♬ 歌・唄・詩の日々

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松原健之 “雪風”

2020年11月09日 | 演歌・歌謡曲

松原健之さんについては、2005年に彼がデビューした頃、このブログで何度かコメントしましたが、楽曲を単独で取り上げるのは今回が初めてになります。

イメージとしては歌謡曲系の中でもどちらかと言えば愛唱歌、歌曲という感じがしていたのは、彼の美しく澄んだ高音のイメージが強いせいでしょう。そして、それが大衆的なヒットに結びつかないマイナスにもなったように思われます。

今回9月30日に発売された新曲『雪風』は、事務所の先輩KANさんのアルバム曲をニューアレンジで提供されたものです。

聴いてみると彼の声にぴったりの美しいメロディーの曲で、このプロデュースは大当たりだと思いました。

またPVではハロプロのアイドルグループ「BEYOOOOONDS」の小林萌花さんがピアノ伴奏を担当していて、これも話題作りに一役買っています。

曲の内容は、降る雪を眺めながら、別れた恋人との再会を願う心情を詩情豊かに歌い上げたもので、これから冬に向かう季節にふさわしいラブバラードです。

カラオケでは難易度が高そうですが、歌謡曲ファンにはチャレンジの意欲がわく曲だと言えるでしょう。

歌謡曲とJポップの橋渡しを試みた意欲的な楽曲として、ジャンルを超えたヒットになるよう期待したいです。

なお、この曲はTBSテレビのワイドショー「ひるおび」の11月のエンディング曲になったので、これまで彼を知らなかった人にも広くその素敵な歌声が聴かれ、人気が高まることは間違いないでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=EOtMj0_0km0
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