行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

Emotet(エモテット)という、こちらも厄介なウィルスが…

2022年02月28日 | ニュース・うんちく・小ネタ


厄介ですね!Emotet(エモテット)。
どこで誰が感染しているのかも分からずに、過去にメールを交換したことのある人に、勝手に自分の名前(アドレス)でメールが送信されてしまう。
ウィルスへの感染を狙う攻撃メールが横行していて、私の名前でも仕事上でお付き合いのある方々にばらまかれて参っている。(ちょっと、このところ記事の更新が遅れていたことの言い訳でもあるのだが…)

「EmoCheck(エモチェック)」という感染確認ツールで、自身の端末には感染はなかった。会社からの指示で、ウィルスバスターでも確認。(いずれも上の写真が結果。)
しかし、自分の名前で偽メールが関係者に送信されたショックは大きい。「あなたのせいではないから」とは言われるが、無性に腹立たしい。
どこで誰が感染したのかと犯人探しをしても、メールアドレスなどの情報が搾取された後ではどうにもならないし、悪意を持って誰かがやったことなので感染した人をで責める訳にもいかない。

これまでの迷惑メール(ウィルスのばらまき)は、明らかに「怪しい文面」で添付ファイルを展開させたり、リンク誘導、返信を促する方法があった。
ウイルスに感染させるために、展開を求める件に関しては同じようになのだが、知り合いの名前やアドレスからメールであれば、ついつい開くという人もいるはず。
そんなことをして、何が面白いのか?いや、搾取した情報の先には、不正にお金を騙し取るとこともあるのだそうだ。金融関係の情報もあるところにはあるから、ここも要注意だ。

不審なメールは開かない、添付ファイルやリンクなどを展開しないなどの対策しか今のところない!
実在のメールアドレスのほかに、怪しげなメールアドレスが記載されていないか?文面がおかしい?変な添付がないか、リンクへの誘導がないか?など基本的なチェックが重要のようだ。
基本的なことが大事?「手洗い、マスク、ソーシャルディスタンス」というどこかのウィルスと同じかー。いずれにせよ、どちらをとっても厄介な時代になった感がある。
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高木美帆、五輪の「メダル女王」の名を手にした金メダル

2022年02月19日 | スポーツ・スポーツ観戦
所詮、お論ピックはお祭りみたいなものとかいいながら、北京オリンピックの放送はところどころはつまみ食いをしているし、地元出身のスキー選手いることもあって、気になるところは気になる。
平野歩夢選手(ハープパイプ)、金メダルおめでとう!悲願の金を獲得した。須貝龍選手(スキークロス)、タイムトライアルで3位も、準決勝に進めず残念だったけど、とても爽やかな滑りを見せてくれた。

ただ、そんな中、首をひねってしまうことも。ドーピング疑惑が持ち上がった女子フィギアスケート・ワリエワ(ROC=ロシアオリンピック委員会)、陽性反応が出ているのに出場?
金メダル候補の筆頭だった彼女はどんな気持ちで演技に臨んだことかと考えると切ない。IOC等とロシア反ド―イング機関のやり取りはどうなっているのか?オリンピックの泥試合か!

ワールドカップ歴代最多勝の高梨沙羅は、どうしても金に手が届かない。だけでなく、スキージャンプ混合団体で大ジャンプを飛んだ後の抜き打ち検査により「スーツの規定違反」で失格。
規定は規定として受け入れざるを得ないが、ここでも判定員の対応等を問題視する声もあることも確か。「平和の祭典」には程遠い、後味の悪いところばかりが気になってしまう。IOCはしっかりしてほしい。



日本選手でいうと、スピードスケートの高木美帆。今回の本題は彼女。日本人選手の中で、羽生結弦とともに、金メダリスト候補の筆頭に挙げられていた。
前回の平昌オリンピックでは、団体パシュートでこそ金メダルを獲得したが、個人種目では「金」が取れない。世界記録を保持し、最も得意とする1500m、北京の舞台でも期待が高まったが、ライバルのオランダ選手に届かず銀。
次の500mでも銀。その後行われたパシュートでは、平昌で金をとっていることもあって、せめてこの種目で金メダルを取ってほしいと思っていたが、姉の高木菜那がゴール寸前で転倒、やはり銀となる。

ジャンプの高梨同様、世界選手権・ワールドカップでは記録を打ち立てるほどなのに、どうしてもオリンピックという舞台には縁がないのではとの見方が漂ってくる。一般的にはですよ。
1500m、そしてパシュートの試合後、テレビに映し出される彼女の悲壮感あふれる顔つき。日本のスピードスケート界を背負い、日本中の期待を背負いながら、どうしてもその期待に応えられずに茫然としているように見える。
ご承知のとおり、最後の1000mで金メダル。五輪新記録。小平奈緒(平昌五輪・500m)、姉・菜那(平昌五輪・マススタート)に続く冬季五輪個人種目での金。しかも、今大会では4つのメダル獲得で、これは日本選手では男女通じて初。平昌と合わせて7つのメダルを取っていることを考えると、五輪のメダル女王と言っていい。(写真:テレビ各社の報道から拝借)


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孫5人目登場!今回は女の子でした

2022年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム


長女に長女誕生!孫が5人になりました。
何かと家族の中ではお騒がせな長女だったが、実家に世話になることなく無事出産。二人目ということもあるのかどうか、陣痛が来て病院に行ったかと思ったら、「産まれた」の知らせ。ほぼ予定日どおり。
早くから女の子と分かっていたようで、上手に長男・長女と産み分けたのは、3人の子どもの中で唯一。女の子が欲しかったようで喜んでいる。

ただ心配なのは、神経質なだけあって、上の男の子がちょっかいを出さないかと心配している。よくある心配だ。
孫たちが家に集まると、常に年功序列の力技がモノをいうことを知っているからな。子どもはみんな遊んでいるだけなんだけど、ちょっとしたところに悪意のない魔の手が差し伸べられることがある。
まあ、そうやってみんな育ってきた。我が家ことを振り返ると、今回出産した長女が一番親分でいたのだから、心して上の子の指導に当たらなければならない。
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新潟ラーメン事情(その6)次は「海老ラーメン」で行こう!

2022年02月14日 | 食(グルメ・地酒・名物)
新潟五大ラーメンから始まり、第六のラーメンとして「麻婆麺」、そして新潟のラーメン文化から生まれたともいえる「ワンタンメン」やチャーハンをセットした「ラーチャン」などを紹介してきたが、今回が一応の最終回。
数々の美味しいラーメンを生んできた新潟だが、ややオリジナル性に欠ける?あまりにもいっぱい種類があって、どれが本当のご当地ラーメンなの?ということにもなる。
そこで今回は、新潟ラーメンの新しい顔になるのではないか?そうなってほしいとの応援の意味を込めて、今後の有望株のラーメンを紹介する。



新潟の代表的な食材と言えば?お米?お酒?ラーメンの出汁になることを考えると「海老(エビ)」はどうだろう?甘エビと言われる「南蛮海老」はどうだろう?
甘エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」。日本海やオホーツク海、東北以北の太平洋岸でも生息・捕獲される。つまり、これだけでは新潟だけのものとは言えない。
ただ、ご承知のとおり、新潟では南蛮海老と言われるだけあって、色が赤く、身は柔らかく、甘みが強いので、お刺身や寿司ネタとしては最高級品でもある。



新潟の寿司屋へ行くと、殻をむいた身は寿司ネタに、取り除いた頭の部分は味噌汁に入れて、そこから芳醇な出汁を取るとともに、頭の部分に残るカニ味噌ならぬエビ味噌を口に入れて吸い出すということが多い。
この出汁をスープや返しに加えたりする店が、県内でも増えてきているような気がする。カニやエビは、新潟県人だけでなく、日本人にはごちそうですからね!
加えて、私がこの場で新たに提案するものではなく、全国各地に国民的食材の海老や海老出汁を使ったラーメンはたくさんあって、新潟はむしろ後発かもしれない。



前述のとおり、味噌汁になるくらいだから味噌との愛想は抜群。もちろん、醬油や塩といったラーメンもあって、どうやってもマッチする食材のような気もする。
そして新潟の場合は「南蛮海老」といった甘エビのブランドを持っているのだから、これをもっと前面に押し出してアピールするものいいのでは?
魚介の出汁を使うのはラーメンではよくあることだが、どこの店にも「南蛮海老」を使ったメニューがあって、新しい新潟のラーメン文化になることを夢見て、「新潟ラーメン事情・全6回」のペンを置く。

(写真については、各々のキャプションを参考に見ていただきたい。海老の姿がはっきりと捉えられる①&②、味噌や出汁に海老を使った③&④、新潟では人気のラーメン店でも取り入れられている⑤&⑥。)
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新潟ラーメン事情(その5)「ラーチャン」は新潟ラーメンの文化に

2022年02月11日 | 食(グルメ・地酒・名物)


さて、話題をラーメンに戻して、今回は新潟のラーメン文化ともいわれる「ラーチャン」を取り上げていきたい。そう、「ラーメン」と「チャーハン(多くは「半チャーハン」)」の組み合わせが、新潟では多くの店で取り入れられている。
まあ、全国どこにでもあるパターンでもあるが、ラーメン王国・新潟では取り扱う店の比率は多いような気がする。その元祖と言われているのが新潟市中央区沼垂にある「衆楽」。広く知らしめたのは、同じく中央区女池に本店のあるその名も「ラーチャン家」。
通常、全国的にはラーメンの「ラー」とチャーハンの「チャー」で「ラーチャー」と言われるが、新潟では「ラー」と「チャー」の長音が紛らわしくないように、片一方を「チャン」と呼び広まったとのことだ。



実はワンタンメンの時にも触れたのだが、新潟のあっさりラーメンに、もう少しパンチとボリュームを求めようとするとき、このチャーハン(半チャーハン)が相性がぴったりだったようだ。今回、ここで紹介する店は全てがあっさり系ラーメンとの組み合わせだ。
中には「楽久(新潟市西区、昨年11月に閉店)」のように「名店」と呼ばれるところもあるが、その流れを汲む「太陽(新潟市西区・写真①)」や、やはり早朝からの営業スタイルで人気を広げた「ぐゎらん洞(新潟市東区・写真②)」などが名店として挙げられる。
醤油や塩ダレで豚とんこつや魚介系ベースのあっさりスープ、そしていずれも少し味の濃いチャーハンを提供する。これが、新潟の「ラーチャン」だ。



新潟市中央卸売市場の場内食堂である「市玄(新潟市江南区・写真③」は、朝早くから市場で働く食材にうるさく舌の肥えた仲買人・卸売人の胃袋を満たしてきた。
メニューには、丼物やラーメン各種があるが、「あさっぱ半チャーハンセット」は一番人気(たぶん)。マグロ出汁のラーメンと相棒のチャーハンは、「さっぱりしていて朝から食べられる」との触れ込みで名付けられた。
「浦咲(新潟市東区(はなみずき)・写真④)」は、焼きあご出汁で人気のラーメン。究極のラーメンにも、半チャーハンのメニューがある。やはり、あっさり、さっぱり系というのがポイントだ。



写真⑤は、新潟市北区・豊栄駅前の「勝鬨屋」(ここでは「焼きめしセット」)、そして写真⑥は阿賀野市の「醍醐」のもの。新潟市に近いところではあるが。郊外やその他の県内市町村でもこの組み合わせは王道だ。
新潟では「バスセンターのカレー」が有名になって(私はレトルトしか食べたことがないが)、あの薄暗く排気ガスが充満するバスセンターに県外客が押し寄せていることは、新潟県民なら誰もが知っていること。
しかしその隣で営業をするのが先に触れた「ラーチャン家」のバスセンター店。魚介出汁ラーメンとチャーハンを炒める絶妙の匂いが、カレーや排ガスにも打ち勝って、そちらの方も注目を集めているとか。ラーチャンは、まさしく新潟ラーメンに「文化」をもたらしている。






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屋根から落ちた雪で、中山間地の自社工場で被害が!

2022年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム


またまた雪の話題で恐縮です。ご縁あってお世話になっているいちご工場は、中山間地のスキー場の近くにあることもあって、積雪は平場とは比べモノにはならないほど。1メートルってとこですかね?
その降り積もった雪が屋根の上から落ちてきて、渦高く山のようになっている。それが建物の壁面に襲い掛かり、窓ガラスを割ってしまうという雪害に見舞われた。

今回、屋根の修繕を行い、初めての雪のシーズンを迎えた。これまで雪は落ちないようになっていたが、今回の修繕で裏庭に落ちる形状に変わったことにより、今回の雪害を体験することになる。
落雪自体、怖い話。三階建ての旧小学校校舎の屋根から、大量の雪が落ちてくるのだから、下にいては危険。普段、人が入らない場所だからいいようなものだが、除雪作業をするというのも危険。
結局、なすすべがないというのが現状のところ。これ以上降らないこと、これ以上屋根に積もらないこと、これ以上落下しないことを祈るばかりとなってしまっている。「春よ来い!」ってとこだな。

そんな被害があって、手を出せないもどかしさの中、解決策はというと?ある程度傾斜のある屋根に雪止めをつけるというのも金がかかりそうだし、そうすると未然防止策として下の窓部分の雪囲いが考えられる。
確かに落雪被害は初めての経験として蓄積し、この地には冬囲いをする習慣があったことを思い起こす。原点回帰、温故知新、まさにちょっとしたDIY精神で、冬を乗り切ることが必要なのだ。
これ以上の被害が拡大しないことを祈りながら、次の冬こそ!


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ついに「排雪作業」を開始、丁寧な仕事は光る!

2022年02月06日 | 日記・エッセイ・コラム


いかにも寒気が立ちそうな写真の色合い。雪に関することは書き込むのは本望ではないのだが、連日寒い日が続き、連日除雪車が入ってくるという日が続く。こちらも、除雪車が置いて行った雪を処理するのに大変な毎日。
毎朝除雪車が入ってくるので、クルマを動かすにはさほど支障はない。上の写真のとおり、雪が路肩にうず高く積まれているので、幅員は狭くなっているが(まあ、もともと狭いのですが…)きれいには除雪されている。

問題は、住宅街特有の家並みが連なっていることから、ホイールローダーが押してきた雪を捨てる場所、ストックする場所が確保できないことだ。
これにより、各家庭では、除雪車のバケットからこぼれ落ちた玄関先の雪を、屋敷の傍らや道路際に積み上げるしかない。各家庭の雪の捨て場所も確保できないのである。
幸い我が家は、住宅街のはずれにあるため、ちょっとした広場に除雪車の雪が集められる場所に近く、そこまで運び込むことができるので比較的に玄関前は綺麗な方だと思ってはいる。

しかし、それも限界に近づき、いよいよ溜まった雪を市が指定する「雪捨場」に運び出す作業「排雪作業」が始まった。
朝早くから重機の小型のダンプカーが入り、雪の山を崩しながら運んでいる。今も作業が続いているので3時間以上となる。
昨年までこの路線を担当してきたオペレーターが今回スポット出動。若いのに丁寧な仕事をしてくれるので、住民の信頼も厚い。仕事とはいえ、こうした作業を請け負ってくれる人がいるからこそ、冬の生活が成り立っている。感謝。


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ひょんなことから「E4系Max」に出会えた奇跡

2022年02月05日 | 鉄道


ネタ切れの中、駅弁やラーメンの話で急場を取り繕ってきたが、今回は上の写真のとおりE4系Maxの話題。(まだまだ、「新潟ラーメン事情」2回ほどネタを残してるので、それは後ほど。)
ご承知のとおりE4系は、上越新幹線、東北新幹線で活躍してきたオール2階建て新幹線だ。すでに昨秋10月17日をもって現役を引退。何を今頃になってという感があるかもしれない。
確かに、200系の時も、現美新幹線の時も、このブログで紹介してきたが、今回はちょうど選挙の仕事をしていたもので、会いに行くことができなかった。(以前の記事参照→https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/bcc459e915cd02f0ada9c6e52781dbf8https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/7bd4ef63ebe8df7b44471010151a489c



先日、仕事で取引のあるデザイン事務所を訪問したときに、偶然E4系に再会することになる。JRのポスターで、しかもE4系のラストランに合わせたキャンペーン用のポスターだ。(実はこれも、期間中に本物には出会えていない。)
話を聞くと、この事務所でデザインを担当されたということ。なんだか嬉しくなって「写真を撮らせて!」とお願いしたところ快諾。今回紹介できることになった。
「Maxありがとう」はポスター用、「Thank you!Max!」は車両やグッズ等に掲示されるロゴ。これによりJR東日本では大々的にキャンペーンを展開。国内においては唯一のオールダブルデッカー車であるE4系との別れを惜しむ機会を盛り上げた。



写真もいいですよね。指差確認する子どもと乗務員。そして、JR新潟駅でE4系をバックにJRグループ社員の顔。これは永久保存版でしょう。
キャチコピーも最高。「いつだってキミは上から目線、ときどきキミは上目遣い」は、確かにダブルデッカー車ならではの光景を思い起こさせるもので、1階席・2階席からの写真も記憶に残るものではないだろうか。
様々なグッズにもデザイン・ロゴが施されて人気を博したそうだが、デザイン業界でこのポスターが賞を受賞したとのことで、Max引退に花を添えることになった。遅ればせながら、偶然にも出会え奇跡に感謝!
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新潟ラーメン事情(その4)この店あの店に「ワンタンメン」

2022年02月02日 | 食(グルメ・地酒・名物)


急に紹介したい話題が入手出来れば別だが、せっかくここまでラーメンの話をしてきたので、もう少し続けることにしたい。
新潟の五大ラーメンとか、プラス麻婆麺?五目うま煮とかのあんかけ系ラーメン?全てのラーメンの種類が新潟の特徴というのではノンポリのようだが、まだあるんです。私の押しは「ワンタンメン」。

上の写真は、新潟でも名店とされている「元祖支那そば・新吉屋(写真①)」のものと、「めん処くら田(写真②)」のワンタン入りのラーメン。
あっさりのラーメンの代表格のような存在だが、そんなあっさり系の味に、少しアクセントとしてのトッピング、そしてボリュームを加えるために、登場したのではないかと考えらないだろうか?つまり、新潟流の組み合わせ?
醤油と塩の間と言われる「新吉屋」のラーメンスープに、しっかり具材の大きめのワンタン。「くら田」は塩味で、ワンタンそのものは柔らかく見えるが、たっぷりと乗せられている。



比較的新しい店だが、人気急上昇のワンタンメンを提供するのが西堀通の「らぁめん倉井(写真③)」と、中央卸売市場近くにある「中華そばさぶろう(写真④)」だ。
「倉井」は入ってびっくり、高級な日本料理でも扱うような内装、そして麺、スープ、どんぶりに至るまでこだわり抜いた店。鶏のスープに大きなワンタンが、他の具材とともに芸術的ともいえる盛り付けで提供される。元の店はミシュラン掲載されていたとか。
「さぶろう」もビックリ。前回紹介した某グループの要職にいた方らしく、県内の数々の名店をプロデュースしてきたかが店主。あのグループのパンチの利いた味から離れて、ここでもワンタンメンが提供されていた。



「おもだかや(写真⑤)」は県内に数店舗展開するが、そのあっさりしたスープは新潟県民の胃ぶくろを何十年もがっちりつかんでいる。その中でもワンタンメンは看板メニュー。あっさり味に合うんだな。
「中華丸美(写真⑥)」も古くからひっそりと店を構えていたが、点々と場所を変え、今は万代島のときめきラーメンに。ここも優しいスープにワンタンメンがぴったりだと思う。
このワンタンメンも県内各地に広がり、看板メニューとしている店も多いほか、「意外な店に美味いワンタンメン」という取り合わせを発見できるところも新潟ラーメン紀行の楽しみでもあるのでは?



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