「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

今夕、23名発表、弱点がもろに失点のガーナ戦

2018年05月31日 08時10分15秒 | サッカー選手応援
昨夜のガーナ戦、西野監督の戦い方の象徴が、90分フル出場の大島僚太選手でした。西野監督は、かつての遠藤保仁選手の役割を大島選手に託したのでしょうし、おそらく西野体制のキーマンになるということでしょう。

その大島選手が、最初から結果を出せるとは思いませんが「ホントにそのままでいいのかなぁ」という引っ掛かりは残りました。私なら90分残すのは柴崎岳選手だと思うからです。

それにしも、日本の弱点がもろに失点につながりました。DF槙野選手とGK川島選手、彼らを凌ぐ選手がいるかと言われれば「?」なので仕方がないのですが、何とかならないの?と思わざるを得ません。

失点しても取り返せるだけの力がない現状では、どんなことがあっても後半途中までは無失点という試合ができなければ勝ち点は拾えないでしょう。

守備の構築だけは選手の自由度とは別問題です。3バック自体は構わないのですが他の3人+GKを含めたカバリングの連携だけは構築してもらわないと、いつまでたっても同じパターンを見せられてしまいます。

私が提案した世界最高の守備コーチを呼んで指導してもらって欲しいということも叶いませんでしたし、西野監督体制になって、そこを徹底的にやったという話も聞きません。

先日ご紹介した「西野監督の報道官」橋本英郎選手の説明による「川幅の自由度」によってもたらされる効果は、せいぜい、何度やっても得点できなかったチームが1点とれるチームになるかも知れないという程度です。

ですから、それと並行して2失点してしまう守備を、限りなくゼロに抑える守備に再構築して欲しいのですが、もう、ほとんど時間がありません。

今夕、メンバーは決まります。あとは戦術練習で熟成させるしかありません。移動期間を除いた2週間の練習で、どこまで改善されるかに希望を抱くしかなさそうです。

では、また。(今夕の発表、だいたい固まったわけですから、あえて取り上げるつもりはありません)

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海外メディアが「日本代表はミステリー」だって、それもまた楽し。

2018年05月29日 21時09分22秒 | サッカー選手応援
「アメリカ『Yahoo! SPORTS』ではロシアW杯に出場する各国代表の分析記事を展開しており、現地時間24日にグループH、日本代表についても紹介した」という記事がネットで紹介されています。

その中で「日本はミステリー」だと分析しているそうです。この場合のミステリーとは、「西野ジャパンとしてチームが試合をしたことは現時点で一度もない。そのため、チームとしての考察も不可能だ」ということのようです。

でも、なぜか「それもまた楽し」という気分です。

分析記事では「組織が安定せず、日本がグループHで勝ち抜けると予想する人は最も少ないだろう」「グループH勝ち上がりの可能性は11.8%、32カ国の中26番目の力がある」と紹介しているが、結局のところ「現状の日本代表は本番を前に不明瞭な状態だとして、紹介さえも難しい」らしい。

ハリル監督のままだったら「グループH勝ち上がりの可能性は11.8%、32カ国の中26番目の力がある」という結論のままだったと思うが、監督が代わってミステリーゾーンに入ったとしたら、これほど楽しいことはありません。

結果的にグループリーグ敗退だとしても、それは織り込み済みであり、むしろ「さっぱりわからなくなった」と受け止めてもらったほうがいいのです。

よく相手を疑心暗鬼にさせると、思いがけない効果を生む可能性があるといいます。まさに今の日本代表はそう思われている可能性があります。

おそらく明日のガーナ戦を世界中のジャーナリストたちが分析の材料にすることでしょう。それしか判断材料がない唯一の場ですから。

そして「意外にいいかも」とか「やっぱりムリだわ」とか仕分けするのでしょう。たった1試合で仕分けされるのも酷な話です。当落線上にいる数人の選手たちにとっては確かに仕分けの場にされてしまうのですが、チームとしての戦い方は本番まで模索が続くでしょう。

国内のサッカーメディアは、選手の仕分け予想でもちきりです。「この日の練習では誰それがレギュラー組に入った、誰それは一度もレギュラー組に入っていない.etc」
明日ガーナ戦、そしてあさって31日16時、いよいよ23名の発表です。

いつもながらの悲喜こもごものドラマの日になってしまいますが、仕方ありませんかね。
では、また。

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スポーツ紙における「サッカー」の扱い、ほとんど無視状態

2018年05月26日 20時31分18秒 | サッカー選手応援
このタイトル、皆さんどう感じておられます?
25年前からスポーツ紙の1面を「サッカー」が飾った日は、日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツの4紙のどれかであれば、必ず収集保存してきました。

ここ2年前からネット上での収集保存に切り替えたとは言え、まだまだスポーツ紙の1面をフォローしていけば、その時々、何が注目だったのかわかるという確信をもって続けてきましたが、どうやら、その確信も揺らいできました。

例えば、西野監督になって初めての代表メンバー発表、翌朝のスポーツ紙で1面に記事を掲載した紙は一つもありませんでした。

そして今回、イニエスタ選手の神戸入団、年俸30億円超というスーパーな選手の会見にもかかわらず、どこも1面には持ってきてくれませんでした。

もはやスポーツ紙ではサッカーはほとんど無視状態です。

おそらく各社によっても少し色合いが違っているようで、日刊スポーツだけは、5月22日東京朝刊1面に「W杯後、森保五輪代表監督がフル代表監督を兼任か?」と報じてくれるなど、まだましですが、その日刊スポーツも「イニエスタ加入」は1面になりませんでした。

スポーツ紙の購読層の変化とか、トレンド分析しても仕方がない気がします。これだけネットが身近になってきたいま、スポーツ紙を買う動機はますます希薄になっているのではないかと思います。

ネットの報道は、新聞や雑誌と異なり、現物による比較・差別化ができないため、保存・記録の面で魅力に欠けるところがありますが、もう、そんなことを言ってられない時代になりました。

ネット報道を丹念に拾い保存していかないと、時間の流れにおいてサッカーの何が注目だったのか、次第に分析が難しくなっていくでしょう。

「サッカー文化」の保存・記録・伝承を務めとする身としては、ここらで少し頭を整理して気を引き締めないとダメになってしまうと痛感するスポーツ紙の惨状です。

ては、また。
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西野監督流サッカー、橋本英郎選手がわかりやすく語ってくれました。

2018年05月26日 07時10分07秒 | サッカー選手応援
前回、イニエスタ選手のことを書き込んだ際、5/25・26日号の「エル・ゴラッソ」紙の記事を紹介しましたが、今回も同じ号に掲載されていた日本代表・西野監督のサッカーについてです。

同紙編集部は、かつてG大阪と神戸、2クラブにわたって西野監督のもとでプレーした橋本英郎選手に白羽の矢を立て、インタビューを試みたのです。

これは出色の企画だと思います。その橋本選手が「川幅の自由」というキーワードを使って実に上手に西野サッカーの特徴を語ってくれたからです。

そのエッセンスの部分をぜひご紹介したいと思います。ずいぶん抜粋する形になりますが、おわかりいただけるといいのですが。

「(西野監督が大切にしているのは)細かい戦い方の指示ではありません。チームがするべき攻撃マインドやプレーの意識のラインを定めると言えばいいでしょうか。」

「川で例えると、ある程度、川幅のラインを設定して、そこを選手が流れていきます。そして選手がその川幅を外れるようなことが起きたときに、監督が出てきて川の流れに戻します。川幅の中で流れているうちは、監督は選手に言ってきません。だから川幅のライン間でのプレーの自由度があるわけです」

「分かりやすく言えば、ハリルさんが『固定したチーム戦術』という1本のラインしか作らなかったとすれば、西野さんは、幅をとらせるもう1本のラインを設定します。その2本間のスペースで、選手本来の力を発揮させるためです。」

「僕ら(G大阪時代)の場合、"アクション、攻撃的"というラインの川幅で流れていく上では何も言われませんでした。後ろ向きなプレー、チームが定めるマインドと違う方向に行こうとすれば、具体的な戦術指示で注意されました。『不必要にバックパスをするな!』とかですね。」

(中略)

「サッカーではよく『規律の中での自由』という言葉が使われますよね。西野さんは、その規律のラインと幅を設定する感じです。」

「きっと細かい監督はいろいろな指示を出して、大事な要素を箇条書きで並べるようなことをすると思いますが、西野さんはアクションが規律です。だから、アクションに付随するようなプレーや表現であれば、選手の自由な発想でプレーさせてくれるのです」

「代表でも川幅を作ると思います。そして、これまでハリルさんが1本の線の上でやろうとしていた中で選手が右に左にバラバラになっていたところを、その川幅の中に入れていくと思います。」

「選手の本来の能力を100%に近い形で発揮させるような幅と環境を作るのではないでしょうか。それさえできれば、日本代表もいいプレーができると思います。」

(中略)

---では、どんなエッセンスを加えて川幅を作っていくと思いますか?---

「"エッセンスを加える"という発想ではないと思います。例えば、これまで100%の力を発揮できる形だったかと言えば、決まりご事が多くて、得意なプレーがカットされていたわけてです。それをカットせずに済む環境になれば、50%だったパフォーマンスが100%に近いプレーになっていきます。だから新たなエッセンスはいりません。何かを加えるというよりも、狭過ぎた川幅を広げてあげれば、本来の力を出せる選手がもっと増えてくる。そういう感覚だと思います。」

(中略)

---西野監督が挙げていた「選手の化学反応」というキーワードがありました。橋本選手の言葉が、その答えに近い気がしました。---

「ですから、プレーのイニシアチブを、ある程度は選手たちに渡していく可能性もあると思います。ただ、(西野監督)は全員のもつべきマインドや川幅は決めますよ。自由に解き放って、選手に『どうぞ、好きにやってください』ではありません。『こういうプレーをして欲しい』と言うでしょう。」

「でも、今まで1本のライン上でしかプレーしてはいけない制限があったところに、幅ができるわけです。そこで選手が感じる開放感は、ものすごいと思いますよ。その環境がプラスに働く選手が多ければ多いほど、これまで閉塞感のあったマインドかポジティブな方向に向かうと思います。」

(中略)

---お話を聞く限り、非常に個人戦術が問われるチーム作りになりますね---

「指示を待つような選手は、うまくプレーできないかもしれません。1本のライン上で戦うことしかしてこなかった選手は、幅ができたことで逆に何をしていいのか分からない状態に陥ってしまうかもしれません。」

「そこはしっかりと見極めて人選していると思います。個人戦術があり、自分でプレーを作っていけるメンバーだと思います」


ここまでが、橋本選手インタビューの抜粋です。
いかがでしたか? 途中、ずいぶん(中略)も入れましたし、まだまだインタビューは長いのですが、何か「目からうろこ」のような気がしませんでしたか?

もう1本、線を引いて川幅にしてあげるだけでいい、その川幅という自由度が与えられれば選手は、開放感に満ち溢れて持てる力を存分に発揮できるはず。

橋本選手は、まるで西野監督の有能な報道官のようです。これほどわかりやすくブリーフィングしてもらえると、一気に西野ジャパンの戦い方というものに対する期待感が出てきます。

なぜなら、選ばれた選手たちは、みな百戦錬磨、自由度さえ与えてくれれば結果は出しますヨ、と顔に書いてありそうな選手ばかりですから。

いいタイミングで、いいものを読ませていただきました。ありがとうございます。橋本英郎選手、ありがとう「エル・ゴラッソ」さん。

では、また。
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「国民の一員、文化の一つになりたい」イニエスタ選手、かく語りき

2018年05月26日 04時32分21秒 | サッカー選手応援
また一つ日本サッカー史に残る名言が生まれたと思いました。
アンドレア・イニエスタ選手が、神戸への入団会見で語った内容について隔日刊「エル・ゴラッソ」紙が、そう見出しをつけたのです。

イニエスタ選手が、日本でプレーする道を選んでくれて、日本人は何と幸運なのでしょう。私は、1990年代半ばのスーパーな選手・監督たちの来日当時と同じ、久びさに誇らしい気持ちになりました。

あの頃、名古屋の監督に就任したベンゲル監督も、ジュビロ磐田に入団したドゥンガ選手も、しきりに日本文化に対する称賛と敬意を口にしていました。

5/25・26日号の「エル・ゴラッソ」紙に、イニエスタ選手の会見概要が載っています。さらにスカパーが「神戸入団会見」を放送してくれました。それによると、イニエスタ選手はまず「今日私にとって特別な日です」と切り出しました。

そして「神戸が示してくれたプロジェクトに感謝しています」と続け「何より、私自身、日本という国がとても好きですし、家族ととも一日も早く日本に溶け込み、楽しみ、日本という国の文化を堪能したいと思っています」と話しました。

記者からの「数ある選択肢の中から日本を、そして神戸を選んだ理由を教えてください」との質問に対しては「多くのオファーをもらいましたが、神戸が示してくれたプロジェクトに一番、共感、共鳴したということ、そして自分という選手、人としてのあり方を神戸が評価してくれたことが決め手です。」と語り、

同じ記者が、追いかけるように「日本の文化って、具体的にどんなところに関心がありますか?」と愚問を投げかけたのに対し「それは全体的なものです。人であったり国民性であったり・・・。これから出会うさまざまな文化から学びたいと思っています」と返しました。

「エル・ゴラッソ」紙は「皆さんと同じような、国民の一員になりたい。家族も同じです。文化の一つになりたいと思っています」と書いていました。実際はそこまでは言っていないのですが、そういう気持で日本でのプレーを選択したと伝えたかったのでしょう。

前回の書き込みで私は「チーム作りの明確なコンセプトがあって、その具体化のために一人ひとりピースを埋めていく作業の一環だとわかれば、ワクワク感は神戸というチームに対して出てくるのですが。」と書きました。

会見の冒頭、三木谷社長が、まるで「まぁ、よく聞いてヨ」と言わんばかりに、そのことに触れました。

少し長くなりますが、彼の発言をご紹介します。
「イニエスタ選手を獲得したのは、単に1プレーヤーとしての役割だけを期待してのことではありません。
・神戸のユース世代の育成に、バルサ・カンテラしかもラ・マシア(選手寮)出身のDNAを注入して欲しいということ。
・イニエスタ選手というアイコンによってJリーグが世界中から注目され、他の優秀な選手たちがJリーグを目指すという効果を発揮して欲しいということ。
・神戸が、ここから本気でアジアNO.1チームを目指していきたい、そういう新・神戸のキーマンになって欲しいということ。
・イニエスタ選手がSNSでは世界で7400万人ものフォロワーを持つ大変な発信力を持った人であり、その効果によって、神戸というチームもJリーグも、そして日本全体としても注目されるよう、さまざまな仕掛けをしていきたいということ。
・「スポーツには人々を元気にして力を与えることができる効果がある」という信念のもと、楽天という会社が、これまでバルセロナ、楽天イーグルス、ヴィッセル神戸を応援しているが、イニエスタ選手の加入が、必ずや日本の社会や人々をエンパワーする(注・力になって新たな活力を引き出してくれる)と信じて交渉してきたので、今日という日を迎えられて本当に感動している。」

このように説明されては、もう前回書き込んだような「楽天・三木谷社長の個人的な買い物?」とは言えなくなってしまいます。

とはいえ、別なため息も出ます。夢を実現するにも、やはり「お金持ち」でなくてはできないことだなぁ、ということです。

3年契約で、1年の推定年俸が32.5億円、日本の、Jリーグの水準からすれば途方もない数字ですが、神戸は、それ以上の数字を提示しているであろう中国のチームやUAEのチームとのコンペティションを制したことになるわけです。

三木谷社長は、まさにケタ違いのレベルで勝負しているわけですが、その結果として「お金じゃないよ、心だよ」を地で行く契約に漕ぎ着けたことになります。「プレゼン力」が「資金力」を上回ったということになのでしょうか。

イニエスタ選手が神戸のプロジェクトに共感、共鳴してくれたことで、表面的な数字だけでは見劣りする獲得合戦を制することができたというわけです。

幸運なことです。何といっても、イニエスタ選手が、これほど「日本びいき」の選手だったとは・・・。ドゥンガ選手の時もそうでしたが、その選手が、それほどまでに日本文化というものに強く関心を持ってくれているなんて、わかりませんものね。

よく言われる「サッカーというスポーツは、その国の国民性、文化をそのまま反映するスポーツだ」ということ、そして、私たち日本人があまり強く意識はしていない日本文化の素晴らしさ、海外からよく称賛される日本人の国民性の素晴らしさというものを、イニエスタ選手は意識させてくれました。

私は前回「神戸のオーナーは、日本版銀河系軍団ができるまでビッグネームを買い続けるのか、途中で投げ出してしまうのか、」と書きましたが、本気でアジアNO.1クラブの座を取りに行く第一歩ということであれば、2年後、3年後の神戸を見てみたい、という気にはなりますね。

イニエスタ選手について、最後に2つ。

一つは、スカパーの会見番組でキャスターが言ってましたが、イニエスタ選手は個人的なトレーナー、メディカルも持っていて「チーム・イニエスタ」として来日するそうです。すごいですね。

もう一つ、お気づきの読者の方もいらっしゃると思いますが、私は「アンドレア・イニエスタ」選手と表記していましたが、いまは、どのメディアも「アンドレス・イニエスタ」選手にしているようです。はやり、そう変えなければならないでしょうか・・・。

では、また。


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イニエスタ神戸入り? 報道に想う。

2018年05月23日 11時12分25秒 | サッカー選手応援
今日は茨城県土浦市に向かう電車の中で、ipadで書き込んでいます。また途中でストップして、帰りに継ぎ足しです。

さて、各国のリーグ戦が終わり近くになり、今年の場合は移籍情報よりW杯情報に関心が移っていますが、我がJリーグでは一人のスーパープレーヤーが参戦するかどうか、大きな関心事になっています。

そう、リーガ・エスパニョーラ、バルセロナの至宝 アンドレア・イニエスタ選手です。神戸入りは確実とされており、あとは正式発表を待つだけといった感じです。

普通でしたら、もろ手をあげて喝采したいところですが、やや複雑な気持ちです。やはり、それは行き先が神戸であり、楽天・三木谷社長の個人的な買い物? という感じだからです。

それはポドルスキー選手の時と同じであり、いったい、どういうチームづくりの構想のもとの、どういう意味合いの買い物なのか、ちっともわからないからです。(一旦終わりです)

(ここからは翌日24日朝の、いつものバソコンからの書き込みです)
昨夜、夜のニュースで「イニエスタ神戸入り決定」の報が流れました。
今朝の新聞を見ると「J史上最高年俸39億円」の見出しが躍っています。

ため息が出てしまいます。喜ばしいニュースなのに「やれやれ」感が漂います。まぁW杯後に実際にイニエスタが日本のピッチに立てば、それは「ワクワク」感に満たされるのでしょうが、果たして神戸というチームのサッカーがどうなるのか、わからないのです。

果たして神戸のオーナーは、日本版銀河系軍団ができるまでビッグネームを買い続けるのか、途中で投げ出してしまうのか、みたいな感覚です。

チーム作りの明確なコンセプトがあって、その具体化のために一人ひとりピースを埋めていく作業の一環だとわかれば、ワクワク感は神戸というチームに対して出てくるのですが。

おそらく、私のギモンに答えるような論評がいくつか出てくると思います。それを勉強して、また書きたいと思います。

イニエスタに関しては、昨夜もう一つ印象的なことがありました。昨夜は水曜でしたが、だいたい毎週月曜日にWOWOWが「リーガ・ダイジェスト」を放送しています。その録画を昨夜見たのですが、ニュースで神戸入りが報じられたイニエスタの「バルサ」ラストゲームと退団セレモニーの様子が放送されました。

MCのヒデと荻野さん、そして解説の都並敏史さん、イニエスタコーナーの中で、誰かが一言ぐらい「日本で見られるかも知れませんね」とコメントするかと思って見ていましたが、結局一言もコメントがありませんでした。

まぁ正式発表が何もない状況での放送ですから、むしろ「言ってはダメ」という扱いだったのでしょうけれど、かえって不自然さが際立ちました。言いたくても言えなかったであろうお三方、大変でしたね。

では、また。
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日本のテレビは「W杯は4ケ国の戦いだけ」のようにしか取り上げない?

2018年05月20日 23時00分07秒 | サッカー選手応援
このタイトルをお読みになって「そう言えばそうだよね」と感じてくださる方が多いと思います。ロシアW杯が近づき日本代表のことを当然取り上げてくれるわけですが、どれもこれも対戦相手のコロンビア、ポーランド、セネガルが相手という切り口で終わる取り上げ方です。

W杯と言えば、サッカーファンにとっては世界最高の舞台であり、今大会はドイツなのかブラジルなのか、アルゼンチンなのかスペインなのか、はたまたフランスかといった具合に優勝予想をする楽しみが詰まった舞台です。

そして大会の顔になる選手は、メッシなのかC・ロナか、はたまたネイマールかグリーズマンかという楽しみもあります。それを日本の地上波は全然取り上げない。というかNHKのBSすらも日本代表の相手国だけです。
【ここまでは、5月20日夜の書き込みです。ここまでで疲れて寝ることにしました】

【ここから、寝床に入ってから頭に浮かんだことを含めて、翌日に書き込みました】
寝床に入ってから、果たして日本のテレビは、ホントにそうなのかしら、という考えが頭に浮かびました。

というのも、私自身、いま日本のテレビの朝昼晩、ロシアW杯についてのニュースや話題をどれだけ取り上げているか、キチンとチェックが行き届いているのかというギモンを抱きました。

正直、ここ数年、めっきりテレビを観なくなっています。10年、15年前は毎日、朝刊のテレビ番組欄をサッカーというキーワードが載っているテレビ番組をくまなくチェックして、余すところなく録画していました。

どうも、その時のイメージのまま、現在、チェックが行き届いていないテレビ番組のことについて「日本のテレビは『W杯は4ケ国の戦いだけ』のようにしか取り上げないようです」と断定的に書いてしまいました。

仮にそれが事実だとしても、自分の確認が足りないままに書いており、少なくとも「?」程度にとどめるべきだと思い直した次第です。

また、何か手がかりになるようなことがあれば書きたいと思います。
では、また。

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さぁ、W杯代表メンバー選考も大詰めに近づきましたね。語り合いましょう。

2018年05月20日 20時23分53秒 | サッカー選手応援
5月18日(金)日本代表・西野監督から、テストマッチ・ガーナ戦のメンバー発表がありました。27名のメンバーリストに対してメディアからは「旬より実績」(5/19産経朝刊)といったコメントがつきました。

まさにそのとおりですね。不思議なものでハリル監督当時、あれほど「世代交代すべき」「もう南アW杯組の時代ではありません」と力説していた私も、この27名のリストには何の違和感もありませんでした。

「旬」の選手としてポルトガルリーグで活躍している中島翔哉選手の名前があがっていましたがリストに入りませんでした。

最終的には1人か2人、具体的には小林悠選手と久保裕也選手が入る可能性も残っているようですから29名になりますので、その場合、最多で6名が最終メンバーから外れると考えていいでしょう。

私の関心は、むしろ、どういうスタメンで、どういう戦い方でグループリーグ3戦をしのぐのかというところにあります。

西野監督のことですから、当然「守り」をガッチリ固めるというところにウェートを置くと思いますので、中盤の底からDF陣をどういう構成で行くか、大変興味があります。おそらく、吉田麻也、酒井宏樹の両選手だけがスタメン当確で、あとはわかりません。

攻めに関して言えば、スタメンに本田、岡崎を使うのか、使うとすれば、あとはどういう組み合わせにするのか、大迫勇也、原口元気の両選手だけがスタメン当確と見ていますが、原口選手などがハリル監督のもとで、あまりに攻守にわたり上下動が多すぎて、攻撃にかかれるエネルギーが不足気味だったとか、そういうことが気になっています。

このメンバー表を見て、二つのことを思いました。一つは、私が以前から、たびたび書き込みで叱咤激励してきた「プラチナ世代」、U-20世代の頃は宇佐美貴史選手をバンディエラ(世代の旗頭)にして切磋琢磨してきた選手たち、具体的には宇佐美貴史選手、宮市亮選手、武藤嘉紀選手、小林祐希選手、柴崎岳選手、昌司源選手の中から4人、名を連ねました。

2年近く前の、2016年9月10~11日の3回連続テーマ「ハリルジャパンの世代交代、果たして図られるのか・・・。」の(3)の書き込みの中で、私は「「プラチナ世代」と言われる選手たち、の中から、少なくとも3人はロシアW杯アジア最終予選までに、スタメンに名を連ねて欲しい」と書きました。

最終予選を通じてスタメンに定着した選手が一人も出ず、ほとんどロシアW杯本戦での「プラチナ世代」揃い踏みはあきらめていたのですが、何とか4人はメンバーリストに乗るところまでこぎ着けました。

彼等も「何とかかんとか」間に合わせたなぁという感じです。

もう一つは、やはり本田圭佑選手です。ACミランの後半2年ぐらいから昨年秋まで本田選手は明らかにピークを過ぎたパフォーマンスしか示せませんでした。もし、そのままでしたら、今回のリストに載ることすらも危なかったでしょう。

けれども本田圭佑選手は「座して死を待つような選手」ではありませんでした。ACミランの不遇の中でも、彼は鈍足・ホンダのイメージを覆す改造に取り組んでいました。

その後の試合では、ハーフウェーラインあたりから全力疾走でゴール前に駆け上がる本田選手の姿がたびたび登場します。

その本田選手、昨年秋以降、何を改造していたか、先日放送されたNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で、それが紹介されていました。

彼が昨年夏、新たな挑戦の場としてメキシコリーグ「パチューカ」を選んだのは、90分フルパワーで走り切る心肺機能を取り戻すための高地トレーニングができる地だからだったのです。

標高2400mの高地で、試合もさることながら彼は黙々とダッシュのインターバルを繰り返していたのです。年明けからの本田選手はチームのエースらしいパフォーマンスを出し始め、称賛の中でシーズンを終えたようです。

けれども彼は密かに「この高地トレーニングの成果はロシアの本番でお目にかけましょう」と思っているでしょう。

それを感じ取った私は「もうあきらめかけていたロシアW杯なので本田圭佑選手と心中しても悔いはないかも・・・」という気持ちになっています。

実は西野監督も、全く口には出しませんが、そういう思いで、ここからの合宿を見たいと考えているのではないでしょうか。つまり「できることなら本田選手と心中してもいいと思うようなパフォーマンスを見せて欲しい」と。

本田圭佑選手は8年前の選手ですが、結局のところ4年前のブラジルW杯を引き寄せた中心選手も本田選手です。いまの日本代表には4年前の本田圭佑選手以降、託せる選手が現れていないのです。

ですから、また本田圭佑選手にお願いするとしても、何の不思議もないことがわかります。誰も託せる選手がいないから「あきらめましょう」という話になるのです。

そして、実戦の3試合で、本田選手に続くヒーローが現れて日本中をアッと言わせる決勝トーナメント進出を果たすという夢をみたいと思います。

そのヒーローですが、強い気持ちを持っていることと、選ばれた星の下に生まれているという強運の、二つの要素が必要なのですが、それを合わせ持っている選手をリストの中から選びだしてみると、おそらく1人か2人に絞られるでしょう。

ここでは名前をあげるのは控えます。少なくとも23名が決まってからにしましょう。
では、また。

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さぁ、W杯代表メンバー選考も大詰めに近づきましたね。語り合いましょう。

2018年05月20日 20時23分53秒 | サッカー選手応援
5月18日(金)日本代表・西野監督から、テストマッチ・ガーナ戦のメンバー発表がありました。27名のメンバーリストに対してメディアからは「旬より実績」(5/19産経朝刊)といったコメントがつきました。

まさにそのとおりですね。不思議なものでハリル監督当時、あれほど「世代交代すべき」「もう南アW杯組の時代ではありません」と力説していた私も、この27名のリストには何の違和感もありませんでした。

「旬」の選手としてポルトガルリーグで活躍している中島翔哉選手の名前があがっていましたがリストに入りませんでした。

最終的には1人か2人、具体的には小林悠選手と久保裕也選手が入る可能性も残っているようですから29名になりますので、その場合、最多で6名が最終メンバーから外れると考えていいでしょう。

私の関心は、むしろ、どういうスタメンで、どういう戦い方でグループリーグ3戦をしのぐのかというところにあります。

西野監督のことですから、当然「守り」をガッチリ固めるというところにウェートを置くと思いますので、中盤の底からDF陣をどういう構成で行くか、大変興味があります。おそらく、吉田麻也、酒井宏樹の両選手だけがスタメン当確で、あとはわかりません。

攻めに関して言えば、スタメンに本田、岡崎を使うのか、使うとすれば、あとはどういう組み合わせにするのか、大迫勇也、原口元気の両選手だけがスタメン当確と見ていますが、原口選手などがハリル監督のもとで、あまりに攻守にわたり上下動が多すぎて、攻撃にかかれるエネルギーが不足気味だったとか、そういうことが気になっています。

このメンバー表を見て、二つのことを思いました。一つは、私が以前から、たびたび書き込みで叱咤激励してきた「プラチナ世代」、U-20世代の頃は宇佐美貴史選手をバンディエラ(世代の旗頭)にして切磋琢磨してきた選手たち、具体的には宇佐美貴史選手、宮市亮選手、武藤嘉紀選手、小林祐希選手、柴崎岳選手、昌司源選手の中から4人、名を連ねました。

2年近く前の、2016年9月10~11日の3回連続テーマ「ハリルジャパンの世代交代、果たして図られるのか・・・。」の(3)の書き込みの中で、私は「「プラチナ世代」と言われる選手たち、の中から、少なくとも3人はロシアW杯アジア最終予選までに、スタメンに名を連ねて欲しい」と書きました。

最終予選を通じてスタメンに定着した選手が一人も出ず、ほとんどロシアW杯本戦での「プラチナ世代」揃い踏みはあきらめていたのですが、何とか4人はメンバーリストに乗るところまでこぎ着けました。

彼等も「何とかかんとか」間に合わせたなぁという感じです。

もう一つは、やはり本田圭佑選手です。ACミランの後半2年ぐらいから昨年秋まで本田選手は明らかにピークを過ぎたパフォーマンスしか示せませんでした。もし、そのままでしたら、今回のリストに載ることすらも危なかったでしょう。

けれども本田圭佑選手は「座して死を待つような選手」ではありませんでした。ACミランの不遇の中でも、彼は鈍足・ホンダのイメージを覆す改造に取り組んでいました。

その後の試合では、ハーフウェーラインあたりから全力疾走でゴール前に駆け上がる本田選手の姿がたびたび登場します。

その本田選手、昨年秋以降、何を改造していたか、先日放送されたNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で、それが紹介されていました。

彼が昨年夏、新たな挑戦の場としてメキシコリーグ「パチューカ」を選んだのは、90分フルパワーで走り切る心肺機能を取り戻すための高地トレーニングができる地だからだったのです。

標高2400mの高地で、試合もさることながら彼は黙々とダッシュのインターバルを繰り返していたのです。年明けからの本田選手はチームのエースらしいパフォーマンスを出し始め、称賛の中でシーズンを終えたようです。

けれども彼は密かに「この高地トレーニングの成果はロシアの本番でお目にかけましょう」と思っているでしょう。

それを感じ取った私は「もうあきらめかけていたロシアW杯なので本田圭佑選手と心中しても悔いはないかも・・・」という気持ちになっています。

実は西野監督も、全く口には出しませんが、そういう思いで、ここからの合宿を見たいと考えているのではないでしょうか。つまり「できることなら本田選手と心中してもいいと思うようなパフォーマンスを見せて欲しい」と。

本田圭佑選手は8年前の選手ですが、結局のところ4年前のブラジルW杯を引き寄せた中心選手も本田選手です。いまの日本代表には4年前の本田圭佑選手以降、託せる選手が現れていないのです。

ですから、また本田圭佑選手にお願いするとしても、何の不思議もないことがわかります。誰も託せる選手がいないから「あきらめましょう」という話になるのです。

そして、実戦の3試合で、本田選手に続くヒーローが現れて日本中をアッと言わせる決勝トーナメント進出を果たすという夢をみたいと思います。

そのヒーローですが、強い気持ちを持っていることと、選ばれた星の下に生まれているという強運の、二つの要素が必要なのですが、それを合わせ持っている選手をリストの中から選びだしてみると、おそらく1人か2人に絞られるでしょう。

ここでは名前をあげるのは控えます。少なくとも23名が決まってからにしましょう。
では、また。

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今日まさにJリーグ25周年の記念日に書く。

2018年05月15日 11時05分42秒 | サッカー選手応援
今日も静岡出張のため移動中です。またipadで書き込んでいます。

そして今日まさにJリーグ25周年の記念日です。社会的にも結構特別な日ですが、私にとっても誕生日に匹敵するぐらいの特別な日です。

「そうか、25年続けてきたんだ」と感慨をもって迎えるにふさわしい日なのです。

ネットにはNumber webサイトによる「5月15日 25歳になるJリーグへ 今こそ伝えておきたい誕生前史」という記事も見られます。

今日を挟んで、いろいろな企画記事で賑わうことと思います。

私の役目も、Jリーグのスタートを契機に日本に芽生え、育ち、揺るぎない文化の一つとして根づいた「サッカー文化」を、克明にそして余すところなく記録して100年先まで語り継ぐ、しかも、ただ語り継ぐだけではなく、あたかも、その場面に居合わせているような、色あせない記録として保存、継承することにあります。

そして、私の25年は、リーグ戦に先がけてカップ戦が始まった1992年から、DZ A Nへの移行によりテレビ電波でのJリーグ全試合放送が終了した2017年までと考えています。

Jリーグの全試合収録というベースの作業があればこそ、サッカー専門誌の収蔵、スポーツ紙の収蔵そしてサッカー関連番組の収録といった作業も活きるのであって、インターネット配信への移行は、好むと好まざると、一つの時代の終焉、一つの役割の終了を意味します。

その間25年と言えるだけでも幸せなのかも知れません。
では、具体的にどのような形で、それを100年先まで伝えるのか。

ごく最近まで私は、超長期的な将来にわたって、それを楽しみたいという欲求に耐えられる記録ということを考えれば、動画であり、インターネット上の記録しかあり得ないと考えていたのですが、いまは、極めて古典的な書物、つまり文字をベースにした記録のほうが普遍的なのではないかと思い始めています。

書物を読む、文字を読むことで、未来の読者が19××年のあの日の出来事に想像の翼を広げる、20××年の日本中を巻き込んだ、あの熱狂にタイムスリップしたかのような臨場感を味わう、その醍醐味を大切にしたいと考えるようになったのです。

書物にするというのは、素人には難しい作業ですが、いわゆる電子書籍の形にして動画や画像データとリンクさせながら、つまり新しいツールの手を借りながら作ればできるかも知れないと思います。

(最後の4行は、16日朝加筆して仕上げました。15日のうちにアクセスしてくださった方には、尻切れトンボの書き込みになって失礼しました)

今朝(16日)の産経新聞スポーツ欄では「Jリーグ25周年」と題して、いまも現役選手を続けている二人、三浦知良選手と伊東輝悦選手を紹介しています。

この二人しかいないという事実、この二人の選手だけが生き残っているというのも巡り合わせです。

三浦知良選手(カズ選手)の場合「Jリーグを象徴する選手」と評しても異論のないところですが、もし、伊東輝悦選手を「Jリーグを象徴する選手」と評した場合は、若干、異論があるかも知れません。

でも、三浦知良選手が「カズ」と呼ばれて通用するように、伊東輝悦選手も「テル」という愛称で通用する選手です。

テル選手は、1993年Jリーグ初年にプロ入りした選手という経歴だけではなく、小学生時代から「天才」「怪童」の名を欲しいままにした選手なのです。

彼の場合、元来がシャイなことから、スター性という点で一般の人々に浸透していませんが、その彼が、たった二人しかいない生き残り選手のうちの一人であれば、それはもう十二分に「Jリーグを象徴する選手」だと思います。

「Jリーグ25周年」という節目、いろいろな視点で語ることができるものですね。
では、また。

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「ハリル前監督が訴訟?」をipadで旅先から書き込んでます。

2018年05月11日 12時33分34秒 | サッカー選手応援
ipadを持っていたのですが、これまで宝の持ち腐れでした。
今日、静岡出張の機会に、車中で書き込むところまで、こぎつけました。

これで、いつでも、どこでも書き込めます。
静岡出張といってもサッカー関係ではなく、富士山がらみです。

今日のニュースに「ハリル前監督、JFAを相手どり訴訟?」とありました。
これについて帰りの新幹線で書きたいと思います。

ではまた。

ここからは帰りの新幹線で加筆です。

本当に裁判になるのかどうかです。ハリル前監督の代理人の弁護士は10日付けで、協会の弁護士に質問状を送付したそうで、回答次第では訴訟を辞さない姿勢を示したというのが現段階のようです。

これついてJFAは「誠意を持って対応します」とコメントを出していますので、もう「覚悟を決めています」と言ってるのと同じですから、裁判になるのでしょうね。

ここまでが第一段階だとすれば、第二段階は訴訟に持ち込まれた場合の法廷です。東京地裁のようですので、これは、かなりの注目度です。スポーツ関係者だけの話題ではなくなり、ワイドショーや週刊誌の恰好のネタになります。

国内の注目スポーツ団体が外国人から訴えられるという、経験のない事態になります。
今後の日本プロスポーツ界にとっても試金石となる出来事です。

おそらく結果は、ハリル監督の敗訴になるでしょう。なぜって、それは日本の裁判官が裁くからです。
別に、肩を持つとか、えこひいきするということではなく、マインドの問題です。

欧米人の感覚で「名誉をきずつけられた」と言っても、日本人の感覚では「名誉をきずつけられたとまでは言えない」という判断になる、そういうのがマインドの問題だというのです。

民族性というか、国民性といったものが絡むと、どうしてもガチンコ勝負にならないのです。
だからと言って、つまらないかというと、さにあらずです。

結審するまでの審理は、原告側、被告側、知恵の限りを尽くしてやり合いますから傍聴券は相当の倍率になるでしょう。

そういう新たな歴史を刻む訴訟になるのではないでしょうか。
ちょうど新幹線も東京に到着ですので、この辺で。

ここからは、翌日、少し加筆です。

ネットで関連記事を読んでみましたが、4月17日毎日新聞東京朝刊の「記者の目」というコラムで、東京運動部の大島記者が興味深い解説をしています。

ハリル監督の解任に至った大きな要因として「問題は、招請に携わり、潤滑油の役割を担った前任の強化責任者が会長選挙の派閥争いに巻き込まれて「降格」され、協会を去らざるを得なくなったことだ。理解者を失って孤立感を深めた監督は操縦不能になった。言ってみればこの状況を生んだのは現体制そのもの。・・・」と指摘しています。

ここでいう「前任の強化担当者」というのは霜田という人です。この方が退任した時、やはり、ハリル監督は理解者を失なって大丈夫だろうか、という懸念がささやかれましたが、退任の原因が会長選挙の派閥争いだというのですから、まさに協会首脳部にとって「日本代表監督なんてどうでもいい」存在だということがわかります。

訴訟になれば公判の場で、こういう話も出てくるでしょう。
ハリル監督サイドは、金銭面の補償などは求めておらず、あくまで名誉回復のための謝罪と解任の真相解明が目的としています。

また、契約上の問題ではFIFA(国際サッカー連盟)の仲裁機関への訴えも検討しているといいます。

はたして法廷闘争となるのか、今後の行方が注目されます。

以上で加筆を終わります。
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幕末の偉人に学ぶ「サッカー文化」伝承͡子の生き方

2018年05月03日 21時52分57秒 | サッカー選手応援
私が「寝ても覚めても・・・」と枕詞をつけるほど入れ込んでいるサッカー(文化)ですが、ほかに「寝ても覚めても」というぐらいなのが「富士山好き」と「幕末維新好き」です。

ですから、今年のように明治維新150年であり、大河ドラマが「西郷どん」のように幕末維新ものが話題になる年は、退屈しない年とも言えます。

これまで長い年月、学校の勉強に始まり書物、テレビ、展覧会など、さまざまな機会に幕末維新の偉人たちのことを学んだつもりですが、まだまだ知らない偉人たちが多いことを、今更ながら感じます。

昨夜、NHK総合で「歴史秘話ヒストリア」という番組を見ました。テーマは「西郷隆盛の二人の上司」、幕末の薩摩藩の中心人物、島津久光ともう一人をとりあげていました。もう一人、桂久武という人のことは、初めて知りました。

ここでは、桂久武という人がテーマではないので、細かいことは別の機会に譲ります。私のイメージが変わったのは島津久光です。

これまで、西郷隆盛が「あなたのような田舎者は・・・・」と藩主以上の権力者・島津久光に向かって言い放ったり、逆に久光が西郷隆盛を島流し処分にしたり、不倶戴天の関係のように思っていた二人が、この番組では「西郷を厳しく育てた冷静な上司・久光」という視点で描かれていました。

そして、明治に入り島津藩を失って、一介の市井人となった島津久光が、黙々と取り組んだ事として歴史編纂の偉業を紹介していました。

私は、このことに惹かれました。権勢の座から滑り落ちた人間が、その後もしっかりと自分を律して何かに没頭し続けることは並大抵のことではありません。

ましてや、私などは別に滑り落ちるほどの権力も地位も手にしていませんので、自律を保つことは、さほど難しいことではありません。

問題は、島津久光候のセカンドライフのように、黙々と何事かに打ち込み続ける志があるのかどうかという点です。

島津久光候の編纂した歴史書は、地元の博物館に伝承されています。これからも連綿と受け継がれていくことでしょう。やはり書物に記録し残す作業に勝る伝承方法はないのではないかと気づかされます。

「サッカー文化フォーラム」主宰者として、日本のサッカー文化を克明に記録して100年先まで伝え引き継ぐということを、自らの生涯の務めと決めている私としては、これまで時代の要請である映像・画像を中心に記録を残す、記録保存の媒体もハードディスクなどだけを意識していました。

けれども、やはり文字を書き起こして書籍などにするという、古典的ではあるけれど、普遍的な方法で記録を残すことこそ大切なのではないかと再認識させられたのです。

もちろん映像・画像などの記録も必須です。要するに書物と映像・画像が相互に関係性をもって記録されればいいのではないでしょうか。

書物といっても、これからは電子書籍にすればいいわけで、そのある部分の書きぶりを映像で確かめられるよう、映像にリンクを張ってあり、クリックすれば映像を見られるといった作り方です。

これまで私は、インターネット上での公開ということにこだわって、動画も「you tube」に乗せることに腐心してきましたが、ネットに公開するという場合には必ず「権利の許諾」という壁にぶちあたってきました。

まずはclosedで文章も動画も画像も使いたいものは全て使って歴史書を作り上げること、そのことを最優先に、命ある限り黙々と続けたいと思います。

これが幕末の偉人から学んだ「サッカー文化」伝承子のこれからの生き方です。
私が「何をやりたい人間なのか」、たまたまこのブログを訪ねていただいた方には、わかりにくかったと思いますので、次の日の書き込みに飛んで読んでいただければ幸いです。

https://blog.goo.ne.jp/jsicfoot/m/201305

これは、いまから5年前、2013年5月のページですが、その中の5月21日の書き込みをご覧ください。タイトルが「HDD化作業、900本達成です。年間1000本が目前です。」となっています。
ここをお読みいただくと、この伝承子が何をしようとしているのか、少しはおわかりいただけると思います。

ちょうど、その日の書き込みには「あと5年程度のうちには、いろいろなことを進めて、形にしていきたいと思っています。」とあります。

5年たった今、なかなか形になっていないことを嘆くばかりですが、下を向いてばかりはいられません。昨夜見た幕末偉人の業績に少しでも感化され、生涯をかけていくことを誓うばかりです。

では、よろしくお願いいたします。
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サッカー番組のマドンナ「えみりぽ」さん

2018年05月03日 19時56分44秒 | サッカー選手応援
サッカー番組のことを取り上げるのはいつ以来かと思い、さかのぼってみましたら、2016年8月16日「いまも変わらぬ「スパサカ」と「やべっち」の楽しさ」について書いた時以来のようです。

その書き込みでは、最後に「各番組を盛り上げた女性陣も、いろいろな方々がいました。

それらの変遷をご紹介したいのです。いつ作業に取りかかれるか、まだ見当がつきませんが楽しみにしていてください。すごいお宝ページになりますので・・・。」と締めくくりました。

今回、その「各番組を盛り上げた女性陣」の一人に加わること間違いなしのマドンナについて書きたいと思います。

NHK-BS「Jリーグタイム」で、おじさんアナウンサーやおじさん解説陣の中で奮闘している中川絵美里さん。Wikipediaをのぞいてみると愛称は「えりみぽ」なんだそうです。番組でも彼女が現場リポートするコーナーのことを「えみりぽ」と呼んでいますから、そのまんまですね。

私が今回取り上げたのは、若いのにキチンと話せる人なので、「もっとどんどん話して欲しいのに」と感じる週と、「今日は積極的に話している、いいね」と感じる週があるからです。

この「Jリーグタイム」、サッカー番組の中では最長寿番組の一つです。番組のタイトルは時々変わりますが、要するに、その週のJリーグの試合ダイジェストを放送してくれるNHKらしい番組です。

この番組のポリシーだと思いますが、局アナと若いマドンナアナ、そして解説者(ほとんどの場合1名)で進行しますが、局アナは毎週入れ替わります。

何かローテーションがあって入れ替わっているのか、ランダムなのかわかりませんが、最近感じているのは、その、局アナのキャラしだいで、我らが「えみりぽ」さんの話の滑らかさ加減が変わるのではないかという点です。

局アナが自分でどんどんしゃべるタイプの日は「えみりぽ」の話す場面が限られ、局アナが「自分は一歩さがって「えみりぽ」を前に出そう」というタイプの日は「えみりぽ」がどんどん話している、そんな相関関係があるのでは、ということです。

まぁ、この番組について「こうあるべき」とか「こうあって欲しい」といった気持ちはサラサラないのですが、NHKの局アナのおじさん諸氏には、そういうふうに思われているかも知れないという意識は持っていて欲しいところです。

要するに「えみりぽ」さんは「ダブルメインキャスター」なのですか?「単なるアシスタント」ですか?という点が、相棒の局アナさんによって違っているように見えます、ということですね。

案外、NHKさんから「そのようにバラツキがあるほうが飽きないですし、そう思って局アナを配置しています」と言われるかも知れませんね。(?)

それはそれとして「えみりぽ」さん、サッカーどころの静岡県・清水のご出身、けど、ご家族が大の巨人ファンとかで、ジャイアンツのチアガール「読売ジャイアンツ・チームヴィーナス」で人気を博したことで、道が開けたみたいです。

結局サッカーどころの出身らしくサッカー番組のキャスターに起用されるのも縁なんですね。これら皆、Wikipediaからもらった情報です。あしからず。

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「ハリルホジッチ監督の痛恨」、心を寄せてあげるぐらいしかできないけれど。

2018年05月03日 18時49分30秒 | サッカー選手応援
ハリルホジッチ監督が突然解任されてから、まもなく1ケ月になります。

今は前監督と呼ばなければなりませんが、先月27日に会見を開き「日本サッカー協会はどうか真実を語ってください」と繰り返しました。

私の場合、ハリル監督で臨むロシアW杯は、良くても1分2敗、おそらく3戦全敗ではないかと見ており、ほとんど、あきらめていました。

田嶋会長は数%でもいいから確率をあげたいと解任・交代の理由を語っていましたが、それは方便でしょう。川淵名誉会長は「余程のことがない限りこの種の決断は出来ません。だから説明出来ない余程のことがあったのでしょう」と推し量っておられました。

ハリル前監督の会見をスカパーがノーカットで放送してくれましたので見ました。いろいろなことがわかった会見でした。

ハリル前監督にとって、ロシアW杯で指揮をとる機会を奪われてしまったことは、痛恨の出来事になったようです。今の時期の解任は、他の代表チームから声がかかる可能性がゼロを意味しますので。彼の人生における最大の痛恨事だったかも知れません。

「後悔先に立たず」とよく言います。サッカー協会にそうさせてしまったのは、ここまでの半年間のハリル監督のチーム作りと戦績の結果ですから、仕方ありません。私でさえ「これではW杯は良くても1分2敗、おそらく3戦全敗」と思うのは、この半年を見てきた結果だからです。

特にE-1大会(東アジア選手権)の韓国戦の結果は相当マイナスに働いたと思いますが、ハリル監督は、この半年の戦いのうち、ブラジル戦、ベルギー戦、マリ戦、ウクライナ戦について、それぞれ意味があったという趣旨の話をしていましたがE-1について一言も触れませんでした。

このことが不思議です。日本人ならば日韓戦がハンパない意味を持っていることぐらい誰でも知っています。ましてや代表チームでそれが語られないはずがないのに、ハリル監督は一言も触れなかったのです。

これを聴いて私は「ハリル監督は嵌められたのではないか」「日韓戦について準備もせずに試合に臨むよう、仕組まれたのではないか」と思うほどでした。

それにしても、今回の解任方法には「リスペクトのかけらもなかった」ように思います。まるでカズ選手が岡田監督から外された時のような感じがちょっとだけしました。

けれども、私には、ハリル前監督がW杯で指揮をとれなくなった痛恨の不運に思いを馳せ、その思いに心を寄せてあげるぐらいしかできないのです。

誰かが「サッカー協会もスポンサーの不満を抑えきれなくなったのでしょう」と解説していました。サッカー協会は、このあとも決して真実を語ることなどないでしょう。そういうところですから、あそこは。

アジア予選突破という、動かしがたい功績はあったのですが、それを一顧だにしないリスペクトのないやり方で解任しました。

カズ選手の名前がでたところで、私の究極の仮説をご披露しましょう。実は、新体制で「カズ選手をW杯代表23人のメンバー入りさせるのが究極の目的」なのです。

ハリル監督ではカズ選手がW杯代表の23人に入る可能性はゼロなので、後任に日本人監督しか選択肢のないもこのギリギリの段階で解任した。これが真相なのです。

こんな仮説が拡散したら、さぞ話題沸騰でしょうねぇ。フェイクニュースですからね、フェイクニュースです!!

ハリル前監督解任に絡むお話し、ここらでお開きにしましょう。
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欧州7大監督にユルゲン・クロップ、当然入れるべき業績です。

2018年05月03日 17時51分01秒 | サッカー選手応援
ちょうど1年前、2017年5月3日の書き込みテーマは「欧州5大監督時代が8大監督時代に入るか注目です。」でした。

その書き込みであげた5大監督とは、グアルディオラ(44)、モウリーニョ(54)、アンチェロッティ(57)、アントニオ・コンテ(47)、ディエゴ・シメオネ(47)の5人でした。

そして加えましょうかと提案した3人は、ジネディーヌ・ジダン(44)、アッレグリ(49)、ルイス・エンリケ(46)でした。

このうち、カルロ・アンチェロッティとルイス・エンリケが、どうやら充電中のようで17-18シーズンを終えようとしています。

他の6人は、いずれも名将にふさわしい指揮ぶりです。その6人に加えて、今回は「欧州7大監督」ということで、リパプールを見事、欧州CL決勝に導いたユルゲン・クロップ監督(50)を加えなければなりません。

クロップ監督については、おそらく玄人肌のサッカーウォッチャーさんにすれば「何を今ごろ話題にしてるの?」とバカにしたくなるほど周知の監督なのでしょう。

何せ、香川真司選手が最初に所属した時のドルトムントの監督で、香川選手がマンUに移籍したあとの12-13欧州CLでは決勝に進出しているのですから「何を今さら」かも知れません。

そして、その当時から駆使してきた戦術が「ゲーゲン・プレス」と言うのだそうで、ある意味、ハリルホジッチ監督がしきりに言っていた「ボールを奪ったら縦に早く」も、その流れを受けた戦術なのでしょう。

そういえば、リバプールと準決勝を戦ったASローマの監督が試合後会見でこんなことを言ってました。「所詮サッカーはマッチアップで成り立っています。そこで勝てなければ試合には勝てません」と。

これって、まさにハリル監督が力説していた「デュエル」のことですよね。リバプールとローマの準決勝は「デュエル」と「縦に早く」まさに現代サッカーのキーワードがぎっしり詰まっていたということのようです。

ローマの話が出たところで一つ脱線します。試合の実況アナウンサーが「ローマも敗れたとはいえ、セリエAから出場したユベントスやナポリよりも上まで勝ち上がり立派です。長年、胸スポンサーが決まらなかったのが、決まったようですし・・・・」とコメントしました。

これって驚きです。セリエAほどの名門チームでもスポンサーに事欠くことがあるんだということです。

クロップ監督について、もう一つ驚愕することがあります。それはドルトムントでレバンドフスキ、リパブールでサラー、それぞれを大化けさせてナンバーワンストライカーと呼ばれるほどにしたことです。

それを「育てた」と表現していいのかどうかわかりませんが、少なくとも「ナンバーワンストライカーにした」という事実はあります。

これが何故なのか、単なる偶然ではなく発掘して使う、目利き力によるものではないのか、と思うわけです。

いずれにしても、今シーズン、つまり17-18欧州CLの決勝に名門リバプールを導いたのですから、もう十分に「欧州7大監督」のメンバーと言えるでしょう。香川真司選手は、すごい監督さんのもとでプレーしていたのですね。

さて、また1年後、「欧州7大監督」には変化があるでしょうか。楽しみです。
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