柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
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和歌山工業へ

2015年02月11日 | 柔道
本日は和歌山工業へ出稽古に行かせてもらいました。

和歌山商業・桐蔭・松原先生(和歌山柔栄会)も参加し、非常に活気ある稽古になりました。

爽やかな若武者・井上先生の指導のもと、生徒たちが生き生きと稽古する姿が印象的でした☆



指導者にも様々なタイプや個性があり、指示や言葉の掛け方ひとつひとつにその人の価値観が現れるもんやなぁと感じます。


僕なんかは、技がキレない分どこで勝負しようかといつも考えてきましたが、いろいろ試してみて分かったことは、技がキレないもんは仕方ない!

ある時期までは、井上康生選手や野村忠宏選手に憧れてキレのある技を追い求めてきました。色んな先生の話を聞いて、打ち込みで試し、乱取りで試し、出稽古で試し…

自分なりに試行錯誤して見えてきたものは、どうやら出来ないもんは出来ないぞという悲しい現実。

努力で乗り越えられると信じてやってきた高校時代を否定するようで、どうしても認めたくなかったんですが、やはり越えられないハードルはあるようだと。

しかし、柔道の面白い所はそれだけで勝負が決まらないということ。

特に、組み手に関してかなり考えて色々とやってきた結果、組み負けてぶん投げられるという場面がかなり減ってきました。
他には、最後まで粘るスタミナや諦めない気持ち、寝技の使い方、試合の駆け引き…

そういった自分が勝負できる要素に引き込んで戦えば、意外と勝負できるという価値観で柔道を捉えています。
生徒には、だから面白いんだよって言ってます。



大学卒業後にまだまだ柔道をやりたくて、1年間フリーターを経験しました。その期間中、アルバイトを掛け持ちしながら、自分で考えてプランを立て、出稽古を繰り返し、トレーニングを行い、実業団でやらせてもらった事が、今になってとても役立っています。

スパンと投げることができる選手は、もちろんそこで勝負するべきです。

しかし、どうしても最初からそう出来ない選手は、違うアプローチから取り組んでもいいんじゃないか?そう考えます。
力が付いてくると、スパンと投げられるようになって来ます。

そうして成長した選手は、力が拮抗した試合に強い傾向にあります。非力で技が効かなかった頃に体で覚えた駆け引きが生きてきます。

もちろん最終的には、ホンモノの技を身に付ける事が理想です。
僕も今だに上手くなりたいと思いながら、高校生と稽古に励んでいます。



ということで、僕の生徒への声掛けはそうした価値観が現れてるなぁと感じた次第です。

色々気付いて、整理出来てきました。

いろんなタイプの生徒が、いろんなタイプの指導者に学び、どう育っていくんやろうなぁ~と考えさせられる時間になりました。

どうもありがとうございました(^_^)




午後は地元のコメダ珈琲でまったりします。大切な時間♨︎

豆菓子でございまぁ~す♪


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