イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

フリマ初出店!!

2006-02-20 11:45:56 | Weblog
友人に誘われて、明治公園のスーパージャンボフリーマーケットに出店しました。
フリマって初めてでしたけど、おもしろいですね~!!
私は、頂き物や、古くなって今は使っていない洋服やアクセ、バッグなどをもっていきました。
値段の基準は、自分にとっての価値を最優先に、充分使い、ほんとにこれから使う事はないものは、とっても安くしました。

●買い手の達人!----------------------
私たちが、車からスーツケースを降ろして、開店?準備を始めようとしたとたん、並べる前から、「これはいくら?」「ブランドのものは何がある?」と、いつの間にか人だかりが!
朝一番のお客さんは、慣れている感じの人たちがみられます。
インド系の男性二人組が、私のイアリングを品定めし、「これは、、、それほどいい物ではない」とささやき合ったり、「これの素材は?」などと聞いてきました。結局金メッキのイルカのイアリングを買って行きました。
また、若い男性が、エトロのバッグとグッチの時計を「これ以上安くなりませんか?」と聞いてくるので、
「ごめんね~。それが最低価格だし、午前中は値下げはないわよ~」などと応戦。
だって、エトロのバッグは、たった1000円にしたのだもの。これ以上は無理よ。で、そのまま買っていかれました。
その時は、「彼女に上げるのかな」と思ったけど、あとから考えると、彼は安く仕入れてネットオークションで売るつもりではないかと思いました。
そして、笑っちゃったのは、やはりインド系の男性が、まだ値の付けていない洗剤「アタック」を抱えてしまって、離さない事。これは、単品ではなく、福袋にして、売れにくいものと抱き合わせようと思っていたものでした。
「それはまだ売らないのよ~」と言って他の人の接客をしていたのだけど、振り向くとまだ手にもっている。根負けして売りました。彼が一番いい買い物したかも。

終えてみて、何が面白かったかと言うと、お客さんによって、こちらも売り方が変わる事。
「気持ちで負けて」と言って、情に訴えるおじさん、「これ以上は負けられないわよね~」と最初から弱気なオバさま、全く値切らず5品くらいまとめて一緒にいた男に払わせたロシア系のお姉さん、ひたすら値切る中国系の女性、「ホンモノですよね?」と確認してくるお嬢さん、、、、
相手の雰囲気しだいで、値引きするかしないか、心持ちが変わるものです。これって普通の定価販売のお店にはないことだと思います。
それに、物と人って、やはり引き合うものですね。買われていく品物を見ると、洋服ならその人によく似合うものだし、インテリア小物などなら、生活スタイルが見えてきます。
私にとっては、ほんとにもういらないものなので、大幅なロープライスにでき、それが欲しい人にとっては、嬉しい値段となるわけで、お客さんから「ありがとう!」と笑顔で言われて、とても嬉しい!
見知らぬ者同士が、お互いに「ありがとう」を交わせる素敵な1日でした。

●事後談
おっちょこちょいなことに、家に帰ってから気がついたのですが・・・
バッグの中に、緩衝剤代わりに、スカーフ類を入れたままのものがあったのでした!
もちろん売るつもりのものです。
しかし、すでにバッグは完売。幸運な方はどなたでしょうか・・・。

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