行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

山形ロケに唯一食い込んだ、新潟・寝屋漁港の魅力とは?

2024年09月10日 | 本・雑誌・映画


ひょんなことで映画を見た。といっても2年前に公開されている邦画「アイアムまきもと」という阿部サダヲ主演の映画がテレビで放映されていた。そのロケ先がどうしても見たことのある場所のようで気になって調べてみたところ、やっぱりということで腰を上げて出かけてみることにした。
映画の内容は、海外のヒューマンドラマを原作に、日本版にシリアスでもありコミカルでもあるが、何か社会問題を問いかける内容のもの。身寄りがなく亡くなった方の葬儀や埋葬を担当する市役所「おみおくり係」の牧本(阿部サダヲ)のお話だが、ここでストーリーには触れないことにする。
冒頭、「庄内市役所」が映し出され、その後の風景などを見ても、そこ(ロケ地)が山形県庄内地方であるということが容易に理解できる。市役所は酒田市役所、住宅は鶴岡市の市営住宅、火葬場は庄内町ということだが、墓地だけは景色が変わるのでどこだろうと調べると山形市の霊園だそうで、いずれにしても庄内・山形でのロケであることが分かる。庄内を舞台にする映画、多いですよね!(写真下:映画のPRとロケ地紹介のパンプレット。酒田観光物産協会「やまがた酒田さんぽ」から掲載。)



確かに山形市の霊園ロケ地ほど違和感は感じなかったのだが、庄内地方にも岩場の海岸線があるのに、海岸端にある独特の形の岩と漁港は見たことがある風景。そう、お隣の町・村上市の笹川流れにある寝屋(ねや)漁港の風景だ。「鉾立岩」は笹川流れの奇岩の中でもシンボリックな岩場ですからね。
映画で、市営住宅で亡くなった蕪木(宇崎竜童)の家族を探すため、漁港で食堂を営む蕪木の元恋人・みはる(宮沢りえ)を訪ねた場所が寝屋だった。鶴岡市にも、由良(ゆら)や小波渡(こばと)などの漁港はあるのだが、多分、鶴岡市の海岸線を南下しながらロケ候補地を探し、港湾指定の鼠ヶ関港へ来たところでもう少し南へ、県境を越えた第二種漁港・寝屋港にたどり着いたのではないかと予想している。
映画の解説やロケ地紹介でもほとんどこの寝屋漁港については触れられていないが、鉾立岩が見える場所で、港の防波堤、入江を挟んだロケーションに加え、雰囲気を醸し出す食堂(実は、JFの直売所)の景色がこの映画の監督・水田伸生が描いたイメージだったに違いない。



映画の中ではみはるの働く「みはる食堂」、実在するのはJF新潟漁協山北支所の直売所で、屋号は「新鮮屋」という。漁港で水揚げされた新鮮な魚介を提供する店だが、これまた口コミなどで調べてみるとこの店が気になって仕方なくなる。(こちらも詳しくは触れないが、評価が真っ二つに分かれているので各自で検索してほしい。)
店は映画のシーンそのものにテラス席テーブル席が並び、そこから漁港や鉾立岩が望める。宮沢りえとは相当のギャップで接客に対応するお兄さんも、ニヤリとしてしまうくらいこの土地の魅力を醸し出す。そんな魅力を感じてだろうか、山形県ロケに唯一新潟県の地が食い込むほどのシチュエーションが揃っていたんだろうな。(ロケ中に阿部サダヲと直売所のお兄さんの会話はあったのだろうか?どんな会話だったのか気になる。)
私が訪れたのは8月末。この地方では岩ガキの季節で、「笹川流れ」といわれる風光明媚な海岸線沿いの食堂や民宿では岩ガキが提供される。直売所・新鮮屋でも新鮮な岩ガキの殻をその場でむいて提供している。テラス席に一人座って漁港を眺めながら美味しくいただきました。1個800円。これは紛れもなく口コミでも高評価をしてもいい品でした。(写真下:岩カキの写真で、レモン果汁は持込品です。)



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高校生の手により執筆された「佐渡に暮らす私は」

2022年03月06日 | 本・雑誌・映画


探していた本をようやく手にすることができた。「佐渡に暮らす私は」という本がそれである。
実はどうしても本の正式な名称が分からない。あれっと思った時にしっかりタイトルくらい覚えていればよかったのに、Amazonで適当に検索してみるがそれらしいものがない。
それが半年くらい前のことだが、佐渡に暮らす娘にも聞いたが探せない。それっきりになっていた。



佐渡に言った時、赤泊まで足を延ばした際にお店においてあった本を何気に手にした。一緒にいた娘が、「あの本でない?」と、忘れかけて諦めかけていたものがよみがえり、しっかりスマホに写真を収めた。
ネットで探したところ、発行元の一般社団法人「3710Lab(みなとラボ)」が扱っており、即購入することができた。
この本は、タイトルのとおり佐渡で暮らしている人にスポットを当て、佐渡の出の仕事や暮らし、自然などを紹介したものなのである。



この企画は、実は新潟県立佐渡総合高校の1年生の授業で、「産業社会と人間」という総合学習の一環だろうか、高校生が佐渡で働く人に直接インタビューしたものを一冊の本にしたものである。
高校生にとっては、職業観を学び、地域の魅力を再認識し、加えて対人対応能力を養うことにつながる、なかなかのアイディア授業ではないか?
そして離島・佐渡島で暮らす意味や意義、経緯を登場人物が語り出すと、外に出ても佐渡の魅力を忘れるな!素晴らしさを伝えてくれ!そして思い出したらいつか帰って来てくれ!というメッセージが含まれている。



登場人物の写真も自身も、3710Labの担当が指導して、インタビューワーが撮影をしたようだ。(途中、インタビュー写真以外は、カメラマンが撮影。)
加えて、表紙に写真が見れる窓が設置が設置され、佐渡の風景3枚がランダムに付いてきて飾ることができる(一番上の写真参照)。
そして見てください、写真の裏を。多分、授業を受けた高校生の写真に対するコメントが記されている。ジーンとくる瞬間。俺も「佐渡に暮らす私」になりたくなったよ。



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速さを追い求めていた結果…「鉄道と新潟」を読んで

2022年01月01日 | 本・雑誌・映画


まあコロナで思うように電車旅ができない日は続くが、鉄分の補給だけは怠らないようにしたい。
先日訪れた新潟市の歴史博物館「みなとぴあ」で購入してきた本で、「鉄道と新潟」という本がある。地元の鉄道の歴史が丁寧に記されている。みなとぴあのショップには、何かと私の興味を引く本が多い。
この本は、編者が新潟市。10年ほど前に刊行された「新・新潟歴史双書5『鉄道と新潟』」の新装版で平成26年(2014年)に発行された。さすが痒い所に手が届く「新潟日報事業社」発行。



この本は「鉄道輸送の始まりと普及」、「鉄道網の拡充と戦争」、「復興と鉄道網の整備」、「上越新幹線の開業とJRの発足」の4章立て。やはり、前の方の章ほど興味をそそる。
すでに信越線の一部である「直江津線」県内では鉄道網の始まり。明治19年(1886年)、イギリス製の蒸気機関車が直江津港に陸揚げされ、直江津~関山間の運行が県内初路線ということになる。
新潟に近いところでは、明治30年(1897年)に、沼垂~一ノ木戸(現・東三条)は初めてで、「汽笛一声新橋を~」から25年後のことである。当時は沼垂が新潟の中心駅で、当初は「北越鉄道」という民間会社による敷設だったんですね。



新潟の鉄道事業に関しては、様々な紆余曲折、困難と対立、自然との闘いと難工事、資金の調達不足などハードルが多かった。まあ、全国的もそうだったようだが、特に鉄道敷設や誘致に志高い人が日本全国にいたということには感服させられる。かの渋沢栄一も尽力したそうだ。
そんなこともあって、新潟だけでなく全国に鉄道網が普及し、戦時中の物資・人員輸送に応え、その後の高度経済成長期においても国のや地域の発展に寄与してきた。全盛期は昭和40年代前半かな?自動車輸送に台頭されるまで。
そんな時代に新幹線網が各地に伸びていき、蒸気機関車は姿を消し、赤字路線は姿を消し、国鉄民営化、そして現代のコロナの影響。なんだか早さを追い求めた結果、置き去りにしてきたものも多いのでは?この本を読んでそんな感じがしている。
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「土木のこころ」には、21人目の「こころ」が存在する

2021年02月27日 | 本・雑誌・映画


そんなこんなで、出版社に直接注文をしていた本がようやく手元に届いた。「土木のこころ」という本だ(現代書林、1,750円)。
明治期から近年まで活躍した土木技術者20名を紹介したもので、田村喜子氏が著者である。
新聞社を経て、文筆活動に入る田村氏だが、土木を素材としたノンフィクション作家という位置付けで、日本の土木業界とそこで働く人々の信念や心に感銘し、数々の著書を残すが、その中の名著と言われるのが「土木のこころ」だ。

実はこの本、田村氏が2012年に亡くなり、当時の出版社が廃業していたことで、絶版の状態にあった。
しかし、福島にある建設会社の社長が、一念発起し、数々の出版社や関係者を訪ねて、このたび復刻版として発刊されたものだ。
その社長曰く、「土木の世界で働くには、地域や社会の基盤を作るといった気持ちが必要。天候や災害時の厳しい条件下での作業、しかも長時間対応、工期や高品質は求められるのも当然の中で、使命に向き合うには「こころ」が必要ではないか」と。
この本で紹介されている20名の土木技師についても、単に大事業を成し遂げたというだけではなく、使命感や達成時の気持ちなどに触れ、語った言葉などを紹介しながら、正に「こころ」の部分を紹介しているのである。

紹介された20名の土木技術者のうち、宮本武之輔がいる。以前、大河津分水を紹介したときにも登場した人物(2020年7月29日記事参照)。コンクリートの専門家として、水害により崩落した自在堰の補修工事の責任者だ。
工事中にも水害に見舞われて、現場は濁流にのみ込まれることになるのだが、仮の仕切り堤を切って、下流の現場へ水を引き入れる決断を宮本は迫られた時、「自分が責任を持つ」との断腸の思いで命令を下したというエピソードがある。
起工式で宮本は「補修工事を有終の美で飾るためには、私個人がいかなる艱難辛苦(かんなんしんく)に遭遇しようと厭うものではありません。しかし土木事業は大勢の人間が心と力を結集してはじめて完遂するものであります」と述べたとも紹介されている。強い思いで工事にあたっていたことが伺える。

その「こころ」を何とか紹介していきたいという田村喜子氏の「こころ」、田村氏は積極的に工事現場に出向き、現場で働く人たちと声を交わした。巻末に僅かであるが写真も紹介されている(写真下)。
また、その本を復刻に導いた福島の建設会社の社長の「こころ」にも感動しますよね!あとがきとして「復刊に寄せて」を寄稿している(写真下)。これも社長が21人目の土木屋として魂を感じることのできる内容となっています。(実はこの人知り合いです。)
ぜひ、ご購読ください。


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「土木」でなく「川の物語」を求めて本を買い求めています

2021年02月23日 | 本・雑誌・映画


上の写真は、この一年間で購入した本を並べてみた。
このほかにも、まち歩きの本や郷土の歴史関係の本があるのだが、「土木」という括りから「土木遺産」に、そして確かな流れとして「橋・川・水」といった傾向に嗜好が傾いてきているのが分かる。

仕事とも密接に関係する「土木」という分野で、「少し勉強してみるか!」と勇んではみたものの、専門書はやはり自分には難しすぎる。
地域と地域を結ぶ「美しい橋」、町から町へと流れる「川や水」、ここにある物語的なところに魅せられているような気がする。もちろん生活を支え、利便性を向上させ、更に災害から守るために土木構造物が設置されるのだが、そこには時に美しかったり、時には悲惨な歴史が隠れている。
そして、課題解決を図るためにかるために尽力した地元の名士や技術者、政治家などがいて、悪戦苦闘の末に成就を成し遂げるというドラマがあるのだ。この物語に触れるのが趣味となり、ブログで紹介するのも一つのライフワークとなっている。

コロナや雪の影響により、ここのところ宝探しにはなかなか行けていないが、現地に行って大事な写真を撮り忘れたりして、二度三度と足を運ぶことも多かった昨年。そうそう、小千谷や阿賀には何回か通ったな。
鉄道も含めて、少し予習をしながら春からの宝探しをするための行先を定めていきたい。
狙いですか?まあ日帰りで行けるところ、只見川、魚野川水系(破間川、三国川など)、清津川、関川。できれば、信州の犀川から梓川、高瀬川、北陸は常願寺川、手取川?ここまでいくと、日帰りは無理ですかね?
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時刻表が発刊中止?本屋の店頭から消える怪

2020年09月24日 | 本・雑誌・映画


仕事上、大変お世話になっている方で、信頼できる方のブログでの記事に、「時刻表が発刊中止になった」という衝撃の内容を目にした。
少なくとも3カ月に一度は購入していたものの、このところ出かける機会もめっきり減ってしまった昨今、私のような優柔不断で中途半端な鉄道ファンなどがコロナ禍により大きく出控え、買い控えに走り、時刻表出版業界にもそんな影響が表れたのだろうか?
基本「JTB時刻表」派の私も、確か7月号までは店頭に並んでいたのを確認したはず。そんな情報が流れたのが8月の下旬で、9月号が発売を迎えるところだった。

そろそろ並んだかな?と思い、数度足を運んでもない。隣町の少し大きい本屋さんに行き、売り場を確かめるがない。他の出版社のものは数冊残っているのだが、愛読書でバイブルであるJTBのものがないのである(写真上:本屋さんの店頭で。JTBの時刻表が写っているが、実はこれは6月発売の季刊誌で「夏号」の残部。)。
まさか、本当に発刊中止や休止になったのではと、思い切って店員さんに聞いてみた。
鉄道ファンがどこまで影響しているかは分からないが、コロナの影響でビジネスユーズも低下しているようで、書店で納品数を減らしているという。減らしていいるといっても、店頭から消えるほどなので依然愛読者はいるという裏返しにもなるのでは?

口の悪い人(?)は、「毎月、時刻表を買う意味があるのか?」とも言うが、確かに内容的にそれほど変わるものではないので、口が悪くなくともそう思うのも当然。私などはコツコツと毎月買っているというほどのどっぷりでもないが、普段必要としていた人も出歩く機会がなくなれば、その需要は下がってしまうということだろう。
現に、「発刊中止」は決してガセネタではなく、交通新聞社の「コンパス時刻表」は、コロナ禍にあって情報等の掲載時期が遅れてしまうとの理由で6月号を休刊。(その後、復活発刊されています。)
まあ、出版社側もコロナの影響により社員の在宅勤務などが続き、この6月号は夏の臨時列車の掲載などにより需要も高いが、編集のための情報収集も難しかっただろうし、正確な情報提供ができ難いと考えてのことのようだ。

季刊で9月に発行される「JTB小さな時刻表」を狙い、店員さんの教えてくれた発売日の数日後本屋に行ってみた。しかし、ない!月刊のものもない。
仕方ない、Amazonに頼るしかない。時刻表をAmazonで購入するのは初めて(写真下)。地元の本屋さんで買いたいんだけどなー。これもコロナ禍か!

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久々JTB時刻表を手にしてみたら

2015年06月30日 | 本・雑誌・映画

旅にでも出て、リフレッシュしようかと思い立ち、久々本屋に足を運び時刻表を手にする。
この春までは「JR時刻表」を愛読。ノベルティグッズとして我が社の観光担当部署に届けられていたものを、Katsuji部長が横流ししてくれていたが、部長が春に退職。時刻表も手元に回ってこなくなっていた。
そこで買い求めたのは「JTB時刻表」。懐かしい。私の「乗り鉄・時刻表派」の原点。小学生の頃、親父が職場から持ち帰る月遅れの時刻表を喜んで見ていたもの。
Katsuji部長が異動で観光部門に行くまでは、JTB派。時刻表検定を受けていたときには、指定本がJRだったため、時たま練習のために買っていたものの、やっぱりJTBが慣れ親しんでいたからねー。
ところが、このところJRのみだったため、完全にJRに洗脳されたようだ。というのも、路線の掲載順序が微妙に違うんです。前から気づいていたこととはいえ、久々JTBを手にしてみたらちょいと戸惑っています。
列車に乗って到着寸前に乗り換えを確かめたりすることがよくあるが、いざという時に時間がかかり間違いを起こさないといいんですが。
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バック・トゥ・ザ・フューチャーを見て30年前・30年後を行ったり来たり

2015年03月10日 | 本・雑誌・映画

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」久々テレビ放送で見ました。全く色あせなし、よくできた映画で改めて感心させられたほか、次々に名場面が気持ちよく、あっという間に時間が過ぎてしまった。
過去と現在のつながりがしっかりしていることから、思わずうなずくシーン満載。痛快なコメディタッチの場面と交互に散りばめられているから、とにかく楽しめる。

今から30年前の作品で、初めて見たのは後輩・池に勧められてのこと。彼とは再び一緒に仕事をするようになって、ここでバック・トゥ・ザ・フューチャーで過去が蘇るとは不思議な感じだ。
映画では、タイムマシーンのデロリアンで30年前に遡っての設定。映画が制作され、この作品に初めて触れた頃の時間を遡る。そして、Part2で未来の設定が映画公開時から30年後の2015年、今年ということになる。
そんなこともあって放送されたのかもしれない。WOWOWで、Part2、Part3の放送もあるかどうかチェックしないとね。

それにしても、主演のマイケル・J・フォックス、どうしていますかねー。若くして難病のパーキンソン病を発症して、病気をおして仕事を続けていたが、しばらくしてスクリーンから去っている。
バンクーバー冬季オリンピック(2010年)の閉会式で姿を見せたのは感動したが、最近テレビでの仕事も始めたという情報もある。
回復を願っているし、30年前と同じ元気な姿で、ドク(クリストファー・ロイド)とデロリアンに乗って、時空を超えた旅を楽しで欲しいものだ。TO BE CONTINUEDだから!
(写真:テレビに映し出される名シーンの幾つかを紹介。2015年を意識して放送をくんだWOWOWに拍手を送りたい。)
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イザベラ・バードの足跡を追ってみたーい!

2014年09月19日 | 本・雑誌・映画

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最近のマイブームは「イザベラ・バード」。明治維新間もない130余年前の日本を旅したイギリス人女性で、特に関東から東北・北海道を旅した際の紀行文「日本奥地紀行」に注目。

というのも、バードは地元である新潟をも訪れており、なじみの深い地元の地名を上げて、当時の様子を率直に、そして女性ならではの繊細な感性で、克明に記している。横浜、東京から、東北の奥地に入ると、文明からは掛け離れた地方の様子が描写されている。

旅行好きであることと、なじみ深い地元や東北の様子、日本の原風景というよりは一時代昔の日本に会えるようで、訳本を一冊と、そしてバードを題材としたノンフィクション本を購入して、少しずつながら旅を楽しんでいる(写真上)。

バードに出会ったのは、数年前、母校である英語科の女性教諭に紹介されてのこと。先生が退職後、バードのことも忘れていたのだが、出張帰り新幹線の座席ポケットの中にあったフリー雑誌で、バードの足跡などが紹介されていて再燃。

雑誌の発行元・JR東日本の「山形デスティネーションキャンペーン」への誘客のための記事のようでだが、まんまとそのもくろみにはまり、電車の旅にでもと考えている。

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JTBからJRへ、時刻表は愛読書

2012年12月01日 | 本・雑誌・映画

実際は、「JTB派」だったんですが、最近「JR派」になっている。時刻表の話。

以前は、毎月買っていたJTBの時刻表。親父が仕事場のお古を持ち帰ったことをきっかけに、小学校の3年生から愛読書となりドップリとはまっていった。鉄ちゃんでも、時刻表派を称しているのも、そこに原点がある。

JR時刻表は、優等列車がカラー刷り。これが色に弱い私の眼には、少し刺激がありすぎると思っていたが、時刻表検定ではJR時刻表が公式ブックとなるため、検定時のほかにも不定期に購入はしていた。

このところ、我が支社勤務の経験のあるカツヅ課長が、春から本社の観光旅行部門へ異動になったこともあって、JR時刻表をほぼ毎月融通してきてくれる。お仕事柄、毎月貰いものがあるのだそうだ。

仕事というより、個人的な付き合いで友人からもらったと、以前からも頂いていましたよねー。今ではすっかりJRの時刻表が愛読書となり、机の上でいつでも社内からの照会に備えている?今一度、時刻表検定が復活しませんかねー。(写真下:私のデスクの上に鎮座するJR時刻表)

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巨匠・黒澤映画の「七人の侍」に見入ってしまい

2012年08月12日 | 本・雑誌・映画

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休みの日の午後、テレビで映画を鑑賞。WOWOWでは、黒澤明作品のハイビジョン版をなんと30作品一挙放映するという。その皮切りである「七人の侍」に見入ってしまった(写真上:右・志村喬、左に三船敏郎)。

以前紹介したとおり、マカロニウェスタンの名作「荒野の七人」の原作となった不朽の名作(今年3月4日の記事参照)。この作品を含めて、数多くの作品が海外でも高い評価を受けていたし、各方面に大きな影響を与えた日本映画の巨匠「クロサワ」の代表作だ。

志村喬、三船敏郎、木村功、稲葉義男、加東大介、千秋実の侍役のほか、藤原釜足や左卜全、東野英治郎といった懐かしい役者も登場する。白黒ではあるけど、昭和29年の映画には見えないほど新鮮でした(まあ、何回かは見ているのですがー)

「荒野の七人」同様、古い映画のため出演者で存命者は少ない。村娘の志乃を演じた津島恵子さんは今月亡くなったばかり(86歳)。非常に魅力的な役柄です。(写真下:侍から身を隠すため男装する前のワンシーン)

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「A列車で行こう」は、乗る?聴く?観る!

2012年04月12日 | 本・雑誌・映画

WOWOWで宣伝していたから、気にはなっていたんですが、すでに好評上映中?「僕達急行A列車で行こう」は、多少なりとも「鉄」が入っている人は、外せない映画だ。

京浜急行やJR九州という、マニアックな会社を舞台として、鉄道好きの出演者が仕事に恋に!

鉄道好きのポイントは、登場人物が全て列車の名前になっているということ。主演の松山ケンイチは「小町(こまち)」、瑛太は「小玉(こだま)」、そのほかにも「あやめ」、「みどり」、「あずさ」、「ほくと」、「おおぞら」、「ちくご(廃止列車)」、「はやと(登場人物は「はやとの」)、「たにがわ」など。ちなみに、新潟出身の星野知子は「日向いなほ」。何だか、嬉しくなるよねー。

新潟では、長岡の花火を題材にした映画で盛り上がっているが、こちらも必ず観に行きたいですね!

なお、「A列車で行こう」は有名なジャズのスタンダードナンバーであるが、若い世代にはゲームソフトでも有名!JR九州では、三角線に乗り入れる臨時特急(ジョイフルトレイン)である列車の名前としても実際使用されている。

http://boku9.jp/index.html

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(写真:映画の中でも登場するJR九州キハ200。2008年10月、久大線・庄内駅で)

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不朽の名作「荒野の七人」見ました

2012年03月04日 | 本・雑誌・映画

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この日曜日は、仕事も全く入っておらず、多少仕事を持ち帰っていたものの、家の中でのんびり過ごすことができた。部屋の片づけ・掃除、天気が良かったので布団も少し陽に当てた。

少し動き回っては、カロリズムを見て、またベッドに横になる。午後からはテレビでバスケ観戦のほか、映画なども見ることに!

何と、あの「荒野の七人」が放送されている。私の生まれた頃の映画だが、たまたまチャンネルを合わせたWOWOWに見入ってしまった。もう何回となく見ているが、久々だったので懐かしくて。

タイトルからしても黒沢映画「七人の侍」のリメイク版。ストーリーもよくできているのだが、やはり豪華キャストが凄い。ユル・ブリンナー(写真上の左)、スティーブ・マックィーン(同右)、ジェームズ・コバーン(左から二人目)、チャールズ・ブロンソン等々。

中でもお気に入りなのは、ロバート・ボーン扮するガンマンは、銃の名手だったが加齢により自信を失い、酒におぼれる日を過ごす。臆病者扱いされながらも、最後の最後に村人を救い出すために早撃ちを見せるのだが、その後すぐに殺されるという役だ。

映画の中では生き残ったスティーブ・マックィーンやユル・ブリンナーが早くこの世を去っているのに対し、現在7人の中で生存するのがこのロバート・ボーンだけというのも不思議な感じがする。

監督:ジョン・スタージェス、音楽がエルマー・バーンスタイン。続編もかなり作られたという、西部劇の名作。「映画って、本当にいいですねー」

(下段写真上:ロバート・ボーンが素手でハエをつかみ取るシーン。写真下:チャールズ・ブロンソンは村の子どもに慕われるが、子どもを守ろうとして撃たれてしまう。いずれも銘シーンである。相変わらず、テレビから写真っをパクっています。)

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地元の図書館にも「岳」入りました!

2011年10月19日 | 本・雑誌・映画

またまた「岳」の話題。

今回、地元の図書館に「岳」が入った(写真下)。職員の中でもファンが多く、その勧めもあってとのことだが、いわゆる漫画。でも、すでに以前から別の漫画も入っているらしいです。

今回、1巻から14巻を同時に購入。新刊の15巻も間もなく入荷するし、今後も継続購入する予定だそうだ。図書館入口の新刊コーナーにしばらくの間置かれる。

写真を撮ろうと思って出かけたのだが、すでに多くが貸し出し中で、2巻だけ残っていた。せっかく撮りに来たのだからと、司書の方が返却処理中の3巻を特別に棚に並べてくれた。

これは、しばらく全巻揃ったところの写真を撮るのは難しそう?いやー、人気があるというなら結構結構!

※胎内市図書館は、耐震化工事中で入口が仮設(裏側)となっているので注意が必要!

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長男に「サッカー選手名鑑」を買ってもらった

2011年10月12日 | 本・雑誌・映画

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毎年この時期になると、購入している「ヨーロッパサッカー選手名鑑」。選手移籍が落ち着いてから、専門誌が発行するものを購入することにしている。

ワールドカップの時は次女に買ってもらったが、今回は長男に頼むことにした。どうせジャンプ買いに行くんだからと思って、初めてのお使い?

次女と同様、私のお好みのものを買って来てくれた(写真上:スポーツ企画出版社発行。1200円)。でかした!「サッカーの選手名鑑」と言っただけで、Jリーグのものに手を出さない。ほんと嬉しくなりましたよ。血ですかねー。

血の話をすると長男、「ハゲとがんだけは勘弁してほしい」とつぶやいていた。

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