「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

元祖・シンジ選手もいれば元祖・久保選手もいますね、ドラゴン・・・。

2017年04月30日 16時39分43秒 | サッカー選手応援
岡崎慎司選手、香川真司選手の両シンジ選手が、そろって欧州CL準々決勝の舞台に出たことにかこつけて、元祖シンジ選手がいます、小野伸二選手です、と紹介しました。

小野伸二選手は、2001~2002UEFACUPを制覇しており、欧州CLより格下の大会とはいえ、欧州タイトルをとったチームの一員としてレギュラーを張っていたのは、元祖・シンジ選手の面目躍如です。

そして、昨年ベールを脱いだ久保建英選手に続いて、今年の久保といえば「オレでしょ」と言わんばかりに、久保裕也選手が日本代表で定位置を確保していますが、実は元祖・久保といえば、私たちはドラゴン・久保こと久保竜彦選手を忘れてはいけません。

それを思い起こさせてくれる記事を週刊プレイボーイ誌に見つけました。
「GW超特特大号」の「サッカー界の”久保ブーム”をドラゴン久保竜彦が斬る!!」がそれです。

久保竜彦選手といえば、「たられば」の伝説を残す選手でもあります。2006年ドイツW杯、ジーコ監督率いる日本代表は、なすすべなくグループリーグで敗退、中田英寿選手が引退を表明した大会としても知られていますが、この大会に久保竜彦選手が出ていれば、ということです。

それだけの魅力を持った久保竜彦選手に、久保裕也選手や久保建英選手について語ってもらうという企画が、週刊プレイボーイ誌らしいといえば「らしい」のかも知れません。

そして、ドラゴン久保竜彦選手といえば、インダビュアー泣かせの、そっけない対応でも知られていますから、週刊プレイボーイ誌は、そのこともイジッています。選手時代とは違って、饒舌に語ったようで、そのギャップも面白いところです。

ただ一ついただけないのが、いくら「久保」がついているからといって、大久保嘉人選手も一緒にしてたことです。「それ違うでしょ」

日本のサッカーも歴史を積み重ねてくると、いろいろな「元祖」を掘り起こす楽しみが出てきますね。では、また。

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Jリーグアンセム「Jのテーマ」が無性に聴きたくなる時があります。

2017年04月23日 12時48分39秒 | サッカー文化
「Jのテーマ」って曲、ご存知ですか?
もし「聴いたことない」という方は、簡単です。ネットで「Jのテーマ」で検索すると「春畑」とか付いた項目がヒットしますので、YouTubeの画像を選んで聴いてみてください。

おそらく「あぁ、これ聴いたことある」と思いますョ。
私は最近でこそ年に1回ぐらいに減りましたが、以前は毎日のように流していました。

これを聴くとパッとあの時代に遡れます。Jリーグ草創期の時代です。音楽の持つ不思議な魅力ですよね。

でも考えてみると「Jのテーマ」という曲は、草創期だけのバックミュージックじゃなくて、アンセムです。

アンセムというのは、国際試合で流れる「FIFAアンセム」や欧州CLで流れるアンセムのように普遍的なものです。

「Jのテーマ」に関しては、そういう位置づけになっていないのではないかという気がしました。そこで「Jリーグオフィシャルサイト」を確かめにいきました。サイトマップを全部細かくチェックしたわけではないのですが、曲が聴けそうな場所はないようでした。

そこで、オフィシャルサイトの「お問い合わせフォーム」に要望を書くことにしました。別に答えが返ってくる仕組みにはなっていないのですが、やはり声は声として届ける、それが当ブログの使命だと思うからです。

せっかくですから、書いた要望の内容をご報告します。
もし、これをお読みになった方で「Jリーグオフィシャルサイト」の「ここをクリックすれば聴けるよ」ということをご存じの方がいらっしゃいましいたら、ぜひお知らせください。

よろしくお願いします。

【以下、「Jリーグオフィシャルサイト」の「お問い合わせフォーム」への投稿文です】

はじめまして
上記URLの「サッカー文化アォーラム夢追い人」のブログを公開しております。

今回は「問い合わせ」ではなく「要望」です。ぜひお聞き届けいだたければ幸いです。

それは、貴サイト内のどこかに「サウンド・アンセム」といった名称のタブを一つ設けていただき、春畑道哉さんの曲「Jのテーマ」が常に流れているページを作って欲しいということです。

最近は、自分で探して聴かない限り、なかなか聴けなくなった「Jのテーマ」。Jリーグのアンセムとして普遍的な位置づけをして欲しいということも含めてのお願いです。

当ブログは、サブタイトルにも書いてありますが「1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の『サッカー文化』。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます」という主旨のブログです。

Jリーグや日本代表ゲームなどのサッカーと、それを取り巻くさまざまな人々、そして映像、画像、テキス記事、サウンド、色彩といった要素を全てひっくるめての「サッカー文化」の進化、熟成の道のりを、繋ぎ伝える役割を果たしていきます。

けれども100年先まで繋ぎ伝えていくのは、必ずしも変化・変遷だけではなく、変わらないコト・モノ、すなわち普遍的なものを繋ぎ伝えていくのも大きな役割だと考えています。

折しもJリーグは25年目のシーズンに入っています。四半世紀の区切りとして、「Jリーグのアンセム」でもある「Jのテーマ」をキチンとオフィシャルサイト上に位置付けていただきたい、そして、いつでも誰でも、その心地よいサウンドシャワーを浴びれるようにして欲しいのです。

よろしくお願いします。
なお、本「問い合わせ文」の主要部分は、当プログにも同時掲載させていただきますので、ご了承願います。

【以上です】

この投稿のあと、自分でネットで検索してYouTubeの春畑道哉さんのギター演奏を見ながら「Jのテーマ」を聴きました。まさにサウンドシャワーを浴びる心地よさです。「Jのテーマ」や「欧州CLアンセム」などは、それ単体でも、とても音楽性に優れた曲です。

サッカーを愛する人間にとって、こうしたサウンドシャワーも合わせて楽しめる喜びは、格別のものがあります。

ぜひ皆さんもどうぞ。
では、また。
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元祖・シンジ選手、埼スタにカムバック、いかんせん残り時間短すぎ。

2017年04月22日 15時44分38秒 | サッカー選手応援
4日前の18日「3人目のシンジ選手は元祖・シンジ選手で、その名は小野伸二選手」と書きました。ルヴァンカップにスタメンで出場して後半30分までプレーしていましたから、今日の第8節浦和戦を本当に楽しみにしていました。

結局、試合は2-3で敗れたのですが、後半30分まで1-2という拮抗したスコアでしたから、本音を言えば、小野伸二選手の投入がもう少し早ければと思います。

それでも後半33分に交代でピッチに入った小野伸二選手に、埼玉スタジアムを埋め尽くした浦和サポーターは、拍手しながらブーイングするという、粋な迎え方をしてくれました。浦和にとっても立派なレジェンドである小野伸二選手。勝負の行方とは別に、いい光景を見せてもらいました。

まぁ、チームにおける戦力的な評価によって交代時間が決まったと思いますから、まだまだ100%のコンディションではないということだと思いますが、小野伸二選手がピッチに入る無形の効果というものも狙うべきだと思うのです。実際、その効果が、ピッチに入って5分後に表れたと思います。

浦和ゴール前で得たFKの起点が小野伸二選手のバスであったこともそうですが、福森選手の見事なFKによるゴールも、右足のキッカー小野伸二選手と並んで構えて、相手に多少なりとも疑心暗鬼を抱かせた効果を見逃すわけにはいきません。

そうした効果も含めて、送り出す時間をもう少し早くして欲しかったのです。

コンサドーレ札幌は(いまは「北海道」をコンサドーレの前に付けるのが正式みたいですが)、主力クラスのケガ人が多いらしく、その選手たちが回復してきた時の小野伸二選手のチーム内評価がどれぐらいなのか、しばらく見守っていくしかありません。

まぁ、今日は嬉しさ4割、残念な気持ち6割といった試合でした。それでも、これから毎試合、出場具合、プレーぶりをウォッチできる楽しみが増えたことは間違いありません。

では、また。
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C・ロナ、メッシ超えをめざすスター候補生が揃う準決勝

2017年04月22日 06時46分49秒 | 世界のサッカー
我らが二人のシンジ選手のいない準決勝になっていました欧州CL。組み合わせはマドリードダービーと、ユベントスvsモナコとなりました。

一昨シーズンはバルセロナvsユベントスの決勝となり、バルサが圧勝しましたが、今度はそうはいかないのではないかと思います。つまり、ユベントスが決勝に勝ち上がって、スペイン勢のどちらかを迎え討つという展開を予想するわけですが、今シーズンのユベントスは前回とは違う気がします。

まぁ、勝ち上がり予想はブックメーカーにお任せして、私の関心は、ここ数年続いたC・ロナ、メッシというスーパースターの時代から、新しいスーパースターの時代に代わっていくか、それともスター不在の年が数年続く時代になるのか、というところに向いています。

C・ロナ、メッシという2人ものスーパースターが長らく君臨し続けているここ数年は、サッカーを愛する私たちにとっては、至福の期間だとも言えます。こんな時代は、そういつもあるものではありません。

C・ロナ、メッシの前のスーパースターが誰だったかを思い起こしてみれば、それがわかります。やはりジダンと怪物ロナウドの時代まで遡らなければならないのではないでしょうか?

ジダンは1998年フランスW杯で開催国である自国を優勝に導き、さらには2001~2002欧州CL決勝で魅せたスーパーボレーなど、伝説的な活躍を見せてくれました。

片や怪物ロナウド、私がC・ロナウドと区別するため必ず「怪物」を名前に冠しているブラジルのストライカー。こちらは96-97シーズンのバルセロナ時代から誰にも止められないスピードとパワーでゴールを量産し、「怪物」の名をほしいままにしてきました。

1998年W杯こそジダンに主役の座を譲りましたが2002年日韓W杯ではブラジル優勝の立役者でした。

ジダンが2006年W杯決勝で相手DFマルコ・マテラッツィに頭突きを食らわせて退場処分、選手生活を終え、またロナウドもこの大会準々決勝でフランスに敗れ、さらにはレアル・マドリーでも監督の構想から外れて出場機会を減らし、2人のスーパーな時代が終わっています。

ジダン・怪物ロナウドよりさらに遡れば、相当昔になってしまいます。そうマラドーナの時代です。いまから30年も前の時代です。

やはりスーパースターとは10年に1人か2人現れるかどうかの希少性に満ちた存在だと思うのです。

いつの時代も、一つの大会だけで脚光を浴びる選手は数多くいます。最近ではブラジルW杯でのハメス・ロドリゲス。コロンビア代表躍進の原動力となった活躍もあって、レアル・マドリーに鳴り物入りで加入しましたが、その後は、なかなか壁を突き破れません。

何年もの間、世界のトップとして活躍し続けることはそれだけ至難の業なのだと思います。

それでもC・ロナ、メッシの時代は、まもなく終わりを迎えるでしょう。

そこで気になるのが、次に彼らを超えるスーパースターは現れるのか、それは誰なのかという点です。

今回のCL準決勝に勝ち上がったレアル以外の3チームには、それぞれ候補生ともいうべき選手たちが揃っています。

アトレチコ・マドリーのグリーズマン、ユベントスのパウロ・ディバラ、モナコのムバッペです。

このうち私はユベントスのパウロ・ディバラを一押ししています。彼が最近あげたゴールシーンを録画で見ましたが、その才能は楽しみです。特にCL準々決勝バルセロナ戦の1Lgであげた2ゴールは、2本とも観る者の度胆を抜く文句なしのゴールです。

ネットで「パウロ・ディバラのゴールシーン」で検索すると見れると思いますので、まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。

ゴールパフォーマンスもオリジナリティに溢れています。両目の下に左手の2本の指を開き、鼻と口もふさぐようなポーズで、ミステリアスに見えます。端正なヨーロピアン風の顔立ちと合わせて、スーパースター性を備えている雰囲気です。

イタリアとポーランドにルーツを持ち、それでいてアルゼンチン代表としてプレーするディパラ、まさにコスモポリタンです。

このパウロ・ディバラの前に今後立ちふさがるであろうスーパースター候補生の筆頭といえば、準々決勝でユベントスに屈したバルセロナのネイマールでしょう。

目の前でディバラの2ゴールを見せつけられたネイマールの心中やいかばかりでしょう。スーパースターレースではオレが先を行ってるというプライドをズタズタにされたでしょうから。

確かにネイマールはスーパースターの星のもとに生まれているような気がします。リオ五輪での金メダルがまず大きな勲章になっています。

ネイマールとディバラ。ブラジル代表ととアルゼンチン代表、いろいろな意味で今後が楽しみな二人です。

こう書いているうち、ネットには我らが久保裕也選手、ベルギーリーグ・ヘントでプレーしている次世代の日本代表のエースが、またゴールを決めたと報じる記事がアップされました。着々と実績を重ねている姿は頼もしい限りです。

ニッポンのスーパースターの座は現在空席中です。久保クン、弟分の久保クンが成長するまで、まだ時間がかかると思うので、いつでもスーパースターに駆け上ってもらってもいいですヨ。

さぁ、欧州CLも先が見えてきました。二人のシンジくんのことはひとまず置いて、次は二人の久保クンをウォッチしていきましょうか・・。

では、また。
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ドルト・シンジ選手も玉砕!! 準決勝4クラブは・・・。

2017年04月20日 19時38分01秒 | サッカー選手応援
欧州CL準々決勝に参戦している2人のシンジ選手。レスター・シンジ選手に続き、ドルト・シンジ、香川真司選手も玉砕でした。

試合の詳細は見ていませんが、どうやらモナコが一枚も二枚も上手だったみたいです。

これだけ完敗だとサバサバしますね。

そうなるとベスト4の顔ぶれをここ数年と比べてみたくなります。

一番の変化は、ここ数年の欧州サッカーを牽引してきたスペイン(リーガ・エスパニョーラ)、イングランド(プレミアリーグ)、ドイツ(ブンデスリーガ)の3ケ国リーグのうち、プレミアとブンデス勢が残らなかったということです。

ここ3年を並べてみます。

15-16欧州CL      14-15欧州CL      13-14欧州CL     
スペイン2       スペイン2          スペイン2
ブンデス1       ブンデス1          ブンデス1
プレミア1       セリエA1          プレミア1

過去3シーズンのうち、上記3ケ国リーグのうち、例外は14-15シーズンのセリエA、つまりユベントスだけです。

あとは上記3ケ国リーグが占めてきました。それが今シーズン、プレミアとブンデス勢が姿を消し、変わってフランス・モナコとセリエA・ユベントスです。

それにひきかえ、スペイン、リーガ・エスパニョーラの強さはどうです? 今シーズンもレアルとアトレチコ、きっちり2チームが勝ち上がっています。どれだけ強いかということです。

そして、上記3ケ国リーグに唯一割って入っているセリエA代表・ユベントスも特筆に値いします。セリエAで、いまやユベントスは飛び抜けた存在だということを認めないわけにはいきません。

さぁ、そうなると決勝進出チームが気になります。まだ組み合わせが決まっていませんので、それはあとの話題にしますが、スペイン黄金時代が続くか終焉を迎えるかという興味もある準決勝ということになります。

それにしても、ベスト8の舞台に日本人選手が2人も立つ時代になりました。このあと、いつの日かベスト4の舞台に、そしてファイナルの舞台に日本人選手が立つ日がくることでしょう。

これもまたサッカーを愛する者たちの極上の楽しみというものです。
では、また。
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レスター・シンジ選手玉砕!! 残るはドルト・シンジ選手

2017年04月19日 20時19分07秒 | サッカー選手応援
欧州CL準々決勝に参戦している2人のシンジ選手。
まずレスター・シンジ、岡崎慎司がアトレチコ・マドリー相手に玉砕でした。

試合の録画を見ましたが、感じるのはワンチャンスに対する精度ということでした。こういう試合では、一つ外してもまた次、というわけにはいかないのです。

岡崎慎司選手にきたチャンスは、決して易しいものではありません。ホントにコンマ何秒の一瞬のボールタッチを、相手との駆け引きの中でできるかどうかという場面でしたし、足の長い相手DFに阻まれて仕留められなかったというケースでした。

そのスピードたるや、まさにトップスピードでゴール前に侵入して、ほんの一瞬のボールタッチの場面です。それでも岡崎選手にとっては最大にして唯一のチャンスでした。それだけ希少なチャンスだということです。

ほかにも味方選手が決めてくれればという場面がありましたが、相手チーム、アトレチコ・マドリーは、フリーで打てたとはいえ、ヘディングシュートをキーパーの届かないところへ打ち込んでゴールを決めています。

このワンチャンスに対する精度には脱帽です。

欧州CL準々決勝という舞台は、晴れがましい舞台であると同時に、極限まで研ぎ澄まされた集中力でワンチャンスをモノにできるかどうかを試される舞台でもあります。それができた選手、それができたチームにのみ栄光が輝く、そういう舞台だと思います。

さぁ、あとはドルト・シンジ選手です。
余計な観測は無用です。静かに結果を待つしかありません。

ドルト・シンジに栄光あれ。

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3人目のシンジ選手、実は元祖です。

2017年04月18日 19時20分34秒 | サッカー選手応援
今日もシンジ選手について書きたいと思います。なにせ明日から欧州CL準々決勝2Lgです。
我らが2人のシンジ選手、大一番に臨む時です。

その前に3人目のシンジ選手のことを書きたいと思います。3人目といっても、この選手は元祖シンジ選手、そう小野伸二選手です。

Jリーグ試合放送がスカパーではなくDAZNに変わったためリーグ戦での出場状況をつかめていなかったのですが、ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)はスカパーが放送してくれており、清水vs札幌戦をなんとなく見ていたら、小野伸二選手が久しぶりにプレーしていました。

スタメンで出場、後半30分までプレーして札幌の試合のリズムを作り交替後にあげた1点を守り切って勝利するゲームに貢献したようです。

J1に復帰した札幌にあって、小野伸二選手と稲本潤一選手の活躍を期待しているわけですが、それぞれケガで出遅れて、まず小野選手がソロリソロリと試合に出てきています。

清水戦は75分出場ですから、ずいぶん実戦に慣れてきたようで札幌の試合がこれから楽しみです。もはや劇的なプレーは少なくとも、いぶし銀のように、チームの攻守のバランスをうまくとりながら勝利に貢献するプレースタイルが目に浮かぶようです。

いまをときめく岡崎慎司選手と香川真司選手、世界にはばたいている「シンジ選手」の元祖が小野伸二選手です。ナットクですよね。

そして、いよいよ2人のシンジ選手、16-17欧州CL準々決勝2Lgへの出場、これだけでも大勲章です。世界中の視線を浴びることができる大舞台、何度も書きますが日本人として誉れ高いことですし誇らしいことです。

明日そしてあさって、結果を語り合いましょう。グッドラック!!






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UEFAよ、選手たちを君らに隷属させて、どういうつもりか。

2017年04月16日 18時53分09秒 | FIFA、サッカー協会
私は今怒っています。これが怒らずにいられましょうか?
テロの被害者であるドルトムントの選手たちを歯牙にもかけず、翌日に試合をさせるというUEFAの所業。

選手たちをロボットか何かと勘違いしているとしか思えません。爆発に巻き込まれた選手たちがどれほど心理的ダメージを受けたか、露ほども顧みないのでしょう。

UEFAは「両チームに試合可能かどうか問い合わせたが特に異論は出なかった」と釈明したそうですが、最初から放映権ありき、スポンサーありきです。

選手たちは、そういうUEFAの目先の利益第一主義に隷属されられたのです。ひどい話です。
私は、いまからでも再試合をして欲しいと思いますが、叶わぬ願いでしょう。

しかし、UEFAも非科学的ですよねぇ。心理カウンセラーを派遣して面談すれば、すぐわかることです。それをやらないということは、最初からやる気がないとわかります。

そんな中、我が香川真司選手が、1ゴール1アシスト、チームは敗れたものの光明となる活躍でした。いまやチームの中では年長の選手、精神的な成長を見せた試合になったようです。

あと3日に迫った2Lg、モナコでのアウェーゲーム、なかなか勝利が見通せないですが、できることなら逆転勝利で、なによりもUEFAを見返して欲しいと願っています。

ところで、同じ準々決勝の1Lg、ベスト16の1Lg同様に大敗を喫したバルセロナに関して、昨日楽しみな催しがあったのですが、風邪気味の体調不良に見舞われ、参加をドタキャンしてしまいました。

残念だったのですが、どんな催しだったのか書き込んでおきます。
テーマ:監督論:田村修一氏が関わった監督とFCバルセロナのグアルディオラ元監督、ルイス・エンリケ監督との比較・考察
現代サッカーにおいて、世界一のクラブを率いるために必要なもの、必要なこと

テーマにもありますように、著名なサッカージャーナリストの田村修一さんを迎えてのトーク会といった催しでした。

何かの機会に、また似たような催しがあれば、今度はぜひという感じです。
では、また。
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岡崎さん香川さん、欧州CLで、他の日本代表とは格が違うとこ見せてぇ!!

2017年04月10日 20時10分13秒 | サッカー選手応援
毎年この時期のお楽しみ、欧州チャンピオンズリーグのベスト8の激突が明日から始まります。
どんな競技でも「準々決勝が一番面白い」と言われるステージです。

もう一つの楽しみは、勝ち上がったチームを国別に見ると、世界のサッカーをリードする地域勢力図がわかるという楽しみです。

今シーズンの国別勝ち上がりは、スペイン3(レアル、バルサ、アトレチコ)、ドイツ2(バイエルン、ドルトムント)、プレミア(レスター)、イタリア(ユベントス)、フランス(モナコ)各1といった構成です。

実は、これ昨シーズンとほとんど同じといっていい構成です。昨シーズンは、スペイン3(レアル、バルサ、アトレチコ)、ドイツ2(バイエルン、ヴォルフスブルク)、プレミア(マンC)、フランス(PSG)、ポルトガル(ベンフィカ)です。

お気づきのとおり、スペイン3、ドイツ2、あとは他のリーグから各1です。しかもスペイン3、ドイツ2のうち4チームは連続です。

世界のサッカーを牽引するクラブといえば、この4チーム、レアル、バルサ、アトレチコ、バイエルンに加え、プレミアからマンU、イタリア・セリエAからユベントスあたりが挙げられました。

マンUが2シーズン続けて、ユベントスも昨シーズンはベスト8への勝ち上がりを逃しています。

したがって欧州チャンピオンズリーグのベスト8を選手として戦うことができるのは、これら常連クラブの一員になるか、よほど好調に勝ち上がったチームに所属するかの2つの方法しかないということです。

そういう選ばれし舞台に、我が日本代表戦士、岡崎慎司選手と香川真司選手、両シンジ選手が立つというのは、日本にとって誉れ高いことですし、誇らしいです。

しかも今シーズンの2人は、ここにきてチームでの貢献度が高くスタメンを飾る可能性が高いので、その楽しみは一層のものがあります。

ですから、いっそのこと2人には、ただスタメンで出るだけでなく、日本代表で世代交代を叫ばれる矢面に立たされた屈辱を晴らすように「どうだ、日本代表のメンバーで欧州CLの舞台でこれだけ華々しい活躍をできる選手はいるのか」という活躍を見せて欲しいと思います。

そうすれば「いゃぁ、お二人、やっぱ、いざという時には格の違いを見せつける活躍なんですねぇ」と、日本代表のエースの座を返してもらえるのではないでしょうか。

そういう活躍を楽しみにして明日以降を待ちたいと思います。
では、また。
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なでしこジャパン、国内での1年1ケ月ぶりの試合

2017年04月09日 19時17分15秒 | サッカー・ユース年代、女子
なでしこジャパン。なんだか遠くにいってしまったようなチームに感じられました。今日のチームを見るまでは。

3月のアルガルペ杯はフジテレビ系で全試合放送してくれたようですが、1試合も見ないで録画もし損なったこともあり、今日のキリンチャレンジ・コスタリカ女子代表戦が、ひさしぶりの試合のように感じました。

国内での試合はいつ以来かと調べてみましたら、昨年3月9日以来みたいです。1年1ケ月ぶりということになります。これまでこんなこと、あったっけというぐらいの空白です。

高倉麻子監督就任後、今日で8試合目のようですが、過去7試合すべて海外での試合ということです。ゴールデンタイムにテレビ観覧席で見れないのは残念ですが、海外での試合経験は多ければ多いほどいいと思います。新体制の方針なのかも知れません。

テレビ画面には、ここ数年のなでしこジャパンの成績が映し出されていましたが、2011年の歓喜の女子W杯優勝から4年連続で国際大会のタイトルを争った時代が、完全に過去のものになったことを実感します。

高倉体制になってから8試合目にして国内にお披露目となった「なでしこジャパン」は、私たちに過去の栄光を完全にリセットさせてくれるチームです。

2020年東京五輪がもっとも大切なターゲットであることを思えば、23歳の横山久美選手が先制点、22歳の田中美南選手が追加点、途中出場の21歳の籾木結花がダメ押し点という展開は、まずまずの成果でしょう。

最後に、将来のチームリーダーを期待されている猶本光選手が登場してくれて、新生なでしこ国内初のお披露目は完結した感じです。

澤穂希、宮間あやといった「厳しく激しいなでしこジャパン」のDNAを受け継ぐ闘う女・阪口夢穂、熊谷紗希両選手から、若い選手たちが、そのDNAを引き継いで欲しいですし、当分は、これらの選手たちが軸になることを感じさせた試合です。

とはいっても、世界経験の豊富な岩渕真奈、センス溢れる京川舞両選手にも、忘れられないよう頑張って欲しいと願う私です。

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Jリーグ・各チームのベスト補強は細貝萌選手加入の柏?

2017年04月08日 13時14分00秒 | サッカー選手応援
今日土曜日はJリーグデー、くつろいでいるお昼過ぎにスカパーチューナーをふと見ると、予約録画ランプが点灯したので、リモコンスイッチを入れてみました。すると、U-18プレミアリーグの試合が始まっています。

開幕戦の放送らしく、FC東京ユースと清水ユースのカードを昨日のうちに録画予約していたようです。

このカテゴリーの目玉選手・久保建英選手が出場できたことを、実況の鈴木健アナウンサーは「J3の試合が今日なくてよかったですねぇ」と表現していました。

なるほど。久保選手はJ3にも出場できるので、もし今日、J3の試合があれば、ユースの試合には帯同しないでしょうから、U-18プレミアファンにはうれしいスケジュールになったみたいです。

その開幕戦、前半は清水が距離40mもの超ロングシュートを決めて先制すると、ほどなく久保建英選手がゴール正面からのフリーキックを見事に決めて同点。すると直後に清水もフリーキックを直接決めて勝ち越す展開、3本のゴールいずれもスーパーゴールといえるハイレベルな試合になっています。

14時からNHK-BSで放送予定の川崎vs甲府戦の待ち時間を、くつろいで見ていたつもりが、こちらの試合を見続けたほうがいいという状況になってきました。

さて、今日の本題はJリーグ新加入選手です。もうリーグ戦も5試合消化して少しづつ新加入選手のフィット具合が見えてきました。

今シーズンは、例のDAZNによるJリーグ放映権の獲得により、リーグに多額の資金が支払われ、その分配金がシーズン成績によって雲泥の差が出るシステムになったことを見越して、各チームが積極的な補強を実施しました。

その中でも大久保嘉人、高萩洋次郎、太田宏介各選手らを補強したF東京。中村俊輔、川又堅碁両選手らを補強した磐田。そしてスペインリーグから復帰した清武弘嗣選手のC大阪が話題になりましたが、リーグ戦が始まってから移籍交渉がまとまった細貝萌選手の柏入りが、今シーズンのベスト補強かもしれません。

そのあたりを敏感に察知して、さっそく「ドンピシャの補強。「戦える」細⾙萌が、 若い柏レイソルの救世主に(by浅⽥真樹●取材・⽂)」というコラムがネットに流れました。

柏レイソルは、昨年、GKのリオ五輪代表・中村航輔選手をはじめ、20歳前後のDF陣が話題になりました。当ブログでも昨年5月9日の書き込み「ゴールデンウィーク、サッカーの話題満載」の中で、序盤2敗1分だったチームが、その後7連勝、「いつの間にか柏」と題して取り上げています。

昨シーズンの柏は結局、年間順位8位でフィニッシュ、若手DF陣が経験を積んだ今シーズンに大いに期待がかかっています。

それがフタを開けてみると、開幕戦勝利のあと3連敗、スタメンの平均年齢24歳という若いチームが陥りやすい、自信喪失による泥沼の危機が迫った矢先の細貝萌選手の加入発表です。

浅田さんのコラムが本質を突いて指摘しています。「だからこそ、細⾙のような経験豊富な選⼿が価値を持つ。しかも、細⾙のプレースタイルが、決してテクニシャンではなく、激しくボールを奪いにいけるファイターであるという点も、若い柏にとっては⼤きいだろう。(中略) 年齢的にもプレースタイル的にも、細⾙は柏における、いわば”異分⼦”だと⾔っていい。しかし、だからこそ、周囲とうまく化学反応を起こすことができれば、柏という若いチームが⼤きく変 わることにつながるはずだ。」

この分析を読んだだけでも、細貝萌選手の獲得が今シーズンのJリーグ各チームの補強の中で「ベスト補強」と言えるのではないでしょうか? まだ「結果」という名の答えが出たわけではないですから断定しませんが、思わず膝を打ちたくなる補強であることは間違いありません。

こう書いているうち、U-18プレミアリーグのFC東京ユースvs清水ユース戦、後半も見ごたえ十分で、昨年のU-16アジア選手権でも活躍したF東京の平川玲選手が40mのドリブル疾走を見せてそのままシュートを放ちゴールを決めて同点、これで試合終了かと思われたアディショナルタイムには、清水が一瞬のスキから抜け出してゴールを決め、劇的な開幕戦勝利を飾るという結末に終りました。

本題を凌ぐほどのバリューを提供してくれたU-18プレミア開幕戦に感謝して、本日はここまでにします。



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広島は降格などしない! そう信じて見守ります。

2017年04月06日 19時51分55秒 | サッカー選手応援
4月3日のネットには「予想外の凋落。「王者」サンフレッチェ広島に何が起こってい るのか 」という見出しのコラムが配信されました。webスポルティーバからの配信です。

それによると、今シーズン序盤の不振ぶりは「⼀時的な好不調によるものではなく、もっと根本的な問題によるところが⼤きい。それだけに抜け出すのは簡単なことではないだろう。」と分析しています。

「森保監督 就任後では初めての4連敗。このまま泥沼から抜け出せないようなら、3度目となる J2降格さえちらついてくる。」と警鐘を鳴らしていますが、「裏を返せば、これを乗り越えたとき、広島は真の常勝軍団へと⼀歩近づくのではないだろうか。 歓喜のJ1制覇から2年。広島がクラブの将来を左右する、重要な分岐点に差し掛 かっていることは間違いない。」と締めくくっています。

コラムが指摘している「根本的な問題」については、実によく説明されていますので、ぜひコラム本文をお読みいただきたいと思います。

当ブログでは、4年間で3度のJ1制覇を成し遂げた広島について、森保監督がテレビで紹介された時期の、2016年08月30日の「広島・森保監督論」書物を読んだようなNHK2番組」と、2016年3月21日「NHK番組「ここから」に広島・森保監督」に取り上げています。

その時期には、派手さはなくてもキッチリと上位をキープできる玄人好みのチームと感じていて、現在の凋落はまったくの想定外でした。

webスポルティーバのコラムはこう指摘しています。「優勝もJ2降格も紙⼀重。J1という、ある意味で特殊なリーグゆえの難しさを、広島はまさに⾝をもって証明している。」そのとおりだと思います。

でも、私は「広島は降格などしない!」と断言したいのです。 そう信じて見守ります。何を根拠に?と、問い詰められるわけですが、根拠などありません。あるのは、昨年の名古屋、2012年のガンバ大阪のように、クラプとしてお粗末なことにはなっていないという見立てです。

つまり、私は森保監督という指揮官が指揮している限り、必ず戦力を立て直し巻き返してくれると信じて見守りたいということです。

やけに説得力に欠ける主張ですが、仕方ありません。まだ残された時間はたっぷりあります。まだ34分の5が終わっただけです。全体の7分の1です。

次の5試合は比較的好調なチームとの対戦が続きます。勝ち点4ぐらいを拾うつもりで乗り切ればいいと思います。

やはり4年間で3度J1制覇したようなチームが、簡単にJ2降格してはいけないという思いもあってのことです。かつて1997年から2002年までの6年間に3度J1を制覇したジュビロ磐田が2014年J2に降格してしまいました。

もう二度とそういうチームが出てはいけない、それが栄光の歴史を持つチームの責任でもあるという思いが強くあります。

今年12月2日に全日程を終了するJ1リーグ戦、その時期に、どういう形で今日の思いを振り返ることになるのか、注目です。

では、また。




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日本代表も見ごたえありますが、南米2強からも目が離せませんヨ

2017年04月03日 20時08分47秒 | サッカー選手応援
世界のサッカーカレンダーに「代表ウィーク」とか「インターナショナルマッチデー」とか言われる週があるのはご存知かと思います。

日本代表がアジア最終予選の2試合を戦っていた2週間、世界中でもW杯予選を中心に代表戦が行われています。

この中で、南米2強が対照的な結果になったというニュースが世界を駆け巡りました。

南米2強といえば、ブラジルとアルゼンチンです。つい1年前までブラジルは自国開催のワールドカップ準決勝でドイツに歴史的大敗を喫した傷跡を引きづったまま、ネガティブなニュースにまみれていました。

しかしリオ五輪で悲願の金メダルを獲得してから潮目が変わりました。
そして今回の2週の中でブラジル代表・セレソンは世界最速で本大会出場を決めたのです。驚きです。

なんでも昨年から8連勝で一気に駆け抜けたというのです。
なぜ、そんなに変わったの? です。

いろいろと解説記事がありました。
その中でブラジル在住の南米サッカー事情に詳しい大野美夏さんという方のコラム「チッチ監督の手腕でセレソンに笑顔が戻る。ネイマール依存症を克服し、最速でW杯へ」(2017.4.3)が、とてもわかりやすかったです。

どうやら日本サッカーにも縁の深いドゥンガが鍵だったようです。最近のサッカーファンの方には遠い話になりましたがジュビロ磐田の黄金時代を作った功労者とも言えるドゥンガ、ブラジルサツカー界でも重きをなしていて、ドイツに歴史的大敗を喫したあとにセレソンの監督になっています。

しかも、それは2度目の就任なんですが、これがどうも不人気この上ないのです。セレソンは常に攻撃的であらねばならないというブラジルのファンに不人気なだけでなく、選手たちからも不人気。

そのため選手たちがどんどんネガティブになってしまったというわけです。
セレソンのあまりのふがいなさに、さすがのブラジルサッカー協会もドゥンガへのこだわりを捨て、チッチという人を監督に据えました。

これがすべての歯車をいいほうに回したのです。チッチ監督のもとで8連勝も達成されネイマールも完全にリームリーダーとしての輝きを取り戻したという流れなのだそうです。

それにひきかえ、です。ネイマールとバルセロナで素晴らしいコンビを見せ、スアレスとともにMSNと呼ばれる黄金のスリートップの中心にいるメッシは、アルゼンチン代表とともに南米予選落ちの危機に瀕してるというのです。

なんということでしょう。次のワールドカップでメッシが見られないなどということが想像できるでしょうか?

メッシだけでなく、アグエロ、イグアイン、ディ・マリアといった名だたるアタッカー陣を擁しながら本大会出場圏外に沈んでいるなんてこと、とても信じられないのですが、それが現実のサッカーの世界なんですね。

こちらは、まさにドゥンガ時代のブラジル代表といった守備的戦術で、キラ星のようなアタッカー陣が宝の持ち腐れ状態らしいのです。

そのあたりの細かい情報はアルゼンチン人の著名なサッカージャーナリスト、セルヒオ・レビンスキーという人のコラム「メッシとネイマール、異なる代表での姿。アルゼンチンはW杯出場を逃す可能性も」(2017.04.02翻訳・工藤拓氏)に詳しいので、関心のある方はどうぞ、そちらを。

スター選手揃いのアルゼンチン代表でさえ、そういう危険にさらされるのですからワールドカップ予選というのは本当に難しいですね。

まぁ2026年W杯あたりからは、本大会出場枠を大幅に増やすことが決まったようですから、日本代表も含めて各地域の強豪チームが予選に神経をすり減らすのも、今大会と次の大会までかも知れません。

ヨーロッパでは、バイエルン・ミュンヘンのエース・ロッベンの所属するオランダ代表が前回ブラジル大会に続いて連続で予選落ちするかも知れないというほど過酷な地域予選。

すでに5大会連続で出場を果たし、ロシアW杯大会出場権獲得にも大きく前進している我が日本代表、考えてみれば凄いことですよね。

では、日本代表にあらためて感謝の一礼をして、今日の書き込みを終わります。いつもご愛読ありがとうございます。

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「まな」がバイエルンを離れるんですって。復活を願ってエール!!!

2017年04月02日 17時28分16秒 | サッカー選手応援
私がこのブログで、たまに取り上げる「まい」と「まな」。
一人は京川舞選手、もう一人は岩渕真奈選手、2012年春の大怪我で長らくピッチを離れていた京川選手が戻ってきたと思ったら、今度は岩渕真奈選手、度重なる膝の故障が思わしくなく、結局バイエルン・ミュンヘンを離れることを決めたという情報が入りました。

「まな」が自身のブログにつづって発表した形でした。ブログ更新の情報に気づいたのが先ほどでしたから、すぐ見にいきましたら、多くのコメントが寄せられていました。

私も当然のようにコメントを書き込みました。

やはり気になるのが、このあとピッチに戻るのかどうか。ブログの中に「怪我を治して必ずピッチに戻ります」の言葉を見つけ、まずはホッとしました。

どれほど長い時間がかかるのか、わかりませんが、必ず戻ってきて欲しいと思います。
昔、小倉隆史選手や小野伸二選手が長い期間怪我の治療とリハビリに悩まされましたが戻ってきてくれました。

いままた、内田篤人選手も長い療養生活から戻ってきました。

どんなに時間がかかっても戻ってきて欲しい。それが応援する側の唯一の願いというものです。
そして、新たな楽しみもあります。古巣の「日テレベレーザ」に戻ってきてくれるのではという期待です。

やはり、なかなか海外に応援に行けない身としては、西が丘の「味の素フィールド」で間近で応援できたら、こんな幸せなことはありません。

なにはともあれピッチに戻れるようになるまで、いつまでも待ちます。復活を願ってエールです!!!
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今年、久保と言ったらオレでしょ、というアピール

2017年04月01日 12時01分56秒 | サッカー選手応援
ロシアW杯アジア最終予選、後半最初の2試合、わがハリルジャパンは連勝という最高の形で締めました。

この2試合の主役といえば久保裕也選手に尽きます。2試合ともゴールを決めた上、タイ戦ではアシストも連発して主役の座を不動のものにしました。

当ブログで2月から3月上旬にかけて日本代表海外組の試合出場ウォッチを行ないましたが、久保選手はリストアップしていませんでした。

昨年秋の前半5試合の最終戦、サウジアラア戦で本田圭佑選手がスタメンを外れたことで大きな話題となったわけですが、その本田選手の代わりにスタメンを張ったのが久保裕也選手でした。

とはいえ、この時期はまだ、久保選手が定位置を確保できる選手という見立てはなかなかできませんでした。所属クラブがスイスのチームからベルギーのヘントに変わったとはいえ、力をつけたかどうか未知数に感じていたからです。

しかしこの結果です。昨年秋からの4ケ月間で、一番の伸びた選手は、宇佐美貴史、宮市亮、武藤嘉紀、小林祐希、柴崎岳らプラチナ世代のの各選手たちではなく、一番若いグループであるリオ五輪世代の、しかも自身はクラブ事情で本大会に参加していない久保選手だったわけです。

いわば、一番状況がつかめない位置にいた選手が、実は一番伸びていたということになります。

久保選手といえば、昨年は「久保建英選手」のことでした。しかし年が明けた今年、久保選手といえばオレのことでしょ、といわんばかりの主役ぶりです。ご本人はこんなことちっとも意識していないでしょうけれど、外野席ではそう言いたくなる活躍ぶりです。

実は、私は久保裕也選手というのは、もっと小柄な選手だと思っていました。ところが先日のタイ戦などで背丈がけっこうあることを感じました。ここ1~2年で身長が伸びたのでしょうか?

体格的に見劣りしなければ楽しみです。この選手のストライカーとしての資質をまざまざと見せてくれたのが、UAE戦での先制ゴールと、タイ戦での得点ではないでしょうか。

二つのゴールとも、脚の振りぬきの鋭さによって、狙ったところにキッチリとゴールが決まっています。以前、私が宇佐美貴史選手のゴールに感じたシュートのうまさに通じるセンスでした。

久保選手のニヒルな表情はストライカーらしい冷徹さを感じさせます。もしかすると、私たちが長年待ち望んでいたエースらしいストライカーが誕生するのかも知れません。

わかります? もう日本代表にホントの意味でのストライカーがいなくなって、つまり釜本邦茂選手が引退してからというもの、いろいろな選手が釜本選手のあとを追ってみましたが、誰一人超えられなかった「エースストライカー」の座。

10年後の久保裕也選手が俄然楽しみになってきました。
なぜ私が急に、久保裕也選手に期待すると言い出したのか? それは彼の持つ身体能力の可能性を感じたからです。

ネットで見た彼の情報によると、彼のご両親はともに武道をやっておられた方のようで、いわば鋼のような身体を久保選手も受け継いでいると感じたのです。

特に下半身が鋼のようであれば、脚の振りぬきの鋭さを支えることになります。さきほど書いた、ここ2試合のゴールが、それによるものだとわかるわけです。

というわけで、今後の久保クン、23歳のほうの久保クンに期待、です。

これで、わがハリルジャパンの前線は世代交代完了ですね。大迫選手のワントップに、二列目が右から久保、清武、原口と並びます。

後ろも山口蛍、両サイドバックの酒井は定位置確保ですから、あとは長谷部誠選手の後釜と、吉田、森重のセンターバックコンビの後釜ですね。それぞれ候補者が何人かいますから、やはり前線の4人が固まったのは大きいです。

まぁ、本大会出場権獲得を決めるまでは気が抜けませんし、常に「経験豊富な選手たち」の助けは借りなければなりませんが来年の本大会は、完全に世代交代が完了した布陣で臨みたいものです。

その頃は、定位置を確保した若い選手たちも、選手生活の頂上に上りつつある、一番勢いのある年代になります。

半年前にあれほど世代交代世代交代と願ってきたことが、半年後には現実のことになりました。これが自然の摂理というものでしょうか。

いつの時代も未来を語ることは楽しいものです。ましてや、それが愛するサッカーのこと、愛する日本代表のひととなれば、なおさらです。

では、また。

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