柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
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柔道とマラソン

2015年02月15日 | 柔道
先週のことです。

学校のマラソン大会が中止になり、その日を心待ちにしていたあっちゃん(2年)が寂しそうにしていたため、柔道部だけでマラソン大会をやろうという運びになりました。

部員たちは、朝練で週二回ランニングを行っています。
学校を出発してずっと北の方へ登って行き、上岩出神社という所で折り返して学校へ戻ってくる。

僕もかつては朝練で走っていた時期もありましたが、ここ数年は仕事の質が落ちるため(実際はへばって仕事中に眠くなる)、もう走らなくなっていました。

それでも、放課後には柔道着に着替えて稽古はしてるし、トレーニングもやれる分はやっている。生徒にはまだ負けないだろう。
そんな気持ちでした。



マラソン当日、1周2.2kmの外周コースを10周走るということでスタート。

序盤は足取り軽く、現役時代のテンポを思い出し、部員たちを抜いて、2番手につける。これはいけるな。。。と思っていたら大間違い。

5km辺りを過ぎた頃、失速を始め、古傷の足首がズキズキしだす。
僕がペースを落とすのと対照的に、部員たちはペースを上げて次々と僕を抜いていく。

その後の時間は、苦痛の時間。何度リタイアが僕の頭を掠めたことだろう(笑)

あっちゃんには2周差を付けられ、スローペースになりながら、泣きそうな顔で何とか2時間でゴール。足がちぎれそうな感覚に襲われ、自分の甘さを痛感しました。

あっちゃんのペースでフルマラソンの距離を走ると、ジャスト3時間。なかなかやるじゃないか(°_°)



・脚の筋力低下(使ってないので当たり前)

・お腹に無駄な脂肪(これが後で効いてくる)


この2点を強烈に感じました。

逆に、この1年間弱、ヒィヒィ言いながらもコツコツとトレーニングを重ねてきた1年生のシューゴ・寛ちゃんは、着実に体力を付けてきています。

柔道の体力もかなり付いてきました。



ホンマに身体は嘘をつかへんなぁ…

心からそう感じました。



柔道という競技は、相手に投げられたり抑え込まれたりしたら、その時点で負けです。
なかなか結果が出ず、自分の成長を感じられずにやる気を失ってしまう子を見かけます。おまけに稽古はかなりハードで怪我も多い。
そんなに苦しい時間を過ごしてきても、試合はたった3分で決着が付いてしまう。

マラソンのように、記録を更新して自分の努力の成果を確認できる機会が少ないように感じます。



だからこそ!

柔道という競技、勝った時の喜びは大きい。

逆にそう捉えても良いのではないでしょうか。


ということで!

テスト期間に突入し、練習はオフになりますが、


・柔道という競技で結果を残すためにはどんな要素が必要なのか?

・身体は嘘をつかない


ということを念頭に置きながら、短期集中の自主トレを各自行いながら、テスト勉強に励んでもらいたいと思います。

それでは(`_´)ゞ

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