「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

凛とした妥協のない表情と、はじける屈託のない笑顔、人間力の大きさをそこに見ます

2016年04月27日 19時30分43秒 | サッカー・ユース年代、女子

今回のタイトル、なんのことだと思います?

なでしこジャパンの新監督に就任した高倉麻子監督のことです。

高倉麻子監督、女子サッカーの黎明期から笑顔がステキな存在感溢れる選手でしたし、読売ベレーザ所属ということもあってバラエティ番組などへの露出も多く、とても魅力的な方でした。

今日、なでしこジャパンの監督就任会見があったみたいで、ネットでは会見抄録が読めましたし、NHKニュースでは映像も少し見れました。

今回、あらためて感じたのは、U-17女子世界選手権制覇、U-19女子アジア選手権制覇を成し遂げた監督としての人間力の大きさでした。

目標や決意を語る部分での凛とした妥協のない表情と、フォトセッションの時に見せてくれる、はじけるような屈託のない笑顔、これを合わせ持っている人は、すでに高いレベルの人間力を備えていることが見てとれます。

女性にもかかわらず遠慮会釈なく年齢が暴露されますから、48歳になられたそうです。一般のビジネス社会でも企業トップあるいは幹部クラスになる時期ですから、人間としての器量の大きい方は自然にそれが滲み出て、ごく自然にトップに選ばれるものです。

U-17やU-19の監督は、企業でいえば部長クラス、せいぜい執行役員クラスでしかありませんから、高倉さんの人間としての器がどうこうと気にしていませんでしたが、今回、こうしてトップの座におさまった状態での立ち振る舞いを見せていただき、「あぁ、やっぱり、なるべくしてトップになる素晴らしい方なのだ」とわかります。

*高倉監督は「女性として初の監督だが・・・・」と問われて「選手の時からそうですけれども、一番最初を歩く役割といいますか、ずっとそうだったような気がします。ただ、一番最初を歩く役割にプレッシャーを感じることはないです。」と答えています。

この受け答えを読んで、私はNHK朝ドラの「あさが来た」で交わされた「ファーストペングィン」のやりとりを思い出しました。

主人公・白岡あさの能力を高く評価していた明治維新の高官・五代友厚が、あさに向かって「あなたはファーストペングィンになりんさい。南極という過酷なところに生息するペングィンは、海に飛び込んでエサを探すことさえも、とても勇気がいることですが、群れの中で一番初めに海へ飛び込む勇気あるペングィンの事をファーストペングィンといいます。あなたは、これまで女性がしなかったことを最初にやろうとしている。どうぞ、ファーストペングィンになりんさい。」というわけです。

高倉監督も選手の頃から「ファーストペングィン」であり続けてきた人なのだと思い至ったのです。(*印のところから、ここまでは翌朝加筆した部分です)

さる3月5日の書き込みで「なでしこジャパン佐々木監督、勝負の世界に生きる難しさ」について書きましたが、高倉監督も、これからは厳しい勝負の世界にさらされメディアの洗礼を浴び続けなければなりません。

その中で生き抜いていくには結果を出し続けていくしか方法がないのですが、選手たちの力を引き出すことにかけては、手ごたえをもっている様子です。

監督としてのデビュー戦が2015W杯カナダ大会優勝のアメリカだそうで、相手にとって不足ない、この上ないデビュー戦になりそうです。

そもそも、この試合の勝ち負けに一喜一憂してはサッカーファンの資格なしでしょう。99%勝ち目がないと考えて観戦しなくてはなりません。残りたった1%の可能性は高倉監督のマジックがさく裂すれば、といったところです。

それでも6月2日のアメリカ戦、楽しみになりました。まず誰を選んで、というところから興味深いです。

佐々木監督が、ブラジル五輪出場権失敗という、お土産のない状態で交替されましたから、まったくのゼロからの出発といっていい高倉監督です。

今回の会見での立ち振る舞いで、一気にその器量の大きさに触れたのは私だけではないと思います。うれしい体験です。

とにかく、しばらく時間をかけて楽しみにしていきましょう。なでしこジャパンの今後を。

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猶もっちゃん、勇蔵クンと激しい首位争い?

2016年04月26日 09時15分12秒 | サッカー選手応援

当ブログを訪れてくださる方はよくご存じのとおり、多くのブログが「Jリーグ人気ブログランキング」や「日本ブロク゜村」のランキングで、日々順位を競っています。

別に望んで競っているわけではないのですが、そういう仕組みの中で、より訪問者数やページビューを多くしたい願望は持っています。

このうち「日本ブログ村」のランキングでは、「サッカー情報」のカテゴリーで335プログ中、当ブログが4位、「サツカー選手応援」のカテゴリーでは250ブログ中、当ブログが5位という好位置につけています。

いまさらながら、訪問してくださる方の後押しに感謝している次第です。ありがとうございます。

この位置にいるなら、それこそ錦織圭選手じゃないですけど、首位を狙いに行くかといえば、それは無理とあきらめています。なぜなら上位3位まではINポイント、OUTポイントというランキングを決定づけるアクセス数値が、抜きんでて多く、とても太刀打ちできそうにないレベルです。

むしろ、書き込みをサボっていたり、つまらない内容ばかりであれば、あっという間に10位以下に転落する立場だと認識しています。

そんな中、上位3位までのブログに当然目が行くわけですが、今日現在の1位は「猶本光サポーターズサイト~文武両道~」です。言わずと知れた浦和レッズレディースのプリンセス、どこまでも知的な雰囲気を漂わせながらピッチを駆け巡る「なでしこジャパン」の若き才能です。

「猶本光選手(浦和レッズレディース・なでしこジャパン)を応援していく非公式ファンページ」というサブタイトルがついているとおり、公式サイト以外に作られているサイトです。いかに高い人気を誇っているかがわかります。

次に今日現在の2位が「Walk on the Wild Side」(マリノスタウンの日常と栗原勇蔵をこっそり見守るブログ)、今日現在の3位が「平山相太 忘備録」(ひっそりと平山相太選手(FC東京)のWeb記事をチェックしています)です。

2位、3位のブログに共通している「姿勢」を感じますでしょう? 「こっそり見守る」「ひっそりチェックする」んです。決してブイブイ言わせて応援したり、自慢げな態度ではないんです。

栗原勇蔵選手も平山相太選手も決して派手な活躍をしていたり、誰もが認めるスター性を持っているわけではありません。でも、彼らをこよなく応援したいと考えているサポーターにとっては「わかっているけど応援します」ということですよねぇ。日本人って、いいですね。

ところで、今日現在の1位から3位、これまでも長らく同じ順位を保っていたように思いますが、実は先週異変に気が付きました。

定位置、猶もっちゃんが首位を陥落したんです。私の記憶では2日間だけだったと思いますが、勇蔵クンに首位の座を明け渡しました。これには驚きました。何があったんだろう?いつまで続くんだろう?と思いました。

でも昨日、今日と猶もっちゃんはまた首位に返り咲きました。猶もっちゃんサポーターも勇蔵クンサポーターも先週はさぞ色めき立ち、それぞれに情報を走らせ、いろいろ策を講じたことでしょう。

当ブログでは、それ以上の追跡はしない主義ですので、この先週の異変について、何か事情に明るい方から情報が寄せられればと思っています。

ブログランキングの世界でも、ちょっと目を凝らしていると、いろいろ興味深い出来事が起きているのですね。

ベスト3ぐらいになると大変ですよね。そういう意味でも4位とか5位あたりの位置、ありがたい順位かも知れません。

皆さんのご配慮に感謝しつつ、引き続き、よろしくお願いします。

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「アスリートの輝石」に原口元気選手、BS放送効果さっそく

2016年04月20日 11時58分55秒 | サッカー選手応援

17日(日)の夕方、何気なくテレビをつけたら「アスリートの輝石」が放送されていました。確か夜11時前からの放送だったと思うが・・・と思いつつ、この日はブンデスリーガで活躍している原口元気選手だったので、ラッキーな気持ちで見ました。

ブルーレイレコーダーがないので録画できなかったのは残念ですが、録画がわりに、ここに記録しておこうと思います。

原口選手の才能は、日本代表・ハリルホジッチ監督の招集が増えていることでも明快です。ちょうど、彼がドイツに渡り自らの足りない部分に気づいて、それを克服しつつある段階になったことと、ハリルホジッチ監督の就任がピタリとシンクロしたのは、彼にとって幸運でしたが、彼が変わったことによる必然ともいえます。

ドイツに渡る前の原口選手のイメージといえば、天才少年と呼ばれた小学生時代から、いわば「お山の大将」のプレースタイルそのものだったように思います。したがって何かうまくいかないことがあれば、すぐキレるタイプのようにも見えました。

それでも浦和レッズ時代、前線のレギュラーとして定着して海外移籍のチャンスをつかんだのだと思いますが、ヘルタベルリンでは、即レギュラー獲得ができず、自分に足りないものを克服しなければならないと考えたようです。

番組では、それを「初めての挫折を味わった」と表現していました。挫折といえば相当のダメージを受けているものだと思いますが、私は原口選手の場合、多少なりとも試合に出続けながら自分に足りないものを皮膚感覚で敏感に感じ取り、すぐさま克服する努力を続けたという点では、非常に優れた向上心を持っている人だと思います。

自分に足りないものは、せっかく持っている高度なテクニックを1対1の場面で発揮しようにもできないフィジカル面の弱さだったそうです。彼は言っていました。「ドイツでは相手陣内で守備に追われたあとマイボールになれば、50m、60mスプリントして自陣に戻り、そこから相手と1対1で勝負する。それを試合の最後までやり通す必要がある。ところが自分はいつの間にか自陣に戻ったところで息切れしてしまって勝負しようにもできない」

とてもわかりやすい話です。自分は何をしなければならないのかはっきりしています。その結果、彼はたびたびのスプリントを繰り返し自陣での攻撃でも出色の活躍を示し、それを最後まで続けることができるようになっているようです。

その攻守にわたる豊富な運動量を見込んたハリルホジッチ監督は、先日のシリア戦で負傷退場したボランチ・山口蛍選手のあとに原口選手を投入したのです。

ハリルホジッチ監督が、いかに彼の能力を高く評価しているかがわかる起用でした。

番組では、こうして輝き始めた原口選手が大切にしている恩師の言葉として「努力+継続」という言葉を紹介していました。ドイツで自分に足りないものに気づいた時、それを克服するにはただの努力では成功できない。努力を継続しなければ克服できないと心に刻んでトレーニングに励んだといいます。

少々の辛いこともグッと心の中に押しとどめ、黙々とトレーニングに取り組んだのかも知れません。あの「キレる原口くん」は次第に「黙々と努力を続ける原口くん」に変貌していったようです。

そうやって努力し続けられるようになった要因、それは結婚でしょう。彼を支えてくれるステキな姉さん女房と二人三脚でドイツで挑戦していることが、彼を一回りも二回りも成長させているように思います。

そういう原口選手には、日本代表での大いなる飛躍を期待したいと思います。いま日本代表に最も必要な選手、それは本田圭佑選手の後継者です。

これまで私は、その候補として宇佐美貴史をあげてきました。今回、原口選手の人間的成長を見せていただき、二人目にあげたいと思います。

彼自身も、次のワールドカップに出場して、世界の舞台で、世界のどんな選手とやっても1対1の勝負なら負けないというところまでいきたいと話しています。それはとりもなおさず日本ではもちろんナンバーワンの選手、さらには世界トップクラスでも通用する選手を目指していることを意味します。

しかし、彼自身もわかっていると思いますが、日本代表の絶対的存在である本田圭佑選手の凄さは、ここぞという時の「決める実力」や「半端ないメンタルの強さ」にあります。

2010年南アW杯グループリーグ、第1戦カメルーン戦での先制ゴール、そして第3戦デンマーク戦、無回転FKでゴールを決め度肝を抜いただけでなく、決勝トーナメント進出の流れをつくった実力、さらには2014年ブラジルW杯アジア最終予選オーストラリア戦、リードを許しながら迎えた後半アディショナルタイムに得たPK、決めると外すとでは天と地ほどの違いのある場面でPKを真正面に蹴り込み決め切るメンタルの強さ。

こうした本田選手だからこそ私たちは絶対的エースと呼べるのです。宇佐美貴史選手にも原口元気選手にも、ぜひ本田圭佑選手の後継者と呼ばれるようになって欲しいですし、さらにその次の世代に、あの人の後継者は誰かと目標にされるようになって欲しいと思います。

これからの日本代表のエースになれそうな選手は、そう簡単には見つかりません。このあと1年ぐらいの間に急速に存在感を高めるような選手が出なければ、おそらく宇佐美選手と原口選手に頼る代表になるのではないかと思います。

それは、今年後半から来年にかけて行われるロシアW杯アジア最終予選で答えがでそうです。

放送時間が午後10時54分から午後5時30分に変わった関係でラッキーにも見ることができた「アスリートの輝石」、そしてラッキーにも登場人物がサッカー・原口元気選手だったこと、その前日に視聴再開したばかりのBS放送の効果をさっそく実感した番組でした。

やはり「夢追い人」には自然とサッカーの話題が集まってくれるみたいです。

 

 

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BS放送も見れるようになりましたぁ。

2016年04月17日 08時51分44秒 | テレビ番組

それがどうしたぁ、と言われそうなタイトルです。でも嬉しいですから書かずにはいられません。2週間前のスカパー再開に続きBS放送も再開です。

昨日夕方映りはじめ、さっそく土曜夜の7時といえばJリーグですが、昨日の予定カード、鳥栖vs神戸戦は、熊本県を中心とした地震災害の影響で中止になり、かわりの映像ということで1週間前に行われたブンデスリーガ29節シャルケvsドルトムント戦でした。

中止になった鳥栖・神戸関係の方には申し訳ありませんが、正直、香川真司選手が「芸術的」と称賛されたループシュートによるゴールを決めた場面を1分前からのシュチエーションも含めて見れたのは幸運でした。

香川選手のゴール前でのあのアイデアは、明らかにリラックスした精神状態で試合をしている証拠で、日本代表戦でのゴールからの「心のゆとり」を継続しています。

ここ2ケ月ほどBS放送をはじめサッカーシーンから遠ざかっていた私にとってスカパー、BSと映像が戻ってきたことで、やっと「「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」夢追い人」としての日常に復帰した気分です。

あとは録画を再開して、いまはもうライブで見れない「Jリーグタイム」「マンフト」「欧州CLマガジン」といった夜遅い番組をリピートで見れるようにすることです。

そうすれば、いまネットだけに頼っているサッカー関連の情報把握も少しは「まし」になるでしょう。

1995年頃だったか、CS放送のCoca colaのCMで「寝てもサッカー、覚めてもサッカー、コカ・コーラぁ」というコピーがありました。あの頃は自分がまさにそういう状況でしたから自分のキャッチフレーズみたいに使ってました。

いまは20時半から21時頃には消灯して寝てしまう生活です。昨夜もシャルケvsドルトムント戦、香川選手の先制ゴールのあと同点にされたところで「ご就寝」でした。

それにしてもシャルケといえば内田篤人選手ですが、どうなんでしょうね。かくも長き離脱。今シーズンはもうないでしょうし、仮に復帰があるとしたらチームとしての完全消化試合でしょうね。

すると来季の内田選手は? という話になるでしょう。なにぶん日本でナンバーワンの人気を誇るウッチーです。まだまだ老けこむ歳ではありませんから雄姿を見たいものです。

応援しましょう。

では、また。

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チーム育成部門スタッフが1年間市役所職員になる話

2016年04月14日 09時52分11秒 | スポーツ

2~3日前のテレビニュースで画期的なニュースを見ました。「チーム育成部門スタッフが1年間市役所職員に」というニュースです。

といっても、これはJリーグチームの話ではなくプロ野球チームの話です。

北海道日本ハムは、北海道紋別市にファイターズベースボールアカデミーの浅沼寿紀コーチ­を2016年4月1日付で1年間職員­として派遣したというのです。

Jリーグチームもプロ野球チームも、その他のプロスポーツチームも地域との交流・貢献の一環として少年たちの指導の機会を設けていますが、まるまる1年間職員を派遣するという話は初耳です。

いろいろな民間企業が自治体との人事交流をするというのも一般的になっていますが、いわばプロスポーツ業界ともいえる業界の取り組みという意味で画期的だと思います。

また、自治体からプロスポーツチーム側に職員を派遣するというのもよくある話ですが、逆方向の派遣は聞いたことがありませんでした。

私は、これまで、歴史の浅いJリーグのほうが地域密着という理念をもとに、地域との交流に関しては他のプロスポーツに先んじてきたと思っていますが、チームスタッフを自治体職員として1年間派遣してしまうという北海道日本ハムの取り組みは、この方式の先鞭をつけるケースになると感じました。

今回の場合、なぜ紋別市なのかということになるわけですが、紋別市では近年こどもたちの体力低下を懸念する状況になっているそうです。体力測定の結果が年々よくないというわけです。そこで市として、こどもたちの体力増進、スポーツ振興という施策を重点課題に据えたのです。

その具体的な方法を考えた時、プロスポーツチームから専門家を招いて体力づくり・スポーツ環境の整備を図ろうという知恵が出たわけです。

北海道の場合、地域が広いですから一口に専門家を招くといっても「通い」ではなかなかできないということも1年間派遣という方式になった一因だと思います。

テレビでは、浅野コーチが紋別市に赴任する日のこともレポートしていました。コンテナ1個だけの引っ越しだったそうですが、地域の多くの人たちが引っ越しに駆けつけてくれたそうです。

そうです、目に浮かぶようです。地方というのは荷物の多い少ないに関係なく大勢の人が出迎えたり見送ったりしてくれるところです。

さっそく地元の学校に指導にでかけた浅野さん、紋別高校では、たった6人しかいなかった野球部に新入生徒のうち11人が入部してきたそうです。これがスタートになって数年後に「夢の甲子園」てなことになったら、これまたスゴいことになるかも。

Jリーグチームの場合、多くは財政的に厳しいですから同じようなことができるチームは限られると思いますが、スポーツ分野の知見という点で貴重なノウハウを持つチームスタッフがどこかの自治体に1年間しっかりと指導に入るというのは、この上ない地域貢献になると思います。

ビッグクラブと言われる余力のあるチームは、ほとんどが大都市圏にあり北海道紋別市のような感じにはならないかも知れませんが、それでも、東京のクラブが島しょ部や福島の震災被災自治体に、埼玉のクラブが秩父地域の自治体にといった支援は考えてもいいテーマではないでしょうか?

いまスポーツの持つ力、スポーツ関係者の持つ知見・ノウハウの重要性は社会の公共財といっても過言ではない時代にあります。紋別市の取り組みに関して国や県が何らかの役割を果たしたのかどうかわかりませんが、公共財という考え方に立てばプロスポーツチームの取り組みに対して何らかの支援を考えてもいいのかも知れません。

前回の「村井チェアマン直言、AEDによって救命できたスタジアムの話」もそうですが、Jリーグチームが社会的により意義ある存在として、その地位を高めていくためには、取り組むべきテーマがいろいろあるんだなぁ、ということを実感させられた話題でした。

今回も当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。下のクリック、よろしくお願いします。では、また。

 

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村井チェアマン直言、AEDによって救命できたスタジアムの話

2016年04月05日 13時47分32秒 | サッカー文化

24年目にしてJリーグ全試合録画作業が中断しかかったのを、再開できた喜びで、このブログへの書き込みにも張り合いがあります。

自然とサッカー関連の情報チェックにも熱が入ります。以前はサッカー専門誌、スポーツ紙等の紙媒体が主流でしたが、いまはネットを通じたチェックが中心になりました。時代の様変わりを痛感します。

さて、今日の話題は、ネットに「村井チェアマン直言 AED背負い仲間の命救った甲府サポーター」という記事を見つけました。

yahooの「スポーツナビ」に入っていくと、各スポーツジャンル毎に新着ニュースが並んでいます。そこにありました。

Jリーグの村井チェアマンは、スポニチアネックスというスポーツ総合サイトのサッカー部門で「村井チェアマン直言」というコラム欄をもっているようです。

見ると月に2~3回程度寄稿されているようです。

今回の「AED背負い仲間の命救った甲府サポーター」というコラムは、幅広く読んで欲しい内容でしたし、私も読むことができて本当によかったと思います。

下のほうにリンクを張っておきますので、ぜひ全文お読みいただきたいのですが、要約すると「3月27日のナビスコ杯、甲府vs大宮戦のゲーム中、実はバックスタンドで観戦していた女性が突如、心肺停止状態に陥ったのですが、AEDを背負い無線機を持ちスタジアムの各所で不慮の事態に備えているボランティアの応急処置により、事なきを得た」というニュースです。

村井チェアマンが特に強調しておられたのは、「2014年からスタジアムへのAEDの常設をルール化してあるが、機器以上に大事なものは、そうしたものを確実に使いこなせる態勢づくりであり、最終的には人的資源をいかに持つかに関わってくる。」ということです。

ヴァンフォーレ甲府の態勢がまさに、そのモデルであることは言うまでもありません。

村井チェアマンは「AEDの設置は、急逝した、あの松田直樹選手さんを称えるメモリアル試合の収益金の一部で購入している」ことにふれるとともに、甲府がAEDを背負ったボランティアを配置することになった経緯についても紹介しています。

このような取り組みが、少なくともビッグクラブと呼ばれるクラブのホームスタジアムでもさっそく始まることを願ってやみません。私は前回の書き込みでもご紹介したように特定の応援チームを持たないJリーグファンなので、個別のチームに意見・要望をお伝えするアクセス手段を持っていません。

このプログを読んでいただいた皆さんが、もし、この点に共感してくださるのでしたら、それぞれの応援チームに何らかの方法で反映していただければ幸いです。

本来なら村井チェアマンの発言ですから、全チームに伝わっていておかしくないのですが、それだけでなく、各方面からの共感、反応が必要なのだと思います。

「村井チェアマンの直言」が読めるサイトのURLです。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/05/kiji/K20160405012343440.html

では、また、このブログ訪問をお待ちしています。

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スカパーさん1ケ月ぶりの視聴は無料放送日みたいでした。

2016年04月03日 15時24分50秒 | Jリーグ・三大タイトル

2月末をもって、スカパーのチャンネル契約を一旦終了したことを、3月1日の書き込みでお知らせしました。

理由は東京都内から山梨県に単身赴任したため、ということについても書きました。スカパーさんの基本契約だけは残していますので、都内に戻った日に無料放送があれば見るとか、録画したままの試合を見たりはできます。

ちなみに、スカパーさん放送の試合を録画した場合、もし基本契約すらも解約してしまうと、録画したものも見れない仕組みになっているのです。基本契約の料金は月々400何十円かなので、録画したものを見たい時の権利料のようなものです。

そんなわけで、山梨県にいるうちはスカパーさんとはお別れと思っていましたが、なんと借りている店舗にスカパーさんのアンテナがついてるではありませんか。最近落ち着いて建物の回りを見て歩き気づきました。

これはラッキーという感じです。さっそく先週都内に車で戻りスカパーチューナーほかワンセット運搬してきました。

そして今日、電気屋さんに手伝ってもらいアンテナから伸びているケーブル線をチューナーに接続することに成功、見事映像が出ました。

チャンネルをいろいろ回していたら、どうやら今日は無料放送の日らしくJ2各試合のナマ放送も見せてもらえました。昨日はどうだったのか、昨日も無料放送日だったらJ1も見れたのかも知れないと思うと、もったいないことをした気分ですが、もう終わったことは仕方ありません。

さっそくチーム応援番組を何本か録画予約するなど1ケ月ぶりのリモコン操作を味わいました。

これだったらJ1全試合録画を復活させてもいいかなと思う嬉しさです。幸い3月は日本代表ゲームがはさまった関係で、まだ4節が終わったばかり。

(ここまで書き込んで中断、スカパーにTEL、JリーグMAXプレミアムに加入手続きのため30分話し込みました)

スカパーさんに電話してJ1リーグ全試合録画再開に必要な手続きをしました。

今回電話口に出たオペレーターの方は、電話応対のキャリア豊富な方のようで、私の契約履歴をみながら「15年間契約を継続してくださっているので、スカパーとして最大の特典を受けられる状態にあります」と、いままで聞いたことのない特典を教えてくれたのです。

そして、こうも聞いてきました。「Jリーグの中で特に応援しているチームはありますか?」

「いや、私は特定の応援チームを持たないJリーグ全般応援の人間です」

「あぁ、それは残念ですね、いまJリーグのお好きなチームを指定していただければ、毎月いただく視聴料の一部をそのチームに支援金として還元する仕組みになっていて、契約期間が長いほどその支援金も多くなるんです」

「なるほど、スカパーさんのペイパービュー契約をする人というのは、どこかのチームのコアなサポーターが中心だと聞いてます。私のように特に応援チームを持たない契約者というのは少数派でしょうね」

「はい、支援金の対象チームが特にないという方は初めてですぅ」

「私としては個別のチームへの支援ということでなくJリーグ全体の支援になるようなメニューもあればいいと思うので、視聴者からそういう要望があったとスカパーさんの社内にレスポンスしておいてください」

「わかりました。ご意見として承ります。」

このような話しに発展して、スカパーさん視聴再開はハッピーな手続きになりました。

お読みいただき、ありがとうございます。ではまた。

 

 

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武蔵丸が五郎丸ポーズ、ナマで見れた川崎F・鹿島サポ、どんだけ大爆笑!!

2016年04月02日 18時49分36秒 | Jリーグ・三大タイトル

yahooのトップページのほぼ真ん中にに小さな写真ニューススペースがある。そこに「武蔵丸の五郎丸ポーズ」というキャプションの写真が載った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000063-jijp-spo.view-000

ズームアップして見ればみるほど楽しい写真で、しばし笑いがとまらなかった。そして、それがラグビーの試合ではなくJリーグ川崎Fvs鹿島戦でのキックオフセレモニーだとわかって、どうしても書き込みたくなった。

なぜなら、これをナマで見れた川崎Fと鹿島のサポーターはどんだけ大爆笑したことか、想像するだけ楽しいからだ。ナマで見た読者の方がいらっしゃったら、ぜひコメントをください。

それにしても、この演出、川崎Fのフロントスタッフ、なんと粋な人たちだろう。なかなか湧いてこない発想でしょう。

五郎丸はラグビー、武蔵丸は相撲、サッカーとは何の脈絡もないのに、あえて川崎のユニフォームを着せて引っ張り出す。これこそ演出の極意でしょう。

武蔵丸もそこをわかって見事に演じてくれる。その結果、素晴らしいショットがネットにアップされる。このあとのキックがどうだったのかとか、あまり気にならない。このポーズまでで勝負ありだと思う。

今夜のNHK-BS「Jリーグタイム」をはじめ、いろいろな番組が取り上げてくれるだろう。見るのが楽しみだ。

短い書き込みですが、楽しかったです。

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ずいぶん前の書き込みも読んでくださる人が多い驚き

2016年04月01日 10時19分28秒 | Jリーグ・三大タイトル

このブログのポータルサイト「gooブログ」は、毎週メールで「先週のハイライト」、そして書き込んだ日から1年後にもメールで「1年前の記事」というお知らせをくれます。

先週、久しぶりに「先週のハイライト」メールを開けて、いろいろ読んだら、アクセスの多かった記事ランキングという資料がありました。

これまで知らなかった資料で驚いたのと、そのランキングの中味にも驚きました。通常は直近に書き込んだ順からアクセスが多いものだと思ってましたら、二番目に多かった記事は2015年1月つまり1年3ケ月も前に書き込んだ「ジーコつば吐き事件のルーツとなった試合を振り返ります」でした。

ブログをお読みいただく方がどういう流れで当ブログにたどりつくのかを知る一つの手かがりになります。

「ジーコつば吐き事件・・・・・」は「サッカー文化フォーラム&アーカイブス」の自主企画のようなレポート形式になっています。サッカーを愛する人たちの世代も移り行き、ジーコの現役時代を知らない方、あるいはJリーグ開幕当初のことをご存じない方も増えている中、話には聞いたことがある出来事の中身を知りたいという方が検索してくださるのかも知れません。

当ブログでは、そういう皆さんの期待に応えるようなレポートを多く掲載していきたいと思ってきました。レポートのテーマもいろいろ発掘していました。

例えば、①1997年日本代表加茂監督から岡田監督への交代に至る危機管理の甘さ、②1998年カズ代表落ちに見る岡田監督がはまった陥穽、③2002年日韓W杯、トルシエ監督が決勝トーナメント進出を決めたあと緩めてしまった集中力、等々

残念なことに、いま当フォーラムが所蔵している膨大な映像・文献の数々をひもとき、それらの深層に迫る作業ができません。

でも、いつも言うのですが手元にある資料は逃げたりなくなったりしないので、私が再び作業に取り掛かることができれば、いつの日か皆さんにレポートをお届けできると思います。

それまで、時々チェックがてら当プログへのアクセスを続けていただきますよう、よろしくお願いします。

では、また。

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