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死ぬまで毎年IRONMAN HAWAIIに出るのが目標!体育2のironmaniaのroad to KONAな日々です!

2015 IRONMAN Arizona race recap Vol.2

2015-12-08 01:43:56 | レースレポート
レース当日日曜朝、3時半に起きて白飯・缶詰・味噌汁で朝食、ツアーのシャトルでスイムスタートへ。
バイクセッティングは問題なかったものの、プロスタートが6:40と早くスイムウォームアップのチャンスなかった。


エイジグループは6:50からスイムタイム順のローリングスタート。予想タイム1:30に陣取り、MCのマイク・ラリーと握手して7時あたりにスタート。

曇り、水温17度位(そりゃあ昨日寒かったはずだわ!)でウエットスーツ許可。フルスーツを着てスイムキャップを2枚かぶってもまだ寒い。そこで心拍が急激に上がってパニックにならないように、アップよりもゆっくりと慎重にスタート、これがうまくいった。
コースは川を1往復。

最後のブイを曲がるまでは流れも感じず、最短コースをトレースすることに成功! にもかかわらず予想タイム通り1:30でスイムアップ。これが現状と言わざるを得ず。

スイム 3.8km 1:29:20


でバイクギアバッグを受け取り着替えようとするも、寒すぎて震えで思ったように着替えができず13分もかかった。

T1 0:12:58

バイクコースは3往復。

折り返し手前に低い丘があるが概ね平地。景色は溶岩台地とサボテンを除けばQueen-Kの様だ。

風が往路向かい風側に吹いていたが、後半は追い風に変わった。天気も後半雨になり、寒くて何回も厠に寄った。暑さ対策で出張中ホテルの部屋の温度を32度に保っていたが、全くの無駄に終わった…
IMカナダ以降100マイルライドが1回、週間平均走行距離が70km(スピニング込)と散々たる状況だったのでノーダメージで終えるのは困難と、戦前、バイクが一番の鬼門になるだろうと想定していた。
しかし何とか平均27km/hを維持し、体幹トレで仕上げた腹筋と大殿筋でペダルを回し、6:45でバイクフィニッシュ。予想より気持ち速かった。

Bike 180.2km 6:44:46



しかしバイク終了とともに雨が上がったものの相変わらず寒くて、震えてシューズの履き替えに11分もかかった。ゴミ袋を着てランスタート。


T2 0:11:17

ランコースは川っぷちを2往復、

いくつかの短い坂以外は概ね平地。

雨がやんで徐々に温まってきたので、5km位でゴミ袋を脱ぐ。序盤で楽なジョグでキロ7分ペースがつかめたので、シカゴマラソン同様これをフィニッシュまでキープする完璧なペース走に集中(えらく遅いですが、最終的にはこれさえ維持するのも必死だったので、これが現状ととらえるしかありません…)
24km位までは問題なかったものの、以降は筋肉痛と闘いで徐々にペースが落ちる。がそこを何とか踏ん張って、無事27回目の"You're an Ironman!"を"Voice of Ironman"のマイク・ラリーからもらうことができた。


2010年IMハワイ以来、彼のMCでフィニッシュできたことは本当に幸せだった。彼がMCをするIMは限られており、アリゾナがその1つだったので。実はこれがアリゾナを走る1つの理由でもあった。
結局ランは予想より遅かったが、一番積極的に走れたパートであり最後までペースを維持する為に踏ん張れたので、全体的かつ現状ふまえればよかったのではないかと思う。

Run 42.2km 4:46:53 / Total 226.2km 13:25:14



ただレース後は寒気と低血圧で椅子に座ったまま1時間ぐらい動けなかった。幸い一晩で回復し、翌月曜の表彰式に参加し、マイクと写真を撮ることができた。一生のいい思い出…


おっと忘れたら顔に"ハワイ"と書いてある人にボコられる最重要情報を!

5つぐらいのカテゴリーでロールダウンが1、2あったが、40-44男は最多カテゴリーで、フィニッシャーの居なかったカテゴリーからのスロット再配分もあり、なんと6人ロールダウン!エイジ十何位の人がコナゲットして大騒ぎ。

火曜、翌週末まで休暇を取り、空港でレンタカーを借りて一年間のごほうびにグランドサークルを観てまわる。とあちこちでアリゾナの選手が同じように観光している姿が見られた。これらの景勝地は外国人だけでなくアメリカ人にとってもなかなか来れない特別な地。
ここに来る前は"なんでアリゾナが一瞬でエントリーが売り切れる、フロリダよりも人気の大会"なのかが判らなかったが、ここに来てやっと判った。
エントリーが非常に困難なレースではあるが、もし本当に出たいのならば、ツアー会社の持っている枠を買うために追金を払ってでも来るべきだ。
このレースならUSD1000払う価値はある。

末筆になりましたが、テンペ市、警察、主催者、観客、ボランティアの皆様、そしてマイクに厚く御礼申し上げます。

TBC

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