Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

納得できない用語2「ミラーレス一眼」

2012-05-03 17:00:00 | 納得できない用語

ミラーレス一眼は、パナソニックが1988年に出した、LUMIX DMC-G1が元祖。
通常の一眼レフは、撮影用レンズの後部に配置されたレフレックスミラーを使って反射させた光をファインダーに導き、撮影するものとほぼ同じ画像を確認することができるファインダー機構を備えている。つまり、レフとはレフレックスを指している。
一眼とは、撮影用とファインダー用とに同じ1つのレンズを使うことを意味している。

従って、ミラーレス一眼には、レフレックスミラーがない。↑
定義からすると、ミラーが無く、1つのレンズで撮影用とファインダー用を兼ねる機構があるので、通常のコンパクトデジカメもミラーレス一眼に該当する。ファインダー代わりの液晶画面が付いてるからね。

俗に言われている、ミラーレス一眼は、本来、「レンズ交換式デジタル一眼カメラ」と言うのが正しいはずだ。
この辺を分かってるニコンやフジといったメーカーは「レンズ交換式○□△カメラ」という呼び方で差別化している。偉い!


一眼レフと呼ばれるカメラには、このようにレフレックスミラーが付いている。通常はペンタプリズムを使って、ファインダーに映像を導くのだが、廉価カメラはペンタミラーという鏡を使ってごまかしている。
一眼レフの命はファインダー。やはりペンタプリズムを使った中級機以上を使いたいね。