ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク: コペンハーゲンに、EV用チャージステーション増強!

2015-08-04 15:36:45 | 日記
2015年8月3日のデンマーク情報です。(出典: THE LOCAL DK) それによると、首都コペンハーゲンでの電気自動車(EV)用の充電ステーションは、この8月で100ヶ所ほど増強され、合計で600ステーションになると伝えています。

設置を進めているのは、電力ガス等のエネルギー会社のEU大手”E.ON”です。コペンハーゲン以外で約1000ヶ所のステーションがありますが、首都の内外(含む近郊)でこの9月1日までに600ステーションとなるため、デンマーク国内全体としては1600ステーションと言うことになります。

ちなみに、デンマーク国土面積は日本の九州ぐらいの広さに相当しています。

これによって、自宅に充電設備がない人でもコペンハーゲンの各ステーションで充電が可能になり、そして、コペンハーゲンは世界でも指折りの電気自動車(EV)にとってベストなシティーになるとも言っています。

加えて、コペンハーゲン市長は、10年以内にカーボン・ニュートラルなシティになることを目指しており、EV( green transportation )は、その中で重要な役割を果たすでしょう・・・と言っています。

デンマーク人は、持続可能なエネルギーを活用することも含めて、EVへの切り替えを加速するだろうとの観測も流れています。



スバラシイことばかりを紹介しているつもりはありませんが、デンマークの政策全般は、私達も見習ってもいいのではないでしょうか。国の規模が違うとか政治体制が違うとか・・・できない・やらない理由を先に並べるよりも、よいところは素直に認めて日本や地元・地域にも取り入れることを考えるべきでしょう。

安保法制強行採決や、原発再稼動に力を入れるよりも、もっと精力を傾けるべき政策があるのではないでしょうか。安部政権のやってることは真逆です。政権政党がやる内容としてはことごとく間違いです。・・・ 国民は疲れるばかりです。こんなバカな政治家もどきのおかげで・・・。



比較的最近のデンマーク情報、”風力発電でデンマーク国内電力を100%賄った・・・(短時間であっても)”、その報道もこのブログで紹介していますが、持続可能社会に向けての先進的な取り組みをデンマークは実践しているようです。