昨日5月11日の鹿島vs川崎F戦をテレビで観ました。NHKが総合テレビでやってくれたのですが、そのためかキックオフが午後1時だったのが少し残念でした。やはりもう少し遅い時間にさせて欲しかったです。
ただ試合は、激しいチェックと、それをかいくぐる技術の応酬で、見ごたえのある内容でした。鹿島の6連勝は、往年の鹿島の強さを取り戻したかのような「終わってみれば鹿島が勝っている」といった具合で、また鹿島の時代が戻ってきたことを感じさせます。
それにしても鬼木監督は素晴らしい監督だと思います。いい素材さえ集まれば、それを適材適所、試合中の交代も含めて、最適解で試合ができる、まさに勝負師としての優れた適性を感じました。
それは川崎Fの長谷部茂利監督にも言えることです。惜しくも準優勝に終わったとはいえACLEで強豪をなぎ倒した試合ぶりは、長谷部監督の采配を抜きにしてできなかったことでしょう。福岡でクラブ初タイトルを獲得した力量は十分評価されていましたから、川崎Fに招かれたのも自然のなりゆきだと感じました。
川崎はまだ下位に沈んでいますが、ACLEも終わり選手のコンディションが戻れば試合数も平均消化チームより3試合少ないですから十分上位に浮上できそうです。ただ選手層が鹿島と比べて少し劣るように感じますので、そこを、今回ACLEで得た賞金で補強できれば、2023年で途絶えたタイトルを再び積み上げられそうです。
そう考えながら試合を見ていて、もはや30年近く前、1997年から2002年まで6年にわたりに両雄として覇を競い合った鹿島・磐田2強時代を思い浮かべました。川崎Fのチームカラーも当時の磐田のようで思わず錯覚というかデジャブ(既視感)を覚えました。
それは新たな期待につながるデジャブ(既視感)です。2021年頃の川崎Fの圧倒的強さが影をひそめたあと、横浜Mが来るのか神戸が来るのかいった時期でしたが、なんと横浜M が最下位に沈み神戸もいま一つ。そんな中での鹿島vs川崎F戦は、日本中のサッカーファンの期待を物語る試合になりました。
何でも国立競技場での歴代入場者数で、あの1993年の歴史的開幕試合、ヴ川崎vs横浜M戦に次ぐ第2位の記録を出したことが、それを証明しています。
季節はまさに1993年5月15日のJリーグ開幕日近く。毎年、この季節はJリーグの季節ということで数日前にもNHKの朝の番組で「私とJリーグ」という視聴者の思い出を紹介するコーナーが、おそらく月から木ぐらいまでだったと思いますが、やっていました。たまたま見た日は、ジェフ千葉のスタジアムDJの方の思い出を紹介する日で、2008年Jリーグ最終節だったと思いますが、千葉がJ2降格絶対絶命の危機を迎えた試合のことを振り返っていました。
この試合はF東京を相手にホームスタジアム・フクダ電子アリーナ(サッカーファンなら「フクアリ」と言えば済む場所)で行われた試合です。
この最終節、千葉が勝つことは当然の条件で、その上、降格争いにある他の2チームが負けないと、千葉の降格が決まってしまうという状況でした。
試合は、千葉が2点をリードされて迎えた後半、4点をあげる大逆転で勝利した上、他会場の2チームも負けたという情報がスタジアムに伝わり、スタジアムはもはや狂喜乱舞の世界、ドラマは何年経っても色褪せないものだなぁと思いながら目頭が熱くなりました。
話を元に戻しますが、鬼木監督率いる鹿島、長谷部監督率いる川崎F、ぜひ、かつての鹿島・磐田両雄時代のように、数年にわたり激闘を繰り返す好敵手になって欲しいと願うのは私だけでしょうか。
そう感じた昨日の試合でした。
ただ試合は、激しいチェックと、それをかいくぐる技術の応酬で、見ごたえのある内容でした。鹿島の6連勝は、往年の鹿島の強さを取り戻したかのような「終わってみれば鹿島が勝っている」といった具合で、また鹿島の時代が戻ってきたことを感じさせます。
それにしても鬼木監督は素晴らしい監督だと思います。いい素材さえ集まれば、それを適材適所、試合中の交代も含めて、最適解で試合ができる、まさに勝負師としての優れた適性を感じました。
それは川崎Fの長谷部茂利監督にも言えることです。惜しくも準優勝に終わったとはいえACLEで強豪をなぎ倒した試合ぶりは、長谷部監督の采配を抜きにしてできなかったことでしょう。福岡でクラブ初タイトルを獲得した力量は十分評価されていましたから、川崎Fに招かれたのも自然のなりゆきだと感じました。
川崎はまだ下位に沈んでいますが、ACLEも終わり選手のコンディションが戻れば試合数も平均消化チームより3試合少ないですから十分上位に浮上できそうです。ただ選手層が鹿島と比べて少し劣るように感じますので、そこを、今回ACLEで得た賞金で補強できれば、2023年で途絶えたタイトルを再び積み上げられそうです。
そう考えながら試合を見ていて、もはや30年近く前、1997年から2002年まで6年にわたりに両雄として覇を競い合った鹿島・磐田2強時代を思い浮かべました。川崎Fのチームカラーも当時の磐田のようで思わず錯覚というかデジャブ(既視感)を覚えました。
それは新たな期待につながるデジャブ(既視感)です。2021年頃の川崎Fの圧倒的強さが影をひそめたあと、横浜Mが来るのか神戸が来るのかいった時期でしたが、なんと横浜M が最下位に沈み神戸もいま一つ。そんな中での鹿島vs川崎F戦は、日本中のサッカーファンの期待を物語る試合になりました。
何でも国立競技場での歴代入場者数で、あの1993年の歴史的開幕試合、ヴ川崎vs横浜M戦に次ぐ第2位の記録を出したことが、それを証明しています。
季節はまさに1993年5月15日のJリーグ開幕日近く。毎年、この季節はJリーグの季節ということで数日前にもNHKの朝の番組で「私とJリーグ」という視聴者の思い出を紹介するコーナーが、おそらく月から木ぐらいまでだったと思いますが、やっていました。たまたま見た日は、ジェフ千葉のスタジアムDJの方の思い出を紹介する日で、2008年Jリーグ最終節だったと思いますが、千葉がJ2降格絶対絶命の危機を迎えた試合のことを振り返っていました。
この試合はF東京を相手にホームスタジアム・フクダ電子アリーナ(サッカーファンなら「フクアリ」と言えば済む場所)で行われた試合です。
この最終節、千葉が勝つことは当然の条件で、その上、降格争いにある他の2チームが負けないと、千葉の降格が決まってしまうという状況でした。
試合は、千葉が2点をリードされて迎えた後半、4点をあげる大逆転で勝利した上、他会場の2チームも負けたという情報がスタジアムに伝わり、スタジアムはもはや狂喜乱舞の世界、ドラマは何年経っても色褪せないものだなぁと思いながら目頭が熱くなりました。
話を元に戻しますが、鬼木監督率いる鹿島、長谷部監督率いる川崎F、ぜひ、かつての鹿島・磐田両雄時代のように、数年にわたり激闘を繰り返す好敵手になって欲しいと願うのは私だけでしょうか。
そう感じた昨日の試合でした。