スズキ歴史館の2階は、「世界のお客さまへ」というコンセプト。車の企画・設計から製造までを紹介している。最初は、企画・設計のデモンストレーションから始まる。
そして実物大のクレーモデルの制作風景。スプラッシュのクレーモデルが展示してある。左半分もクレーでできているから驚きだ。
珍しいのは、バイクのエンジンのクレーモデル。ネイキッドはエンジンの見栄えも大事なので、クレーモデルを作ることがあるそうだ。このエンジンはGSX1400の油冷エンジン。
オフセット衝突試験の模様を動画で紹介している。スクリーンの動画が終わると、中から試験に使った実車が姿を現す。
工場での制作風景は、ファクトリー・アドベンチャーという3Dシアターで観ることができる。10分間ほどの映画だが、工場見学では見ることのできないアングルからの撮影は迫力満点。
珍しい展示物としては、鋳造で使う中子。鋳込んだ後に砂でできた中子を取り出すことで空洞ができる。これはエンジン給排気部分の中子。
組み立てラインのデモンストレーションもある。これはエンジン組み付け。
世界のスズキアースビジョンでは、世界各地のスズキ情報を見ることができる。(…らしい。遊ばなかったので、内容は割愛。)
おまけ的ではあるが、浜松まつりの展示物があり、地元紹介に一役かっている。
そして航空自衛隊浜松基地に因んだフライトシミュレーター。熱くなって遊んでしまいました。評価は144/200点(Well Done)。
さて、次は3階です。(続)