6年前に「家族」でデビューした黒川真一朗さんの新曲は、彼の出身地の静岡に流れる川をテーマにしたご当地ソング「柿田川」です。
この曲、聴いたことがあるようなメロディだなと思ったら、それもそのはず、彼の3年前のシングル「グラスの氷」のカップリング曲「最上川」のリメイク版なのでした。ちょっと安易な企画という気がしないでもないのですが、確かに「最上川」はカップリング曲として埋もれさせておくには勿体ない曲ですし、「柿田川」として再生させるのは悪くないでしょう。
彼の歌唱は「最上川」と聴き比べると、気負いが取れて落ち着いた感じになっていると思います。
ところで柿田川という川があることは、この曲によって初めて知ったわけですが、富士山に降った雨が由来の湧き水による川で、全長約1.2kmと短いものの、日本三大清流の一つに数えられるという立派な川なのでした。
川をテーマにした演歌では、五木ひろしさんの「千曲川」という名曲がありますが、この「柿田川」もこれから長く愛唱される曲になってほしいものです。
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