ナツイチ

今年も大手出版社の文庫の「夏のフェア」が始まりました。
なかでも集英社文庫の「ナツイチ」が(私は)毎年楽しみ♪
いま1冊買うと店頭で１個、可愛いストラップが貰えます。
全8種類！自分で箱からとっていいいんだけど中身は見えない・・裏に血液型のなにやらが書いてあるけどそれは4種類？8種類？
　
※バナーをクリックするとWeb集英社『はじまり。ナツイチ夏の一冊』HP(サイト公開2009年6月26日～9月30日まで)に飛びます。

新潮文庫は『新潮文庫の100冊』というのを通年やっていて、今夏のプレゼントは「Yonda？マスコット人形」、角川文庫は『発見。角川文庫夏の100冊』で「発見。ブックカバー2009」。
どちらも2冊買って応募すると貰えます。

各社とも夏は長い夏休みの学生さん狙い！
プレゼントの他にもこれを機に装丁を一新したり期間限定にしたりコラボレーションなスペシャルカバーにしたりと、手に取ってもらおうと言う工夫がなかなか。
今回昔の文芸作品で同じタイトルのものを各社が何冊か出していますが、比べてみると使われてる書体で随分印象が変わります。その中で自分が読みやすい1冊を選ぶのも面白いかも。

◆PLUTO(プルートゥ)8巻　浦沢直樹×手塚治虫

浦沢直樹版「鉄腕アトム/地上最大のロボット」完結。
全8巻で、全く違う鉄腕アトムの物語が１つ出来上がりました。。
手塚版では１度プルートゥに破れたアトムに与えられたのは「プルートゥと同等の力＝100万馬力」、浦沢版では「力」ではなく、「アトムが知らなかった負の感情＝憎悪」をインプットされ自ら目覚めたアトム。
正と負の感情を併せ持ったアトムが最後に手にしたものは・・？
何度でも読み返したくなるような、余韻のある味わいの読後感です。