気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

国旗に起立・国歌斉唱

2006-09-23 08:10:47 | Weblog
東京地裁で、東京都の国旗・国家に対する通達が憲法違反だとの判決があった。
考え方はいろいろあろうが、秩序を守る為の法律を操る裁判官の判断としては【?】だ。
一般に最近の日本人は国旗・国歌に対して無関心すぎると思う。その点、個人主義と言われるアメリカ人等の方が、ずっと愛着を持っているような気がする。
たまたま私の考えを文章にしたような記述を思い出したので、阿川佐和子の随筆集「どうにかこうにかワシントン」の中の一節で代弁してもらう。
≪アメリカ海兵隊による国歌斉唱が始まった。その途端、皆が右手を胸にあて、声をそろえて歌い始めた。そうか、国歌とはこういう姿勢で聞くものかと、ちょっと羨ましく思った。
「君が代」については世の中、さまざま賛否両論がございましょうが、自分の国の国歌を、見知らぬもの同士でも仲良く肩を並べて歌う習慣がないというのも、なんだかさびしいものだなあと、アメリカ合衆国国歌の合唱を聞きながら思った。≫


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8 コメント

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きぃみぃがぁよっ (ゆうこ)
2006-09-23 12:23:40
卒業式で「君が代」歌わされた。

日本の旗は単純だと思う。
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≪歌わされた≫? (ippu)
2006-09-23 13:12:40
≪歌わされた≫ではないでしょう?

“学校が段取りをしてくれて歌った”――そう考えた方がいいと思う。

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国旗と国歌 (昌) (Unknown)
2006-09-23 21:32:49
 日本の国歌「君が代」は、天皇の治世の末永からんことを願う歌で、明治憲法下ならいざ知らず、今の国民主権のわが国の国歌としては相応しくないとする主張がある。一方、英国国歌「God save the Queen」が、歌の主旨はわが「君が代」と全く同じであることは日本では案外知られていない。しかし、英国で国歌に反対する運動があるとは寡聞にして聞いたことがない。

 以下に日本語訳を示す。(国王が女性の時は「the Queen」、男性の時は「the King」)



おお神よ我らが慈悲深き女王(国王)陛下を守りたまふ

我らが気高き女王(国王)陛下よとこしへにあれ、

神よ女王(国王)を守りたまへ:

君に勝利を幸を栄光をたまはせ

御世の長からむことを:

神よ女王(国王)を守りたまへ



 「日の丸」も「君が代」も日本の行った侵略戦争に直結し利用されたから、国旗国歌として反対であるという。しかし、本来二つともその由来は戦争とは関わりがなく、私には「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」式に軍国主義を憎む余り、「日の丸」や「君が代」まで目の敵にされているように思えてならない。



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Unknown (ippu)
2006-09-24 07:49:35
「God save the Queen」が「君が代」と同じだということは知っていたのですが、日本語訳を目にしたのは初めてです。

有難うございました。

国旗・国歌を戦争に結び付けて嫌うのは将に「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な考えですね。

率直に言えば、知能の問題でしょう。

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私もippuさんと同じです。 (昌) (Unknown)
2006-09-24 23:30:12
 英国国歌も主意は君が代と同じと前から聞いてはいましたが、今回私も初めてネットで検索したら、ウィキペディア『英国国歌』で和訳が出ていたのです。

 本当に便利な世の中になりました。
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多くの人に知らせたい (ippu)
2006-09-25 08:35:36
英国国歌の和訳、またそれがどの様に扱われているかを、もっと多くの人々に理解して欲しいですね。

日本の現状は異常ですよね。
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同感です (楽母)
2008-03-09 16:20:59
ああ、良かったです(ほっ)
君が代を毛嫌いというか目の敵にしている
方もいるじゃないですか。もしippuさんが
そうだったらどうしようと思って恐る恐る
読ませていただきました。
幸いにして?戦争を知らずに生まれてきた世代
なので、当時、どういう風に思われていたのか
はよく分かりませんが、即、天皇と結びつける
のもいかがなものかと。 近年、君、というのが大王(おおきみ)を指すのではなく、you(君)と考えてみれば?という意見も出てますよね。私はこれが好きですね。貴方や私たちのこの平和な世がいつまでも続きますように・・・と解釈する、こういう気楽で平易なものであっても、と思います。
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楽母さんへ (ippu)
2008-03-10 09:19:26
わざわざお出でくださり有難うございました。
≪恐る恐る読ませていただきました≫
たまたま考えが同じでよかったですね。
でも、他人がどう考えるかは自由で、如何することもできません。
そんなことを気にせず気軽にやりましょうよ。
私はあまり周りを気にせず、自分が感じることは何時も率直に書いています。
これからもよろしくお願いしますね。
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