お隣のよしこあねの田んぼにも、いよいよ早苗が揺らめき始めました。今年のお米も良作だといいですね。
さて5月25日の早朝。無駄に冷えました。なんと朝の最低気温は2.4℃。地面の草には霜が降りていました…。
ほんとやめてもらいたいんだよねえ、こういうジェットコースターのような寒暖差。
我が農園はまだ畑には植えていなかったので霜の害は逃れましたが、雪解けが早くなっている昨今。植える時期を早める傾向が強まっています。やはり、温暖化とはいえ暦は忘れたくないものです…。
前日には霜注意報が出されました。数年ぶりに凍害対策の名器出動です。
商品名は「暖太郎」。灯油ストーブの農業版とでもいうのでしょうか。暖をとるというよりは、ビニールハウス内の空気を対流させて凍害を回避するための道具のようです。
それでもハウス内の気温は4℃まで下がりました。それほどの影響が無いとよいのですが…。
トマト苗は順調に育っております。
見てください、この背丈の均一さ! 毎朝毎朝、脳内メトロノームのリズムにより均一な水量を与えることによって均一な苗が揃うのです! ひとり悦に入りうっとり…。
ま、育苗は順調ということで圃場では定植の準備がどんどん進められております。
辛かった腕・肩を上げる作業もひと段落し、潅水チューブを設置したあとはいよいよ水打ちです。
穴から均等に水がしたたると、このようなきれいな串団子模様が描かれます。
ところが、潅水チューブの穴がゴミなどで塞がっていると団子模様が不規則に。つまり潅水量にばらつきが出てしまい植えてからの生育が不揃いになってしまうのです。
こういう時は穴を歯ブラシなどで叩いたり掃除して通りを良くしてあげます。
とにかく、多様性に富んだ家庭菜園とはちがい単一作物を均一な品質で大量に出荷するためには、このような気遣いが必要になってきます。
人も自然も多様性が富んでいるほど面白いのですがね…。
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