柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
柔道に興味のある人も、無い人も、コミュニケーションしましょう!

センター試験

2017年01月15日 | 想い
天気が荒れましたが、全国で無事に実施されたようです。
受験生にとって、ひとつの大きな山場が終わりました。お疲れ様。


僕が所属する進路指導部でも、三年生担当の先生方は、センター会場へと早朝から激励に行ってました。

浪人生の彼らも、ベストを尽くしてきたはずです。この1年間、自分の実力を高めるために頑張ってきたことが、しっかりと出せていますように。



よく生徒にも言うんですが、不平等なことがたくさんある世の中で、このセンター試験は本当に平等な競争の要素がある試験です。暗記中心ではあるものの、自分の努力が点数として現れる。そして、この点数で自分の進学先がある程度決まってしまう。

別にそこに価値を見出せないなら、無理をしてやらなくてもいい。違う分野でチャレンジするのもありだ。

しかし、ある意味こんなに公平な試験はないよ。限られた時間でチャレンジする価値はある、と。センター試験に対して賛否両論ありますが、自分の感覚ではそう捉えています。



明日は三年生の自己採点の時間があります。それぞれ満足いく結果を出せたのかどうか。

僕も世界史Bと英語を解いてみます。

3800日

2016年12月31日 | 想い
今日でこのブログを始めて3800日目です。

その前にあったブログの分を含めると、おそらく4000日を超えます。



なんとなく柔道を始め、その魅力に魅せられた中学時代。

第一志望の高校に落ち、なんとなく入学した高校が物凄いレベルで、毎日が憂鬱だった高校時代。

少ない部員ながらも、最高の仲間と思い出を創り、柔道の新たな魅力を学んだ大学時代。

学校という機関を通じて、たくさんの人と出会い、成長させてもらっている社会人時代。


そして、大学時代に気付いたことは、日本中に、いや世界中に、これほど柔道を愛する人たちがいたのかということ。

そんな本気で柔道に取り組んでいる仲間やライバルたちと、大学を卒業してしまったら、バラバラになってしまうことがこんなに寂しいのか…

そう思った僕は、ホームページビルダーというソフトを買ってきて、自分の手で『柔道つながり〜からみつく大外刈〜』というホームページを開設しました。

これがあれば、PCを通じて交流ができる!僕はそう思って作ったのです。


あれから約4000日が経ちました。

世の中は大きく変わり、スマホが普及、SNSで何時でも何処でも誰とでも繋がる時代が訪れました。「繋がる」ことをあんなに欲していたのに、逆に容易に繋がりすぎると、あの時の気持ちは何だったのかなんてなったりしてね。

世界は本当に大きく変わったと感じる。

自分より下の世代がどんどん成長し、いろんな価値観が生み出され、パワーバランスは移り変わっていく。ふと自信を失ってしまったり、ブレてしまったりも。

いつの間にかヒクソンの息子が総合で活躍したり、ドローンという無人兵器が戦争で使われるようになったり、永六輔さんが亡くなったり…

時の流れをひしひしと感じます。

自分はその間に膝の靭帯を2度断裂しました。もう思い通りに柔道ができなくなってきているけど、柔道の魅力や可能性は、かなり高いものを秘めているという想いはより強くなっています。


これからは、もっと世界の変わるスピードは上がっていくはず。

そんな中でも、文章を書くということ。

書き続けるということ。

鍛え続けるということ。

磨き続けるということ。

価値があるということを信じて、感謝の念を忘れず、続けていこうと思います。

『真田丸』

2016年10月16日 | 想い
大ヒットしているNHK大河ドラマ。

毎週、楽しみに観ております。

僕が勤務している和歌山県岩出市から東へ行くと、九度山という町があります。高野山の麓にあり、慈尊院という有名なお寺がある町です。
真田昌幸・信繁親子とその郎党は追放され、その九度山に屋敷を構えて住んでいたと言います。

ドラマでは、堺雅人さん演じる真田信繁(幸村)は、頭は切れるが策に溺れて思うような結果を出せず、パッとしない時代が続いています。
モンスターのような親父に翻弄され、いつの間にか時代は豊臣から徳川へと移り変わり、流れ着いた九度山で齢を重ねる主人公。徳川に付いた兄は、大名として一国一城の主になったというのに…

しかし、ついに大阪の豊臣秀頼が徳川氏との決戦を決意し、真田信繁のもとにもオファーがやって来ました!

彼は悩み抜いた末に、一族郎党を率いて戦に参加することを決意します。若かりし頃に太閤・秀吉に可愛がられた(振り回された)大阪の地に戻り、これから始まる大戦に胸高鳴る信繁もとい幸村! ← 今ここ



僕たちはその悲しい結末を知っています。

敗者である真田幸村の最期を知っています。

それなのに、胸ときめかせて、このドラマを楽しみにしているのは何故なんでしょう?

彼の一生は、9割がパッとせず、最後の1割で物凄い光を輝かせました。

『真田丸』制作班が、この最後の光をどのように描くのか、楽しみで仕方ありません。

その最後の1割のために生きて来たかのような印象すらあります。そこに強烈に惹かれます、僕は。


今日は、ふとそんなことを考えていました。

それでは、新人戦に向けて明日も頑張ってもらいたいと思います。ベストを尽くしていこう!


幸村のお弁当箱

きっと、うまくいく

2016年04月16日 | 想い


以前にも紹介したかもしれませんが、『きっと、うまくいく』というインド映画が大好きです。

インド屈指のエリート大学が舞台で、主人公の大学生3人が織りなす物語。

学長はじめ、ここに通う学生たちの多くは、少しでも良い成績を取り、少しでも良い就職先を手に入れることが人生最大の幸福という価値観を持っています。しかし、主人公はその価値観に対して真っ向から立ち向かいます。大きな勢力や大きな権力に対して、自分の信じる価値観を守るために最大の努力を実行します。

隣の人を蹴落として自分だけ上がるのではなくて、自分が本当に興味のあること、やりたいことをやるべきだと。そうすると、自然と周りに仲間は増えてくる。

インド中から集まるエリート集団の中ではかなり異質な存在で、学長はじめ色んな人から睨まれ、潰されそうになりますが、主人公とおバカな友人2人の奮闘により、最後は学長から認められる。

インド映画お約束のダンスパフォーマンスやお笑い要素も強いですが、とても強いメッセージが込められていることに気付きます。
また、インドの大学生自殺率の高さや、就職活動のシビアな裏側、地方における貧富の差のディテールなど、シリアスな描写もあり、インドという国の抱える問題についても考えさせられる内容となっています。


社会的地位やお金は、人が生きていく上でとても大切です。

しかし、それに捉われすぎると本質を見失ってしまう。自分の心に反することに従事せねばならくなる。

自分が望むからこそやり遂げられる。

そんな作り手の想いが伝わってくる映画です。



「きっと、うまくいく」

主人公がピンチに陥った時、自分に暗示を掛けるかのように呟く言葉です。

もちろん映画とは違い、現実はうまくいかないことも多いです。
しかし、現状を分析して、自分の心に従って最大限の準備をする。その中で苦しい状況や予想外のアクシデント的な事件が起きた時、この言葉は意味を持ってくると思います。

3月が終わった

2016年03月31日 | 想い
和歌山に来て8年目の春です。


僕は中学校で柔道と出会い、それ以来生活の中心は柔道でした。柔道を通じて、本気で取り組んでる人たちと出会い、大きく成長させてもらえたなと感じています。

ずーーーっと考え続けています。



身体は少しずつ衰えてきてるし、怪我や古傷がとても気になって仕方ありません。年を重ねるにつれて、しょーもないプライドとか面子も出てくるし、守らないとあかんもんも出てくる。

ずーーーっと考え続けよう。

柔道から何を得られるのかを。



マサルちゃんに負けじと、トレーニングを昨日今日と頑張ったところ、下半身がパンパンになって泣きそうです。

明日も負けじと頑張りますよ!

では(^_^)

初心

2016年03月26日 | 想い
今日は貴志川高校へ出稽古でした。

和歌山高専・粉川高校・貴志川中学・岩出中学も来ており、とても賑やかな稽古となりました。


貴志川中学出身で、この春に本校を卒業した北山君も参加してくれました。明日から大学進学のために京都へ向かいます。

中学時代の恩師・藤原先生や、よく那賀に来て稽古を付けて頂いた松原先生に胸を借り、最後は僕に当たりに来てくれました。



彼の想いはすぐに伝わってきた。

僕も全力で応えたつもり。

お互い器用じゃないなと思いながら。

本当に嬉しい。

卒業しても、“初心”を忘れずにぶつかってきてくれる。ホンマにスゴいヤツだなと、心に響きながら。



そう言えば、1年前にも似たような子がいたね(笑)

体格は全く違うけれども。





あっちゃん、京都でおきばりやす☆

ふぁっくしょーん!

2016年03月25日 | 想い
花粉症のクスリが切れましたが、飛散量も減ってるので何とか乗り切れるだろうと楽観視していました。

が!真夜中に鼻ジュルジュル涙ポロポロで目覚めてしまい、後悔しております。

くしゃみも止まらない。

我慢できずに市販薬に手を出してしまいました。保険効かないから高いですよねぇ。



さて!

昨日が終業式で、今年度の学校業務がひと息つきました。僕は担任していた1年C組に伝えたいことをどこまで伝えられたかなって思いながら、40人のメンバーに感謝の気持ちを伝えました。
担任のお仕事って、面倒なことも多いけれど、ホンマにやり甲斐があるお仕事です。イッパイイッパイの時は弱音を吐いちゃいますけど、やっぱり終わってみれば、本気でやって良かったなって思えます。

来年度もこの子たちと持ち上がって2年生の担任したいなぁ。



そして一夜が明け、本日も稽古です。

北山・上村先輩が稽古に来てくれました。

更には来年度に入部予定の二人も参加してくれ、なかなか充実した稽古となりました。

明日は貴志川高校へ出稽古です。



そして、午後からは1年間お世話になった教室掃除です。暇な奴は参加!と昨日呼びかけたところ、五人が参加。

せっせと掃除に励んでくれたお陰で、新入生たちに綺麗な状態で教室を受け継ぐことができそうです☆



時の流れはあっちゅーま!

前を見て進んで行くのみ。

花粉に負けずに頑張りましょう(^_^)

平成27年度 卒業式

2016年03月01日 | 想い
大変寒い日となりましたが、平成27年度那賀高校卒業式が挙行されました。



式が始まり、入場して来る凛とした3年生の表情を見ると、グッと来るものがある。今、自分が担任している1年生たちも2年後にはこんな顔で卒業していけるんだろうかと思ってしまう。

しかし不思議なもので、入学時には呆れるほど幼かった子どもたちが、卒業時には驚くほど成長していくのがいつものパターン。

15~18歳までの時期というのは、子どもから大人への過渡期なんだなぁとしみじみと感じる。そして、その間に関わる人たちの影響力についても考えてしまう。



柔道部の3年生を送る会では、卒業生の四人(あっちゃん、いとやん、りく、リョーゴ)から嬉しい言葉を頂いた。

彼らが強かった先輩達に比べられ、僕からのプレッシャーに潰されそうになり、かなり苦しんでいたのは重々承知している。柔道の稽古では、なかなか気持ちを表現できない姿に苛立って、本気で引きずり回したことも何度もある。

それでも文句も言わず、朝練・稽古・遠征・トレーニングを重ねて、最後の試合では全力を出し切ることができた。

「持っている力を出し切る」

という点では、文句のつけようがないベストバウトを四人とも見せてくれた。いずれも僕の記憶に強烈に焼き付けられたし、高校生ながら彼らの生き様を見せつけられたようにも思う。

一瞬の輝きのために、驚くほどの時間とエネルギーを費やし、勝負に臨む。本当に苦しい準備期間を過ごして。

そして、試合という緊張感溢れる場で見える闘争心やその人の生き様。

少し大袈裟だけど、僕が柔道に惹かれ続けているのはそういう所にあると思う。

だからこそ、高校生相手とは言え、柔道においては甘えを許せないし、全力で準備をできない者に対しては厳しい態度を取ってしまう。

それでも、この四人は自分のアタマで考えて、自分なりに解決法を考え乗り越えて、今日という日を迎えられたんだと思う。



柔道から離れて引退した後も、妥協せずに受験に向けてベストを尽くした点は尊敬に値する。

大学合格は、あくまでゴールではなくてスタートだ。

これからどう過ごし、どこに向かって行くのかが、彼らの人生にとって最も大切なことだ。この四人なら、どこへ向かっても、自分のアタマで考えて、ベストを尽くすことができるだろう。

寂しいけれど、嬉しくもある卒業式となりました。



僕も悩んで、もがいて、必死になって、アタマを使って、やっていくつもり。

また再会する日を楽しみにしています(^_^)

どうもありがとう。


あっという間に

2016年02月28日 | 想い
第5回定期考査が終わり、金曜日より稽古再開です。

2年生はインフルエンザ大流行のため、4日間の学年閉鎖を行いテストは延期となっております。

ほんでほんで…と書きたいことがたくさんあったのですが、書く時間がなく。。。



ということで、いつの間にやら明日が卒業式の朝がやって来ました。

卒業を迎える柔道部の四人、柔道も学業も最後まで本気で取り組む彼らは、僕の誇りです(^_^)


1・2年生は朝トレ、稽古が続き、しんどい時期です。

センター試験おしまい

2016年01月19日 | 想い
この土日に行われたセンター試験が終了し、月曜日には受験した3年生たちが自己採点を行いました。


完全なる実力勝負

点数のみがモノを言う


ということで、センター試験本番はかなりの緊張感を持って受験してきたんだろうと予想されます。

柔道部の生徒も四人が受験しました。

そのうちの一人に試験の様子を尋ねると…


「柔道と比べたら全然気が楽です」


とのこと。


おぉ!
頼もしいヤツ☆


と感心するのと同時に、柔道がそこまで重々しかったのかと申し訳ない気持ちになりました。

これは僕にとって大きな反省です。



これから国公立二次試験に私立大学一般試験が始まります。

最後までベストを尽くして、これからの人生に向けて受験をやり切ってもらいたいと思います(^_^)


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