南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
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5月12日 今日の畑

2020-05-12 19:17:19 | トマト

う~さむ! やはり今朝は冷えましたね~。畑の最低気温は4℃でしたよ。

もうこの時期は、さすがに苗を一桁の気温に晒したくない。

こういうこともあろうかと、一回目の「ずらし」後でもビニール被覆が出来るようにしておいた。

外が4℃だったら、ハウスの中は6.5℃、さらにトンネル内は11℃だった。

この時期に強い低温にさらしてしまうと、1~3段までのトマトに穴が開いたり、変な形のトマトになったりしてしまうのだ。

「苗半作…」と言われるくらい、この苗の時期はとても大事なのです。

そして、温度管理と同じくらい大事なのが水管理なのです!

いつも片手に持っていたコップは計量カップです。

まずはこの日の苗に必要な水の量を、成育ステージや天候を鑑みて算出します。

ちなみに今朝はセレクト苗に50㏄、ギフト・ワンダー苗に30~40㏄の水を上げました。

次にこのようにトマト苗のそばにカップを置いて、出しっぱなしのホースからカップに50㏄の水が入るタイミングを覚えます。つまり脳内メトロノームです。

ぼくの場合は、トラックのコマーシャルの「日野の2トン」です。この「…トントン、トントン、ヒノノニトン…」を速くしたり遅くしたりして、カップに入る水の量を調整するのです。

仕事中は携帯ラジオでいつもNHKを聴いていますが、朝のラジオ体操とかメロウなリクエスト曲が流れると、たまにリズムを崩され、水をやり過ぎちゃったりします。すると翌朝、苗徒長~!泣

だめですねえ。いかなる時でもブレない大人にならなくてはいけません。

こうしてあげた水が、夕方まで多すぎず少なすぎずに終えると、一人どや顔になるのです。

ひとりどや顔ももったいないので、草取りの専務に得意げに話すと反応薄く、やはりキャッチボールはぼくの暴投で終わるのです…。

さ、気を取り直して明日はいよいよ支柱立てですよ!

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