してこういうコースを辿るからだとか、太平洋上の気温の高い空気が日本上空に流れ込むからだ・・・・とか。それはそれでいいのですが、それは表面上のことを見ただけの現象解析に過ぎません。

本当に必要な情報と言うのは、やはり二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスによる地球温暖化現象にかかわることではないでしょうか。エルニーニョによって・・・・と言う事実もあるのでしょうが、真の問題点はどこにあるのか(推察でも)を知らしめて、良い意味での問題意識を醸成する必要があるのではありませんか。

単なる時間つぶしに等しいバラエティ番組ではなく、こうした価値のあることに関する報道や問題提議を視聴者・国民に知らせることが大切なことの一つではないでしょうか。そうでなければ、国民は「茹で蛙現象」で、気が付いた時には遅かった・・・となるのかも知れません。


この問題に限らず、表面的な事象に捉われることなく、物事の本質を見極める目を持ちたいものです。


安倍君よ! 安保法制や原発維持・再稼動などと言う間違った政策にしがみついている場合ではないぞ!! もっと国民が・人類が立ち向かわなければならない問題・課題は他にあるのですよ!  そんなことも見極められない君は、国家のリーダーたる資格はコレッポッチもない。

いまさら軌道修正しても、現政権の信頼は完全に失墜しているので政権運営は不可能である。頼りなかった民主党の実態もあるが、自民党も公明党も話しにならないレベルだ。こうなったら、政党政治を解体して、良識ある代議員による、政策ごとの審議・立法化を進める体制に大改革することが必要ではないだろうか。


要は、政党政治がダメ、小選挙区制もダメ・・・・何れも、国民の意志を反映する議会制度になっていないことが、今日の混乱を招いているとも言える。但し、代議員一人一人が、金銭的恩恵や各種のシガラミと決別して、国民のための正しい判断が下せるのであれば、こんなことにはなっていないとも思える。

安倍政権を支持している代議員さんよ! 己の胸に手を当てて考えてみよ! 本当に支持者・国民のための仕事をしているか、自分たちさえ良ければそれでいいと言う間違った判断をしていないのか・・・・、何が本当の意味で大切かを考えてみよ!!!

そして、考えてみても、考えが変わらないようであれば生きる資格はないと思った方がいい。何故なら、「ボロ人間」だからだ!!!!