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写メも検索も不可!スマホ断食ツアー

2015年04月22日 | コンサルティング

「スマホやめますか、信大生やめますか」

信州大学の入学式での学長のあいさつが話題になっています。「(スマホの)スイッチを切って本を読み、友達と話し、自分で考えることを習慣づけましょう」とあいさつで学生に語りかけたとのことです。

大学生の1日のスマホの利用時間は、平均163分(全国大学生活協同組合連合会)とのことですが、電車の中などの光景を見ていると学生のみならず社会人も含めスマホの画面を食い入るように見つめている人が大勢います。

私が担当させていただくコミュニケーション研修においても、途中で10分程度の休憩を数回入れていますが、休憩時間になった途端にスマホを始める人が実に多いのです。

他のテーマならばともかく、コミュニケーションのスキルアップを目的に集まった人たちであるにもかかわらず、休憩時間に周囲とコミュニケーションをとるでもなく、すぐにスマホを手にする光景を見ると、正直なところ少々残念な気持ちになります。

そんなことを度々考えていたところ、先日テレビのある番組で「デジタルデドックス」を目的とした「スマホ断食ツアー」が注目を集めていることが放送されていました。

この「スマホ断食ツアー」、参加者はスマホから離れて、スマホに頼らない時間を味わうというもので、10代から60代の経営者に至るまで幅広い年齢層の人たちが参加しているそうです。

ツアーの参加者からは、普段ならスマホがそばにあるので食事中でもすぐに料理の写真を撮ろうとしたりするけれど、このツアー中はそれができないため、かえって料理をじっくりと味わって食べることができた。また、一人ずつ紙の地図を渡されてスマホのGPSなしに目的地に向かうプログラムでは、道に迷ったら普段はすぐにGPSで確認するけれど、地図を頼りに人に尋ねながら目的地を目指せたので、他者とコミュニケーションをとることができた。スマホによって知らず知らずのうちに、生活をしばられていたことに改めて気づいたなどの感想が寄せられていました。

さらに、番組では岐阜県にある機械部品の会社の例も紹介されていました。この会社では、スマホを止めてガラケーにすると毎月5000円支給されるそうで、多くの社員がスマホを止めたとのことです。

その結果、社員同士の会話が増えた、気持ちを言葉にして表現できるようになった、画面を見ていると目線が下がるが、目線を上げると世界が広がるなどのメリットがもたらされたそうです。

スマホには情報を簡単に収集できるメリットがある反面、対面コミュニケーションなどの時間が阻まれてしまっている現実も無視できないわけです。

このスマホ断食スツアー、今後ますます脚光を浴びていくのかどうか気になるところではあります。一方、自分の生活がスマホに知らず知らずのうちに縛られてしまっていることに気づいて、自分で意識的にスマホから離れる時間を作り出すことが大事なのだと思います。

いかがですか。スマホをお使いの皆さん、明日から思い切ってスマホを遠ざける時間を少しずつ作ってみませんか?きっとそれまでとは違った何かが発見できそうですよ。

(人材育成社)

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