行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

ようやく「海里」に乗車できました!

2019年11月27日 | 鉄道


はい、ようやく「海里」に乗ることができました!
この9月で運行を終了した「きらきらうえつ」の後継列車で、とにかく人気の「海里」は、鉄道ファンでなくてもその名は知っているという、JR東日本新潟支社が渾身の力を込めて運行に至ったジョイフルトレイン。金土日の週末や祝日に、新潟・酒田間を一往復する。
10月に一度チケット取れていたんですが、急に仕事が入って、週末にを迎えると「えきねっと」と格闘していた。やっと取れた。

コンセプトとして打ち出しているのが、日本海の景色と沿線の「食」。確かに新潟の下越地方や庄内には美味しいものがある。これを沿線の田園風景や日本海を眺めながら、列車の中でも味わってしまおうというものだ。
話題が沸騰し、チケットが取れないほどの人気なのは、ダイニングカーや売店で販売される食事やお弁当の魅力か?新潟の老舗料亭である「行形亭(いきなりや)」や「鍋茶屋」の日本料理(下り列車)、そして「アルケッチャーノ」のオーナーシェフである奥田政行シェフ監修のイタリアンが味わえる)(上り列車)。お弁当も新潟「加島屋」の弁当ですぞ!(下り列車)

私の場合は実は、当時の朝にネットで指定券をゲットしたため、残念ながら予約制のダイニングカーでの料理や、事前申し込み制の弁当はいただくことができなかった。残念!なので写真(下)はダイニングカーの様子と売店のあるラウンジカー(イベントスペース)の様子となることをご勘弁願いたい。ちょっと、物足りませんですよね!



まあそれでも、車内だけでも見所も多く紹介しきれないところではあるが、きらきらうえつ同様、先頭部・最後部には展望スペースがあって、運転手ビューが楽しめる。
また2号車は、「リゾートしらかみ」などで採用されたコンパートメントになっており、気の合う仲間とちょっとした個室感覚の旅が楽しめる。座面を引くとフラットになって、お座敷のように足を延ばせるのもいい。
4両編成だが全部で86席というから、贅沢な造りであり、チケットもプラチナチケットにもなる。(写真下:先頭部の展望スペースとセミコンパートメントの2号車座席。)



羽越線には、直流路線と交流路線がありデッドセクションが設けられていることから、新造車はディーゼルハイブリッド車。最新のHB-E300系は、乗り心地もいいだけでなく、非電化区間も走れるので、使い道もありそうだよね?
心地よいといえば、運転士・車掌はじめ、乗車するアテンダントなどもサービス精神旺盛で、これまた心地よい。景色、食事、サービスと三拍子そろった「海里」の旅。まあ次は、加島屋の弁当ゲットをまず狙わないと、鉄ちゃんの名がすたる。




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宮崎に続き、今回も大津の研修会にも登場しました!

2019年11月24日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)の講師として登場するのは、今回で3回目。昨年に続きお声がけいただいた。
話ができるのは、10年来の変りもしない子ども農山漁村の体験活動について。そう、砂金に書き込んだばかりの宮崎でのテーマとほぼほぼ同じもの。
宮崎の時もそうだったが、平日開催ということもあって本業の仕事そっちのけで参加している。会社にはご理解をいただき感謝だが、これも立派なCSR活動。まあ、会社のことも少しは触れていますんで!

参加者は、自治体や協議会などの宿泊体験学習の子どもたちを受け入れている側のほか、教育関係者もちらほら。ただ、宮崎の時と同様、参加者が少なくなっていることが残念。
んー、我が地元でもそうなのだが、子どもを自身の家に宿泊させるという受け入れ側が少し疲れてきている?当時(10年前)は熱心だった方々も、少し年を重ねてしまい、それを継続させる力がなかなか出てこないという感じでしょうか?
様々な問題を抱える子ども、そして揺れ動く社会情勢を考えると、子どもたちに社会性を身に着けてもらい、少しでも経験値を向上させるために、どんな取り組みが有効なのかと考えてしまう。

少子化が進む一方で、このままだと税負担や社会保障維持のためには、かなり厳しい場面が近い将来訪れることは必至で、将来を担う子どもたちには勝ち組・負け組などという社会構成を打破してもらわなければならない。自分の得意技を思う存分発揮できるような社会にしてほしい。
参加者が少ないとはいえ、この日集まった人は、この研修所に泊りがけで勉強に来ている方々で、熱心な方の集まりでもある。ぜひとも、思いを高く持っていただき、子どもたちにより良い経験を提供できるようにエールを送りたい。

来年もありますかね?この研修会。担当の方に聞くと、参加者が少ないということもあるのか、少し危ういところにあるそうだ。
次の手を考えていただいてればいいのですが、文科省さん!今回の教育改革には秘策が盛り込まれているとは思えないのですがねー。

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機内のWi-Fi環境、様々なサービスを楽しみながら

2019年11月21日 | 旅行記・まち歩き
本来の仕事のほか、総務省からのお声がけにより、各地でお話をする機会がある昨今、鉄道好きではあるが、遠方になると時間の都合上航空機での移動も多くなっている。
基本窓側、鳥観図のように下界を見下ろし、「いまどこかな?どんなところかな?」と、頭の中に地図を思い浮かべたりするのが好きである。



そんな中、窓側が取れなかったり、夜の移動は、窓の外も見ることができないので(夜景もきれいですけどね)、退屈な機内で強い味方になるのが機内に設置が進むWi-Fi環境。
ほとんどの機材で導入され、機内サービスとして様々なプログラムが提供されている。ビデオや音楽などのほか、リアルタイムで「日テレニュース24」などを視聴することも可能。これはうれしいサービス。



また、アプリを利用すればインターネットも使える。そう、「電波を発する機器は機内モードに!」ということを全く気にせず、簡単に気軽に使用できるのは、ちょっとした旅先での調べものをするのにもいい。

特にお気に入りは、「フライトマップ」。飛行経路と現在位置を地図上に表示してくれて、「いまどのこかな?あそこはどこかな?」という疑問に答えてくれる。便利プラス楽しい。

飛行機の機内は、このところ整備されてきているWi-Fi環境であるが、駅や空港でもOK、空港リムジンも宿泊先のホテルはもちろん、町の中にも「free Wi-Fi」が溢れている。
いっそ、どこにいてもつながるってことになれば、「ギガの残りが少なくなっている、通信速度が遅くなる」ってな、月末訪れる悪魔のような囁きに怯えることもなくなるのだが。

(写真下:以前はシートポケットの冊子の地図を広げていたものだが、いまはフライトマップでどこを飛んでいるか一目瞭然!ANAのB737-800機内で。)







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子プロセミナーで、お懐かしい先生とご一緒させていただいた件

2019年11月16日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


今回の宮崎も、ちゃんとお仕事してきたんですよ!
ここでも何回か紹介している「子ども農山漁村交流プロジェクト(子プロ)」のセミナーに今年も講師として呼ばれ、地元の取り組みを発表する機会をいただいた。どこの地域にも、子どもの体験活動推進に熱心な方々が多く頼もしい限りである。

今回は少し参加者が少ないと聞いていたが、狭い会場ながらギッチギチに多くの参加者が集う。ただ、総務省、内閣官房、農林水産省と国の方々も来るということで、県関係の職員の方が多かった?もしかして動員された?確かに、発表を終えた後、休憩時間にかなりの人数が消えたなー。

まあ、お忙しいのだろうから仕方ないが、地方自治体の教育関係者や役所の方々が少ないのは気になる。教育的効果というよりも、子どもたちの経験を創出し社会性を育てるということは、今の殺伐とした子どもたちを取り巻く環境の改善にも寄与するものだと思うのだが。
この点、地方自治体で、特に田舎の町では特に関係ないようにも思えるのかもしれないし、財政的に厳しいということもあるだろう。しかし、田舎こそ子供の数が急激に減っており、子どもたちに社会性を育む取り組みは重要で、急務な課題であるといっていい。

そんな思いを再認識できたのは、基調講演に立った國學院大學の杉田洋先生とご一緒できたから。
杉田先生には、私が現役で教育の仕事に携わっていた頃、一度だけ地元の研究授業でご指導をいただいたことがあった。もう10年も前のことになりますかねー。
文科省の視学官で、学校で行われる特別活動(学級会や運動会、遠足など)の専門家で、現在も大学で先制を目指す学生の前に立っておられる。お話しにも迫力と説得力がありますし、変わらずお元気で活躍中ともこと。

ただ、私のことどころか、新潟に来たことも記憶にないそうで、ガックリ。お会いできるだけでなく、一緒にセミナー講師をさせていただける光栄ををどれだけ楽しみにしてきたことか。
まあ、先生のお話しだけでも又聞きたいとは思いますがね、勉強のために!

私は、来週、滋賀・大津で開催される研修会で、再び講師を務めさせていただきます!
(写真下:熱弁を振るわれる國學院大學・杉田洋教授と、当日のプログラム)

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宮崎空港で鉄道アクセスの重要性を考えた

2019年11月12日 | 鉄道
宮崎に来ました。
初めてではないといっても、以前は電車の乗りつぶしの旅で、ゆっくりはできなかった。今回も仕事の都合上、観光にでかけるほどゆっくりはできないが、再び訪れることができたこと感謝。先月の徳島といい、滅多に訪れることのできない地ですからね。
(写真:宮崎空港エントランスと、空港ビルに接続するJR九州・宮崎空港駅入り口)



宮崎空港から宮崎市内へは、JR空港線を利用するつもりではあったが、時間が合わないと少し待ち時間がありますね。
それでも電車に乗ることを決め、切符を求めると、宮崎空港駅と宮崎駅の間は特急料金がかからないというので「にちりん」に乗車。JR九州のレジェンド電車である783系に出会うことができた。
(写真:宮崎空港駅のホームは島型・二線、ホーム端に改札口がある。そして、JR発足後、初めての新造車両として登場した783系電車)



宮崎までは、10分足らずの乗車。もう少し乗っていたかったけど仕方ない。
それでも車窓からは、空港の滑走路の先端部分まで眺めることができる。電車に乗りながら、ここまで至近距離でというのも珍しい。

考えてみると、鉄道の空港アクセス線でJRが空港まで乗り入れているというのは、新千歳、成田、関空、そして宮崎の4空港。
仙台や福岡のように、他社線を使って乗り入れるというケースもあるが、JRのみの乗り入れとなると新千歳と宮崎の2空港だけかー。特に宮崎市内に近いながら、大淀川の橋を渡るということを考えると、貴重なアクセスですよね。

そんな時、同じ九州の熊本空港も、豊肥線からの支線としてJRによるアクセス線を設置したらどうかとの話があるようだが?熊本空港は、少し市内から離れているところに加え、結構渋滞があるところだから、熊本県民も待望のというところかもしれない。
空港アクセスの整備は、重要なインフラ整備です。
(写真下は、783系の車内と宮崎空港を望む車窓)




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キティちゃんラッピングの「はるか」ちゃんに会いました!

2019年11月06日 | 鉄道
これまた先月のことになるが、関西・福知山という町に出張があった。
入りは、福知山線289系「こうのとり」、戻りはホテルが京都であることから山陰線287系「はしだて」。電車に乗りたいわけではなく、朝新潟を出て、一番効率のいい移動手段の選択がJRによる移動だったというだけ。

「こうのとり」は初乗車。以前、「北近畿」という名前で、しかも国鉄色の183系の運行が懐かしい特急列車の後継。
「はしだて」も、たぶん、昔乗ったことがあると思う。というか、山陰線のこの区間は、「はしだて」、「きのさき」、「まいづる」、その当時は「たんば」や北近畿タンゴ鉄道の「タンゴディスカバリー」、福知山線へ入る「もんじゅ」、「タンゴエクプローラー」などなど、行先により様々な名前の特急が、複雑なダイヤで行きかっていた路線である。

(写真:「こうのとり」は途中乗り換えの宝塚駅で、車端に貫通部分を見せる「はしだて」は終着の京都駅で撮影)



いや、本題は京都駅の281系「はるか」。JR西日本の関空特急であるが、ハローキティラッピングに置き換えが進んでいて、京都駅でバッタリ。
京都から関西空港を結ぶ特急は30分おきに発車。必ず京都駅に停車しているといってもいいし、ハローキティのラッピングを施した編成も、今年の冬に登場して、いまやその半数がキティちゃん仕様。決して珍しくはなくなった。
この列車、社内にもキティちゃんが溢れているというのだが、車内整備のため外から眺めただけで、椅子のカバー等だけ見て取れるだけで、そのほかの仕掛けは確認できなかった。なかなか乗る機会はありませんからねー。

JR西日本では、500系の山陽新幹線でも採用されているし、大阪環状線でもラッピング車が1編成運用されていた。
列車のほかにも、航空機やバス、そのほか様々な商品にもラッピングされたものがあり、その使用は世界各国に及ぶ。
他のキャラクターを含めると、恐るべしサンリオパワーといったところだろうか?

さて、次はどんなところでキティに会えるか?楽しみにしたい。

(写真:281系「はるか」のハローキティラッピング車。京都駅で)




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徳島で「出石そば」?徳島の名物料理を探せ!

2019年11月02日 | 食(グルメ・地酒・名物)


徳島・うだつの町のガイドブックを見ていると、「出石そば」の店が紹介されていた。
うだつの町並みそのものに興味はあったものの、このそば屋を見つけたからには「どうしても(うだつに)行かなければならい」と思ったのが本音。そば好きの自分にとって、なかなか行く機会のない兵庫県豊岡市の名物そばが目の前にあるとった徳島の旅。

「楽庵」は、先に紹介した脇町の「オデオン座」のすぐ隣、川沿いに趣のある店構え。「挽きたて、打ち立て、茹でたて」にこだわると紹介されている。
出石そば特有の小さい皿に小分けされた割子そばで、定番で一人前5皿(追加可)。薬味はネギ、ワサビ、そしてこれも出石そばの特徴でとろろと生卵が提供され、猪口の中でタレと混ぜ合わせた上でそばを浸して食べる。
何でも、店の奥様が出石の出身とかで、この徳島で食すことができた。

江戸時代、藩主のお国替えで信州から豊岡・出石に伝わったという出石そば。それが、奥様のお嫁入によって徳島の山間で繁盛店となり、新潟からの旅行者がたまたま訪れる。まあ、様々なめぐり合わせですかねー。

それにしても、徳島の名産品・名物料理って思い浮かびます?
これもガイドブックを見ていると、鳴門金時、鳴門鯛、阿波地鶏(阿波尾鶏)、すだち、れんこん、和三盆…といったところだが、「料理」としては特徴つかみきれませんよね。焼き鳥も食べましたし、美味しかったが、他との違いや独特な調理法があるわけではない。
「徳島ラーメン」の売り出しは力が入っていたけど、ご当地ラーメンということではここならではの特徴とはいいがたい。

結局滞在中も、高速道路のサービスエリアでは「讃岐うどん(香川県)」、空港のイートスペースでは「肉吸い&串カツ(大阪府)」という、西日本という大きなくくりにより名物料理に手を出してしまう。(写真下:高松道・津田の松原SAの讃岐うどんと、徳島阿波おどり空港ターミナル内の肉吸い&串カツ)
徳島でも、独自のうどんやソバが美味しいとはいうんですが、ちょいとインパクトに欠け、印象薄いんですよねー。残念!

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