さーて、生産組合育苗センターで育てられていたトマトちゃんがやって参りましたー!
今年も1,700本を接ぎ木することにしたんです。
見てください、この何時になく真剣な様子を!
接木(つぎき)作業は、病気に強い品種のトマト苗に、美味しい南郷トマトの実をつける苗を継ぎ足す作業です。
カミソリで苗を切断し、ジョイントを被せ、トマト苗を差し込むこの細かい一連の作業を、ささっとこなさなければなりません。
指が太く細かい作業はてんでダメなのですが、そんなことは言ってられません!
かみさんと二人で2日掛りましたが、なんとか終わりました。
あとはこの接木床で光、湿度、温度を管理しながら上手くくっ付いてくれることを祈ります。
祈るだけではダメ。ここからが難しいんですよね~
昨年は成功率が60%でした。光に当て過ぎちゃったり、ちらちら覗き過ぎて乾燥して枯れちゃったり…。
それなら苗業者が作った完成苗を苦労もせず買ってしまえばいいのだけど、やっぱり割高なのでね、作付半分の1,500本は業者の苗を買うことにしています。
でも南郷トマトを作っているのなら、せめて地元で種まいて発芽した苗を使いたい気持ちもありますから、こんな面倒でも地元組合苗を使って南郷トマトを作りたいんです。
最初の数日間はとにかく密閉。覗いちゃダメ!開けちゃダメ!
それから徐々に光を入れて、換気して、外界に慣れさせていきます。
さて、覗き過ぎを監視すべく東京からやって来てくれたのが和泉屋トマト応援隊のS部長とモトキっちゃん。
社長の監視もしながら、しっかり石拾いのお手伝い。ほんとに頭が下がります。
石拾いが終われば、今度はトマト苗の育苗に向けてポットの土入れ作業です。
今回は約1,200ポット分の土を入れてもらいました!
S部長&モトキっちゃん、今年もトマト応援隊ありがとうございます。またよろしく頼みますね~!
でも、たまには覗いちゃう。
おお~!今年はうまくいってるぞ!この調子この調子~
がんばります!
でも順調に育っているようなので良かったですね!