行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

客人を佐渡に案内、酒蔵巡りを新たなコースに

2019年06月27日 | 旅行記・まち歩き
5月、6月とかなりのハードスケジュールの全国各地を駆け回る出張続き。
そんな中で、6月には佐渡には3回お邪魔することになった。最もうち1回は、プライベートで孫の運動会に行ってきたのだが、2回はれっきとした仕事で客人をアテンドした。
確かに娘が嫁いでいて、多少佐渡には詳しいのだが、いずれも日帰りということになると、客人の興味や好みなどによって案内するところが違ってくる。

今回は酒蔵巡り。酒好き?の客人にはもってこい!
以前からも気付いていたんですが、佐渡には魅力的で、それぞれ個性的なお酒があるんです。米や水のいい土地ならではですよね。



全国的にブレイクしているのが北雪酒造の「北雪」。米を35%まで磨く「YK35」のブランドは、もはや人気沸騰!全国区になりましたからね。
ここでは申し込みにより酒蔵見学ができる。両津港に着いてすぐに、同蔵のある赤泊に行くのだが、これが佐渡の中でも秘境の地。小佐渡の山地を駆け上がり、急傾斜の道路を滑り下りたところにある。1時間かかるんですよ。佐渡は広い。

懇切丁寧に説明してくれるし、お酒に音楽を聞かせるなど、酒造りに対する対する熱意と愛情みたいなものを感じる。
酒の種類も多く、試飲もゆっくりさせていただける。梅酒や甘酒も美味しいので、女性やお酒の飲めない人でも楽しめますよ。



尾畑酒造「真野鶴」も、エールフランスの機内で提供される酒を造っているとか。専務の営業が功を奏している?



天領盃酒造「天領盃」は、佐渡の玄関口に位置し、足を運びやすい場所。ただし、人手不足で、酒蔵ツアーは休止中。

そのほかに、加藤酒造店「金鶴」は、私おススメのお酒。逸見(へんみ)酒造の「真稜」も、高級酒を提供している。
佐渡にはこの5つ蔵があり、どれもおいしい酒を提供している。佐渡は酒王国でもあるのです。

番外編!
新潟市にある、今代司酒造の「今代司」。新潟駅から最も近い酒蔵で、こちらは少人数なら申し込みなしで酒蔵見学を受け入れている。佐渡の帰りに、日本酒好きの客人に「もう一軒」とお勧めできる酒蔵。

1767年創業、発酵食品の街・新潟で、小規模ながら伝統を守り抜いている酒蔵だ。
近年、錦鯉をかたどったボトルなどを考案。デザイナーによりラベルや容器にもこだわりながら、小規模のハンデを克服している。
酒蔵見学も伝統的な展示物などもあり、楽しめますよ!

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「川の話」が再び脚光を浴びる時

2019年06月21日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


地元の川について、ちょっとした情報を盛り込んだスライドは10年ほど前に作成したもの。その時のイベント限りのつもりだったが、数年前から会社の新入社員研修で使い始め、なんと協力業者の研修会の素材として使われる。

内容は詳しく触れないが、胎内川の魅力を紹介したスライド。これが掘り下げるとさらに面白い。特に川には、土木事業の粋が結集しており、古くから川に親しみ、川の水や水力を活用しながら、また水害という災難を与えて、地域を育んできた。
他の地域との比較をしながら見たりすると、この地域ならではの魅力も更に見えてきて、建設業という観点だけでなく、地域住民として知っておきたいことがどんどん出てくる。



しかし、伝わっていますかねー。たかが川ですからね。
そして生活に密着していただけに、市街地にも川の魅力的な風景が存在していたんですが、開発の波に押され、川は道路の下の下水管になったりやグレーチングで覆いがかけられたりして、その姿を容易に見ることはできない。洗い物や洗濯などという、かつての川頼みの生活からも遠のいていますからねー。

「少しでも、今のうちに掘り起こしておかないと」って、ちょっとしたライフワーク、生涯学習になっているな。


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広島の建設アカデミーの頼もしい試み

2019年06月11日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)
6月も10日が過ぎた。また、随分と更新の間が空きました。
先月末から出かける機会が多くて、旅好きの私にはもってこいの仕事ともいえるのだが、このところ疲れ気味。たまったネタの中から思い出して書き込むことお許しいただきたい。



毎月、事務局として参加する研修会、5月は出張例会で広島に来た。中国地方整備局の方々から、昨年の西日本豪雨災害のお話を聞いた。
建設業という業種は、災害即応というところで大きな役割を担っていることを再認識することになる。

もう一つのメインは、その建設業を担う人材の確保育成のため、技能職を建設業者自ら育てようという取り組みを視察。広島建設アカデミーという、いわゆる建設業に特化した初心者向けの技能学校だ。



山あいの広大な敷地、何でもここは研修会に参加する会員の資材センターが併設され、建設に必要な資材がたくさんある。それを活用しながら、技能を取得するというもの。
この日も、近隣各社から新採用の若い社員が集まり、単管とクランプを使い、与えられた課題どおりに屋台骨を組み立てていくという屋外実技をやっていた。

なんでも普通高校を卒業した若い人がほとんどで、地元で建設業を目指すという志を持って入社してくる若者ばかりとか。
みんな生き生きと声かけあって仕事をしていることは頼もしいが、それを見守る各社から派遣された先輩先生の表情もいい。建設業と言っても幅も広いので、地域の中での業種間の連携も図れるんじゃないかなー。

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