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ポータブル電源を駆使した車中キャンプはいかが?

2022年05月12日 | ニュース・うんちく・小ネタ
少々時間が空いてしまったが、前回触れたように所有する「ポータブル電源」を紹介しておきたい。
ポータブル電源(「ポタ電」と言われている。)とは、大型のバッテリー、蓄電装置と考えていただければよい。多分、携帯・スマホの充電用のバッテリーが、技術的にも容量的にも進化したものと考えられる。。
車中泊やアウトドアのシーンで活躍することはもちろん、災害非常用の電源としても注目を集めている。発電機などの動力を使用することがないので、手軽だし、騒音が発生するものでもなく、充電しておけば停電時などいざという時も役立つことは間違いない。



このポータブル電源、各社から様々なタイプが発売されている。モバイルバッテリーと違って、大容量というのは蓄電機能が大きく、かつ消費電力の大きい家電なども使用できるものがポタ電ということになる。当然モバイルバッテリーよりも大型のものになる。
写真上は、私が愛用する「Jackery(ジャクリー) ポータブル電源 400」と「1000」。「400」とは、400Wh(ワットアワー)で、1時間に使用できる電気量のこと。1000だと1000Whということになるので、かなりの出力を担えることになる。(写真上:大きい方が1000と小さいのが400。もう一方のスマホ用のモバイルバッテリーだと、容量が大きいものでも400で20倍の容量ということになる。)
容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表記されているが、この部分が「スマホならフル充電で何回分」とか言われている部分になる。ただWhが使用できる電気製品の定格出力に相当するので、私はこの部分を重要だと思っている。



ここ1年ちょっとの間で2台のJackery製ポタ電を2台購入することになる。使用方法は、車中泊やキャンプシーンということになる。スマホの充電やLEDライトは400で、調理器具やヒーター類は1000でといった使い分けである。
というのも、忙しいクルマでの移動だと、火を使うというのは結構面倒や心配が伴う。料理にはIHコンロや電子レンジを、車中やテントで暖を取るには電気毛布やセラミックヒーターを!ということなのだ。(写真上:IH調理器と車載用の電子レンジは1200W定格出力だが、Jackery1000でも大丈夫。かなりこちらは電気の消耗が早い。)
もちろん、カセットコンロなどの併用のシーンがないわけではないのだが、キャンプに付き物である「火が付いた?火が消えた?熱くない?一酸化炭素濃度は?」という不安材料が一切ない。煙や煤まみれの鍋を洗う、焚火の始末をすることもない。



前回紹介したハイエースで出かける際にも、単にお湯を沸かしてカップラーメンというよりは、袋ラーメンをIHコンロの鍋で煮て、器に取り分けることで子どもたちも喜ぶ。
車中泊には、電子レンジを積んでいけば、コンビニ弁当も好きな時に温めなおすことができるし、レンチンご飯やその他レトルト調理など、内容的に大したものではないものの温かいものが、場所を選ばず車中で食べることが可能である。
多分この大容量だと災害における停電時に威力を発揮することは間違いなく、「防災士協会推奨」とかの触れ込みもあり防災面からの注目度も高いことは確かだが、自分も防災士を持ってはいるもののそんな使い方のシーンはできれば経験したくないものだ。(写真上:ソーラーパネルでの充電や車載時にはクルマのシガーソケットから12Ⅴ入力も可能なので、いざというときには威力を発揮するはず。)

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