行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

孫の非日常が日常に変わってきている光景

2020年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム
孫の入院も一か月を過ぎた。ブログの書き込みも、孫(長男の長男)と爺さん(私)の闘病記というか、留守部隊の奮戦記になってきている感がある。仕方ないですよねー、新型コロナウィルスの蔓延によって、書き込むネタも制限されているんだから。

孫(長男の二男)の看病につきっきりなのはお母さん(長男の嫁)。こちらは大変ですよ。ずっと病院暮らしですから。
それでも、変則交替勤務の長男が空いた時間に、用事を足したり、風呂や洗濯にため家には毎日のように帰って来てはいる。お兄ちゃんは保育園に行っている間だから、なかなか時間が合わなく会えないだけであるが、時たま休みの日や夜に帰ってくるときのリアクションが何だか感動的である。

それでも、お母さんは短時間で病院に戻るときが多く、お母さんは気にしながらも別れ際に「じゃあね!」と言うと、お兄ちゃんはあっさり「バイバイ!また来てねー」と元気よく別れを告げる。まあ、泣かれるよりは助かりますけどね。
お母さん自身は少し気が抜けたというより、「自分の家なのに、また来てねってどういうことなの?」と苦笑い。色々な非日常の光景に、微笑ましくなったり、あきれる場面も。



そりゃそうだよね!自分でも、爺さんと過ごすのが当たり前になっているし、長男の解説によると「病院は注射が怖いから絶対に行きたがらない」という彼にとっては切実な問題もあるようだ。
でも、何回か紹介しているものの、爺さんと二人きりの時間はとてもいい子です。大概は。朝、私が仕事に行かなければならない日で、保育園に送らなければならないという時にぐずられると困りますがね。どうしても、寝るのが夜遅くなることが多いので、朝は大変。

それでも、食事時のルーティーンがあって、私のお酒を作ってくれる。ハイボールや酎ハイを注文すると、グラスに氷を入れて、炭酸水を注いでくれる。
どうやら炭酸水の線を抜くときの「プシュ」という音と、注いだ時の泡が気に入っているらしい。
つまらないところにはまったものだと思いながらも、二人きりの時間を何とか乗り切っている。


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佐渡にウィルスを持ち込まないで!佐渡汽船で検温実施

2020年03月22日 | ニュース・うんちく・小ネタ
お彼岸の三連休で、佐渡から娘夫婦と孫が一時帰省。新型コロナウィルスのこともあり、旅行というほどでもないが躊躇しながらも三連休の初日の夜便で帰ってきた。まあ、内孫のお兄ちゃんと同い年の孫娘が、一緒に遊びたがっているから帰省に踏み切ったという。
子どもたちも可哀想なんですよね。買い物にも連れていけないということもあって、保育園以外は家の中に閉じこもりっきり。体力を発散するところもなければ、成長にも影響しそうな困った世の中になってしまった。それでも、家の中だとはいえ、喧嘩しながらも少しは発散できた様子の二人の孫でした。

娘との話題は新型コロナウィルスの話題。
マスクがないから始まって、保育園での過剰な対応など。佐渡でもマスクはなかなか手に入らないし、衛生用品も品薄だとか。保育園では、体温を測っての登園は本土と同じだが、なんでも鼻水を垂らしただけで親が呼ばれたとか。
子どもは熱出したり鼻水垂らしたりは当たり前。他人の子どもを預かる商売といえる保育園などは、敏感になって細心の注意は怠らないようにするのは当然としても、なんだかんだで親が仕事を投げ出して呼び出されるのでは、世の中が回らなくなってしまう。いつまで続くのでしょうか?なかなか出口が見えない状況だ。

佐渡汽船は、乗船前に体温の測定を実施しているとの話題も。これは本土側から佐渡に向かう船に乗船する前にサーモグラフィーによって検温をするというもの。(写真下)
これは佐渡市の要請を受けたという説明であるが、佐渡には絶対にウィルスを持ち込ませないという断固としたした姿勢にも見える。佐渡側からくるときには検温はなかったが、帰るときになって発熱していたらどうしよう?とか気にしていた娘。
まあ、情報によれば、感染者のすべてが発熱しているわけでもないし、完璧かと言えばそうでもなさそうだ。

人の行き来を抑制し、何とか封じ込めるというのも悪いことではないのだろうけど、船には人だけでなくクルマや物資も載せられ手往来するわけだし、乗組員の管理も必要になってきますよね?佐渡汽船の社員が、本土側の人との接触は避けられないし。
上げ足を取るわけでもないが、佐渡は自給自足ができるところなので「鎖国」するという手はどうですかね?(すいません、娘が住んでいながら、勝手なことを言ってごめんなさい。)
まあ、仕事の関係で本土を行き来する佐渡の人や、赴任先として本土から佐渡に仕事で来ている人が往来できないじゃ困るし、佐渡汽船自体も経営が成り立たなくなっては大変。三連休最終日なのに、佐渡汽船の新潟港ターミナルは閑散としていましたが、近いうちに佐渡応援の旅に行きますからね!


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お兄ちゃん(孫)の近況報告

2020年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム


弟の入院生活ももう3週間。お兄ちゃんである一番年長の孫の近況報告。
お母さんには一週間で一度しか会えないし、シフトで勤務するお父さんがいない裏は、お爺ちゃんと過ごす日々が続いている。お爺ちゃんも慣れてはきたけど、少し疲れる場面も。年を感じている。

それでも、保育園へは元気に通っているし、ご飯も二人きりでも食べてくれる。
問題はYouTube。在宅での仕事用にマルチディスプレイにしたモニターの片方はYouTube。寝るときにも私の寝床に潜り込み、以前紹介した「fire tv stick」でYouTube。たまにビデオも見るのだが、爺ちゃんの部屋ではYouTube。

しかし、このYouTube、子ども向けのプログラムも豊富で、様々なアトラクションを備えた施設や人気のおもちゃ、ゲーム、食べ物など、子どもの心をとらえている。大人が見てもあまりパッとしない(当然であるが)のだか、見る年代には特別なバラエティー番組のように感じるのだろう。
これじゃ、自分の子どもを使って映像撮影しているユーチューバーの策略にはまっているといったところだが、どうやらYouTubeにはまっているのは、うちの孫だけでないらしい。

弟(孫)が入院したといっても、子どもは感染症対策のため病院での面会はできない。ましてや昨今のコロナウィルス騒動で、外にすら出れない日々が続いているお兄ちゃん(孫)。爺さんと、YouTube投稿して、小遣い稼ぎでもするか?


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野村克也氏の訃報に触れて思う

2020年03月14日 | スポーツ・スポーツ観戦


野村克也氏が先月亡くなった。一野球人としてだけでなく、日本のプロ野球の在り方を変えた選手であり監督であった野村氏について、哀悼の意を込めてその功績に触れておきたい。(以後、敬称略)

野村克也という選手を目の当たりにしたのは、すでに野村がプレーイングマネージャーであった頃の神宮球場。ハッキリいつのこととは覚えていないが、その時代からすると自分は小学生の高学年か中学生のころだと思う。
千葉・松戸の親戚の家に数日滞在することになって、「せっかくの機会なのでプロ野球でも見てきたら?」と伯母に背中を押され、同い年の従兄弟と出かけたことを覚えている。南海対ロッテのダブルヘッダー。なぜか東京球場ではなく神宮球場。スタンドはガラガラであって、安い席から自由にネット裏の一等席に移動しても問題ない状況だった。(小学生の頃、地元新潟での大洋対ヤクルトを見たのが初めてのプロ野球観戦で、この日が二度目。)

野村は苦労人と言われる。父親が戦死し、子どものころから生活が苦しい家庭状況で、高校時代は無名の選手。
鶴岡一人に見いだされ南海に入団したものの、すぐに戦力外通告。当時、捕手のトレードや故障が相次ぎ、首の皮一枚で南海に残ることになり、苦労の末にレギュラー捕手を勝ち取り、戦後初の三冠王に輝く。中西太や山内和弘、あの張本勲のいた時代にですよ。

ただ、パ・リーグ自体に人気がなかったので、それほど騒ぎにはならなかった。川上哲治を擁する読売ジャイアンツの人気は当時から凄いものがあり、王、長嶋の出現で、ご承知のとおり「巨人・大鵬・玉子焼き」の言葉も流行した。
本塁打王9回、打点王7回、実力的には王や長島に勝るとも劣らない成績。打数や打席数では歴代1位なんだけど、打点や本塁打、安打数などでは2位。名選手には間違いないのだが、人気薄のパ・リーグということもあり、存在感は認められていたものの、不遇の選手時代でもあった。

その後、プレーイングマネージャーになってからの野球人生がまた素晴らしい。というか、物語や伝説に満ちた野球の神様になっていく。
あの時の神宮球場でも、「ほら、野村がしゃべっているぞ!」従兄弟の解説。言葉こそ聞き取れないが、確か野村がバッターなのか誰なのか話しかけている様子。心理戦にも長けていた。これが「ささやき戦術」。泥臭い戦法だが、バッターボックスの打者を相手をかく乱させるその内容は、バッターの私生活の話に及んだり、時には脅しの時もあったとか。
「クイックモーション」を編み出したもの野村。捕手であることから盗塁阻止のために投手の投法改良を訴えて、現在にも通用している投球術だ。投手の「クローザー」の制度も、江夏を擁して野村が取り入れた戦法だ。(写真上:ニュース番組から、右が野村プレーイングマネージャーと抑え投手を確立した江夏投手。)

それでも南海とヤクルトの監督としてリーグ優勝5回、ID野球を駆使しヤクルトを3回の日本一に導いた。南海時代は外国人選手との確執続出、阪神や楽天の時代はフロント批判など、話題も豊富な監督でもあった。
まあ、監督や解説者としても新しいスタイルを提唱したことはご存じのとおりで、沙知代夫人との仲睦まじい(?)姿は、スタジアムを後にしてからも話題を振りまいていましたよね。

さて50年近く遡り、またまたあの日の神宮球場。この日の先発は江本。門田や江夏とともに、南海と野村監督の黄金時代を築いた「三悪人」の筆頭格。沙知代さんはこのころはまだ愛人。その愛人が先発投手起用を口にしていたという話もあるが、この日はどうだったか?勝敗すら記憶にないけど。

ともあれ、偉大な昭和の野球人の一人が旅発った。時代の流れを感じながら、近代野球の礎を気づいた野村にありがとうと言って、神宮の森を後にしたい。

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3か月の弟の入院は、3歳のお兄ちゃんの試練の時期

2020年03月11日 | 健康・病気


病院通い?っていっても、自分が具合が悪いとかではなく、生後3か月になった自身にとって3人目の孫が入院中。我が家では、ちょっと普段と違った生活に迫られている。

生まれたときも、肺に水が残って病院に搬送された経験を持つ長男の次男くん。先月のある日、夜中に救急車を呼んでくれという声で起こされる。
泣いていたのに急にぐったりして顔色が変わった?救急隊が着く頃には顔色こそ悪いものの、またな泣きだして元気にな一面を見せていたが、念のため病院に搬送。その後の検査の結果、不整脈があるとの診断で、入院しながら治療を続けることになったが、すでに2週間が経過。
症状は薬で抑えられているものの、時折発作が見られるということで、その治療法と薬の種類・量をいろいろと試しているというような状況で、退院の見込みは立っていない。

毎日見ている親だからこそ、言葉を話せない小さな赤ちゃんのちょっとした異変に気付いて、病院で検査・治療を受けることができた。じゃないと分からないし、とんでもないことになったかも。
いま、入院生活を送っていられるのは、まさに不幸中の幸いと考えることにしたいと思うのだが…。

まだ授乳期間でもあるため、お母さんは付きっ切り。シフト制で働くお父さんとの交代で、家と病院の行ったり来たりを余儀なくされている。これが結構大変。
爺さん婆さんは、ただただ応援し、祈るばかり。病院生活で必要なものを買いそろえたり、泊まり込みのお母さんにお弁当を作ったり、後方支援しかできないのが歯がゆいところ。

そんな中で、長男の長男は元気いっぱいなのが救い。なかなかお母さんと会えないのだが、特に気にしていない様子。いまのところは。
新型コロナウィルスの影響もあって外には出かけずにいるものの、休みの日は日中爺さんの部屋でビデオを見たり、平日も保育園の送り迎えやお風呂、そして時には二人きりでご飯を食べて、一緒に寝ることもある。
今回我が家に訪れたこの試練は、彼にとっては立派なお兄ちゃんになるための階段かも。

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クラシコは、これで96勝96敗となったわけで

2020年03月07日 | スポーツ・スポーツ観戦
ご時勢でもあり外出を控えるとなると(まあ、それほどでもないし、実際生活用品を買いだめているとはいっても買い物には出てしまいますからー)、そんな時のお友達はテレビ。
久々、サッカーのテレビ観戦の記事を書き込むことにしたい。というのも先週はラ・リーガでクラシコをテレビ観戦。伝統の一戦は、早朝とはいえ見るに値するものだった。



戦績は、バルサの96勝95敗。100年以上戦い続けていて、僅か1勝差のバルセロナとレアルマドリード。これ自体凄いと思いません?だ。192試合目は、スペインの首都マドリードでレアルのホームであるサンティアゴ・ベルナベウでの決戦だ。
そんな中で采配を振るうのは、バルサがシーズン中に監督交代から指揮を執り、好調をキープするキケ・セティエン。そして、レアルは、私をスペインサッカーに引き込んだともいえるジネディーヌ・ジダン。知将同士の対戦だ。



まあ、歴史や対戦内容には関係ないことではあるが、この日WOWOWはゲスト解説者に、かつて両チームに所属し、突然のライバルチームへの移籍でカンプノウで洗礼を受けることになった元ポルトガル代表フォワードのフィーゴが生出演。



まあ、これも試合には関係ないのだが、主審はリーガでも信頼の高いマテウ・ラオスさん。やっぱ、クラシコに真打登場といったところでしょうか?
とにかく、海外サッカーの最高峰と言われる一戦に、最高のシチュエーションで臨むという関係者の意気込みまでが伝わってくるといったところか?

試合は、一進一退の攻防が続いていたが、レアルの若きエースで、今世紀最高の宝石・ブラジル代表の19歳、ヴィニシウス・ジュニオールが後半に先制ゴール。
バルサのゴールキーパーであるテア・シュテーゲンは鉄壁の守りを見せていたものの、ヴィニシウスの放ったシュートがディフェンスにあたりコースが変わるというバルサにとっては不運なゴール。そんなことでもないと、得点が入らないのではないかという試合だった。

結果、ロスタイムにも戦力外と言われていたマリアーノが、交代直後、時間のない中でのロスタイムにゴール。2-0でレアルの勝利。クラシコ8試合ぶりの勝利だとか。
メッシを完全に封じ込め、クラシコ史上最年少のヴィニシウス起用で得点、交代のマリアーノの得点などなど、これはジダンの勝利ということか?
ヴィニシウスの記録的なゴールに対し、バルサの下部で久保建英と一緒にプレーしたことのある18歳のアンス・ファティを投入するキケ・セティエンだが、目立つところなし。メッシも不完全燃焼でしかめっ面がこの試合の全容を語っていたのかもしれない。
(写真は:WOWOW放送から)







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パニックの中で、首都・東京は平日もひっそりと

2020年03月02日 | ニュース・うんちく・小ネタ


春なのに、何だか閉塞感漂う昨今。
外出は控えるように促され、学校は休校になる、イベントも軒並み中止。マスクや消毒液のほかにも、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品にも人が群がっている。デマとは認識していても、群集心理はこんなもので、パンデミックより恐ろしいパニックという現象に陥っている。冷静な判断はできなくなり、政府などの公的機関の呼びかけなどではコントロールできなくなる。(写真上:地元の市役所が各種イベントの中止や延期を知らせるチラシ等)

そんな現象が顕著に表れた先週、東京に出張。前にも紹介したとおり、乗客はマスク姿で、しかも人もまばら。一週前の大宮から今回は首都・東京に足を踏み入れたが、より閑散としていた。
帰りは朝8時過ぎ、水道橋からお茶の水乗り換えで東京へ、そして新幹線乗り換えというコース。この時間帯は、普段ならひどい状況ですよ。
全く人がいないというわけではなく、東京駅の乗り換え通路はそこそこだとしても、明らかに普段とはボリュームが違う人の数。

また、新幹線ホームは普段よりより人の数が少ない。もちろん乗車後の上越新幹線の自由席はガラガラ。これなら並ぶ必要などなかった。
この後事態は、首相の「学校休校要請」でより深厚な状況を迎え、「パニック列島まっしぐら」となっていく。
一昨日、新潟県でも新型コロナウィルスの感染者が確認された。さて、次のパニックはどんな減少で現れるのか?
(写真下:総武線・船橋方面電車が入ってきた水道橋駅のホーム、東京駅の新幹線ホーム、上越新幹線の自由席の車内)

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