今朝はどんよりとした空。昨日はうろこの巻積雲、そして今朝は厚みのある高層雲。
温暖前線が近づいてくる教科書通りの空変化なのだが、どうも天気予報は「うーん…所により雨…」と、煮え切らない。
水をやるかやらないか、どうしましょ?
育苗のトンネルを開けると、やはり少し徒長気味…。土の水分もまだ少し残っているので、今日はガマンしてもらうよ!
いずれにせよ雨が近いので、消毒をしておくことにした。消毒といっても、病原菌に対抗する有用菌を散布します。いわゆる微生物農薬です。
あららら、お隣同士がまた重なり合ってきましたね。どうやら2回目の「ずらし」の時が来たようです。
今日は本圃準備はお休みにして、「ずらし」を優先することにしました。
ずらし用の定規板を当てながら、均等にソーシャルディスタンスを保つよう並べていきます。
これ以上広げることはありません。あとは畑に植え付けるまでこの間隔で育ってもらいます。
そうこうしているうちに、土の水分を使い切ったトマト苗たちが一斉にだらしなくしおれてきました。
まだお昼前です。ここでたっぷりと水を上げたいところですが、雨が降りそうだし…。ダメダメ甘やかしちゃ。
ここはシャワー状の葉水程度でごまかしました。
午後から雨が降り出しました。
晴耕雨読。さっさと家に帰って、寝転がって読書です。前回の「邂逅の森」からつづく「相克の森」。
一気に現代マタギの自然観と自然保護的な共生観との相克に引き込まれていきます。
外からは今年初のアカショウビンの鳴き声が聞こえてきました…。