気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

密室:車の中

2007-07-31 06:22:29 | Weblog
停車した車の中で30分以上もの時間を過ごした。
相手は同性ではなく子供でもない。2人で狭い所でこんなことになるとは思ってもいなかった私だが、もう成り行きに任せるより仕方ないと腹を決めた。その後、決して短いとはいえない時間を経てから、言い訳をするような何事もなかった私達は、ようやく車から降りた。
ところで、私は現役を引退した後も殆ど家事の手伝いをしない。そこで、運転免許を持たない女房がスーパーへ行くときの“足”ぐらいにはなっているが、そのとき車の中に違った化粧品の匂いでもしたら大変である。
実は、昨日その“足”としての帰り道だった。家へ着く少し前から激しい雨に遭った。玄関までは僅か10数メートルの距離であるが、車から1歩外へ出たらびしょ濡れになってしまう程の激しい雨だった。いくらか小降りになりようやく外へ出られたが、閉じ込められていた間中、テレビだけが“間を持たせて”くれていた。

「事務処理上のミス」

2007-07-30 06:41:27 | Weblog
人間はミスを犯す。さまざまなミスを犯す。でもそれは仕方がないことだ。
そうしたミスの中には“事務処理上のミス”もあるだろう。そしてそれも他のミスと同様に、以後繰り返すことのないよう気をつけ・反省することを条件に許されるだろう。人間は万能ではないのだから。
だが今回、信じられない“事務処理上のミス”が問題になっている。
赤城農水相が、自分に関する2つの政治団体、水戸市に所在する「自由民主党茨城県第1選挙支部」と、茨城県筑西市の実家にある政治団体「赤城徳彦後援会」の両方の収支報告書へ、同じ領収書のコピーを添付して提出していたというのである。経費の二重計上は明白で悪質だ。1枚の領収書の2枚のコピーが、遠く離れた2箇所の事務所に存在すること自体がオカシイ。
本人は「事務処理上のミス」と主張しているようだが信じる人など誰もいない。信じてもらえると思っているのだろうか? そうした判断力の鈍さと、嘘を言い張る反省の情のなさ! そうしたことに対する評価が、今回の参院選の結果にも現れている。

営業政策

2007-07-29 06:00:44 | Weblog
伝票1枚の操作で済む商売は別として、生産工場や“加工する必要のある”商売では、お客の需要に応える点で限度がある。当然、ある程度の“在庫”を持つ必要にせまられる。
明日30日は「土用の丑の日」だ。普段食べなかった人も、この日には「鰻の蒲焼」を食べようとの気になるようである。鰻屋とて他の店と同じである。大勢の客に対応するには早めに下ごしらえしておかなければ間に合わない。
元々串に刺された冷凍品をサッと焼くような店ではそれほどの変化はないであろうが、鰻屋には“生きた鰻を裂いて食べさせる”のをウリにしている店も多い。こうした店では、実際にはどのように対応するのだろうか?
勿論、いつも通りに生きた鰻を使用するのは間違いないが、その時の状況に応じ、裂いて串うちまでしたり、蒸す段階までの加工を済ませて置くことはあるらしい。旨い蒲焼を食べたいなら、最高級店へ行くのでもない限り、「土用の丑の日」近辺は避けた方がいいと思う。

最後の・・・

2007-07-28 06:09:15 | Weblog
参議院選も大詰めを迎えている。
例によって「最後のお願い」・あがき? が街中に溢れている。
「最後」――最終、終末、臨終、最期、死。
過去の「不正・悪」が表ざたになった候補者にとっては、本当の最後になってしまうかも知れない。そうあって欲しい。そして、日本の政治が少しでも良くなって欲しい。
ところで、「最後」との言葉で“いやなこと”を連想してしまった。
今年の干支は“亥”であるが、それは私の干支でもある。生まれた時から数えて既に7回目の“亥年”を迎えたわけだが、それもはや半ばを過ぎてしまったからだろう。
考えてみると、今年の“亥年”が私にとって最後の“亥年”になるような気がしないでもない。確率からいってもその可能性は高い。もし次を迎えることができたとしても、自分では物事を判断・認識できないかもしれない。嗚呼・・・。
『そんなマイナス思考は捨てて、とりあえず、今年の残りを楽しく過ごそうよ。ippuさん!』

金銭感覚

2007-07-27 06:00:32 | Weblog
フジテレビの「クイズ$ミリオネア」で750万円まで成功した場合、殆どの回答者は自信がなくても1,000万円に挑戦していた。 その場合、
※ 自分は650万円もの大金を賭けて勝っても、250万円しか増えない。
※ しかも、“山勘”で運良く当たる確率は僅か1/4しかない。
勿論、結果として最高金額の1,000万円を獲得した人も何人かいる。だが、それよりも遥かに多くの人が失敗している。確率からみても当然である。
貧乏人の私なら絶対にそこでドロップアウトする。“2つもの不利な確率”が重なる下では勝負する気になれない。だが有名人の殆どが最後まで挑戦するのは、損得など考えず「万が一の?1,000万円の栄誉」に賭けたのだ。と思う。
所得の多い彼らにとって650万円は、私が何かの趣味に費やす数万円にも及ばない金額なのだろう。決して“見栄で止められないのではない”ということが解かってきた。尤も、賞金が米国(100万ドル)並みに1億円であったならば状況は変わっていたかもしれない。

山椒

2007-07-26 07:33:21 | Weblog
中国産問題で鰻の評判が落ちているが、「丑の日」になればまた食べる人もふえるだろう。その鰻に欠かせないのが“山椒”である。
この山椒は薬用や香辛料として利用され、和歌山県の清水町(現有田川町)とい処が歴史も古い有名な産地である。そしてその生産量は全国の50%以上を占めているそうだ。
私も今回初めて知ったのであるが、山椒の実には“生果用”と“乾果用”があり、その収穫時期が異なるのだそうだ。“生果用”は6月に、“乾果用”は7月下旬~8月中旬に収穫されるのだという。
一般には粉にしたものを鰻の蒲焼に振り掛けたり「ちりめん山椒」としての利用法が知られている位だろうが、「山椒の実の醤油煮」「山椒塩」等の基本的なものから、実に様々なレシピ・利用法方があるらしい。
その1例として、山椒独特の辛さと香りを漂わせた「山椒の梅酒」は、飲んだ後には甘さというよりは爽やかさが残る逸品だという。


ピルケース

2007-07-25 05:28:34 | Weblog
物の価値は、支払った金銭と“満足の度合い”で決ると思う。
100円ショップで購入した品は、例外を除いて「安い!」と満足できる物が多い。大部分は、輸入品・量産製品の安物ではあるが、使用目的によってはそれで充分だ。私にとってその代表が“ピルケース”である。
プラスチック製の開閉蓋がついた箱の中に、1週間分の小箱がセットになっている。その小箱は「あさ」「ひる」「よる」「寝る前」用の薬を入れられ、携帯にも便利である。
毎週日曜日の食後は、このケースに薬を配置するのが私の決ったな仕事になっている。「小箱の蓋を開き、薬をいれ、蓋をする」――この繰り返しだ。“弾性疲労”で何時かはこの蓋も千切れてしまうだろうが、私の使用している間は大丈夫かもしれない。いや、ケースより自分の方が長持ちしなければ・・・。
愛着を感じているこの“ピルケース”には、プロが描いてくれた似顔絵シールが貼ってある。

「政治とカネ」

2007-07-24 06:20:00 | Weblog
複数の国会議員による政治資金不正処理の問題が発覚し、「政治とカネ」の問題を始めとして政治家不信が高まっている。だが今回の参院選では、与党・野党共に“収支報告書”の公開方法に関してはやる気がないようだ。
政治家の財布は、
①政治家に1つだけ認められている資金管理団体、②その他の政治団体、③政党支部の3つであり、その収支報告書の提出先は総務大臣と都道府県の選挙管理委員会の2つに分かれているそうだ。その盲点を突いて、各団体間で複雑な資金移動を行い、全体像を解明し難くしているのが実情のようだ。
以前の法改正で、企業・団体による政治家個人への献金が禁止されたが、「政党支部」がその受け皿になったので、実際は従来と大して変わらないのだろう。
与党・野党共に、収支報告書の提出先を総務大臣に一本化して公開を義務付けるよう努力して欲しい。だが、自分たちの首を絞めるようなことを望んでも多分無理だろう。

「笑点」

2007-07-23 07:24:16 | Weblog
昨日の「笑点」では久し振りに落語を聴くことができた。
ここ暫らく、「笑点」の目玉である「大喜利」の前には、漫才・漫談・コント・奇術等の“色物”が演じられ、落語は少なかった。
勿論、色物にはそれなりの楽しさがある。私も好きだ。しかし、もう少し落語の方をふやし、落語と色物を交互に出演させた方がいいと思う。少なくとも私にはその方が嬉しい。そして、一般の人も落語に親しみ、結果として落語への興味を持ち、寄席へ出向くことにもなるだろう。落語家の生活にとっても望ましい結果になると思うのだが・・・。
昨日出演したのは「柳家小さん」だった。人間国宝に指定された父親でもある「先代小さん」のあの独特の雰囲気には到底及ばないが、やはり楽しい。
毎週日曜の、出掛けずに家にいる場合、或いは急いで帰宅すれば5時半までに間に合う場合、「笑点」を見るのが私の生活習慣になっている。

玉無し

2007-07-22 06:23:20 | Weblog
いまや何処の家庭にもヘルスメーの1台や2台はあるだろう。
しかし、私の子供の頃は食糧事情の影響もあって、現在のように太っている人など珍しく、体重計など必要もなかったのである。
私は逆に痩せていて体重が気になっていたので、よく工場の台秤で計ったものだ。その工場にあった秤は、0から50までの目盛りの振ってある竿(スケール)に付属するブロックを左右に移動させ水平を保ち、そのときの目盛りを読むのである。50kgを超える物を計る場合には、それに対応した丸い玉(ウエイト)を竿の先に加えることになる。
太れない体質の私は、社会に出てからも暫らくは50kgに満たなかった。だからよく「男のくせに玉無しか!」とからかわれたものだ。そうした経緯があったから、この50kgのハードルを越えたときは本当に嬉しかった。
「一生25歳時の体重を保つのが望ましい」と聞いていた。暫らくは「理想的体重!」で満足していたが、その後は徐々に増え、現在では僅か数kgではあるが60 kgを超えてしまった。

カウボーイ

2007-07-21 06:45:27 | Weblog
先日、食べ物の好みに関して世の中は広いと書いたが、飲み物についても同じことが言えると思う。
以前、私はウイスキーの水割りならぬ“ウイスキーの牛乳割り”を好んで飲んでいた時期があった。いろいろなもので割る試行錯誤の末に、口に合う気がしたし、体にもいいだろうと思った結果だ。しかし、それを友人たちに話したら、全員に気持ち悪がられ顰蹙を買った。
だがその後、幸運なことにその仲間が「欧米人はウイスキーのミルク割りを好むようだ」との情報を得、実際に飛行機の中で飲んでいるのを見かけたそうだ。
昔からアイルランドやスコットランドで“ウイスキーのミルク割り”として飲まれていたものが、19世紀末に「ウイスキー・パンチ」という名でイギリス全土に広まったそうだ。その後アメリカで「カウボーイ」の名で飲まれるようになったという。結果として、私は面目を取り戻したというか、それ以上に“通”として一目置かれるようになった。
尚、「カウボーイ」には、生クリームを使った別レシピのカクテルもある。

岩城滉一

2007-07-20 06:50:36 | Weblog
岩城滉一がテレビのトーク番組に出演していた。
50歳の半ばも過ぎた筈なのに相変わらず格好いい。外見だけでなく、その喋っている内容もそれに相応しく格好いいのだ。
だが、明石家さんまの番組に出演し「関西芸人は下品で嫌い」と発言したり、人気俳優“反町隆史”が岩城滉一に似ていると騒がれたときには、
「昔はもてたからね、本当に俺の子供かもしれないよ」
とテレビで発言したこともある。彼には、一般の人が考えることと違ったことを言って格好よく見せたいという気持ちがあるようだ。どこまでが本当か判らない。先日の番組でも、
「あまり家族旅行はしない。行きたくなったら自分1人でサッと出かける」
と話していたがそれも同様だ。もう10年以上も昔になるが、ハワイツアーで私は偶然にも彼と隣り合わせの席になったが、両親も一緒の家族旅行だった。ホテルに着いてからも、子供と遊ぶビーチサンダル姿の彼は、役柄とは対照的なマイホームパパそのものだった。
ところで反町隆史の件、顔も似ているが、声がそれ以上にそっくりなので・・・。

琴光喜

2007-07-19 06:35:48 | Weblog
私は夕方になると、ほぼ毎日のように相撲放送の後半戦を観る。
何といっても力士は勝星を争うのだから強くなければ駄目だ。まず第1の魅力は強さである。次は“見た目”だ。人気があってもパフォーマンスのみの力士は好きになれない。私の印象に残っている“絵になる力士”は、大鵬・千代の富士・貴乃花などの横綱を始め、貴ノ花・寺尾・魁皇などがいる。
そうした私の好みの中に、一昨10日目、全勝同士の対決で横綱白鵬を破った琴光喜がいる。昨日は取り組み前から緊張し、26連敗中の朝青龍にまたしても敗れ去ったが、まだ期待が持てないわけではない。残り4日を頑張って欲しい。
過去には品格の面で首を傾げざるを得ない外国人横綱もいた。だが一方で白鵬のように好印象を与える横綱もいる。だから私は彼らの国籍に拘わるわけではないが、日本の国技である以上、やはり日本人の横綱がいて欲しい。その実現を琴光喜に期待している。

阿川佐和子と「のぞみ」

2007-07-18 06:36:47 | Weblog
JR東海が、東海道・山陽新幹線の更なるスピードアップを図るため、平成4年(1992年)より投入を予定していた列車の愛称を募集したときのことだ。その応募作の中から候補作品が選ばれ、その最終選考委員として阿川佐和子に声が掛かったという。
彼女は鉄道マニアの父に相談した。父からは、「昔から日本の列車の愛称は“大和言葉”でできている。そのことを頭に入れておけばいい」そう言われ、その会に出席したそうだ。
候補名の中で“1番速い”のは「つばめ」だったが、「こだま」「ひかり」より速い列車が「つばめ」ではオカシイとの意見も多く、結局候補から落ちたそうだ。
JR関係の人の多数意見で「希望」に決まりかけたところで、彼女も意見を聞かれた。
「そうですね。漢語でなく大和言葉の“のぞみ”はどうでしょうか?」
その場はそれで帰ってきたそうだが、後日正式決定の連絡が入ったという。
阿川佐和子が新幹線「のぞみ」の名付け親だなんて、昨日まで全然知らなかった。

お盆と台風

2007-07-16 06:30:25 | Weblog
九州から近畿地方にかけての台風4号による被害状況をテレビで見せられ、15日午後関東地方の状況は最悪との予報を聞かされていた。
これでは兄弟たちに嵐の中を来てもらっても、料理の出前も取れないし、仏様のお送りもできない。どうしたものか? 迷った末、昨日の午前中に兄弟に連絡し意向を聞いてみた。「できれば・・・」との返事。結局、今日16日に我が家だけで送って行くことに決めた。
だが、天気予報は少し狂ったようで、昨日の午後4時現在、台風は千葉県勝浦市の東南東約100キロの海上にあったそうで、家の近所では雨は止み、木々の小枝も殆ど動かなかった。
災害に見舞われなかったことに感謝すべきであるが、何か素直に喜べない。人間(私)とは本当に勝手だと思う。
今日はお寺まで仏様をお送りし、大施餓鬼の会にも参加して講話を聴きに行く。