行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

魚沼・奥只見で観光客を見てみるとー

2012年10月30日 | 旅行記・まち歩き

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秋深まってきましたが、先週はコシヒカリの本場である魚沼・湯之谷に出張。会議を終えた後、奥只見に案内され、見ごろを迎えた紅葉を堪能した。

ダム建設のため作られた10数キロのトンネルを抜けると別世界という感がある。奥只見湖の遊覧船から見る荒沢岳には冠雪があり、船のデッキ部分に出ると冬の寒さだ(写真上)。

昔からの観光地で、訪れるのは15年振りくらいかな?尾瀬の山歩きが脚光を浴びる近年、唯一新潟からのアクセスとしても賑わい、平日のこの日も観光バスで訪れる人も多かった。まあ、かなり山歩きの方を含めて、観光客は高齢化していますがねー。

観光バスのグループ、道の駅やダム周辺の土産物店の客、温泉場の宿泊客など、ここ高齢化地域では、高齢者が高齢者を「もてなす」とい図式も、高齢者にとっては違和感がないということだねー。

確かにこの地域の観光、かなり高齢者受けするモノが多いとも考えられるが、これからの時代、この年代をターゲットとした商品開発が決め手になりますからねー。

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子どもたちが呼ぶ「竹島タワー」に潜入

2012年10月25日 | 旅行記・まち歩き

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昨日、地元で進められている天然ガスの井戸の掘削現場を見学する機会があった。JX日鉱日石開発では、50年前から周辺で天然ガスや原油の採掘をしているが、地下深くに新たなガス田を発見したという。(写真上:ガス井戸の掘削のためのやぐら)

すでに地下800メートルのガス層に到達しており、これから横方向に管を入れるのだそうだが、素人にはその仕組みは僅かの時間の説明では、なかなか飲みこめない。まあ、技術が進歩しているということか。

井戸の「やぐら」は50メートル。夜になると灯りがともされ、会社からは「中条のスカイツリー」と言われているとの説明。

しかし、Facebookにこの件をアップすると、以前から「子どもたちは『竹島タワー』と呼ばれている」と指摘を受ける。子どもたちがそう呼んでいるのだから、「竹島タワー」を正式名称にしましょうかー。(「竹島(たけじま)」は近隣の集落名)

まあ、井戸の感性に伴い、やぐらは今年中にも撤去されるだろうが、しばらくの間は暗くなると高速道路からそのステキな姿を見ることができそうだ。ぜひ一度ご覧あれ!

(写真下:やぐら上部の掘削現場。男の仕事場という感じがするが、ここで写真を撮影できるのは貴重なこと!)

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文化祭スタイルが地域の刺激と感動を

2012年10月21日 | 旅行記・まち歩き

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この土日、地元の各小中学校では文化祭のピークを迎えた。

私たちの時代は文化祭は絵や習字、工作の作品を教室いっぱいに展示するというのが主流だったが、近年、小学校の文化祭は体験活動・創作活動が文化祭の中心的活動になっている。

私のお邪魔した小学校では、31もの講座の中から、児童が自分の参加したい教室を選択するのだが、どの講座もその道のプロという地域の先生が指導に当たる。普段できない魅力的な活動であることはもとより、地域の方々との交流も深まる(写真上)。

一方、中学校では合唱コンクール。各クラスの対抗戦で、市内のジュニア音楽祭出場権をかけた予選が活動の中心になる。

体育祭から音楽祭と、中学校ではこの時期に「クラスの輪」をしっかりとしたものにしていくのだが、その歌詞や美しい歌声、そして中学生らしい発表態度は、詰めかけた保護者を含めた大人を感動させる(写真下)。

子どもが地域や大人に刺激を与えている。大人もしっかりした態度で子どもに感動を与えたいものだねー。

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山形新幹線が抱える問題点

2012年10月18日 | 鉄道

トンボ返りの北海道出張に不完全燃焼なのか、14日の日曜が鉄道の日だからか、突然米坂線に乗りたくなって、一人旅。いい天気でしたしねー。

米沢からは、奥羽線。現在は、山形新幹線、山形線と呼ばれ、ご承知の通りミニ新幹線が走るということから「標準軌」が導入されている。「新幹線」とはいうものの、踏切や急勾配などにより、最高速度は130キロとなっている。

全線(福島~新庄)で、標準軌にする作業は大変だっただろうし、費用も少なからずかかったはず。安全性は確保できたのか?時間短縮に貢献したのか?それに比して輸送力や料金設定はどうだったのか?確かに疑問が沸いてくる。

719系の先頭部を陣取り、この路線を眺めていると、羽越線高速化と同じ問題を抱えながらミニ新幹線化したことが分かる。単線と複線が入り混じり、構内は多少改良が加えられているもののポイントやカーブの連続。そして踏切でしょ?こりゃ130キロ区間があるったって、そうそう出せないスピードでしょ?

以前からすると快適になったことは間違いないだろうが、山形新幹線の庄内延伸や羽越線高速化についても、慎重に議論し、まずは在来線の意義・必要性・快適化から考えてほしいものだ。

ただ、719系は快適でした!在来線のスピード化は確実に図られたようだし、新幹線・在来線が共存できていることは、いいことですねー。

(写真下:単線区間のため置賜駅で山形新幹線E3系「つばさ」を待ち合わせる。新幹線の先頭付近には踏切も見える。)

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札沼線の名前とともに、忘れ去られる区間が

2012年10月16日 | 鉄道

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JR北海道が今月末にダイヤを改正することは知っていた。たびたびのダイヤ改正、なぜかなーと思っていたが、先週の北海道出張で明らかになる(写真上:ダイヤ改正を知らせるJR北海道の車内広告)。

この6月に札沼線の電化に伴いダイヤ改正、今回はオール電車化ということでのダイヤ改正。733系など、JR北海道の看板電車を投入し、千歳線で空港乗り入れなどを行うというものである。この路線、かなりの力の入れようですねー。

札沼線は、列車内や駅構内の乗り換え案内でも、愛称として付けられている「学園都市線」と呼ばれ、北海道では定着している。沿線に医療大学や教育大学があることによるものだ。ただ電化区間も途中駅である「北海道医療大学」駅までの話なのだ。

この札沼線は札幌と、かつて留萌本線の石狩沼田を終点とすることから名付けられたが、現在終点の新十津川と石狩沼田の間はすでに廃止。北海道医療大学大学以北はローカル線、浦臼以北は日に3往復という超ローカル線として、岩泉線とともに存続そのものが危ぶまれている。

「空港にダイレクト!」というふれ込みはいいものの、札沼線の名前とともに忘れ去られていきそうな浦臼以北。札沼線としては、廃止区間の新十津川と石狩当別の間が先に開通しているものの、便利・不便が更にはっきりして、じわじわと北から冷たい風が吹き、明暗を分けるダイヤ改正となった。

(写真下:札沼線の終着駅「新十津川」には、キハ40の単機で運行。降りる人も、乗りつぶしを狙う鉄ちゃんばかり?2008年8月撮影)

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今年も時期です!ハラコ漬けました

2012年10月15日 | 食(グルメ・地酒・名物)

気が付けば、すっかり秋になっていますね。僅か1か月前は「37℃超えた!」とか言っていたのに、朝晩は寒いくらい。

そんな時期に美味しものが!今年も、ハラコを醤油漬けにした。長男が近くのスーパーで買ってきてくれたが、さすが稼いでない強みで値段は関係ないからなー。結構な値を付けています。

というのも、今年はサケが不漁?収量そのものの影響なのか、溯上の状況が遅れているのか。何だか気温や海水温、異常気象が秋の味覚にも大きく影響しなければいいんですがー。

この時期にしか食せないものだし、あまり遅くなると硬くなる。根気のいるほぐし作業は、手を生臭くするが、美味いもの食べるためですからねー。

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どうしても狩勝峠を見たくて遠回り

2012年10月13日 | 鉄道

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北海道出張で前の晩に入ったのは、目的の滝川市に向かうのに、どうしても遠回りして入りたかったから。

新千歳空港から南千歳で乗り換え、石勝線の「スーパーおおぞら」で新得へ。そして根室本線の上り線に乗り込み狩勝峠から富良野へ。ここでストレートに滝川に出るのではなく、富良野線に乗り換え、旭川経由で入る。

目的は「狩勝峠」。新狩勝トンネル、石勝線の開通から、当時の日本鉄道史の最大の難所というイメージは無くなったが、新得から一両編成のキハ40は、あえぎながら右に左に蛇行を続けて峠に向かう。旧線は知る由もないが、今でも絶景が楽しめる(写真上:今回カメラの調子が悪かったので、2004年に撮影したものを掲載)。

旧線時代は、狩勝トンネルの新得方向から十勝平野が一望できたそうで、日本の三大車窓と言われていた。見渡せる範囲は狭まったものの、雄大なパノラマは今でも健在。

数多くの鉄道物語を作った峠の路線、沿線は映画やドラマの舞台になったところも多い。廃線の跡地もくっきり残ることもあって、見どころの多い場所だし、それこそ子どもたちに沿線の自然や魅力、日本の鉄道技術と関係者の苦労なども勉強してもらいたいなー。

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北海道の朝

2012年10月10日 | 旅行記・まち歩き
講演会の講師を頼まれ、昨夜仕事を終えてから遅い便で北海道入り。久々ですなー。到着が午後9時なので、空港内のホテルで一泊した。
新潟と札幌を結ぶ便は日に5便。便利ではあるが、新潟空港の最終フライトには20人ほどの乗客?50人乗りほどの小さい飛行機ながら、採算性が気になる路線だ。
本来であれば列車を乗り継いで来たかった。トワイライトエクスプレス、北斗星などの夜行を使う?E5「はやぶさ」のグランクラスで新幹線経由?でもねー、一応仕事ですし、結果、三連休も働いた上、前後して突発的に仕事が土砂降り状態。皆んなに申し訳ない思いで出かけてきた。
ただ、せっかくここまで来たのだから、地元をしっかりPRして、お招きいただいた主催者や集まってくれた人に喜んでもらわないと。少しだけプレッシャー!
(写真下:新千歳空港の朝焼け。手前の小さい飛行機が昨夜搭乗したCRJ200)
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特急いなほ、485系の後継にはE653系が!

2012年10月05日 | 鉄道

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新型車両の増強により、若干のダイヤ改正を行ったJR東日本。なかなか羽越線の高速化に結びつくものはないが、鉄道ファンの中では来春の改正に向けたニュースが話題になっている。

以前のこのブログ記事(2010年12月25日記事参照)で、交直両用の651系「スーパーひたち」のお古でいいから導入を期待する書き込みをしたが、それより新しい車両で同線を走るE653系「フレッシュひたち(写真上:2004年上野駅で))」の余剰編成が、来春にも羽越線「いなほ」に転用されるとのこと。

この列車は、常磐線の新型投入に伴い余剰となり、東日本大震災で被災したいわき・仙台間で運用されるはずだったが、同区間は復旧の見通しも立っていないということもあり、少し複雑な思いがする。

この車両、もちろん交直両用、端から耐寒・耐雪が施されているため、羽越線投入には全く問題ない。これが来ますかー!常磐線の近距離通勤特急とイメージがあり、シートピッチが狭いのが難点だが、あとは何編成が新潟に回されるかだなー。

これにより、130キロの営業走行可能なアルミニウム合金の車両が導入されることになるが、このメリットを連続享受できる区間が羽越線にどれほどあるかだ。羽越線の高速化には線形やポイント、駅ホームの改良などがなければ、いくら新型を投入してもなー。決して早いことがいいことでもないしねー。

ただ、「フレッシュひたち」の車体は編成により5色あるため、「きらきらうえつ」のド派手なラッピングとともに、「カラフル羽越線」として売り出しますかー。

(写真下:長年親しまれた「稲穂」に485系「いなほ」の光景、来年は見れるのでしょうか?2008年9月金塚・中条間で撮影)

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