行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

CL・レアル・マドリード、凄いチーム、凄い優勝劇

2022年05月29日 | スポーツ・スポーツ観戦


バルサファンの自分にとっては複雑な気持ちもあるのだが、ライバルのレアルマドリードがリバプールを倒し、チャンピオンズリーグ(CL)のビッグイヤーを手に入れた。
試合は前半からリバプールが優勢。激しいプレスと怒涛の攻撃。何度となく放たれるシュートをレアルのGK・クルトワが好セーブを連発。凌いで凌いだ上、後半14分の速攻はフェデ・バルベルデからのクロスに、若きエースのヴィニシウスが合わせゴールを決める。
この虎の子の一点を、終盤は守って守ってレアルが逃げ切る。レアルマドリードは、なんとCL最多14度目の制覇。プリメーラ(スペインリーグ)とスーペルコパを制覇しているので三冠達成。アンチェロッティ監督は、CLで最多の4度目の制覇、スペインリーグ制したことで5大欧州リーグの制覇となった。銀河系軍団を超えて最強になった感がある?



というのも、CL決勝トーナメントに入ってから、奇跡の大逆転を繰り返してきた。戦った相手は、パリ・サンジェルマン、チェルシー、マンチェスター・シティ。準々決勝、準決勝は延長戦の末に勝ち上がってきた。
得点王(15ゴール)となったベンゼマは34歳。ベスト16と準々決勝でハットトリック。準々決勝のチェルシーとの第二戦ではいったん逆転されてからの決勝ゴール。準決勝でも決勝点を決めている。
リバプールとの決勝こそ若きストライカー・ヴィニシウスが決めたが、中盤のカゼミーロ、モドリッチ、クロースといったベテランの働きぶりは見事。そして、GK・クルトワは9セーブ。正に守護神。凄いチームが凄い優勝劇を披露してくれたものだ。
(写真は、いつものごとくWOWOWから拝借。)



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山形の四大ダムの紹介(その2)寒河江ダム&月山ダムの巻

2022年05月25日 | 土木構造物・土木遺産


さて山形四大ダムの紹介の続き。3番目に登場するのは「寒河江ダム」だ。国道112号を走行してくると見事なロックフィルダムの堤体が見えてくる。最上川水系寒河江川にある山形県では最大の特定多目的ダムだ。
堤高は112メートル、堤頂長510メートルだが、堤体積は10,350千立方メートルで、ロックフィルダムとしては徳山ダム、奈良俣ダム、高瀬ダムといた国内の名だたるダムに続いて4番目となる。国道からは見えないのだが、洪水吐も見事なものだ。
このダムも戦後の早い時期から開発計画があったが、白川ダムや長井ダムと同様、1967年の羽越豪雨で治水のあり方に大きな計画変更を求められたダムだ。白川ダム、長井ダムとともにダム脇にある最上川ダム統合管理事務所により管理されている。



山形県西村山郡西川町というところにあるが、とにかく「月山」にこだわっている。ダム湖は「月山湖」。国道112号は「月山花笠ライン」と呼ばれ、「月山第一・第二トンネル」をはじめ、ダム湖がんを走る山形自動車道では「月山インターチェンジ」、「月山パーキングエリア」、月山湖には「月山大橋」がかかる。
ここで有名なのが「月山湖大噴水」。この噴水は日本では最大の高さまで水を噴き上げるが、これが世界でも第4位というもの。その高さ112メートル(試験噴射では149メートルまで噴射しているので、実際は世界第2位とのこと。)。
「月山」の名とともに、噴水の高さでもある「112」という数字にも縁がある?国道112号、堤高112メートル、水没移転世帯数112戸、1990年の完成式典は、11月2日などなど。これも拘りか偶然か。とにかく印象に残るダムである。



しんがりで登場するのは「月山ダム」。これまで紹介してきた三つのダムと同じく国土交通省東北地方整備局の直轄ダムだが、このダムだけは赤川水系の梵字川(ぼんじがわ、鶴岡市)に設置された重力コンクリート式の多目的ダムだ。
堤高123メートルで、長井ダムに2メートル及ばず東北地方整備局管内のダムでは3番目の高さ。建設時、RCD工法やコンクリートのベルトコンベア運搬、プレキャスト部材を使用するなど、合理化工法で工期短縮と工費の増大を抑えたシステムが導入された(「ダム便覧」を参考に記載)。
丁度お邪魔したときにはクレストゲートから放流が行われていて、緩やかなカーブを描く放流口から、豪快に水しぶきを上げる様は大迫力!ダムそのものを楽しむには絶好のダムでもある(ダム見学者は、4つのダムの中で一番多かった)。



完成年が2001年ということもあって、寒河江ダムより11歳年下。同じ月山の麓にあって、「月山ダム」でありながら「月山」という名前をことごとく寒河江ダムに使用されたことから、ダム湖も「あさひ月山湖」と少し紛らわしさがともやもやが抜けない感がある。
見どころは、実はダム湖上でT字交差点を有する「あさひ月山湖大橋」と「弘法物見橋」があることだと、事前の調査で決めつけていた。ところが残念ながら上流部に続く道路は、まだ冬季間の扱いで通行止めだった、残念!
この月山ダムでは、管理事務所に申し込むことでダム内部の見学ができる。ダムマニアにとっては最高のサービス。といっても、今回の4か所のダムとも、係の方は優しく丁寧に説明してくれたのが印象的だった。



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山形の四大ダム紹介(その1)「白川ダム」&「長井ダム」の巻

2022年05月24日 | 土木構造物・土木遺産


ダムの季節。特に春先は、新緑がまぶしい季節の中、雪解けも進みアクセスも容易になる上、計画放流、観光放流などの見どころも作ってくれる。今回はお隣山形県の四大ダムを二か所ずつ二回に分けて紹介する。いずれも東北地方整備局が管理する直轄ダムだ。

初めに白川ダム。新潟県からは近い場所にある。以前紹介した横川ダムは、山形県にありながら北陸地方整備局管内。分水嶺は山形県小国町と同県飯豊町の境界にあって、そこを越えると東北地方整備局が所管する最上川水系、その支流である白川上流にあるのが「白川ダム」だ。
早くから洪水調整目的の河川改修が必要とされてきた最上川だが、白川ダムも横川ダムと同じく建設の大きなきっかけとなったのが1967年(昭和42年)の羽越豪雨だった。流域面積を飯豊山系をすっぽりカバーすることから、当初の計画よりも大幅に機能を増大させていった。
中央コア型ロックフィル式。右岸堤体が上流部にカーブを描いているのが美しい。堤高は66メートル、堤頂長419メートル。洪水調整のほかに、不特定利水、かんがい、工業用水、発電とフルカバーの多目的ダムだ。



ダム湖は「白川湖」。ダムの数キロ上流には「白川ダム湖岸公園」があり、「源流の森」や温泉・宿泊施設のある「白川荘」、パークゴルフやオートキャンプ場などのレジャー施設があって、都市部からはかなり離れている場所だが大勢の観光客を集めている。
特に、貯水量が多くなるゴールデンウィークからの5月中旬にかけて注目を集めているのが「水没林」。新緑が芽生えたこの時期の景観を楽しみに、これも流行りなのかカヌーやカヤックといったアウトドア派が集まっているのだ。
この季節限定はまだある。「朝霧」が発生しやすい。朝鏡のようになった湖面に水没林とその影が映し出され、それをほのかに朝霧が包んでいる情景、思い浮かべてもきれいなのだが、その写真を撮影しようという風景写真愛好家もまた朝早くから訪れる場所でもあるそうだ。



ドカン!と存在感のある写真上のダムは「長井ダム」。長井市を流れる最上川水系白川の支流「野川」にある。長井市からも近い場所に、この巨大なダムが存在することは、最近知ったことでもある。
というのも建設年(完成)が2011年。10年前のデビュー。当初山形県により計画・調査されたが、直轄事業として1979年着手。32年という長い月日を費やして「長井ダム」が建設されるに至った。やはり洪水調整を主目的とした多目的ダムだ。
ご覧のとおり重厚な重力コンクリート式ダム。堤高は125メートルで存在感抜群。東北整備局管内では岩手県の胆沢(いさわ)ダム(127メートル)に次いで二番目の高さを誇る。ダムへ行く途中、比較的高い位置から正面を見渡せる展望所がある。



ダム湖は「ながい百秋湖」という。一般公募により命名されたこの湖の中ほどに「竜神大橋」がかかっている。その橋のたもとの駐車場に小さな看板が設置されている。ダムの下にダムがあるとの案内板だ。
実はこのながい百秋湖の下には、山形県初の多目的ダムである「管野ダム」というダムがあったが、長井ダム建設によりその役目を終え水没しているダムがあるというのである。(管理事務所にも説明や当時のダムの写真がてんじされている。)
55年もの間活躍した管野ダムだが、管理事務所の方に話を聞いてみると、「役目を終えたとは言っても、長井ダムにとっては見えない水の中で砂防ダムの役目をしてくれている」とのこと。いまでも活躍しているんだ、管野ダム!もう一つ、ダム物語が追加されて、山形五大ダムにしないといけないかな?

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新津鉄道資料館でじいさんがジーンときた瞬間

2022年05月22日 | 鉄道


少し天気が悪い時にでも子供たちを遊ばせることのできる場所として取っておいた感があるのだが、今回やっと訪れることができた「新潟市新津鉄道資料館」。もちろん私は行ったことはあるが、今回久しぶりの機会を得ることに。
ここは鉄道の町として町おこしにも力を入れている旧新津市が、1982年に国鉄OBや鉄道ファンが資料館の設置を求めたことに端を発し、1983年(昭和53年)に旧新津車両所(現・総合車両製作所新津事業所)の片隅にオープンさせたのが始まり。
1998年(平成10年)に現在の地に移転し、車両の静態保存などを含めて展示資料を充実させてきて、新潟市周辺市町村の広域合併により新津市も編入合併し、新潟市が管理運営することになった。



2014年(平成26年)にリニューアルオープン。私が前回訪れたのはそれ以前のことで、かなり資料も展示方法も充実していたという感じがする。
リニューアル時にはすでに屋外の静態保存スペースに200系新幹線とC57蒸気機関車が展示されていた。つまりこの実車展示を始めたのが2013年だから、この時以来の約10年ぶり資料館訪問。そりゃ内容も変わるでしょうよ!
以前からこだわっていたのは「新津」という鉄道の要所にある鉄道の町としてのアピールだ。また、新潟県の鉄道における歴史と発展、そして配線の記録なども多く、ローカルな話題が満載なのだが、来観客の半数近くは県外からのファンだT後いうことも驚きだ。



しかも、これまた新潟県にゆかりの深い485系電車(いなほ、北越などに使用)、115系(クモハ115)の新潟色塗装の近郊型電車、先に引退したE4新幹線Maxなど、静態保存は全部で7両と充実したラインナップになっていた。
残念なのが車両の中には入れないこと。子どもたちは動かないとはいえ初めての電車で楽しみにしていたので。ただ唯一、C57の運転台は開放されており、あちこち触って「これは何?」と蒸気機関車から離れようとしない。
新しく展示された車両は奥まったところにあるのだが、そこに展示されていたのは485系国鉄色のT18編成。小学生の時にC57を追いかけ、つい最近までは485系のこの編成を追いかけていた自分。新旧の友に再会できてジーンと来ていたじいさんでした。

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実は、うちの孫の自転車も進化している?

2022年05月17日 | 自転車・サイクリング


続けざまに自転車の投稿。今回は孫の自転車の話。連休中は、前半こそ寒かったものの、後半は転記にも恵まれ子どもたちも外で遊ぶ機会が多かった。
佐渡から帰省した長女の長女(孫)にも自転車を買ってやった。子どもの自転車でも付属品やヘルメットなどを入れると3万円を超える。一丁前の値段だ。
長男の長男(孫)には早いうちに買ったのだが、年長さんになったものの補助輪がまだ外れていない。まあ二人は同学年の従兄妹、自転車では同じスタートライン立ったということか。

長女の長女は、自転車は初めてということで怖かったのだろうか?初めは「買ってやる」と言ったのに「要らない」と言い出す。
それでも、爺さんの役目として孫には同じ扱いをしないととの思いで、無理やり自転車屋に突入すると、色鮮やかな自転車が並んでいるのを見て次々に乗りたがる。本当は欲しいんだよね?
ハイエースに積んで帰ってきたが、今度のはどこに行くにも自転車を積んでいくと言って張り切ってしまう。まあ、そういうことにも対応するクルマだし、喜んでくれるのは自転車を買ってった者として、ハイエースを有効利用してもらえることにもうれしさを感じる。

自宅付近はクルマの行き来は少ないものの、子どもの自転車遊びには、結構気を使うところが多い。夢中になって注意力が散漫になることも要注意。
男の子は、少し飽きるとYouTubeをねだる。仕方なくタブレット(iPad)とBluetoothスピーカーをつないで渡す。しばらくは、車庫の中でキャンプ用の椅子でおとなしく見ていたかと思うと、また自転車に気持ちが動く。
見てみると、自転車の前カゴにタブレットとスピーカーを入れて、YouTubeを見ながら自転車をこいでいる。最新のAV機器搭載の子どもチャリ。危ないのですぐに車庫内に誘導したが、こいつ考えたな!

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自転車のパンク修理を依頼され、自分の空気が抜けてしまった

2022年05月13日 | 自転車・サイクリング


どうでもいい話、「なんちゃって自転車屋さんの巻」。たまにこのブログにも登場する一緒に仕事をしているミーさんから、自転車がパンクしたので直してほしいとの依頼が入る。
パンクは過去に一度だけ出かけた先で必要に迫られてやったことがあった。もう何年も前のこと。45分くらいでチューブごと交換。初めてにしてはよくできたと思うのだが、それにしても経験不足は否めない。
ちょっとカッコをつけて「任せておきな!」とは言ったものの、自分自身半信半疑。でも、いい機会でもあると思い、ダメならこっそり自転車屋さんにもっていけばいいかとの思いもあって、ハイエースで取りに行き預かることにした。



まあ、幸い前輪。取り付け取り外しは後輪よりもはるかに楽。慎重になっとカバーを外し、各々のフレームの位置を戻すときに間違えないようにスマホで写真を撮りながら、前輪を外すことができた。ここから手術開始!
タイヤレバー(タイヤをホイールから外すための器具)を即座に突っ込む。でも、やっぱり1本では外れないので、自分の自転車に装着している応急用バッグからレバーを取り出すことに。この僅かな時間が重要なカギを握る。
もし軽微なパンクなら、タイヤからチューブだけを外して応急パッチを貼るだけで済むかもしれない!と、キャンプ用の布バケツに水を張り、乱暴ではあるがタイヤごと水につけてパンクの箇所が特定できないか試みることにした。



タイヤを空気入れで加圧し、水に浸けるが、どこからも泡立たない。確か「シュー」という空気が漏れる音がして、タイヤがぺちゃんこになったという話だったが、そんな漏れはどこにも見当たらないし、現に一定時間放置していてもタイヤは元気満々。
「シュー」と音がしてという時点で気づけばよかった。どうやらチューブのバルブの口が緩んでいただけのようだ。ここが素人、自分の浅はかさにガックリする。まずは前輪を外す前に空気を入れてみるべきだった。ハイ、作業終了!
それでも、少し自転車を磨いたり、チェーンは綺麗だったが少し油を差したりして少しだけ自転車屋さん気分。すると、今のママチャリは変速はもちろん、ライトはセンサー消灯、あらまフロントホークはカーボンですよ!これがホントに修理とか言われるとビビるかもな。


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ポータブル電源を駆使した車中キャンプはいかが?

2022年05月12日 | ニュース・うんちく・小ネタ
少々時間が空いてしまったが、前回触れたように所有する「ポータブル電源」を紹介しておきたい。
ポータブル電源(「ポタ電」と言われている。)とは、大型のバッテリー、蓄電装置と考えていただければよい。多分、携帯・スマホの充電用のバッテリーが、技術的にも容量的にも進化したものと考えられる。。
車中泊やアウトドアのシーンで活躍することはもちろん、災害非常用の電源としても注目を集めている。発電機などの動力を使用することがないので、手軽だし、騒音が発生するものでもなく、充電しておけば停電時などいざという時も役立つことは間違いない。



このポータブル電源、各社から様々なタイプが発売されている。モバイルバッテリーと違って、大容量というのは蓄電機能が大きく、かつ消費電力の大きい家電なども使用できるものがポタ電ということになる。当然モバイルバッテリーよりも大型のものになる。
写真上は、私が愛用する「Jackery(ジャクリー) ポータブル電源 400」と「1000」。「400」とは、400Wh(ワットアワー)で、1時間に使用できる電気量のこと。1000だと1000Whということになるので、かなりの出力を担えることになる。(写真上:大きい方が1000と小さいのが400。もう一方のスマホ用のモバイルバッテリーだと、容量が大きいものでも400で20倍の容量ということになる。)
容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表記されているが、この部分が「スマホならフル充電で何回分」とか言われている部分になる。ただWhが使用できる電気製品の定格出力に相当するので、私はこの部分を重要だと思っている。



ここ1年ちょっとの間で2台のJackery製ポタ電を2台購入することになる。使用方法は、車中泊やキャンプシーンということになる。スマホの充電やLEDライトは400で、調理器具やヒーター類は1000でといった使い分けである。
というのも、忙しいクルマでの移動だと、火を使うというのは結構面倒や心配が伴う。料理にはIHコンロや電子レンジを、車中やテントで暖を取るには電気毛布やセラミックヒーターを!ということなのだ。(写真上:IH調理器と車載用の電子レンジは1200W定格出力だが、Jackery1000でも大丈夫。かなりこちらは電気の消耗が早い。)
もちろん、カセットコンロなどの併用のシーンがないわけではないのだが、キャンプに付き物である「火が付いた?火が消えた?熱くない?一酸化炭素濃度は?」という不安材料が一切ない。煙や煤まみれの鍋を洗う、焚火の始末をすることもない。



前回紹介したハイエースで出かける際にも、単にお湯を沸かしてカップラーメンというよりは、袋ラーメンをIHコンロの鍋で煮て、器に取り分けることで子どもたちも喜ぶ。
車中泊には、電子レンジを積んでいけば、コンビニ弁当も好きな時に温めなおすことができるし、レンチンご飯やその他レトルト調理など、内容的に大したものではないものの温かいものが、場所を選ばず車中で食べることが可能である。
多分この大容量だと災害における停電時に威力を発揮することは間違いなく、「防災士協会推奨」とかの触れ込みもあり防災面からの注目度も高いことは確かだが、自分も防災士を持ってはいるもののそんな使い方のシーンはできれば経験したくないものだ。(写真上:ソーラーパネルでの充電や車載時にはクルマのシガーソケットから12Ⅴ入力も可能なので、いざというときには威力を発揮するはず。)

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我が家のゴールデンウィーク、超近場での過ごし方

2022年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム


ゴールデンウィークは近場で!コロナによる制限が解除された大型連休で、これを機会に規制したり、各地の観光地で多くの人が出かけたりしていることが話題となっている。
確かに、ちょいとドライブがてらに外に出てみると、国道等はクルマの列、バイクの集団、結構な混雑ぶりなのである。
長男夫妻が仕事で、子守を強いられる状態下にあっては、やはり近くで混雑のないところ。手軽にアウトドア気分を楽しむにはガレージキャンプということになる。



ただ、今回の連休前半、雨の日や寒い日にガレージキャンプというのは子どもたち(孫たち)も納得するところだが、天気がよくなってくるとそうもいかない。公園や外へ連れて行けとせがまれる。
その時に強い味方になってくれるのがハイエース。購入当初から引っ越しなどでも活躍していたが、ちょっとしたお出かけにも重宝する。まあ、自分の為とはいえ、そんなイメージはありましたんでね!
近くの海岸の駐車場にクルマを止めて、お昼はインスタントラーメンを調理。子どもにはトッピングなし。ちょっとしたキャンプ気分を味わえる。



あくあでもキャンプもどきで「火」は使わない。IH調理器が威力を発揮する。というより、車載のポータブル電源が威力を発揮する。(場合によっては、カセットコンロやキャンプ用のボンベやバーナーを使用することもあるが…)
ポタ電は、車中泊をはじめとして、いろいろなシーンで活躍する。便利さを享受し、今後のおでかめのイメージを膨らませてくれる。
次回は、ポタ電を紹介しますかね!
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若い村で存在感を示す古い寺社造りの「弥彦駅」

2022年05月04日 | 旅行記・まち歩き


円上寺隧道や西川周辺の排水施設などを巡るうちに、弥彦駅を訪ねる時間があった。初めてではないし、決して鉄ちゃんだからという訳でもない。この駅自体も歴史的構造物なのである。
弥彦駅は、1916年(大正5年)、当時の越後鉄道の西吉田駅(現・吉田駅)と弥彦駅間を開業。その当時の駅舎が現存しており、しかも弥彦神社を模して木造の寺社造り、2013年に全面改修しているものの、柱や梁は鮮やかな朱色に塗り飾られている。
土木学会発行の「日本の近代土木遺産・現存する重要な土木構造物2800選」で「B」ランク。「細部に至るまで神社本殿を意識した装飾が溢れる」と紹介されている。(写真上:弥彦駅駅舎)



越後一の宮である「弥彦神社」。その参詣のための最寄駅として、盲腸路線であるのちの弥彦線として生まれたが、新潟市や長岡市にも近く、弥彦山や弥彦公園、温泉などという観光地であることから行楽シーズン賑わった。小さい頃、ロープウェイで弥彦山に言った記憶がある。
しかし、マイカーの影響はもちろん、近年ではコロナの影響もあり観光客は激減。駅の利用者も日平均で200人を切った(2020年で154人/日、JR東日本資料)。観光で生きてきた町はどこも大変なのだろうが。
行楽時期に合わせてJRも臨時列車などを投入しているが、そんな機会にぜひこの趣があって弥彦線の起点として堂々とした弥彦駅駅舎を見てほしいものだ。(写真上:弥彦駅駅舎内とホーム)



今はひっそりとした温泉街、門前の商店街(多分、このゴールデンウィークは賑やかだと思う)だが、この町(新潟県西蒲原郡弥彦村)はとても魅力が多い。もちろん観光資源が豊富なところもその一つ。近くに寺泊魚市場、シーサイドライン、カーブドッチなどもある。
市街地でWi-Fi環境が戸とのぺられているというのは大きな特徴。若い人を意識してなのか村が開発した「きらめきニュータウン」の造成により2010年の国勢調査では、北蒲原郡の聖籠町とともに県内で人口を増やすことができた村なのだ。
合併をしなかった背景は観光のほかに、国内唯一の村営の競輪場があるということで、村の財政を支えている。新潟市、長岡市、燕市などが通勤圏内で、聖籠町、新潟市に次いで平均年齢も県内では3番目に若いという。若いだけじゃなくて、古参の駅も大事にしている村だから。(写真上:駅待合室の時刻表と越後線・弥彦線の歴史を紹介するパネル。写真下:越後一の宮の弥彦神社拝殿と弥彦駅の一面一線に停車する今はなき弥彦線色の115系)


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