行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

新潟駅の「青い灯」が消える時に立ち会いました

2020年11月12日 | 鉄道


「忘れられなくて、一人さまよえば、青い灯がゆれる、新潟駅よー」は、美川憲一の「新潟ブルース」。カラオケなどでは、新潟県人であれば歌ったことがある人多いですよね?私も大学生時代から歌っていました。いつの間にか、下宿の友人が歌えるようになるほどですから。
この歌の歌詞では、「万代(萬代)橋」、「古町通り」、「新潟駅」が一番から三番まで盛り込まれているが、「青い灯がゆれる」の表現は、新潟を訪れる県外の人にとっての玄関口である新潟駅で、実際見て取れるところが印象深いものになっているようだ。ノスタルジックな駅前バスセンターとともに、故郷の風景ですよね!



新潟駅は、都市再開発のため、万代口と南口の道路を結び、バスターミナルなどを設置する。それに伴い新潟駅はというと、平成19年から高架化の工事が進められている。かれこれ13年。
その工事も、昭和33年に建設された万代口の駅舎ビルが解体工事に取りかかるということで、いよいよ再開発計画の工事も終盤を迎えることになった。(上の写真は、万代口に設置されたこれまでの駅の歴史をまとめた看板と万代口の仮設改札口)

駅の南口の開発や在来線の3階(新幹線と同じ階)への立体化、特に羽越線の特急「いなほ」は、新幹線ホームと対面ホームに到着し、乗り換えの利便向上と乗り換え時間の短縮なども行われてきたが、これも駅周辺整備事業・連続立体交差化の一連の計画に盛り込まれたものである。
あとは万代口駅舎の改築やバスターミナルの整備を行い、高架下に南北の道路を結ぶという工事になる。来年度中には高架化を完全に終え、その2年後に広場などの工事を終えて完成となる。



昨夜、11月11日の24時(12日の午前0時)、いよいよ解体工事を迎える万代駅舎に掲げられた「駅名標」、そう「青い灯」で県内外の人たちに印象深かった看板の灯が消された。(上の写真は、午前0時をまたいで、駅名標の点灯・消灯の写真)
私も立ち会いました!大勢の方々が、私の一つ先輩である新潟駅万代駅舎の青い灯が落ちるのを見届けた。
少し寂しいものの、新しい新潟駅と駅前広場がどんな風に生まれ変わるのかを楽しみにしたい。駅前バスセンターも名残惜しいなー。(バスセンターカレーは、駅前にはありません。)

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