ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

北方神獣

2010-10-05 16:32:46 | アート
「さっぽろオータムフェスト2010」に行った日の午後、真駒内まで脚をのばし『札幌芸術の森美術館開館20周年記念展 北方神獣』を観てきました。

〔開催概要〕
凛とし、清冽な眼差しを放つ北方の獣たち。北の自然環境に育まれたその姿形や生態は、今日にいたるまで、多くの画家たちを惹きつけ、彼らの想像力を挑発してきました。
本展覧会では、そうした画家たちの作品約60点を通じて、近・現代の動物表現に見られる北方性や獣性、そこに宿る神性をとらえなおします。
わたしたちが、古来、どのようなまなざしをもって獣たちに近づき、あるいは距離を置き、尊重し、愛し、崇めてきたのか。そして画家たちが、北方という固有の風土を背景に、獣たちの姿にいかに挑み、造形してきたのか。
絵画の上でざわめき立つ、峻厳な北辺の森と、画家たちの想像力。新たな命を吹き込まれた獣たちの姿をご覧ください。
山口華楊、岩橋英遠、東山魁夷、加山又造、小山硬、竹内浩一、国松登、岩船修三、神田日勝など。
・会 期 :2010年 9月7日(火)~10月24日(日) 会期中無休
・時 間 :9:45~17:00(入館16:30まで)
・会 場:札幌芸術の森美術館


四角い箱の中に並ぶ2次元の動物たち。
日本画は大きな屏風に展開されているものが多いので、壁いっぱいに描かれる風景と一体になった作品は圧巻です。
道内での取材をもとに描かれたものも多く、切り取られた風景や使われる色彩に北の空気を感じました。
今回特に印象に残ったのは大好きな加山又造氏の他に、初めて名前を認識した竹内浩一、西野陽一、小山硬の三氏。
竹内氏の描く単体の動物の緻密でまたファンタジックな美しさ、西野氏の風景とのバランスのよい構図から表出される動物の生命力、小山氏の幽玄な背景に溶け込む動物の妖しさ、などに魅せられました。それぞれあげるなら「誘惑」「穂波」「釧路湿原」でしょうか...
それと山口華楊氏の「黒豹」の強い目線が忘れられません。

 *札幌芸術の森HPグランドトップ http://www.artpark.or.jp/
 *MOCAS 札幌芸術の森美術館  http://www.mocas.jp/

●カルビーポテトのじゃがいも

ポスフールの野菜売り場にて発見!
美瑛産の「トヨシロ」という品種です。
これがカルビーのポテチになるのか・・
うちではまずカレーかな?(笑)
コメント (6)
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