♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
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森山愛子 “伊吹おろし”

2020年08月18日 | 演歌・歌謡曲

森山愛子さんは本格演歌歌手への転機となった『会津追分』、そして令和の幕開けでの『尾曳の渡し』と順調に続き、今年は待望の新曲『伊吹おろし』で勝負といったところです。

この曲は当初6月10日発売予定でしたが、コロナ禍の影響で8月12日に延期になりました。ただ、ネットでは配信されていましたので、Youtubeでは既に多くのカラオケ動画がアップされ、この曲の人気の高さがうかがわれます。

彼女自身、この曲をご当地ソングの歌の旅最終章と表明し、強い意気込みがあるようです。

作詞作曲は前2曲と同じ麻こよみ氏・水森英夫氏のコンビによる本格演歌で、内容は女性主人公の失恋ソング、舞台は古戦場で名高い岐阜県の関ヶ原です。

タイトルの伊吹おろしは、この地域に冬季に伊吹山方面から吹く季節風で、失恋の心の痛みに吹きすさぶ冷たい風のイメージがあり、冒頭の2行「あなた失くしたこの胸に 伊吹おろしがヒュルヒュル吹き抜ける」がこの曲を端的に表現しています。

地名で出て来るのは「関ヶ原」ともう一つ「十九女池(つづらいけ)」という難しい名前の池があります。これは関ケ原町にある大きな池で、「龍女伝説」のある神秘的な雰囲気の場所だそうです。

今回も彼女の安定した歌唱が存分に聴けます。本当にいい曲なので、コロナ禍の逆境をはね返し、前2曲を超える大きなヒットになってほしいです。

デビューからずっと彼女を応援してきた者の一人として、この曲の大ヒットにより彼女がさらにスケールの大きな演歌歌手になることを切に願っています。

https://www.youtube.com/watch?v=7oeMx-3JRRs

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