goo blog サービス終了のお知らせ 

行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

189年の歴史ある「米澤屋甚左衛門」の蔵に潜入してきた

2025年06月09日 | 食(グルメ・地酒・名物)


気になる地元のお店を紹介。今回は、お酒ではなく味噌・醤油の蔵元である「野澤食品工業」を訪ねてみた。お隣の新潟県村上市塩谷というところにある。地元の海岸線の集落などもそうであるが、日本遺産にも認定された北前船の寄港地でもあった土地だ(村上市は、日本遺産の「北前船寄港地・船主集落」に登録されているが、地元の胎内市は登録されていない。)
というのも、たまたま家内が買ってきた醤油を、高校生だった長男が気に入り、以来何年間も我が家の御用達になっている醤油が「米澤屋甚左衛門」が屋号である野澤食品工業(NOZAWA)の定番醤油で、全量木桶で仕込む昔ながらの製法で作られている「木桶仕込み丸大豆醤油」だ。
創業は天保7年?これは1836年で、今年で創業189年ということになる。建物(店舗・母屋)は明治年間のもの。今でも蔵である工場内では、今の時期には手に入れるのは難しいという直径6尺(約1.8メートル)の木桶が並んでいて、芳醇な味噌・醤油の香りが漂っている。



登録有形文化財でもあるお店の入口には小さい看板と空色の鮮やかではあるが控えめな暖簾(見出し写真)。ここが店舗・蔵元であることをひっそりと教えてくれる。町家特有の土間の通路の向こうで、店主のご夫人と思しき人が出迎えを受け、やはり土間のテーブル(写真上:木桶の蓋?)に並べられた商品を説明してくれた。
物欲しそうに奥の方をのぞき込んでいると、「見学していきますか?」との声。若い跡取り(醤油づくり三代目にあたる野澤陽祐さん)も加わり、掛け合いで説明をしてくれた。店もそうだが、蔵である工場内も年代物。そこに並ぶ木桶は店主が探しに探して、廃業した酒蔵やその他の蔵元から譲り受けているという。この木桶仕込みがこだわりなんですね!
もともと酒蔵だったが(写真下:以前、酒造りをしていた時の看板)、第二次世界大戦中の産業統制により村々にあった酒蔵は併合や廃業をしていったが、NOZAWAは酒造りに使っていた木桶を利用するとともに、それまで培った発酵や醸造技術を活かしながら味噌・醤油の蔵へと変身していった。時代の流れを敏感に捉えた先見性ですかね。



この日は、看板商品の木桶仕込み丸大豆醤油の卓上サイズがあればと手に入れたいと思っての訪問。しかし、目に留まったのは「ふたなつ」いう何ともスタイリッシュデザインのラベルが貼られた醤油。これが、「新潟ガストロノミーアワード2023」の特産品部門を受賞(写真上)した商品とのこと。
これは三代目がプロの料理人が求める味を追求・開発したものだそうで、大手メーカーとの違いを鮮明に打ち出す商品になっているという。実際、2020年のミシュランガイド新潟県版に掲載されている店のうち4店でNOZAWAの製品が使われているという。
更に進化し続けているのだが、木桶による製法は変わらない。「ふたなつ」は丸大豆で仕込むために熟成に時間がかかり夏を二回越すため名付けられた。もちろん卓上サイズをお試しに購入。てか、少しお値段も張るもので!味ですか?とにかくまろやか!(「ふたなつ」=300ml・864円税込み。蔵見学有り(要相談))、ぜひ味噌も試してみたい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元の古民家カフェ「元麹屋」でゆったりとした時間を

2025年06月05日 | 食(グルメ・地酒・名物)


少し敦賀を離れて、地元のカフェを紹介したい。これまでも近くに遠くに気になる店を紹介してきたが、今回は古民家カフェ。こういうレトロなスタイルのカフェも人気であるが、前々から気になっていたので訪れてみた。
「古民家カフェ・元麹屋(もとこうじや)」は、お隣の関川村女川地区(正式な住所は朴坂(ほうさか))にある。国道290号から少し入ったところ、山あいにある農村集落の入り口に、控えめにな看板を出してひっそりとたたずむ。きれいにリノベーションされた農家といった感じだ。
入口には池を渡る木橋(木道)が掛けられていて、きれいに整備された広い庭が目に入る。奥から招き入れるように女性の声がして中に入るように促されたかと思うと、「お父さん!」と店主に初めて来店する客を接待するようにと声を上げた。



母屋は確かに歴史ある構えでその玄関から出てきたのは店主である佐藤隆平さん(写真下)。地元生まれ地元育ち、元郵便局員を退職後、自宅である古民家を改築して古民家カフェをオープンしたという。初めてか?と聞かれて「はい」と答えると、さっそく家の中を案内してくれる。
元麹屋ということであるがそれはかなり昔の話(江戸~明治初期?)のことで、この古民家が建造された明治期・佐藤さんの曽祖父の頃には農業・養蚕業を営み、そのころの間取りや農家の機能的な仕様なっていることが分かり、道具や家具なども年代を感じさせるものばかり。
ぐるっと室内の各部屋などを案内し、古い書物や古地図のようなものでこの家の成り立ちや古民家カフェまでの経緯なども紹介してくれる。話好きであるようだがくどいわけではなく、短時間の案内後好きな場所に座って注文するように案内してくれた。




入口の部分の牛小屋?(納屋だったかもしれない)の部分はフルイノベーションしてあるが(写真上)、せっかくなので古民家スタイルの母屋の庭を望める縁側に陣取る。メニューは、食事がパスタ、カレーのほか、ケーキ、ホットケーキ、ピザフリッター、そして各種ドリンク類といったところ。
パスタを注文したが、ウサギをかたどったカレーが人気のようだ(パスタも美味しかった!写真下))。地元のシンボルでもある光兎山(こうさぎさん)によるものだろう。独特の形の山で日帰り登山でも人気の光兎山は、荒川の支川である「女川」の上流部が登山口となっている。
ご夫婦二人で切り盛りする古民家カフェでひと時を過ごす。景色や古民家も魅力的だが、佐藤さんご夫妻と少し話をしながら山並みや田園など良き時代の農村の原風景に身を置くと、なぜかゆったりした時間の中でこれまでの自分の垢を落とせるような気持になります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自家製チャーシューづくりは、輸入品のバラ肉を使って

2025年03月07日 | 食(グルメ・地酒・名物)


たび重なる寒波到来で店の除雪に明け暮れた2025冬だが、ようやく春の足音が聞こえてくるようになったこの時期に、雪国の冬の過ごし方を振り返ってみた。
早朝から午前中は除雪。その後は疲れてしまい家に閉じこもる時間がどうしても多くなり、そんな中では時間のかかる料理に挑戦するという機会を得ることができた。それは「チャーシュー」。家族にも人気で既にこの冬だけでも三回挑戦している。
ただ、同様の書き込みは、やはり4年前の冬にもしている。この時は「焼豚」、「煮豚」として簡単に紹介しているが、今回は連日降り続ける雪に負けずと連続して作ることによって、その作り方を確立した感があるので以前の記事と重複する部分も多いと思うが紹介しておきたい。(前回の記事は2021年2月22日の記事を参照)



前回は豚ロースとモモ肉を使ったが、なかなか肉も値上りがが激しいので今回は輸入肉(カナダ産)を使用。最初のチャレンジではロースとモモを使ったのだが、ラーメン紀行のチャーシューを思う出しながら「バラ肉」を使ってみることにした。
前回同様、コショウなどをまぶし、ネットを掛けて後、フライパンでしっかり焼き目がつくくらい焼いて、その後、醤油ベースのタレがたっぷり入った鍋で半日煮る。火をつけたり止めたり、火を止めた後も一晩はそのまま鍋に浸したまま。手間はかかるといっても放置する時間も長い。
バラ肉、正解でした!前回も今回も最初のチャレンジで、ロースやモモは肉がボロボロになってスライスするのも大変なのだが、比較的バラ肉は包丁が入りやすい。しかも適度な脂があるので、温かいごはんやラーメンに乗せて食べると、ある程度脂が柔らくなるので食べやすく、味わいも増す。



ミソはバラ肉ですな。それも輸入品でも十分。いくらいい肉を買ってきても、私の料理法では肉が硬くなりバラバラになるという弱点があった。それが国内産の肉より3~4割ほど安い価格(写真:一番上の写真で100gあたりの価格を比較)で料理に挑戦できるし、しかも美味しくできるのだからお得感がある。(バラ肉は、産地やブランド、販売形態にもよるが、ロースなどより値段が高い場合あり。)
減塩生活を続けている自分にとって、十二分に味を堪能できるわけではないが、孫に食べさせたり、娘におすそ分けをして喜ばれているので、回を増すごとに作りこむ量も増えていっている。こうなったら、「寸胴」でも買い求めますかねー。
リクエスト?承りますがー、バラ肉だけに脂がびっしり浮いた鍋から取り出し、更に冷蔵庫で寝かすことになるので、食べ頃は3日後となりますので!でも、輸入肉についてはトランプ発言により、今後の関税問題の影響も心配ですよねー!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪が気になるも、地元のカフェを訪ねてみると

2025年03月04日 | 食(グルメ・地酒・名物)


かなり雪にやられました!前回の書き込み時点でも寒波が来るとの予報があったのだが、これまた最強の寒波であった。2月18日から降り続いた雪は、確かにドカ雪ではないのだけれども、まるまる1週間降り続き、いちごのお店では6日間連続の除雪作業になった。
特に、降ったりやんだり、朝イチできれいにしたかと思うと、開店時間(11時)には店の周りは白くなってしまい、一日1回戦、2回戦、連続して除雪作業を繰り返さなくてはならない日が続いたのである(写真上:早朝除雪機できれいにしたものが、開店前にはもう一枚の写真の状況に)。さすがに疲労困ぱい、しばらく店勤務も控えめにして、ブログの書き込みも休止していたというのが実情だ。
さて、3月に入り寒の戻りもあるが、着実に春は近づいている。行動計画を練る時期に入ってきたが、まずは雪の中でも足を運べるところ?まずは、寒波の予兆を感じながらも、娘のスミと近くのカフェに行って来たので紹介することにしたい。



地元にある「cafe Dal(カフェ・ダル)」は、以前家族でも行ったことのある場所。自宅から10分足らずのところにあるのだが、雪が心配な中なので近場ということもあって久々に足を運んでみた。
建物は瀟洒で、店内もアットホームな構えで迎えてくれる。メニューも、いくつかのランチメニューが揃えてあるほか、ランチタイム以外の時間にはケーキ類やパフェなども充実していて、さまざまな場面や機会で利用できそうな感じである。(写真下:ランチタイムとそれ以外のメニュー)
ランチタイムには少し遅い午後1時の入店であったが、20数席の店内はほぼ満員状態。女性客が目立つ。カフェタイムもランチタイムも、少し時間を掛けながら美味しいものをいただき少人数で話し込みたくなるスペースや時間を提供してくれている感じがする店だ。



ランチタイムだったので、私は「チーズハンバーグランチ(写真下)」をチョイス。娘は「みそかつ丼」。とてもシンプルではあるものの、しっかり野菜も添えられているしデザートなども付いてリーズナブルな感じである。
私の場合、塩分は少し気になるが、ハンバーグにはソースとチーズはたっぷりかけてるので、少し控えめにしなきゃと思うほど。味はまあまあ。ランチメニューも定期的に入れ替えているようで(多分ですがー)、カフェタイムのメニューの豊富さで飽きが来ないってところなのだろう。
ランチメニューは5種類。この日はいくつかが品切れということだったが、驚くことにこの店、ホール、キッチン、レジと、平日は完全ワンオペだという。店の形態は違うといっても、どこかのいちごスイーツの店も頑張らないとね!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡市民のソウルフード「福田パン」に早朝突入!

2025年02月10日 | 食(グルメ・地酒・名物)


北上川を遡って、今回は盛岡で一泊。出かけるときの楽しみはその土地土地の美味しいものを口にすることであったが、減塩食を継続しなければならない身、わんこそばも冷麺もじゃじゃ麺も封印!
冷凍の減塩弁当とスーパーに立ち寄っても栄養成分表示で「食塩相当量」を確認しながらの「中食」。ビジホの寝床でネットで食べられそうな名物はないかと調べると「福田パン」が目に留まる。まあ、パンも食塩を使っているので要注意なのだが、一般的にコッペパンの塩分相当量を一食とすれば許容範囲。
頭の片隅にテレビ放送で見たことのある福田パン、盛岡ではソウルフードであると紹介されていたの記憶が。なんと、宿泊したホテルから10分ほどのところに「福田パン矢巾店」があるではないか!朝7時からのオープン。翌朝、早速訪問することにした。



福田パンの創業は1948年、戦後まもなくの頃だが、物資不足で食材が手に入りにくく、当初はソフトフランスパン。ほどなく、岩手大学の売店で扱われるようになり、学生がパンと牛乳でおなか一杯になるようにと工面をしていたという。
学校給食でのレシピは福田パンの製法とは違ったものの、子どもたちに食べてもらいたいという思いで製造ラインを拡大。ほどなく「コッペパン」を製造販売するようになり、高校への出張販売で大ブレイクした。
ふっかふかのコッペパンは、市内の高校のほぼすべてで昼休みに並ぶようになり、福田パンの出張販売には人だかりができたという。若い学生の胃袋をがっちりつかんで、1980年代には市内スーパーなどでも取り扱いが始まり、盛岡の市民食の地位を勝ち取ったのだ。本店のほか市内に3店、盛岡駅「iwate teto teto」でも買える。



ふっかふかのパンもさることながら、常時50種類以上あるトッピングが凄い!クリーム系(甘い系)は30種類上の中から二種類を組み合わせることができる。調理系も20数種類のトッピングを追加できる。ご当地メニューや季節限定のトッピングもあるので、その組み合わせは無限大と言っていいほどだ。
自分の場合は定番と言われている「あんバター」と「ジャムバター」をチョイスした。クルマを運転しながらあんバターを頂いたが、確かに一つ食べたらお腹にずしり、というより60を過ぎた時分には少し重い。
山王海ダム見学後、東北道の紫波サービスエリアに立ち寄ったが、売店には福田パンの箱が山積みに置かれ、コラボ商品なども販売されていた(写真下)。盛岡のソウルフード「福田パン」、新潟でいうと「イタリアン」みたいな感じだろうか?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通販番組を見て、初めて「おせち」を注文してみたら

2025年01月06日 | 食(グルメ・地酒・名物)


先日のこのブログで「冷凍食品の可能性」という記事を書き込んだ。その際も触れていたが、今回のお正月の「おせち」にも冷凍食品の登場となった我が家。さて、冷凍食品の可能性はさらに広がっただろうか?
年末のテレビショッピングでは、猛烈におせちについての広告・番組が多かった。老舗料亭や一流ホテルの料理人監修をうたった豪華なものから、家電通販のあの会社までおせちを販売している。一時通販のおせちは、触れ込みやサンプルと違うとの指摘や開けてみたらガサガサっていう問題も多かった。
我が家はその中でも、ベルーナという通販会社。訪問販売・カタログ販売などが事業の始まり、アパレルやインテリアなどといったイメージが強い会社ではあるが、冷凍食品も早くから取り組んでいる。自分自身は減塩弁当を頼んだことがあって、なかなか美味しかったので今回はベルーナのCMを見て、初めて通販のおせちを試してみることにした。



ベルーナのおせちの味は弁当で確認済みといえそれほど期待はしていなかった。ただ、三段重で10,800円。魅力的な価格?というか、初めてなのでハズレても諦めのつく価格?何よりも、冷凍状態でのお届けと、各お重ごとに包装され冷凍庫に収まりやすいというのが魅力だった。これは気が利いていると思う。
私が留守中に家族に「おせちが届くから」と言ってあったが、荷物を受け取った妻は「小さい」とのコメント。確かに小ぶりの容器ではあるが、ぎっしりとご馳走が詰めてある。見栄えはいい。味もびっくりする美味さとは言い難いが、何の問題もない。娘二人が正月休みに遊びに来て3~4人で食べるのに丁度いいし、何よりコストパフォーマンスは最高だと思う。
ネットでの評価はわからないが、「ベルーナで頼もうかと思って」というと、周りでも気になっていた人が多いようだし、頼んだけど売り切れていたとの声も。通販番組の女王・中野珠子氏(写真下)が渾身のアクションと声のトーン(この人、通販番組に出過ぎ!嘘くさく思えてくる)、冷凍弁当の実績(写真下・再掲)から早めに頼んで正解!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜多方の人気ラーメン店「喜一」は、以前は洋食屋だった

2024年12月21日 | 食(グルメ・地酒・名物)


減塩中にもかかわらず連続ラーメンネタ。米沢では一挙にお店を紹介した感があるが、話は福島・喜多方に飛んで「喜一」という店をぜひ紹介しておきたい。なぜか会津地方のラーメン店は一店ずつ紹介しているんですよね。
喜多方ラーメンを提供するの店は、米沢と同じ100店ほどあるそうだが、人口比にすると日本一の密度を誇るラーメンの町だ。特徴は前回触れたとおり、多加水平打ち熟成麺、太くて縮れを特徴とする。シコシコ、モチモチの食感が楽しめるため、全国からラーメン好きが訪れる町になっている。
そんな喜多方の人気ラーメン店として、以前「坂内食堂」を紹介したことがあるが、今回紹介する「喜一」は2005年開業と比較的新しい店でもある。これが今や「食べログ」をはじめ、グルメや観光の紹介サイトでも人気が沸騰している店となっているのだ。



実はこの店の店主は、喜一の開店前までは洋食屋だった。ホテルなどでの修行経験もあって今でも「マスター」と呼ばれている。この洋食の要素を取り込んだラーメンが一代・20年弱で喜多方の代表格ともなったのである。
ホームページによると、スープだけでなく、麺とチャーシューにもこだわって、絶妙なバランスを保っているようだ。スープは鶏と焼きあごの出汁、醤油はほのかに香る程度にというが、ベースは中華よりも洋食に近いくらいという。店構えもフレンチか?イタリアンか?みたいな。
もちろん麺は平打ち太麺を手揉みしているが、塩・味噌などのメニューもある。実は組合で「会津山塩(裏磐梯の山塩)」を使ってラーメンスープを作ろうと公募したところ、喜一の味が満票を得て、この話題により店名も全国にも広まったのである。店の入り口には「福島県民ラーメン総選挙・二年連続第一位・殿堂入り」のエンブレムが掲げられている。



その塩は現在「日本海藻塩ラーメン」というメニューがある。新潟・村上市の笹川流れで昔ながらの手法で作られている塩を使用している。ラーメンに「淡麗Sio」との表記が…あれっ?その表記、どこかの店にもありましたよね!
そう、前回紹介した山形・高畠町の「山喜」である。山喜のラーメンを食べたときには会津若松の「うえんで」系かと思っていたが、「喜一」との「喜」繋がりはうっかりしていました。山喜の店主は、喜一で修行をした方だそうで、双方姉妹店として紹介している。どちらも朝9時から営業する喜多方スタイル。
そんな繋がりをたどっていくとまた面白い。ラーメン求めて新潟から会津へ、会津から米沢へ。俺は上杉家か!病気が判明する前とはいえ、ラーメンを追いかけることが体を張った取材になっているのかもしれない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

減塩中にもかかわらず、「ラーメンのアルカディア」を紹介します!

2024年12月19日 | 食(グルメ・地酒・名物)
前回、減塩食を紹介した際に「大好きなラーメンを封印!」と記したところ、どうしてもラーメンについて触れたくなった。これまでも、新潟の5大ラーメン(プラスα)会津のお勧めラーメンに触れてきたが、今回は米沢ラーメンだ。(病気発覚前に取材したものばかりなのだが、すいません!以下紹介する中で1か所だけこの夏に食べちゃってました。)
記事にたびたび登場しているとおり、新潟からだとお隣という場所の良さ、景色や町がきれいなこと、興味深い歴史があること、美味しいものなども豊富なことなどから、我が家でも米沢を含む置賜地方はドライブコースにもなっている場所。米沢牛も有名だが、近年は「米沢ラーメン」が人気を集めている。(写真下:人気の米沢ラーメン店の「ひらま」と「かわにし食堂」。)




米沢ラーメンは市内でも提供する店(ラーメン専門店以外の飲食店含む)が100店以上あるという。そのほか高畠町や赤湯市、川西町など近隣の置賜地方のラーメンも「米沢ラーメン」と言っていい。地元では「ラーメン」ではなく「中華そば」という呼び方が一般的のようだ(全国一位のラーメン消費量を誇る山形県では、今はあまり使われなくなった「支那そば」と呼ぶ店も多い。新潟でもそう呼ぶ店は多いけど。)。
何でも大正時代に中国人が始めた屋台が始まりだそうだが、その後「米沢ラーメン」としての食文化が確立していったのは、東京で修業をしてきたコックが手揉み麺を始めてからで、さまざまな改良が加えられて現在の「米沢ラーメン(中華そば)」になたようだ。




会津・喜多方に似ている?確かに縮れ麵と透きとおった醤油のかえしのスープだけ見ると一見同じようにも思える。麺の製造工程で見えないところではあるが、多加水麺(水分を十分に含んだ麵)であることに加え、熟成期間を設けていることも同じである。
ただ、喜多方は平打ち(太麺)で、米沢は細麺という決定的な違いがある。スープも、会津・喜多方は豚骨系と煮干しなどのブレンドなのに対し、米沢は鶏ガラと煮干しが基本。米沢の方があっさり、これは食べてみるとハッキリわかる。てか、多分並べてじっくり見ると違いも分かるんでしょうなー。(写真下:米沢市近隣のまちのラーメン。)




ただ、米沢も会津・喜多方も見た目や味に特徴がないと酷評する人もいる。確かにその通りかもしれない。特に米沢のラーメンは、ここで紹介しているとおり、写真で見るとこの店のものかを区別するのも難しい。でも、それがいいんですよ!どの店でもちゃんと味に特徴がある。そこそこのクオリティーが保たれているのだ。
それでも、このところ少し変化がみられるようだ。かたくなに自家製麺や手揉みにこだわっている店がある一方で、味噌味や塩といったスープに挑戦したり、トッピングに変化や工夫を凝らしたりして、伝統を守りつつも店の名物づくりにも取り組んでいる店も出てきた。
(写真下:「山大前やまとや」の野菜炒めを乗せた中華そばが人気、「めんこう」のメニューにはあっさり、こいくちのほかに、みそ、辛みそ、塩なども。トッピングも豊富。)




同じ置賜地方ではあるが、早くから赤湯からみそラーメンを開発・提供してきた赤湯市の「龍上海」(写真下:「赤湯ラーメン、赤湯からみそラーメン」は店の登録商標。監修のカップ麺もある)、見るからに会津の流れではあるものの人気店となった高畠町の「山喜」は異彩を放っている(写真下)。この地方を「ラーメンのアルカディア(桃源郷)」と呼ぶべきかな。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生地の清水を追いかけていたら、「幻の瀧」に出くわした

2024年12月09日 | 食(グルメ・地酒・名物)


生地の清水(しょうず)を探して路地裏をウロウロしていたら、「岩瀬家の清水」という看板を見つけた。明らかに個人宅の裏口から入った敷地内にある。まあ、見学自由と勝手に自分に言い聞かせ自噴井戸にカメラを向ける。
お店の倉庫らしいところから急に人が現れたものだから、「すいません、井戸写真撮らせてください」と声をかけると、快く二つ返事。作業場のような場所だったので「何を作っているお店ですか?」というと、なんと日本酒の酒蔵だという。
そうだ!確か聞いたことがある?いや、テレビで見た蔵だ!酒造元を確かめようと再び声をかけると「皇国晴(みくにはれ)酒造」とのこと、振り返って蔵元の名前が入ったTシャツを見せてくれた(写真下)。表通りにお店もあるということで、帰りに立ち寄ることを告げる。



皇国晴酒造にある岩瀬家の清水は、軟水と硬水の二種類あるそうで、それを最適な割合でブレンドして酒を仕込んでいる。主力銘柄は「幻の瀧」。こちらも前日、富山の酒店で地元の酒「まぼたき」といった呼び名が目に留まった銘柄だった。
日本名水百選の生地の清水を使った日本酒というだけで貴重なのだが、淡麗で飲み口が良いとのことで評判。冷酒だけでなく熱燗でもいけるそうだ。実際口にしてみたが、これは何の料理と一緒にしても行ける!新潟の酒にも似ている。
蔵元の小売部(まあ、酒屋さんだけど)に立ち寄り、お店番をしていた初老の女性に話を聞いてみる。ぼんやり脳裏にあったテレビ番組はあの「呑み鉄本線・日本旅」である。六角さんのお仕事、羨ましいよねー。あの時、確か…そうだ!そういえば女性杜氏の蔵元だ!どんどん記憶が蘇ってくる。



店先でそんな話をしていると、お店番のお母さんが声を張り上げた。「ゆかりちゃーん!」「はーい!」、突然入ってきて根掘り葉掘り聞く私に、なんと!その女性杜氏を呼び寄せてくれたのである。
岩瀬由香里さん(写真下)、皇国晴酒造専務、この酒造会社社長の奥さんで二児の母。和歌山県出身、高校時代はパン屋さんになりたくて発酵や酵母の勉強をしていたところ、広島の「酒類総合研究所」で旦那さんと出会って結婚。2年前から杜氏として本格的に日本酒造りに携わるようになった。
店番のお母さんには通じなかったが、「そうです、『まぼたき』と呼んでください」と笑って答えてくれた。清水を追いかけていたら、その名水を使って、富山県第一号の女性杜氏が仕込んだ酒に出会った。そりゃ美味しくない訳がないでしょ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楢下宿で「こんにゃく番所」に捕まってしまう

2024年10月30日 | 食(グルメ・地酒・名物)


楢下宿というと「こんにゃく番所」?聞いたことある人、すでに行ったことがある人も多いかと思う。
山形県は各地で大鍋に玉こんにゃくを煮て販売する光景を、あちこちて見かけることが多いこんにゃく県であるが、そのこんにゃくの名店が「丹野こんにゃく店」。国道13号沿いの山形観光物産会館やJR山形駅のエスパルなどにも売店を構える。
上山から楢下宿に入る手前にある「こんにゃく番所」はその本店でもあり、こちらではこんにゃくを多彩にアレンジした料理を提供していることから、全国各地から多くの人たちが訪れるのである。



料理は「懐石」をお勧めする。初めは「こんにゃくでは、淡白すぎて物足りないのでは?」と思っていたのだが、次々提供される料理は「これは、本当にこんにゃく?」、「こんにゃくでこんなことができるの?」というものばかり。
前菜のサーモン、黒豆、はまぐり、揚げ物のホタテ貝柱、お刺身の盛り合わせなどは、すべて「〇〇風の蒟蒻(こんにゃく)」である。そばもこんにゃくをつなぎに使っていて、正にこんにゃく尽くしの懐石なのである。
食感(硬さ)や形、色を微妙に変えて、おなじみの食材に見立ててきれいに盛り付ける。見た目ではこんにゃくであることは分からず、提供する際に係の人が丁寧に説明を添えてくれると、「へー!」の連続だ。
どの料理にもに職人の技が十二分に発揮されているとともに、こんにゃくにかける情熱が料理や技術を進化させているのではないかと思う。「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」と店頭に掲げられた文字が印象的だ。



売店でもお馴染みの玉こんにゃくはもちろん、懐石に使用されていたもののほか、いろいろな商品が並べられており、お土産にすることができる。串に刺した海苔巻き団子風、焼き鳥風などこれも面白いというより感動もの。
別棟には、スイーツショップ「日々蒟蒻」があり、タピオカに見立てたこんにゃくドリンクや、寒天の代わりにこんにゃくを使ったあんみつなど、これまたこんにゃく料理を極めたといっていい品々を口にすることができる。
行く前は、まあ物の話として行っておかないとと思う反面、二回目はないな!と思っていたのだが、ぜひまた行きたい感動と美味しいスポットになる。楢下の「番所」で引っかかった!てなところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥羽線・峠駅で「峠の力餅」の立売りの声が響く

2024年10月22日 | 食(グルメ・地酒・名物)


奥羽線・峠駅と言えば「峠の力餅」。ご存じだろうか?峠駅開業は奥羽線の福島・米沢間の開通とともに1899年(明治34年)、それ以前の1894年に創業したのが「峠の茶屋(屋号は、最上屋?小杉商店?とも言うらしいが)」である。店は峠駅前にポツンとたたずむ(写真上)。
創業130年なのだが、駅開業とともに「峠の力餅」というあんこ入りの餅を販売。なんと今現在もホームで立売りをしているお店で、取扱商品は「峠の力餅」のみ。店自身のホームページなどでも「絶滅危惧種」と紹介している。確かに肥薩線・人吉駅や鹿児島本線・折尾駅で駅弁の立売りを見たことはあったが、どうなっているだろう?
地元の新津駅や直江津駅でも、ホームの傍らに立売箱を置いた形での販売を見かけたことはあるが、パッピを覆い、立売箱を持ってホームを行き来し、車窓越し(ドア越し?)に売る光景は珍しいというより懐かしく、「未だにあったのか?」との驚きしかない。東日本では唯一ということのようだ。



峠駅は、乗降客が一日平均4.7人(山形県「駅別乗車人員の推移」、2004年)の秘境中の秘境、正に峠駅でなぜ?という思いがこみ上げてくる。以前は鉱山があって駅周辺にも人家があったらしいが、現在は秘湯として知られる滑川温泉、姥湯温泉の最寄り駅ではあるのの(確かに、宿の迎えのクルマらしいものが)、駅構内も駅前も極めて静寂に包まれている。
立売り対象列車は、早朝・夜間を除く3往復6列車。それ以外にも予約をすればホームまで届けるそうで、私が訪れた午前8時30分を挟んだ上り下りの2列車にも、入線の際に深々と頭を下げ、停車時間30秒間で4両編成の後方から立売箱を持ってくまなく売り歩いていた。
ホームに立つのは5代目の店主・小杉さん。頑固なまでに立売りを残したいという気持ちがある。日に6往復の、しかも生活路線である各駅停車のみ、「奥羽本線」とは名ばかりのローカル区間の秘境駅で、鉄道とともに歩んできたという心持ちで「最後の砦(峠の茶屋ホームページから)」を守っているのである。



私の場合は、峠駅のスイッチバックの旧駅を見学するため下車したため、購入するのに慌てる必要はなかったが、どの列車も30秒との戦いがあるようだ。そのため売値は1000円!お釣りのやり取りがないようにとのことだが、それでも売れたとしても一列車で5~6個の販売が停車時間内では限界とのこと。
さほど苦労をせずに力餅を手にすることはできたものの、最後の砦を守る力を分けてもらったような気がするのだが、家に持ち帰って写真を撮ろうと箱を見ると、すでに妻がひとつ食べてしまっていた。そりゃ力を込めて「私に買ってきたんでしょ?何が悪い!」みたいな態度でした。
なお、米沢駅前にも「峠の力餅米沢支店」というのがあって同様の力餅を販売しているが、こちらは先代の時に暖簾分けした店で全く別会社(写真下)。山形新幹線「つばさ」車内で販売しているのはこちらのお店のもの。お味は変わらないということだが、さて力が付きそうなのは?私は、ぜひまた峠駅を訪問して購入したいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山北の謎の卵の自販機&おしゃれな卵料理専門カフェの紹介

2024年09月21日 | 食(グルメ・地酒・名物)


新潟県村上市の旧山北町(さんぽくまち)を訪ねた際には、どうしても気になるところがもう一か所、ネットやSNSで話題となっていたところで、何やら不気味(?)な「卵の自動販売機」があるとのこと。寝屋漁港や八幡橋のある勝木地区からさらに北へ数キロ、県境に近い中浜地区(新潟県では最も北の集落)に向かう。
国道7号沿いにその自販機はあるが、周りには何もなく、ポツンと海岸寄りにたまご型のオブジェ(?)に「たまご直売所」と乱雑な手書きで文字が書いてある。そばには小さな小屋。この小屋の中に自販機が並んである。数種類の卵があるようで、6個480円と1個80円?確かに最近高くはなっているが、物価の優等生である卵としては破格の値段だ。
以前、米沢にあるufu uhu garden(ウフウフガーデン)の卵を紹介したが、そこでも1個30円を少し上回る程度だったので、そこから比べても倍以上の値段。安易な自販機販売と思いきや、なかなかこだわりがあるようで恐る恐るいくつか買ってみることにした。



昼近い時間の訪問。丁度、自販機に卵パックを詰め替えに来たお店の方に聞いてみた。まとめ買いする人も多くて、一日何回か切れ替えをしなければならないほどの人気ぶり。確かに、家に帰っていただいたが、黄身がしっかりして見た目はきれいだし、味わい深く、「あっ!卵の味だ」といえるものである。
なんでも、すぐそばにある海岸端の農場で、鶏を放し飼いにして飼育しているらしい。鶏舎をオープンにして、屋外に出るか出ないかは鶏任せ。ストレスフリーの飼育で、平飼いとはまた違う方式。その昔、仕事で10万羽以上飼育する農場を見てきたが、ここでは3,000羽に行かない飼育数だそうだ。
こちらの売りは「素王卵(そおうらん)」というネーミング。何でもビタミンEが普通の鶏卵より10倍、コレステロールが20%減とのこと。飼育環境だけでなく、資料配合にも強いこだわりがあるほか、HACCP方式の徹底した衛生管理を取り入れているという。その最前線の販売所が、この自販機ということになる。



この農場と自販機、オークリッチという会社の経営。そのオークリッチでは事業再構築補助金を活用して2023年5月、自販機のある場所から少し新潟寄りの海岸線に、放し飼い卵の専門店「海辺のテーブルエッグ」というカフェをオープンした(写真上:外観)。自販機とはかけ離れたおしゃれな外観・内装である。
店に入るとショッピングコーナーに例の卵が並べられている(写真上)。右手のカフェスペースは海が見える最高のロケーション。これまたおしゃれなテラス席からは粟島も望める。店内奥の壁一面にはきれいな海岸が描かれた幕絵(タペストリー?)が飾られてあるが、マッチしているというよりは「どこだ?」というインパクトがある。外のお庭などがもう少し整備されるといいかも。
さて、お客さんも少なかったので、中央の大きなテーブルに座りメニューを見ると、もちろん卵料理。オムレツやカルボナーラなどもあったが、迷わず「卵かけご飯(メニューでは「これが卵かけご飯」1,000円)」を選んだ(まあ、塩分制限の件もあるのですがー)。



確かに美味しい。ただ、1個80円?卵かけご飯1,000円は安いとは言えない。もちろん、先に触れたとおりこだわりが詰まっているのだし、いくら高くなっているとはいえ普通にスーパーに売っているのからすればプレミアム。まあ、人気だとは言っても、私としては特別な時にってところですかねー。
それにしても、料理を運んできてくれて説明が長い。卵の種類や自家製野菜(これは新鮮で美味かった!)、そして食べ方や小皿の品の詳細説明まで。料理担当や店員の方々もみんなこだわりと誇りを持っているんでしょうねー。
ちょっと身近過ぎるたまごでしかもシンプル料理なので食レポにはなっていないが、味や価格を考えるとufu uhu gardenのほうがコストパフォーマンスが高い感じはする。ただ、オークリッチのこだわりと安心安全の取り組みは拍手を送りたいし、今後の事業展開には注目していきたい。また足を向けた際には立ち寄ってみたいと思う。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここは「豊栄イタリアングルメロード」と言っていい!

2024年05月14日 | 食(グルメ・地酒・名物)
近隣の村上市のグルメや気になる店を紹介してきたが、今度は北から南へ、新潟市北区豊栄にある気になるお店を紹介してみたい。
これが、豊栄駅の市街地とは反対側の西側、病院があったり、新興住宅地や商業施設が立ち並ぶ地域を南北に走る主要道路沿いにあるお店。事前にチェックしておいた3件の店をハシゴしてみたので、南側(もしかして西)から順に紹介してみたい。

最初はイタリアンレストラン「Pancia Guancia(パンチャ・グワンチャ)」。スーパーやホームセンターが近くにあるが、お店は住宅街の中にひっそりと建つ。イタリアンだけにイタリアの国旗が掲げられているが、こじんまりとした造りの店だ。
ランチタイムなので、パスタランチは前菜にパスタの組み合わせ。自家製のフォカッチャにデザートやドリンクも付いているし、そのほかスープや他のデザートもあるので、昼からちょっとしたイタリアンのプチコース料理が楽しめる。店は予約も数件入っていて、満席状態でした。
もちろん気楽に美味しいイタリアンを食べられることはもちろんなのだが、気兼ねなく入れる店構え、店内の雰囲気、リーズナブルであることなど押し押しの要素が満載!シフォンケーキが人気だということであったが、買うの忘れていました。




二軒目のお店は、パンチャ・グワンチャから北に500メートルほどのところにある「ガストロノミア キアッキエリーノ(Gastronomia Chiacchierino)」。なんとイタリア総菜の店。珍しいよね!数年前、新潟駅前に合ったお店が、この地に移転してきたという。
イタリアの家庭料理を思わせる(?)、珍しい総菜やデザート系が冷ケースに並んでいて、家庭に持ち帰って気軽にイタリアンを楽しめるという。店主(?)は若くて気さく、とても料理にも精通している様子で、一品一品丁寧に説明を加えてくれる。
店にはパスタや生ハム・サラミ、オリーブオイル、パンのほか、ドルチェのストッカーや、奥にはワイン蔵もあって、その数は凄いとしか言いようがない!取り置きや取り寄せ、オードブルの盛り合わせなども行っており、自宅でイタリアンパーティーなどというのもいいかも。




更に北に1キロほどのところにあるのが「ブレッドカンパニー・メリーズ」だ。こちらは、イタリアン専門という訳ではないが、フォカッチャやピザパンなどが人気ということもあるので、上記二店と同じ雰囲気で紹介しておきたい。
こちらの店は、新潟市東区にある「パンステージメリーズ」の分家。店主の田中氏は、もともと葛塚(現・豊栄)駅前にある老舗パン屋「トレビアン」の家業を手伝っていたが、修行先のメリーズで手腕を磨き、現在メリーズから独立して店を引き継ぐ形となった。
焼きたてパンを新潟で提供するようになったのはメリーズ店が初めてという。お勧めは、カレーパングランプリで金賞を受賞したこともあるという「カレーパン」というが、イタリアン系のお総菜を買った後だったので、こちらには手が出ませんでした。(ほかのパンは何回かいただいているが、どれも美味しかったですよ!)




しかしこの道路の路線上、ブレッドカンパニーメリーズの斜め向かいには以前紹介したラーメン店「カヌチャヤ」がある。こちらもトマトチーズラーメンなどを提供しているので、この界隈(路線)は「豊栄イタリアングルメロード」というに相応しいのではないだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも村上市・桃川農園のベーカリー紹介

2024年04月24日 | 食(グルメ・地酒・名物)


前回、村上市にある「やまとのうさん」が運営する団子屋を紹介したが、今回は同じ村上市でも少し中山間地に入ったベーカリーを紹介したいと思う。
ここは村上市桃川という土地。市街地からだとクルマで10分ちょっと山間にはいったところの農村地帯。「桃川農園」という農家が出店した「桃川農園ベーカリー」が、ひっそりと農村集落の目立たない場所に出店している。
農園が出店したということもあり、自家製の野菜などを使った焼き立てのパンが人気の店で、農村集落にこつ然と現れるお店のこじゃれたスペースは隠れた穴場でもある。



桃川農園は、ブランド米の岩船米コシヒカリや新潟県の一押しの米・新之助の栽培をこの桃川地区で生産しているほか、海岸に近い砂丘地で季節の野菜を栽培している。
ネットによる通販なども行ってきたが、野菜の魅力を広めよう、商品化できない野菜を利用しフードロスをなくそうと、ベーカリーを中心に野菜の加工にも力を入れる農家でもある。
確かにこの日(去年の秋)も、かぼちゃやさつまいも、アスパラなどの季節の野菜を使ったパンが店頭にところ狭しと並んでいたし、とれたて新鮮野菜の販売なども行っている。



パンの値段は少し高め。でも、野菜新鮮、パンも美味しいので、クルマ飛ばして行っても甲斐がある。それからも何回かお邪魔している。
農薬を使用を極力抑えていることや、エコファーマー認定農園(米(コシヒカリ)、ブロッコリー、枝豆、スイートコーン、アスパラガス)とのことも、このベーカリーの特色にもつながる。
加えて、この農園は体験農業で子どもたちや施設の入所者を受け入れている。食べ物の大切さ、農業の大切さ、環境に与える影響への考慮、地域活性化と密着した食育、お味や見た目だけではなく、ちょっと目が離せない!ってな感じの農園とベーカリーなのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

城下町・村上の町家を活用したカフェを訪問

2024年04月20日 | 食(グルメ・地酒・名物)


これまでもお店に限らず、隣の町でもある村上市は紹介してきたところである。新潟県の最も北の町、そして歴史ある城下町で、見所や美味しいものも数多いまちである。これまでも「千年鮭きっかわ」や「大洋酒造・宮尾酒造」、「割烹千渡里」など魅力的な場所やお店を紹介してきた。
その村上市に気になるカフェがあると、娘からの情報。これまた去年の話になるので恐縮だが、早速娘や孫を連れ立って村上市の中心地・大町に出かけることにした。町屋が立ち並ぶ場所でもある。
奥にお寺が見える。その参道の途中にあるのが「町屋カフェNIHACHI」である。趣のある町屋の屋並みの中に見事に溶け込んで、小さな看板がないと気が付かなかったかもしれない。



狭い玄関で靴を脱ぐスタイル。これって「お邪魔します」と言って入りたくなるよね。店内もお店なのか作業場だったのか、綺麗にリホームされているものの、町屋そのものを利用している感じだ。
お邪魔したランチタイムは、前菜とメインがセットになっており、メインはローストポーク、ビーフシチュー、パスタの三種類の中から選ぶ。自分は迷わず「朝日豚のローストポーク丼」に!塩こうじに漬けた肉厚のお肉は、噛み応えがある上、味わい深い。
そのほかにドリンクやデザート、そしてアルコールを付けることもできる。夜の部は少し居酒屋風のメニューなどもある。こちらもお邪魔してみたい感じだ。



娘たちが食事を済ませる間、道路の反対側の「きっかわ」などを覗いてウロウロしていると、通りの角に「越後岩船屋」なる団子を中心とした和菓子屋があった。やはりバリバリの町屋づくり。
中に入って商品を眺めてみると、串だんごを中心に種類も多い。早速、娘と家内に報告し、甘味に目がない家族のお土産にしたところだ。
こちらは村上市の別なところに本店があり、やまとのうさんというもち米を扱う農業系の会社の支店。正式には「十輪寺茶や越後岩船屋」というらしい。寺前の茶屋かー、コンセプトもいいね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする