「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

森保ジャパンの初選考メンバーから生き残れるのは・・・

2018年08月30日 21時24分03秒 | サッカー選手応援
いよいよ、森保監督になってから最初の国際試合、コスタリカ戦、チリ戦が近づいてきて、その代表メンバー発表がありました。
監督がアジア大会の指揮をとっている最中ということで、インドネシアで発表するという形になりましたが、なにせ、アジア大会も決勝進出を決めていますので、なんの問題もない、いかにも兼任監督らしい発表会です。

当ブログでは、8月21日の書き込みで「2019アジアカップ日本代表メンバーを占う」というテーマで31名をリストアップしましたが、今回は、ロシアW杯を戦った海外組主力は招集しないという方針が前提になりましたから、31人のうち10人ぐらいは、別のメンバーになりました。

したがって、海外主力組が合流した時にも生き残れる選手について占ってみたいと思います。
まず、森保監督が今回招集したメンバーを見ていきましょう。


GK 権田 修一、 東口 順昭 、シュミットダニエル
DF 槙野 智章、 遠藤 航、 佐々木 翔、 植田 直通、 三浦 弦太、 室屋 成
 車屋 紳太郎、 冨安 健洋
MF 青山 敏弘、 山口 蛍、 大島 僚太、 中島 翔哉 、南野 拓実 、 伊東 純也
 三竿 健斗、 堂安 律 、 伊藤 達哉
FW 小林 悠、 杉本 健勇 、 浅野 拓磨

次に、このメンバーと、8月21日書き込みの当ブログ推しメンバーを比較していきましょう。【】の選手は海外組主力として、あえて外されたメンバーです。

GK 東口順昭、西川周作、中村航輔
DF 【吉田麻也】、昌子源、植田直通、【酒井宏樹、酒井高徳、長友佑都】、遠藤航、
  車屋紳太郎 、富安健洋
M F 山口蛍、井手口陽介、青山敏弘、大島僚太、【柴崎岳、原口元気、宇佐美貴史、
  香川真司】、森岡亮太
FW 【大迫勇也、乾貴士、武藤嘉紀】、久保裕也、小林悠、浅野琢磨、南野拓実、中島翔哉、
  鈴木優磨、西村拓真

【】のメンバーは11名ですね。

各ポジション毎に、違いを見ていきたいと思います。

まずGK、コンディションが万全であれば中村航輔選手は外されないと思いますが、来年のアジアカップまでに戻して欲しいところです。

シュミットダニエル選手、私はまったく初耳の選手ですが、ベガルタ仙台で8月のW杯中断明けからは毎試合ゴールマウスを任されているようで、身長197cm。

サイズ的には世界基準のGKですが、あと10年間、中村航輔選手と切磋琢磨して、日本代表の守護神を競って欲しい選手かもしれません。

次にDF、吉田麻也選手を呼ばず昌司源選手がケガであれば、槙野選手にDFリーダーをやってもらわなければならないでしょう。佐々木翔選手は森保監督枠みたいな感じでしょうが、ぜひ生き残って欲しいものです。

左右のサイドバックが室屋成選手と、車屋紳太郎選手という、まったく新しいメンバーで構成されそうですが、この2人もアジアカップまでに、長友佑都選手、酒井宏樹選手という世界基準の選手に少しでも近づいてもらわないと、という森保監督の期待が感じられます。

そしてMF、私がリストアップした森岡亮太選手と井手口陽介選手が外れたのは2人とも出場機会を得ていないためのようで、このあとのキャリアが心配です。

代わって招集された中島翔哉選手 、南野拓実選手、私のリストではFW枠にしています。堂安律選手、伊藤達哉選手は、私はまだ先だと思っていましたが、森保監督の発想は「フル代表でバリバリやっている選手たちで五輪代表を組むつもりでいる」ことのようです。

次にFW、私がリストアップした鈴木優磨、西村拓真選手は、時期尚早のようですが、久保裕也選手にはコンディションをあげて欲しいものです。

最後に、今回の招集メンバーで、今後も継続して代表常連になって欲しい選手をランダムにあげていきたいと思います。

DF陣では、遠藤 航、植田 直通、室屋 成、車屋 紳太郎、冨安 健洋の各選手
MF陣では、大島 僚太選手
FW陣では、浅野琢磨、中島 翔哉 、南野 拓実 、堂安 律の各選手

この選手たちが、呼ばれたり呼ばれなかったりしているうちは、なかなか代表の底上げにつながらず、東京五輪、カタールW杯と続く日本代表のチーム構成が円滑に進まないように思います。

では、また。


















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なでしこも森保U-21も、進撃、進撃。

2018年08月29日 20時19分29秒 | サッカー選手応援
先日25日の書き込み「U-20なでしこ世界一、女子全カテゴリー制覇の偉業」で、U-20なでしこ代表のことを「リトルなでしこ」と表現してしまいました。

「リトルなでしこ」というのはU-17代表の愛称で、U-20代表は「ヤングなでしこ」と呼んであげるべきだったようです。これから、キチンと呼び分けたいと思います。

「ヤングなでしこ」は、さらに縮めて「ヤンなで」みたいですが、そこまではどうも・・・。

そして続いて始まったアジア大会。男子は、森保U-21代表が、女子は、なでしこフル代表が参戦していて、どちらも進撃また進撃中です。

男子は、このあと日本時間21時から、U-23UA E代表との準決勝です。このあとの東京五輪を見据えて戦って欲しいものです。

女子は、昨日韓国と準決勝を戦い、辛うじて勝ちました。韓国チームの闘志むき出しの戦いぶりに、なでしこは、タジタジでしたが、相手のミスに助けられた感じです。

あれでミスの少ないサッカーをやられていたら、なでしこは完敗もあった試合でした。韓国チームが、どの試合でもあんな風に闘志むき出しかというと、そうではなく、日本戦になると特別、というところが複雑ですね。

まぁ、よくぞ勝ってくれた「なでしこ」と言ってあげたいです。
では、また。
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確かにF・トーレス選手、心配ないみたいです。

2018年08月29日 19時24分22秒 | サッカー選手応援
当ブログでは、8月21日に「明暗くっきり、トーレスとイニエスタ」と書き込み、23日には「オレは心配ないと、言わんばかりのトーレス初ゴール」と書き込みました。

初ゴールを決めたといっても片目が開いただけであり、降格争いに巻き込まれているリーグ戦で、間をおかずに決めないことには「心配ない」と言い切れませんと、付け加えました。

そして先日のリーグ戦24節、まさに、一発回答するかのようにゴールを決め、両目か開き「心配ない」ところを見せてくれました。

金崎、小野裕二選手ら前線の攻撃陣との連携や、トーレス選手の2ゴールいずれもクロスを供給した福田晃斗選手とのホットラインが機能し始めれば、まったくもって「心配ない」話しです。

この後の残り試合、鳥栖残留の救世主となれるかどうか、楽しみが、また一つ増えました。
それにしても、残留争いというか、降格争いは大変ですね。

どうやら長崎とG大阪が、相当、濃厚になつてきました。16位の鳥栖との勝ち点差4を縮めるのは至難の業というところまで来たように思います。

あとは、プレーオフに回る16位を巡って、鳥栖、マリノス、湘南、清水あたりが激しい勝ち点争いを繰り広げることになりそうです。

W杯中断前まで完全な降格圏だった名古屋が、たった1ケ月で脱出したのには驚きました。もう上昇気流に乗ったまま、どこまで順位を上げていくかに関心が移ってます。

12月1日の最終節、書き込みの量が増えそうです。
では、また。


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確かに当ブログでも「久保クン」とクン付けしてました。

2018年08月29日 16時43分16秒 | サッカー選手応援
前節のJリーグ24節、マリノスに期限付きながら電撃移籍して、2試合目にしてスタメン出場を果たした久保建英選手、いきなり初ゴールを決めてチームの勝利に貢献しました。

翌朝のスポーツ紙のうち、スポニチと報知2紙が1面トップにそのニュースを持ってきました。
新たなスターを待っている気持ちの表れという気がします。

新聞、テレビ、ネットそれぞれが、いろいろな切り口で久保選手の快挙を紹介しています。ゴールに至った久保選手の動きやシュート技術の非凡さを絶賛する記事、マリノスへの移籍を決断するに至った心理的な葛藤や背景を分析した記事などが中心だった中に、「久保選手が取材陣にお願い」という小見出しがありました。

それは「これからは久保クンではなく久保選手てお願いします」というものでした。

それを読んで当ブログもドキッとしました。確かに当ブログも「久保クン」でした。1年3ケ月前、久保選手がトップチームの試合に初めて出場した試合、2017年5月3日、ルヴァン杯の札幌戦でした。

この時の久保選手と、札幌の選手としてピッチに立った小野伸二選手との、初めてのピッチ上での出会いにスポットを当て「元祖・天才シンジ選手と、後継・天才久保クンが初めてピッチで出会った歴史的な日」というタイトルで、5月16日に書き込みしました。

確かに「クン」付けそのものでした。
あれから1年3ケ月、久保選手はトップチームにいながら子供扱いで見られている自分が歯がゆかったに違いありません。取材陣に発した控えめなお願いは「自分はもう甘えから訣別します」という自分に対する宣言でもあったのだと感じました。

まだまだ、当たり負けや守備の甘さなど、足りない部分が多いのは確かですが、それを補って余りあるアタッカーとしての魅力は、小野伸二選手のデビュー当時も同様でしたから、我慢して使ってくれる監督に巡り会えた幸運を祝福すべきでしょう。

そのことは久保選手が一番感じていたようで、ゴールを決めたあと、真っ先に走った先は、ポステコグルー監督のところでした。

この先、この監督との新しい師弟関係のもと、久保選手が大いに活躍することを期待しましょう。
少なくとも当ブログは、本日をもって「クン」付けを終了します。
では、また。


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U-20なでしこ世界一、女子全カテゴリー制覇の偉業

2018年08月25日 19時54分14秒 | サッカー選手応援
24日から25日にかけて、日本代表が、男女とも勝利、勝利、勝利の連続です。
とりわけ、フランスで開催されていたU-20女子世界選手権、決勝に駒を進めていた「リトルなでしこ」が、スペインを3-1で下し、見事優勝しました。

簡単に「優勝しました」と言ってしまいましたが、世界チャンピオンです。
「なでしこジャパン」は2011年にW杯、14年にU-17W杯を制しており、これですべてのカテゴリーで優勝を果たしたことになります。

これまで3つ全てを優勝した国はなく、今回の優勝で史上初の“完全制覇”を達成したのですから、2011年W杯優勝は一層輝きを増し、「なでしこジャパン」は世界に冠たるサッカー大国になったと言えるのではないでしょうか。

大会表彰選手に選ばれた、キャプテンでDFの南萌華選手(ブロンズボール賞)が浦和レッズレディース所属で、同じくシルバーボール賞の宝田沙織選手がセレッソ大阪堺レディースの所属ということを初めて知りました。

もう必ずしも日テレベレーザやINAC神戸所属の選手ばかりではなく、大学も含めて非常にバラエティに富んだチームから招集されており、リトルなでしこの層が厚いということを、いまさらながら感じます。

これから、現地で取材したライターの方のレポートが続々と届くと思います。それらを読ませていただき、少し勉強しなければと思います。

いっぽう、アジア大会がインドネシアで開催されていますが、サッカー男女とも決勝トーナメントに進み、先に森保監督率いるU-21代表で臨んでいる男子が、ベスト16戦で、U-23代表を送り込んできたマレーシアを1-0で下し、ベスト8に進出しました。

次は同じU-21代表で臨んでいるサウジアラビアですから、言い訳の効かない勝負となります。

フル代表で臨んでいる「なでしこジャパン」は、今日、難敵北朝鮮とベスト8戦を戦い、我らがマナ・岩渕真奈選手と長谷川唯選手のゴールで2-1と勝利、韓国との準決勝に勝ち進みました。

男子は次のサウジ戦に勝てば、あとはすべてU-23代表で戦っているチームとの準決勝ですので、まぁ、ベスト4、よくやった。という感じですが「なでしこ」のほうは金メダル狙いでいっていますから、次の韓国戦が天王山かもしれません。

「なでしこジャパン」にも金メダルをとってもらい、「リトルなでしこ」と共にダブル優勝を果たして欲しいところです。

すごいなニッポン。
うれしいなニッポン。

では、また。
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今年の海外リーグは突出したところがない感じですね。

2018年08月24日 18時59分48秒 | サッカー選手応援
いよいよ18-19シーズンの海外リーグが始まってきました。
毎年のことですが、WOWOWのリーガ・エスパニョーラ放送もシーズンが始まってから決まり、この週末から見られるようです。

C・ロナ、メッシという世界最高のプレーヤーそして、乾、柴崎の日本人選手が見られた昨シーズンは、絶対外せないチャンネルでしたが、C・ロナがセリエAに移り、メッシもキャリアのピークを超えたかと思うと、何がなんでもという気持ちが湧かなくなってきました。

これで、リーガ・エスパニョーラが突出していた感のある欧州各国リーグの魅力度も、プレミア、ブンデス、リーガ、セリエAの4つが、また覇を競うような時代に入るかもしれません。

17~18欧州チャンピオンズリーグの準決勝に進出した4チーム、レアル・マドリー、リバプール、バイエルン、ASローマが、その4大リーグのチームだったことは、その前触れだったのかもしれません。

1980年代のブンデスリーガ、90年代のセリエA、00年代のプレミアリーグそして2010年代のリーガ・エスパニョーラ、きれいに10年毎に入れ替わった「世界最高峰のリーグ」という称号。

一巡した後に来る、次の活況リーグはどこでしょうか?
それとも、突出したリーグのない時代になるのでしょうか。

4大リーグ以外のリーグはどうでしょうか。
フランスのリーグ・アンは、これまで、さきにあげた4大リーグよりは、少し格下だったように思いますが、次世代のスーパースター候補ナンバーワン、ムバッペを擁するパリ・サンジェルマン、伝統のマルセイユ、モナコなどのチームが欧州チャンピオンズリーグで揃って勝ち進むような状況になれば、少しは評価が変わってくるでしょう。

クラブの資金力、リーグ全体の魅力などによって、有能な監督が揃い、そこに優秀な選手たちが集まるとリーグは活況を呈し、ますます魅力が高まるという相乗効果で、今日のような勢力図ができたわけですが、これからの10年間で、どんな変化が生ずるのか楽しみです。

では、また。
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もう1ケ月以上まえの記事ですが、どうしてもご紹介しておきます。

2018年08月23日 20時10分52秒 | サッカー選手応援
私たち日本人の、良いところでもあり、良くないところなのが「もう終わったことだし、いいんじゃない?」「結果もよかったんだから・・・」と言って、根本的なことを議論し続けることを面倒がるところです。

良く解釈すれば、いわゆる「水に流す」寛容さを持つ国民性ですが、逆に根本的な解決を図らず何度も同じことを繰り返すことになります。

ところがマスコミの中には、権力を持っている人たちなら、何がなんでも批判し続ける、決して水に流したりしないスタンスのマスコミもあります。あまりにも「何がなんでも」というのも困ったものですが、こと日本サッカー協会に対する舌鋒には、同感するところがありますので、たとえ1ケ月以上まえの記事とはいえ「もう終わったことだし、いいんじゃない?」と言わずに、キチンと議論の材料として、皆さんに提供したいと思います。

それは日刊ゲンダイデジタル 2018.07.20の記事「W杯決勝T進出で消えた“責任論“それでも田嶋会長でいいのか」です。

まさに日刊ゲンダイにしか書けない舌鋒の鋭さです。その見出しだけでも十分伝わってきます。
「政敵を駆逐する強権恐怖政治」
まぁ、人は見かけによらぬもの、なのか、いわれのない日刊ゲンダイの中傷なのか、これからも、この類いのレポートは跡を絶たないと思いますので、我が「サッカー文化フォーラム」はウォッチし続けていきます。

では、また。
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オレは心配ないと、言わんばかりのトーレス初ゴール

2018年08月23日 18時42分51秒 | サッカー選手応援
一昨日、21日の書き込みで「明暗くっきり、トーレスとイニエスタ」とフェルナンド・トーレスのことを心配しました。

すると、まるで、それを読んだトーレスが「オレのことは心配ない。このとおりだ」と言わんばかりに、来日初ゴールを決めました。

おまけに対戦相手として、久しぶりに再会したイニエスタと「サイコーの気分」とツーショット写真までアップしたというのですから、ナイスガイですよね。

まずはひと安心ですが、とりあえず「片目があいた」というだけでしょう。やはりリーグ戦で決めないことには、しかも、間をおかずに決めないと「心配ない」と言い切れないところです。

また、すぐリーグ戦ですし、チームは降格争いに巻き込まれていますから、真価が問われるところです。
まぁ楽しみになりましたね。

では、また。
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高校年代の過酷な競技環境をJFAは放置しないで!!

2018年08月21日 20時42分39秒 | サッカー選手応援
今日、8月21日、夏の甲子園大会決勝が行われ、あれよあれよと勝ち上がってきた秋田・金足農高が残念ながら横綱ともいうべき大阪桐蔭に大敗してしまいました。

そして、また一人、将来ある選手か、肩や肘が壊れはしないかと心配になる状況に置かれました。高校野球では何年も前から指摘されていながら、未だに改善されていませんが、同じことは高校スポーツ全般に言える問題です。

今年の高校総体サッカー決勝でも過酷な競技環境がもたらした出来事があったようで、NumberWeb 8月20日のレポートに、安藤隆人さんの記事が掲載されています。

題して「酷暑の中の高校総体サッカー決勝 山梨学院vs桐光学園で何があった⁉︎」

前日の午前11時からの準決勝を戦った両チーム、また同じ午前11時からの炎天下の下での決勝だつたそうで、今年の異常なまでの暑さを思うと、それだけでも十分過酷な状況でしたが、安藤さんが嘆いたのは、前日の準決勝が、すんなり終わった試合ではなく、雷雨模様だったことから、山梨学院が約1時間半の中断による間延び、桐光学園に至っては、中断間延びのため、試合終了が17時20分だったそうです。

それでいて決勝は、翌日午前11時から。これでは、まともな試合にならないどころか、選手たちを非常に危険な状況にして試合をさせたことになります。

それでも、レポートを書いた安藤さんは「大会の運営関係者の問題ではなく、動かしがたい日程そのものが問題」と指摘しています。

つまり、高校総体全体として、動かせない日程に縛られているようなのです。

しかし、五輪大会でも、いま開催されているアジア大会でもサッカー競技は大会前から先行して始まります。サッカーという競技は、それほど過酷だというのが、世界の共通認識です。

ここは、J F Aの出番でしょう。高校総体の日程をはみ出して、ゆとりを持たせた日程をくめるよう尽力すべきです。そして、いずれはJ F Aが旗振り役になって、他の競技環境も改善していくようにして欲しいものです。

では、また。
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2019アジアカップ日本代表メンバーを占う

2018年08月21日 12時40分52秒 | サッカー選手応援
前の書き込みで、森保監督の今後4年間のことを書きましたが、まず最初の試金石、来年すぐ開催されるアジアカップを、何としてもベスト4以上の成績で終わるにはどうすればいいか、考えたいと思います。

ロシアW杯が終わって半年後の大会ですから、それほど大幅なメンバーの入れ替えは考えられません。
W杯をもって代表引退を発表した長谷部誠キャプテンや、現役を続けながらカンボジア代表監督に就任することになったという本田圭佑選手など、何人かのオッさんメンバーの名前がなくなるだけで、主力の多くがアジアカップでも中心になると思います。

あとは、森保監督の色が、スタメン起用選手やフォーメーションに、どのように出るかです。

もっとも、そこの違いによっては、チームとして機能するか、しないか変わってきますし、まったく別のチームになってしまい、バラバラになって瓦解する怖さもあるのが、監督交代の怖さでもあります。

森保監督という人は、選手を同じ方向に向かせることに長けた人ですから、チーム作りで大きな失敗をする心配は、あまりありませんが、秋のテストマッチは試金石になります。

さぁ、それでは、どんな選手構成になるでしょうか?
考えられる招集メンバーをあげていきましょうか。

後ろのほうから。

GK 東口順昭、西川周作、中村航輔 3名
DF 吉田麻也、昌子源、植田直通、酒井宏樹、酒井高徳、長友佑都、遠藤航、車屋紳太郎 、富安健洋 9名
M F 山口蛍、井手口陽介、青山敏弘、大島僚太、柴崎岳
原口元気、宇佐美貴史、香川真司、森岡亮太 9名
FW 大迫勇也、乾貴士、武藤嘉紀、久保裕也、小林悠、浅野琢磨、南野拓実、中島翔哉、鈴木優磨、西村拓真 10名
以上31名

どうでしょう。誰か決定的な漏れがないでしょうか?

FWには、私の独断と偏見で、ちゃっかり国内組の新顔を二人押しこんでいます。私なりに育てたい選手です。

このほか、小林祐希選手とか、堂安律選手とか、関根貴大選手など海外でプレーする選手で、いつ呼ばれてもいい選手もいますし、国内組にも成長著しい選手が大勢います。

これだけの選手が絶好調で集まってくれれば、監督もうれしい悲鳴でしょうけれど、なかなか、そううまくいかないものです。

そして、この中から、どういうスタメンを組むかです。

GKは置いといて、DFですが、W杯メンバーが不動のスタメンでしょう。
長友、吉田、昌子、酒井宏樹。
M Fは、山口蛍、柴崎、原口、香川、乾。
そして、ワントップに大迫。

やはり、全体的にもW杯メンバー中心がしっくりきますし、それほど、オッさんメンバーでもなさそうです。あとは、今年秋からアジアカップ本番までに、若手選手がどれだけ食い込んできてくれるかに期待したいところです。

久保裕也選手、浅野琢磨選手、南野拓実選手、中島翔哉選手、井手口陽介選手、植田直通選手などロシアW杯メンバーにあと一歩届かなかった選手たちには、なんとしてもレギュラーを奪うという強い気持ちで臨んで欲しいものです。

そうでなければ、絶対4年後は見えて来ません。森保監督も、そこは厳しく求めていくに違いありません。

また、森保監督が誰をキャプテンに指名するかも注目です。私は4年後を見据えて、柴崎岳選手を育てるべきだと思います。

そうやって森保色を出して欲しいと思います。

半年後のアジアカップ、なんとなく戦えそうな気がしてきました。
では、このへんで。
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どうなるのでしょう、森保日本代表監督の4年間

2018年08月21日 11時56分53秒 | サッカー選手応援
思いがけない感動と期待をもたらしてくれた西野監督が退任して、新監督に五輪代表監督の森保監督が選任されました。

選任されたあとの最初の国際大会が、U-21代表で臨むアジア大会ということで、これから先、五輪代表も日本代表も森保監督が率いることになります。

この人選には、いろいろな意見があります。いずれはフル代表監督の一番手と目されていましたし、私も2年前からそのように推してきました。

また、2年後に東京五輪が行なわれ、そこで活躍した選手を4年後のカタールW杯につなげるシナリオも描けるという考え方もあります。

1998年のW杯後に就任したトルシエ監督がU-19代表監督も兼任して1999年のワールドユース選手権準優勝という快挙を成し遂げ、その勢いで多くのワールドユース世代を引き上げて戦った2000年シドニー五輪でもペスト8、さらには同年秋のアジアカップも制して、最後の仕上げのように2002年日韓W杯で見事グループリーグ突破を果たした、あのシナリオの再現を、というわけです。

けれども、どうでしょう。私は、この時期の森保代表監督就任に、少し懐疑的なのです。あの1998年から2002年にかけての4年間を、これからの4年間で再現できる道筋が、どうも見えてこないと言ってもいいかも知れません。

まず主要大会の流れが、あの時とは違います。このあと年が明けてすぐアジアカップ2019があります。これをどう戦うか、なかなか難しいところです。ロシアW杯にコーチとして帯同していた森保監督は、現在の日本代表選手のおおかたの力は把握できたことと思います。

そのあたりから、自分ならこういうスタメンを構成したいという考えが浮かんでいればいいのですが、どうでしょう。

おそらくロシアW杯に選出された23人から、何人かのベテランが抜けて香川真司選手より若いメンバーが中心になるのではないかと思います。(長友選手だけは例外かもしれませんが・・)

まぁ、このアジア大会については、あまり参考にならないというか、参考にしないで、年明けすぐのアジアカップで何としても結果を出してもらうことを考えていきましょうか。

では、次のテーマは2019アジアカップ日本代表を占う、で決まりですね。


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明暗くっきり、トーレスとイニエスタ

2018年08月21日 07時51分18秒 | サッカー選手応援
ほぼ、同じ時期にJリーグに参戦した2人のスペインの至宝、フェルナンド・トーレスとアンドレアス・イニエスタ。

デビューから約1ケ月が過ぎて、2人の明暗がくっきりと分かれてきました。

かたや、ストライカーとしてゴール量産を期待されているトーレスがノーゴール。かたやファンタジスタの役割で加入したイニエスタが連続ゴール。

これが、このまま続くのか、このあと違った展開が来るのか占ってみましょう。

私は、この状況を、以前も見たことがあるような気がします。いつなのかと思い巡らせてみて、
1993年Jリーグスタート時のリネカーとジーコの明暗と似ているとわかりました。

その時のリネカーとジーコの状況を分析してみると、トーレスとイニエスタの今後も見えてくるかも知れません。

あの時のリネカーとジーコも、世界のスーパースターがJリーグに参戦してくれたということで、Jリーグ人気の大きな要素となりました。この2人にリトバルスキーを加えたトリオが、いわば大看板だったと思います。

現在もトーレスとイニエスタにポドルスキを加えたトリオが大看板ということを考えますと、25年目にして、また同じ状況が巡ってきたのも、何かの縁でしょう。

さて、リネカーとジーコ、大きな違いは二つあったと思います。一つは相棒の存在。ジーコには点をとってもくれるし自分にもボールを出してくれるアルシンドという心強い子分がいました。片やリネカーは最前線で一人ぼっち、ゴールを決めるチームとしての形もなく孤立無援そのものでした。

もう一つの違いはクラブの考え方です。ジーコは単なる助っ人、単なるネームバリューで呼ばれたのではなくクラブの長期的なビジョンのもと、プロ意識を注入してもらいたいという明確なミッションを託された存在です。

一方のリネカー。クラブでそのような思いを託したという形跡は見当たりません。親会社の資金力にモノを言わせて大枚をはたいて獲得した大物助っ人というイメージです。

いかがでしょう? ここまで書くと、何となくトーレスとイニエスタが置かれた立場と似ている感じがしませんか?

片やイニエスタ。ポドルスキという相棒と競演を始めた途端の連続ゴールです。そしてイニエスタに託されたミッションも、ジーコ以上に単にクラブだけに影響を及ぼすというだけではなく、日本サッカー全体にまで、効果をもたらす存在として呼ばれた選手です。

片やトーレス。移籍金自体はイニエスタよりはるかに少ないそうですが、それでもJリーグの小さなクラブにとっては、他の何人もの選手獲得予算をつぎこんでの買い物です。近年オーナーになった実業家の「とにかくビッグネームを獲りたい」という願望が実現した獲得のようです。

鳥栖がどうしてトーレスを獲れるようなクラブになったのかを窺い知れるようなレポートを、サッカーライターの藤江直人氏が2つ寄稿していますので、ご紹介しておきます。
2017.03.06「続々大物獲得に名乗り、地方クラブ鳥栖が営業収益28億円超えの理由とは」
2017.07.16「推定年俸5億円、34歳の F・トーレスは鳥栖にどんなメリットをもたらすのか?」

話しはトーレスに戻りますが、残念なことにチームには彼に点を取らせてくれるようなラストパスを出せる相棒もいなければ、トーレスを徹底的に活かすチーム戦術も、今のところ見当たりません。

となると、今シーズンの残りの期間、2人の行く末が、なんとなく見えるように思うのです。スーパースターというのは、いかにスーパーでも、一人ぽっちでは、なかなか輝けないものです。

貴公子フェルナンド・トーレスが悲しげな表情ばかり目立つ悲運の貴公子にならないことを祈るばかりですが・・・・。

では、また。
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目が離せないガンバ大阪と横浜マリノスの結末

2018年08月20日 19時51分22秒 | サッカー選手応援
今シーズンのJリーグ、ちょうど3分の2を消化したところだそうです。
ここに来て、やはりというか、またかというか、話題の中心は、私が「Jリーグファースト10」と勝手に呼んでいる、1993年スタート時の10チームの中からです。

首位に立つ広島、ダントツの最下位から驚異の5連勝で降格圏を一気に脱出しつつある名古屋、クルピ監督を解任して誰を持って来るかと思ったら、またもや「松波監督の二の舞か?」と心配させるような宮本監督昇格のガンバ。そして、いつのまにか「ついに降格」が現実味を帯びてきた横浜マリノス。

この中で、特に目が離せないのが、ガンバ大阪と横浜マリノスです。

特にガンバ大阪・宮本監督は、将来の日本代表監督有力候補と多くのサッカー関係者が見ている、いわば大切な超エリート人材ですから、普通に考えればあり得ない人選です。こうなった以上は結果をだすしか道がない、究極の選択を、本人も覚悟の上でしたと思います。

それにしてもガンバというクラブは、分からないことをやるクラブです。

残り12節、宮本監督の幸運を祈りますが、現実には相当厳しい戦いです。

そして横浜マリノス。もう1993年からの10チームで、一度も降格したことのないチームは、横浜マリノスと鹿島だけです。今年、とうとう「マリノスよ! おまえもか!」と絶叫することになるのでしょうか?

今年の最終節は、12月1日のようです。いまから目が離せないことになってきそうです。
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