あぁ、もうあっという間に8月になっていました。ブログを更新する気にもなれないこの最盛期。心も身体もげっそりです…。
今年の夏はほんと夏らしい夏ですね。潔く梅雨が明け、一気に夏本番となっています。
夏の長期予報では、エルニーニョ現象の影響で日照不足?冷夏?などと報道され、我々農家はびくびくしておりましたが蓋を開けてみればがんがん日照りの猛暑ではありませんか。どちらにころんでも何とも言える曖昧な長期予報などお金を掛けてやる必要もないのでは?と思ってしまいます。
急きょ取り寄せた遮光剤をビニールハウス屋根に吹きかけ、なんとか高温に対処しているところです。
この高温がこの後の収穫にどう影響が出るか…。
地形的に脊梁山脈から西側にあたるここ南会津西部地域は、ここ数日台風6号から送り出される南風が山を越え乾いた熱風となって吹き降ろしてきます。いわゆるフェーン現象です。
今朝も朝から檜枝岐方面から暖かい風が吹いていました。こういう時は普段よりトマトに与える水を増やす必要があるんですよねえ。乾いた風は葉からどんどん水分を蒸散させてしまい、尻ぐされという生理障害になりかねません。
自分もビール消費量が増え、痛風になりかねません。というか、なってる…泣。
トマトの親方も研修の時に言っていました。「台風が南にある時、上流から吹く風がある時は水やれよ…」と。
今のトマト収穫は三段目と遅植えの一段目のピークです。こういうフェーン現象の時は、あっという間にトマトが赤く成るので、とにかくちょっとでも色着いていれば収穫する必要があるのです。
こういう最盛期とはほんと人の手が欲しい時期です。こんな時に応援に草刈機持参でやって来てくれたのは、仙台からの山エコ井戸さん。
井戸さんご自身も農業に従事していたこともあり、草刈はお手の物。井戸さん、ありがとうございました!m(__)m
そして和泉屋トマト農園応援隊のボスといえば、阪本部長。
早朝からの収穫、草取り、葉っぱ欠きとフルスロットルです。
東京の人なのに、なぜかここいら辺の地元ではもう顔なじみで有名人でもあります…。
そういえば僕の腰痛は良くなりました。あとは五十肩だけ。さあ農業中年、がんばるぜ~い!
※ そうそう、先日の会津田島祇園祭の日。実家和泉屋魚屋の母親とニシン山頂漬けをフィーチャーしたTV取材がありました。後日に放送日など詳しい内容をお知らせしますね。
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