ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

超高速!参勤交代

2014-07-09 16:58:47 | 映像
6月下旬封切りの佐々木蔵之介さん主演の日本映画、隣町の映画館で観てきました。
写真はパンフレット。
面白くて笑えてカッコよくてちょいホロリな映画でした。

《監督》 本木克英
《脚本》 土橋章宏
《キャスト》
佐々木蔵之介 深田恭子 伊原剛志 寺脇康文 上地雄輔 知念侑李 柄本時生 六角精児 
市川猿之助 石橋蓮司 陣内孝則 西村雅彦 甲本雅裕 忍成修吾 和田聰宏..


あらすじ
時は享保20年、磐城国の弱小藩である湯長谷藩の藩士達が漸く江戸への参勤から帰って来た所に再びの参勤命令。
それも通常なら8日かかる所を5日(正味4日)で参上せよとの無理難題。
藩主 内藤政醇は知恵もの家老と有能な藩士たちとともに計7名でそれを受けて立つ・・。


佐々木蔵之介さんはずっと好きな俳優さんです。
最初に意識したのはたぶん SF青春映画「サマー・タイムマシン・ブルース」。
えーと、日記をめくって探してみると2005年9月に観ています。
一応主演は瑛太&上野樹里。
なんで「一応」がつくかというと、この映画が愉快な群像劇でもあったから。
元が舞台劇だと言うのも頷けます。
でもここから瑛太君にも注目するようになったんでした。。
蔵之介さんはここでは妙な雰囲気の顧問の先生を演じてました。
この人は誰かと一緒にいる場で凄く相手を光らせる役者さんだなって、その後もTVドラマや映画を観て感じたことのひとつです。
それが今回の映画においても生きていて、化学反応を起こすような存在のような気がしました。
他に特に印象に残ったのは西村雅彦さんの怪演とも言えるべき体を張った演技と、上地雄輔さんの抑えたような感じの演技。
ほんのちょっとの場面なのになぜか笑顔が忘れられない甲本雅裕さん..なんでだろ?

さてネタバレの無しの感想ですが・・
たぶん往年の時代劇ファンにとってある意味懐かしい映画だと思います。
昭和40~50年代のチャンバラ時代劇って楽しかったんですよね、カッコいい部分もあるけど笑いもたっぷりで。
最近はTVドラマにそれが少し戻って来たように思います(しかも発端はNHKです)、それもあっていいタイミングでの封切りだったかも。

映画館に笑い声が響く・・本来の意味での『失笑=こらえ切れず吹き出して笑う』ってやつです。
小学生のお孫さんを連れた年輩のご夫婦や、若い女の子たち、もちろん私を含む中高年層多し..老若男女。
他の人と一緒につい声を上げて笑ってしまう面白さ、みな笑うべき所で笑ってるから(たぶん)お互いに気にならないの。雑音じゃなくて映画と一緒になってる感じ?

登場人物のそれぞれの一生懸命さにほのぼのして、後半のアクションシーンに(結果は判っていても)ハラハラドキドキ!
そして(これも定番だけど)涙を誘うシーンあり..

娯楽映画に求められる物がたくさん詰まっていました。
俳優さん達のキャスティングも豪華で、年代を問わずに楽しめる映画です。
ロードショー好評なのも、むべなるかな♪
1つだけその中でのユニークなシーンを挙げると、『6人の藩士達が”必要に迫られて”なった褌一丁の姿』でしょうか。(笑)

『超高速!参勤交代』公式サイト』http://www.cho-sankin.jp/


映画館に行く途中の畑、去年はトウモロコシ畑でしたが今年は違った。

何だと思います?

では、ズームイン!

ブロッコリー!!
今が旬でゴザイマス。(笑)